こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

大阪府後期高齢者医療広域連合議会は19日開催

2013-02-08 09:23:56 | 後期高齢者医療
75歳以上の高齢者の皆さんの医療保険、後期高齢者医療の大阪府広域連合議会の開催予定です。

2月19日(火)午後1時~
ホテルプリムローズ大阪(地下鉄谷町4丁目下車すぐ)2階会議室


「予定」というのは、正式な開催通知は1週間前に届きますが、この日程が変わることはほぼありません。
都合のつく方は傍聴してください。

今回の議会に年金者組合大阪府本部より「後期高齢者医療に関する請願」が提出されました。
「制度の廃止を国に求める」こととあわせ、当面の制度運営についての改善を求めるものです。
要請を受けて紹介議員になりました。

請願の提出は「議会開会の2週間前までに」となっていますが、一般府民には議会がいつから始まるのか、ほとんど知らされていません。
泉大津市議会の予定も「正式に召集」されるまで知らされないということが、ずっと長い間続いていましたが、今は「次期定例会」の予定は議会だよりに掲載されています。
こんなあたりまえで簡単なことでも、「変える」にはけっこう力がいりました。

ところで広域連合議会は年に2回だけの定例会開催です。
今年度の議会議員に選出されて最初に、過去の会議録を市の担当課にお借りしてコピーさせていただきました。
ざっと目を通して必要なところをコピーしようと思ったのですが、4年間で臨時議会を入れても12回だけなので全部コピーしました。

20人の議員の顔ぶれは毎年、ほとんど入れ替わりますが、会議録には記録が残ります。

私も私なりの足跡を残していきたいと思います。

後期高齢者医療については制度発足当初から、様々な問題が危惧されてきました。

国民の世論の高まりで「年金天引き」は、介護保険のように「一定以上の年金があれば強制的に天引き」ではなく「選択性」を導入。
年金が少ない方の「軽減措置」も来年度も継続されることになりました。
国の責任で「軽減措置」を続けるのは当然のこととはいえ、一方「世帯の収入合計が同じでも、世帯構成による格差が拡大する」という矛盾がおこります。
「ひとりひとりに保険料を課しながら、軽減措置は世帯単位で」という勝手なやり方をするからです。

こうした個々の問題の解消にツジツマあわせをしても、「ダメなものはダメだ」と思います。


「医療費抑制」といういわば金勘定で「75歳以上の医療保険」を切り分けたところに間違いがあります。
「高齢者の健康」と「医療費の抑制」を両立させようと思えば、「予防」と「病気の早期発見・早期治療」の効果をあげることです。
「予防」と「早期発見」は「基礎自治体としての市町村の保健事業として、切れ目なく行ってこそ効果があがる」ものではないでしょうか?
60代の健康が70代の健康の土台になる。
わが身を省みても切実に思うことです。

広域連合議会に身をおいて一番感じたこと。
それは「70歳の人が5年たったら75歳になる」というあたりまえのことを、この制度は無視しているということです。





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