こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

2013年度泉大津市予算案の概要説明を受けました

2013-02-14 21:42:52 | 市政&議会報告
2月22日開会予定の泉大津市議会第1回定例会に提案予定の、2013年度予算案の概要説明を会派で受けました。
毎年、財政担当者からの説明を受けますが、きょうは市長も同席のもと、今後の市政運営についても意見交換させていただきました。

新市長の就任が1月半ばということから、新年度予算案は「新規事業は基本的には盛り込まれず、継続事業、義務的事業を中心とした骨格予算」として提案されます。

「骨格予算」と言いながら、今年度当初予算に対し、金額にして19億6400万円余、率にして7.3%増の予算となっています。

投資的経費として、南海本線連続立体交差事業に約14億円、都市計画道路南海中央線街路事業に6億円余、河原町市営住宅整備事業に約9億5千万円。この3つの継続事業に加え、前年比10名増の18名の定年退職者で退職手当が3億円余の増額となることが、要因です。

「骨格予算」と言いながら、こうした予算規模になることは法律に基づく自治体としての義務的な支出、すでに決まった建設事業などの財政負担の大きさを示すもの。つまり「財政状況の余裕のなさ」の表れですが、一方、一時は完全に底をついていた財政調整基金は今年度末で3億円余。基金全体の残高は18億円近くになります。

「財政状況の厳しさ」を理由に切り捨てることばかりではなく、切実な市民の願いに基づく支出、今、いくらかの支出をして種をまくことで何年か後には花が咲き実が実る予算の使い方を提案していきたいと思います。
コメント (2)
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