「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

古民芸「もりた」@港区南青山5-12-2

2017年11月26日 16時21分44秒 | 骨董・古美術
古民芸「もりた」@港区南青山5-12-2







森永博志presents 「第3土ヨー日」参加のため、久し振りに地下鉄「表参道駅」で降りた。骨董の世界に魅入られていた時代、ここを起点に歩き回った。

通称「青山骨董通り」今はファッション関連が多くはなったが、老舗の骨董・古美術店が残っている。

1970(昭和45)年に開業した古民芸「もりた」は古民芸店の聖地ともいえ、いつ覗いても選び抜かれた品々が並んでいる。
時代の変遷と共に扱う商品に若干の相違はあるにしても、店主の森田直さんが己の眼と足で品を探し販売されるスタイルは変わらない。
目白の「古道具・坂田」の坂田和實さんと同様、一貫して自分の道を歩まれている。







今では、眺めるだけで「買う」という欲望を失念したが、この店の品々を観ると、欲しい!の想いがつのる。

この日は先を急ぐ、を言い訳に店を出た。
骨董の虫は未だ死に絶えず、蠢いているらしい。



●骨董通りはファッションストリートに変貌した。
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『中国陶磁うつくし』矢島律子×佐藤サアラ×川島公之

2016年04月16日 22時33分33秒 | 骨董・古美術
『中国陶磁うつくし』矢島律子×佐藤サアラ×川島公之





「東京 アート アンティーク2016」の関連企画の目玉の一つが、コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション(中央区京橋2-1-3、京橋トラストタワー4階)で開催された『中国陶磁うつくし』と題した座談会。

4階のコンベンションルームは開場の18:00と同時に満席となったほどの人気。





町田市立博物館学芸員の矢島律子さんと常盤山文庫主任学芸員の佐藤サアラさん2人の女性学芸員が「中国陶磁うつくし」と題して、中国陶磁の美しさの秘密、日本人と中国陶磁との関係などについて話した。





司会は繭山龍泉堂の川島公之さんで、パワーポイントを使いながら説明した。

3人とも日本の中国陶磁の専門家だ。






矢島律子さんは町田市立博物館で開催中の『常盤山文庫と町田市立博物館が語る中国陶磁うつくし』(5月8日まで)の内容を説明した。







第I章「冥界の夢―俑と明器」、

加彩仕女 前漢 前3-2世紀 町田市博物館

第II章「色彩の覚醒―白磁と三彩」、


第III章「湖水の色、天空の色―青磁の完成」、
第IV章「広がる美―多彩な展開」

なるべく天然の光りで観ることが出来るような展示空間にしたとのこと。
磁器などは光によってかなり異なる色となる、この拘りに敬意。

町田市博物館の立地は良くないが、展覧会を観る価値は充分あるので是非お出かけ下さいとPR。
会期中、白洲正子の「武相荘」見学をかね御伺いしたいと思った。

常盤山文庫主任学芸員の佐藤サアラさんは、先ず「常盤山文庫」について説明。
実業家である菅原通濟(1894-1981)の蒐集を母体としたコレクションで所蔵品は禅僧の墨蹟、中世水墨画、宋代の工芸品、天神画像を四つの柱とし、現在国宝2点、重要文化財23点、重要美術品18点を含んでいる。

着物姿でテレビに出演していた菅原通濟は憶えていたが、このようなコレクションが有ったとは知らなかった。父親の代に始まったらしく、現在は息子さんが財団の理事長とのこと。
「常盤山文庫」はコレクションだけで、展示施設は持っていないとのことだから、知られていないのは当然ともいえる。
しかし、国宝2点、重要文化財23点に上る収蔵品は素晴らしい。

日本人が独自の感性で育んできた中国磁器に対する感性。
シャープすぎない暖かで柔らかな磁器を好む感性。
特に、米色青磁は独特。



米色青磁瓶 南宋(12から13世紀) 常盤山文庫所蔵

誰しも好むであろう「汝窯」についてはかなりの時間を費やした。



町田の展覧会には出陳されていないが、青磁盤 汝窯 北宋時代・11~12世紀(香取國臣・芳子氏寄贈)
この作品は、日本人がまだ故宮コレクションの汝窯青磁についてよく知らなかった1950年代に日本で見いだされたもの。
川端康成旧蔵として知られていたが、大分以前に所有者は変っていたらしい。
最近、「東京国立博物館」に寄贈され話題を呼んだ。

中国陶磁大好きのお三方の話は尽きず、1時間の予定が30分延長されたが名残惜しく散会となった。

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「古道具・坂田」坂田和實さん@新宿区下落合3-18-9

2015年10月02日 08時52分20秒 | 骨董・古美術
「古道具・坂田」坂田和實さん@新宿区下落合3-18-9


永青文庫での「春画展 SHUNGA」を観て、目白通りに戻って目白駅を目指す。
目白駅から間もなく、通りから1本入った住宅街に、ひっそりと存在する「古道具・坂田」。

店主の坂田和實さんは1945年福岡県生れ、1973年に東京・目白に古道具屋を開く。開店当時から感覚の鋭い店として人気を博してきたが「芸術新潮」の連載が『ひとりよがりのものさし』(2003年・新潮社)として刊行されて多くの人達に知られるようになった。
2012年10月3日 ~11月25日 に渋谷区立松濤美術館で開催された「特別展 古道具、その行き先-坂田和實の40年-」は幅広い人たちの共感をよんだ。
特に若い男女のカップル、或いは、若い女性のグループが目立ち、現代美術の展覧会の様な雰囲気だった。

飾らぬ人柄で、誰にでも優しく接してくれる誠実な方だが、「モノを観る眼」、自分なりの尺度・基準を持ち、既成の美の基準や価値観から抜け出た処に存在している魅力がある。
たまにではあるが、訪ねると目から鱗が剥がれた気になる。
常に、初心に帰って「素直に物を観る」ことの大切さを、自問自答する。














残念ながら、この日はお店に居らず、ご婦人が店番をされていた。
年に数回、海外へ仕入の旅に出かけ、ヨーロッパ、アフリカ、朝鮮、日本、南米など、さまざまな国の品物を仕入れてくる。
全て、自分の眼にかなった品物ばかり。
これぞという品にはっめったに出会わないらしいから、難しい仕事だ。



留守番の方にお訊きはしなかった、海外仕入れ、或いは国内の出張販売に出かけたのかもしれない。
戻ってから分かったが、9月4日(金) ~9月7日(月)の4日間、盛岡 の「光原社」で展示販売をしていたようだ。
シェ・ジャニーが盛岡の材木町に開店したが、その反対側だ。
先に知っていれば、ジャニーに連絡で来たのに。
もっとも、ジャニーは目の前なので、観たかもしれない。

坂田さんのファンは全国で、国内各地の工芸店や骨董商から出張販売のお声がかかる。断りきれずに、要望に応えて出かけることもあるようだ。

更に、1994年、千葉県長生郡長南町に「美術館 as it is|」を開館した。
「あるがままに」と云う様な意味らしい。
設計は中村好文(この方は松山の伊丹十三記念館も作られた建築家)
開館日は金・土・日・祝日。
コレクションの展示やテーマを決め、年に数回展示替え。

ここにも一度は訪ねたいと思っているが、実現していない。
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友明堂・田中昭光さん@奈良市春日野町

2015年09月17日 21時54分47秒 | 骨董・古美術
友明堂・田中昭光さん@奈良市春日野町






ひと頃は奈良と京都に年に数度通った。
古社寺や博物館や遺跡など、観たいものや行きたいところが沢山あった。
最近、歳や情熱や懐具合など諸々の理由で機会が減った。
とはいえ、行きたいと思うことはしばしば。
今回は2013年の12月以来、2年近くが経過している、






奈良に行けば必ず訪ねるのが博物館前の「奈良茶房・友明堂」。
店主の田中昭光さんが開業して57年の老舗の古美術と抹茶の店。



店頭には幾つかの壺や皿などが展示されている。

店内に花が生けられている。
店主自ら野の花を採取し、器を選び挿す。
花と器の写真集、『野の花を活ける茶花十二か月』(文化出版局,)、『無法庵花往来』(淡交社)はロングセラー。
お茶を喫することと共に、これらの花々を見るのも楽しみ。





季節のお菓子は手作りで葛餅。



最近出版された『美術商が語る 思い出の数寄者』筒井紘一/編 淡交社刊
を戴いた。
全国各地を代表する古美術商14名の方々が筒井紘一氏が聞き手となり、この業界に携わることで出会った数寄者やコレクターなどの方との思い出話を中心に、美術に対する思いや古美術全般についてなど、貴重な話を聞いた対談集。
帰途の車中で読ませて頂いたが、感想は後日に記載を予定。

この日は、偶々2人の息子さんが在店していた。
長男・次男さんも店を継がれ、店主の田中昭光さんのお手伝い。
性格も異なるお二人と店主。
三人に交じっての骨董談義は愉しい時間で、1時間以上を経過し、お暇取りをかけてしまった。




博物館を観た後、友明堂のお茶とお花と会話。
これがあって、奈良に来たとの実感を味わう。
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『羊をめぐる動物たち』@繭山龍泉堂

2015年04月22日 05時38分24秒 | 骨董・古美術


『羊をめぐる動物たち』@繭山龍泉堂










4月16日から18日までの3日間「東京アートアンティーク」が京橋・日本橋で開催された。「日本橋・京橋美術骨董まつり」として1998年から始まり、2010年に名称を「東京 アート アンティーク」と改め、今回で6年目を迎えた。

この期間は敷居の高い著名店を気楽に覗くことが出来る。
各店独自の企画や展示がなされる。
繭山龍泉堂では専務・川島公之氏の「ギャラリートーク」がある。
一昨年も聴いたが今年は『羊をめぐる動物たち』
17日、18日の両日、繭山龍泉堂の2階で15:00~開かれた。





今年の干支「ひつじ」をテーマに据 えた、話と現品の展示。
「羊」と「山羊」の区別は難しいが、古美術のなかでも重要なモチーフとしてたびたび登場する。
ユーラシア大陸で古代メソポタミア文明を支えた重要な家畜。
『美』と云う字は「羊」の頭から足までを上から見た姿だそうな。

スライドによる説明と展示されている現品を手に取って観られる時間もあって、とても楽しい時間であった。




一時期、大量に発掘されて市場に出回った「ルリスタン」の青銅器も展示された。昨年11月19日から22日に神戸~倉敷~岡山~姫路~神戸の3泊4日の旅をして、念願の大原美術館を訪ねた。想像以上の広さと広範囲なコレクションであった。更に、倉敷アイビースクエア内の「児島虎次郎記念館」内の「オリエント室」蒐集品の質の高さに感動した。


その際「ルリスタン」出土の品々が展示されてはいたが、手に取って観ることは不可能。今回は間近に手に取って観られた。



西晋~東晋の「古越磁」の羊の置物なども見事だった。
「羊」に「義」を加えると「犠牲(いけにえ)」となるが、古来「羊」は儀式にも使われる貴重で重要な家畜であった証拠だろう。
中国語の発音では「陽」と同じ「YANG」だそうな。

饕餮文に羊文も加わった殷時代の青銅器も手に取ることが出来た。
殷・周の青銅器は憧れの1つだが、自分の手元に置けるほど安価な品物ではない。
この様な催事の際には、常日頃手に出来ないものを手に出来る魅力がある。
17日(金)は荒天の予報であったが、さほど降られることも無く、各店を廻ることが出来た。
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東京 アート アンティーク ~日本橋・京橋美術骨董まつり~

2015年04月16日 21時37分53秒 | 骨董・古美術
東京 アート アンティーク ~日本橋・京橋美術骨董まつり~
4月16日(木)~18日(土)





東京都中央区の京橋・日本橋エリアは古美術、近・現代美術に関連した専門店が多く、銀座と並ぶ個性豊かなアートの密集地。
敷居が高く感じる、美術・骨董の世界を気軽に体験してもらいたいと「日本橋・京橋美術骨董まつり」として1998年から始まり、2010年に名称を「東京 アート アンティーク」と改め、今回で6年目を迎える。








著名な店は入りづらく、店頭ウインドの品しか見られないが、この期間は気楽に入店できる。
約80軒の美術店・画廊が参加するが、3日間の開催期間中に全てを見るのは不可能だから、事前に興味ある店や行ったことのない店をリストアップする。
ギャラリートークや呈茶のもてなしをする店もあるので、時間などを確かめる必要がある。



案内の冊子の中に「ちょっといい話」と題して店主お勧めのお菓子屋や鮨屋なども紹介されている。
期間中に限らず、これらの店を訪ねてみるのも愉しい。

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「湘南蚤の市」@湘南T-SITE

2015年02月25日 17時56分09秒 | 骨董・古美術
「湘南蚤の市」@湘南T-SITE









「ストレイシープ」店主の世田さん、湘南蚤の市」で。

水戸市泉町3丁目の「ストレイシープ」は主にヨーロッパ古着を扱う古着・雑貨のお店で、県内はもとより遠方からのお客さんを集めている。
毎年数回、欧米に買い付けに行く。
特にイギリス・フランス製の古い作業着などは長い時代を経た味わいがある。
靴やバック帽子などや、インテリア用品もある。
店主のセンスの良さが光る店だ。

服を含めモノは増やさない主義なので買い物をしたことはないが、カルチャー誌「スペクテイター」を取り扱っているので、興味のある特集の場合は購入する。
数年前、京王電鉄関連の「Go Green Market」に行き、この様な「市」が日本にもあるのだ、と心を強くし、水戸でも行われないかと心待ちにした。
昨年の「七つ洞ケルト祭りは」それなりだったので嬉しかった。

2月23日(月)に湘南T-SITEを南仏プロヴァンスの蚤の市にしようとの企画
「第1回 湘南蚤の市」が開かれ「ストレイシープ」も参加するとのことで行って見た。











蔦屋書店が中心となって構成された「湘南T-SITE」庭園での「湘南蚤の市」
古着・雑貨・家具・パンとお菓子・鉢植え、植木・等のブースが約30並んだ。
屋外だけに、天候が心配されたが好天に恵まれ、最高気温20℃、家族連れで賑わっていた。

ロンドンの「カムデンマーケット」「ポートベロー・マーケット」「スピタルフィールズ」などには何度も足を運んだことがある。
そこまでは望まなかったが、それなりの雰囲気を味わえた。



「ストレイシープ」のブース。

帰途は「遊行寺」(時宗の本山)をお詣りして藤沢駅に。
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アンティーク雑貨「沙門」開店7周年@水戸市金町

2014年03月31日 19時41分32秒 | 骨董・古美術

アンティーク雑貨&Cafe「沙門」@水戸市金町1-3-25

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水戸駅南方面から来て梅香トンネルを抜けて最初の信号を左折し、コーヒー専門店「マイルストーン」の手前の角に アンティーク雑貨&Cafe「沙門」が開店したのは2007年3月、満7年を迎えた。

角地だが、入り口は細い路地に面しているので、少し分かりづらい。

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ペンキ塗りのドアや窓など、良いですね。

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店内は和洋雑貨・食器類・アクセサリー・古着など雑然と置かれているから、気軽に立ち寄ることが出来る雰囲気だ。


女店主が自ら集めた品々ゆえに、女性客が多いらしい。

小さなカウンターが有って、コーヒーも飲めるカフェ。

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生活空間がアンティークで彩られるのは素晴らしいこと。
気軽に買える価格の品が多いので、用途を考えながら探すと、面白いものに出会える可能性がある。

モノは、使い手がどう生かすかによって、大きく変わるものだ。


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古民芸もりた@港区南青山5-12-2

2014年03月27日 22時13分16秒 | 骨董・古美術

古民芸もりた@港区南青山5-12-2

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友人と待ち合わせで、久し振りに地下鉄「表参道駅」に。
骨董に狂った時代は、ここを起点に周辺を歩きまわったものだ。

1978年(昭和53)にオープンした、旧「ハナエ・モリビル」の地下1階はアンティーク・マーケットで和洋の骨董店が30軒くらい在った。
当時としては画期的だったし、今もっても、あのような規模の骨董街は無いだろう。
その後、経年劣化や時代の変遷による設備の老朽化に伴い、2011年4月から建て替え工事が進められ、地下2階地上9階の複合施設[オーク表参道]となった。

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 1階~2階の商業施設には、「エンポリオ アルマーニ青山店」「茶洒・金田中」などが出店している。

エントランスホールから2階カフェに続く空間は杉本博司氏によるデザイン。

表参道から渋谷にかけて大きく変わっているが、時代に流されずに自分の商いをしている店もある。

表参道駅から5分程度の通称「青山骨董通り」
ファッション関連が多くはなったが、老舗の骨董・古美術店が残っている。


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「古民芸もりた」もその内の1軒。
1970年に開業した古民芸店で、センスの良さで評判となった。
この辺りは、茶道具商や鑑賞美術を商う骨董商が多いが、江戸期から昭和に至る民芸品の古陶磁、時代木工品、竹籠製品、漆器、時代裂など、他店とは一味違った品揃えだった。

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久し振りに入ってみると、着物や染色品が多くなったが、相変わらずセンスの良さを感じた。


この辺りは、茶道具商や鑑賞美術を商う骨董商が多いが、江戸期から昭和に至る民芸品が主な扱い商品。

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店主の森田直さん。
髪が白くはなったが、自分の眼と足で品を探し販売されている様子。
目白の「古道具・坂田」の坂田和實さんと同様、一貫して自分の道を歩まれている。


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