「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

第8回 ちょっ蔵 新酒を祝う会 @磯蔵酒造

2014年04月27日 12時38分09秒 | 食べ歩き

第8回 ちょっ蔵 新酒を祝う会 @磯蔵酒造

4月27日 [日曜日] 11:00開蔵  21:00頃閉蔵

 

笠間市稲田の「磯蔵酒造」が開催する「ちょっ蔵 新酒を祝う会」が本日開催されている。今回で第8回を迎える。

かねがね噂には聞いていたが、参加するのは初めて。

新酒を味わう会だが、食事のブースや、落語・昭和歌謡・ロックバンド・ダンスなど盛りだくさんの内容が午前11時から夜の9時まで。

造り酒屋の敷地の庭や建物(築・150年ねんとか)で繰り広げるらしい。

余りの長丁場なので午後4時頃から参戦を予定している。

逆算すれば、水戸駅を午後2時頃に発ち友部で乗り換え稲田に。

3月に稲田駅前に開館した「石の百年館」を拝見してから磯蔵に。

 

酒屋の新酒を味わう会だが、HPの企画内容と注意に以下の文章が添えられている。

 

 

いろいろありますが「今年も生きて酒が呑める」こんなに有難い事はありません。たくさんの方々と酒を酌み交わし生きている事を実感する。

そう「酒は人ありき」です。

楽しむための最低限のルール、それは、自分で考え、自分で行動し、自分で責任をとる、という当たり前のことです。楽しい時間と空間を参加者全員一緒になってつくりましょう。

 

この言葉を胸に、多くの人達と旧交を温め、或いは新しい友と出会いがあることを願っている。

 

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1-0で栃木SCに勝利

2014年04月27日 08時15分07秒 | 水戸ホーリーホック

宇都宮餃子で勝利を祝す。

 

昨日(4月26日)宇都宮への遠征から一夜明け、すがすがし朝を迎えた。

水戸市泉町のバス停留場を定刻9:19に出発。

応援に駆けつける風情の片などを交えそこそこの乗車率。

笠間・真岡辺りの山々の風情を楽しんでいるうちに、北関東自動車道路の「宇都宮上三川」インターチェンジで高速を降りる。

この辺りは「インターパーク」と呼ばれる宇都宮郊外の新興都市らしく大型店などが沢山。ここで下車する方も何人かいた。

此処から一般道を走行して、宇都宮駅西口に到着。

 

駅の構内を通って東口に。

駅周辺は暫くぶりで記憶も定かでないが、随分と変わった印象を受けた。

宇都宮駅周辺は新幹線通過後は大きく変化を遂げた感じだ。

階段を降りてすぐの場所にスタジアムまでの無料のシャトルバスが待機している。約30分位の乗車でスタジアムに。

工業団地の一角の緑に囲まれた、サッカー専用のスタジアム。

周辺の工場の駐車場も利用できる、羨ましい環境だ。

 

アウェーゆえ、数こそ劣るが水戸のサポーターもかなり気合が入って、試合前の雰囲気は良い。五月並みの気温と爽やかさだ。

 

スコアレスで前半を折り返したが、後半に11分に馬場が2試合連続となるゴールを決め先制した。その後は相手の猛攻にさらされるが、無失点で「北関東ダービー」を勝利した。アウェーでの勝ち点3は大きい。

 

 

勝利を祝し餃子の幸楽 本店(宇都宮市宝木町)に。

 

焼き餃子。(250円)ジューシーでしかも食べ応えがある。

 

水餃子(270円)塩とダシが効いたスープにワカメとほうれん草が入っている。

 

隣接した工場で製造し宅配便による通販もしているようだが、素材の良さと丁寧な仕事ぶりを感じた。

どちらも、お値段以上の美味しさで、今まで何軒か歩いた宇都宮餃子の店ではランクは高い。

 

今シーズン初めての遠征で勝利の喜びを味わえた。

Jリーグの良さはホーム&アウェイ。

お互いの町を訪ね、試合観戦の前後に食事や観光して交流を深める良さがある。

 

今回の勝利で8位に浮上、さらなる躍進を期待したい。

 

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春爛漫

2014年04月26日 08時06分27秒 | 公園・緑地

宇都宮に遠征

今日(26日)は水戸ホーリーホックは栃木SCとアウェー戦。
昨年は2勝で分が良いのだが、水戸は現在11位、栃木は5位と好調。
今から宇都宮グリーンスタジアムまで応援に行く。
高速バスで水戸の泉町を9:19発で宇都宮駅前に10:52には着く。
駅前からスタジアムまで無料のシャトルがあるから、とても便利。
宇都宮ライナーには初め乗るが、途中の沿線の風景を見ることも楽しみ。

水戸から東に行けば大洗、北に行けば奥久慈、南に行けば涸沼や北浦、それぞれ異なった趣がある。50号線を辿って笠間・岩瀬・下館を経て栃木や群馬方面も独特。今年の四月は花見や早春の山々を眺めに、笠間方面に何度も出かけた。

北山公園の水芭蕉や山桜。

 

羽黒の磯部・稲村神社の山桜や高峰のサトザクラ。

参道に面した民家のシャクナゲが見事でした。

沿線の山々の雑木林の芽吹きと山桜の点々とする様はまさに春を感じさせてくれた。

もう、鯉幟の季節となりました。

春爛漫の野山の景色を眺め、グリーンスタジアムで勝利し、宇都宮餃子を食べてくる。ゴールデンウイークの出だしとしては誠にふさわしい。

明日は笠間の磯蔵「第8回 ちょっ蔵 新酒を祝う会」
29日はライオン銀座七丁目ビル5Fの音楽ビヤプラザ・ライオンで『SWING JAZZ NIGHT』。

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「四季蕎麦 山桜」@笠間市下市毛

2014年04月25日 09時19分18秒 | 食べ歩き

「四季蕎麦 山桜」@笠間市下市毛

20日の句会の際に訪れた「四季蕎麦 山桜」。
芸術村の外れに位置しているが、途中は砂利道。
道路端には数軒の、石工房、陶房らしきところもある。

この辺りは第1回の「笠間の陶炎祭」が開催された会場の跡地。
今回で33回と云うから昔の話となるが、あの当時の熱狂は忘れられない。
「笠間芸術の森公園イベント広場」に会場が移ってからは、陶器市的な要素が強くはなったが、年々盛大になって、今では笠間最大のイベント。
会期も4月29日~5月5日と長くなった。

会場跡地を脇に見て、山道を進むと眺望が開ける。 
要所に案内板があるから、道に迷う事はない。

昨年に新築・開業の、大きな屋根の別荘風な建物。
木材をふんだんに使用した外観と内壁。

インテリアはアフリカや東南アジアの木工品や布地。
陶器工房の経営らしく、使用の器は関連陶房の作品が主体。

大きなウッドテラスもあって、そこからの眺望は外国並みの壮大さ。



山菜用のタラの樹も植えてあったが、使用には時間が掛かりそう。

 

白木蓮や紫木蓮も植えられている。

何故か、庭には大甕が5つ、伏せて並べてあった。

肝心の蕎麦だが地元産を使用で、アマ皮入り。

丸い竹笊に平べったく盛られた蕎麦は、見た目より多い。
香り、風味、そして甘さも。勿論しっかりコシもあります。
薬味は「さらしねぎ」と「辛味大根」。

この時期はやはり野菜山菜の「天せいろ」。
薄っすら白いそば湯は、小さな「湯桶」で各自に供される。

ロケーションも気に入って、23日に先輩をお誘いし、再度訪問。
笠間には食事処が沢山出来て何処にしようと迷うが、「四季蕎麦 山桜」はお勧めの1軒だ。

 

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北関東ライナーで宇都宮へ

2014年04月25日 06時02分18秒 | 水戸ホーリーホック



北関東ライナーで宇都宮へ

今日は4月25日の金曜で、既にゴールデンウイークに入った。
明日26日の土曜日は水戸ホーリーホックのアウェー戦の応援で、宇都宮市のグリーンスタジアムに高速バスを利用してゆこうと思っている。
試合開始は13:00時、

海浜公園・ひたちなか・水戸 ─ 宇都宮駅の間に高速バスが開通して、北関東エリアの交流が深まると思った矢先に大震災と原発事故発生した。
以来3年、道路が復旧したが乗客は増えないようだ。
乗車率の低下で路線廃止、にならぬように乗ろうと思っていたが、今回は利用する機会が出来た。しかも、8月31日までの期間限定で1000円と特別料金。
4月20日の東京ヴェルディを迎えてのホーム戦、先制するも追いつかれて1-1の引き分け。観客数は3359人でホーム戦にしては寂しい数字。

現在の成績は水戸ホーリーホックが11位で 栃木SCは5位だ。
アウェーでの不利な戦いはサポーターの力で跳ね返したい。
勝利して宇都宮餃子で祝いたい。

*後記

北関東ダービーとあって水戸のサポーターも多くかったのだが、入場者数は4069人とのこと。

人数的には残念ですが、周りは森に囲まれた専用球場、羨ましい。

後半に馬場選手が得点し1-0で逃げ切りました。

現地で待ち合わせたEさんと餃子屋さんで、焼き餃子と水餃子でお祝いしました。

この調子が持続することを願います。

 

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東京ヴェルディを迎えて18:00KICKOFF

2014年04月20日 09時04分21秒 | 水戸ホーリーホック

花冷えの日曜日ですが


サクラが咲いて暖かくなったと思ったら、急に寒さが戻った。
「花冷え」と呼ばれるが、東京地方では,4月6日,23日ごろが低温の特異日とのこと、その例にもれずと云うところか。

今日は「日めくり俳句会」の月例会で、久し振りに吟行することに。
当番さんが全てを仕切るが、会場は笠間の「山桜」なる蕎麦屋さん。
山の中の1軒屋の蕎麦屋さんらしいので、楽しみだ。
会は午後1時から5時まで。

水戸ホーリーホックは東京ヴェルディを迎えて18:00KICKOFF。
句友には内緒だが、句会を中座し「ケーズデンキスタジアム水戸」に駆けつけるつもりでいる。
前節は群馬と対戦し、1-0で勝利を収め、5試合ぶりの白星で11位に上昇した。
この勢いを維持するには多数の応援によるのが一番だ。
寒さに負けず、熱き応援を繰り広げ勝利したいものだ。

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あおぞらクラフトいち@水戸芸術館広場

2014年04月20日 03時01分48秒 | 水戸芸術館

あおぞらクラフトいち@水戸芸術館広場
4月19日(土)・20日(日)

 

 

暖かかった桜の季節から一転して北風が舞い戻った4月19日、水戸芸術館の広場で「あおぞらクラフトいちSpring in水戸」が開催された。

1990年に水戸芸術館が開館した。
三角形のキューブを積み上げた搭、当初は奇異な目で見られたが、今では水戸のランドマークとなった。
タワーと建物に囲まれた芝生と石の広場は、ヨーロッパの町の広場をイメージした都市空間で年間を通して何らかの催事が開かれている。

今回のクラフト市は130店舗超の参加となり、広場を埋め尽くしたが、北風にあおられ天幕を取り外したのでスケルトン状態、文字通り「青空市」となった。

展示販売はもちろんのこと、ワークショップ、実演販売など。

ガラス工芸、布、皮のバッグ、アクセサリー。

「つくば箒」今では少なくなった筑波山麓の特産品。
参加店舗は県内および他県からも集まって、この催事が定着したことを感じる。

 

お馴染みの店も、新たな店舗も飲食ブースも沢山。

ステージ上ではDJやアコースティックライブも開催。

今日(20日)も開催されるが、風が治まり多くのお客さんが来ることを願う。

広場に通じる道路が歩行者天国で、昔ながらの店や飲食店が繋がり、路上の椅子やテーブルで飲食し通る人たちを眺める楽しさがあっての広場。

残念ながら、アプローチの歩行者天国の通路が無い。
何れ解決される時期、それは水戸旧市内が復活する時でもあるが、実現することを夢見ている。

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「白牙会の作家たち」展と「東皐心越」展

2014年04月11日 20時12分43秒 | 美術展

「白牙会の作家たち」展と「東皐心越」展 @水戸市立博物館   ~5月25日(日) P4110064.jpg

水戸市立博物館は1980年(昭和55年)7月1日 に 開館した。 およそ35年を経過し老朽化が目立つ。 水戸市立中央図書館と併設なので展示室が2・3・4階に分かれており、見づらいと云う難点もある。 独立館として新築・移転の計画案が出たこともあったが、財政上中止になって久しい。 とは言え、水戸に関する自然・歴史・民俗・美術などについては県の施設にお任せともいかない。 企画展が有るごとに足を運ぶようにしてはいるが、展示の照明設備、企画の内容説明等に不足を感じる。 館長はじめ学芸員少ない予算と人数で頑張っているのが分かるから、注文は付けたくないが、妙案はないか? 自然の部門は森林公園の展示室を充実させ、そちらに移転。 歴史・民俗に関しては、 二中の構内の「二の丸展示館」へ展示品を一部移管して充実させる。 「徳川ミュージアム」との共働事業の連携強化。 備前堀の周辺に分館として「下市文化館」的な 銀杏坂の「水戸市平和記念館」を博物館の分館にして展示資料を一部移動。 考古は「大串貝塚ふれあい公園」の「埋蔵文化財センター」に移し充実させる。 現在地は展示空間を改装して美術部門に。 藝術館との住み分けを考え、近代美術までとする。 とは言え、学芸員の配置などを考えれば、分散化によって人数が多く必要と成り人件費が増大してしまうのでは、これまた難しい。 問題は多いが、何時までも現状と云う訳にもいかないだろう。 問題を先送りして、取りあえず今回の展覧会。

 「東皐心越」展

 250px-心越肖像-椿椿山-東京国立博物館[1]

 椿椿山筆 東京国立博物館蔵(この作品は今回の展覧会に出品されてはいません) 東皐心越(とうこう しんえつ 1639年 - 1696年)は江戸時代初期に中国から渡来した禅僧。外国人でありながら日本国内を旅行したため、清の密偵と疑われ長崎に幽閉される天和3年(1683年)。 水戸藩の徳川光圀の尽力により釈放され、水戸にわたり、天徳寺に住し篆刻や古琴を伝える。光圀は心越没後に天徳寺を河和田村に移し寿昌山祇園寺に改め、心越をもって開基とし寺領100石を受けた。 禅僧ゆえに「菊図」「蘭菊図」「福禄寿三星図」「達磨図」などの禅画・水墨画。

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「白牙会の作家たち」展

 白牙会は、1924年(大正13)年に水戸で誕生した美術グループ。 茨城県内には美術館も、ギャラリーも、県展も無かった時代に若手洋画家の菊池五郎、林正三、寺門幸蔵3人が集まり、公会堂などを間借りしながら展覧会を開催した。 初期には、中村彝、辻永ら東京で活躍中の作家に参加を呼びかけるなど工夫を重ね、大いに話題を呼び、連日多数の来場者で賑わった。 その後、県内から広く作品を公募し、1953年までに計23回の展覧会を開催、のべ500名以上が出品した。 今回の展示、寺門幸蔵の大作が数点をまとめて見ることが出来た。 中村彝の画板両面に描かれた珍しい作品も展示されている。 蔭山秋穂、栗原信、仁平有美など。 彫刻家・後藤清一さんも何度か出品したが、今回は展示されてはいない。

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水戸市逆川緑地公園

2014年04月11日 13時07分37秒 | 庭園
名残の花

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千波大橋の下あたりで、逆川は桜川と合流する。
逆川は新県庁舎近くの六番池が源流だったが、現在は埋め立てられた。
従って、那珂川から渡里用水を導入している。
合流地点に近い本郷橋の上流から笠原水源にかけた両岸が「逆川緑地」として整備されて25年以上は経とう。


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連なる斜面林を含め、湧水や流域の魚や昆虫など四季折々楽しめる。
この時期は、斜面に自生した山桜と雑木の芽吹きの対比が誠に素晴らしい。
流れに沿った遊歩道に植栽された桜も咲くが、両斜面の自然林と立体感のある風景が楽しめる。

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崖下の水溜りが池状になり、落下した花びらが花筏になっている。


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駅南方面を望んでも佳し。

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上流の笠原水源方面は水生植物公園や遊戯施設があり、メディカルセンター辺りまで続く。

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窪地ではあるが、両岸の斜面との距離が丁度いいから、散歩やポタリングには最適だ。春の野山を見ながら己を顧みるにも宜しい。

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1984年4月11日、彫刻家・後藤清一さんが91歳で亡くなられた。
あの年は寒さが厳しく4月10日を過ぎて椿や桜を始め花々が一斉に咲いた。
後藤さんを見送るため、咲く時期を遅らせたかのようだった。
あれから30年、後藤さんのように生きたい。と思いながら怠惰な生活を送っているのは我ながら情けなく思う。

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花開不同賞,花落不同悲。欲問相思處,花開花落時。 

2014年04月10日 20時24分45秒 | 人と作品


「春望詞」薛濤


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画家の福地靖さん、唐時代の俑を買い求めた際のスケッチとそれにふさわしい詩文を添えた。

「春望詞」薛濤
花開不同賞,花落不同悲。
欲問相思處,花開花落時。 

「春の眺めの歌」薛濤
花開くも 同(とも)に賞せず、
花落つるも 同に悲しまず。
問わんと欲す 相(あい)思(おも)ふ処、
花開き花落つるの時。 

大意は
花が咲いても一緒に楽しむこともならず、花の散る悲しみも共にできません。
 花が咲き、散ってゆくときに、思いを共に出来る処があったら教えて下さい。
(そこに行ってあなたと一緒に思いを語りたいのです)

薛濤(せつ とう、768年 - 831年)は中国・唐代の伎女・詩人。
魚玄機とならび詩妓の双璧と称される。
長安の出身(一説では成都とも)父の赴任とともに蜀へ移り、14・5歳の頃に任地で父が亡くなり17・8歳頃までに楽籍に入った(伎女となること)。蜀の長官・韋皐の屋敷に召されて酒宴に侍し、詩を賦して女校書と称せられた。浣花渓にいて、白居易・元�兔・牛僧孺・令狐楚・張籍・杜牧・劉禹錫などと唱和し、名妓として知られた


花狂いの日々であるが、思い出すことも多々ある。

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唯円の開基・報仏寺の枝垂れ桜

2014年04月10日 10時25分29秒 | 山野草
報仏寺の枝垂れ桜@水戸市河和田

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報仏寺は「歎異抄」の著者と目される唯円の開基とされる。
現在の寺地よりも南西約500m、国道50号バイパスの南、田んぼと葦の間の数本の杉の木立の中にあり、「唯円房道場池」の碑がある。


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寺は春秋氏の滅亡と共に退転したが光圀公によって元禄2年(1689)に再興され、現在地に移された。
現在地は河和田城跡で南北朝時代、大掾氏の家臣によって築かれた。

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東西500m、南北600mの規模だったが、現在も堀と土塁が見ることが出来る。西側の「天徳寺」の土塁まで連なっているようにも思えるのだが。

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花の寺として知られ四季折々の花が咲くが、春先の枝垂れ桜は名高い。
花の時期は早く、昨日(9日)行ったが、かなり散り始めていた。

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傍らに藪椿の古木が在るが、こちらの方が古く推定樹齢は約170年。
水戸近辺の椿としては銘木と思う。
もう少し早い時期なら、ツバキと枝垂れの対比は誠に見事だ。

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桜といえば山桜

2014年04月09日 19時56分13秒 | 山上鎮夫

山上鎮夫さんの山桜

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眼科医で古美術のコレクターでもあった山上鎮夫(1897-1993)さんはクラッシック音楽の愛好家でもあった。
野山に出かけることも大好きで、スケッチしては墨絵や油絵として描いた。
独自に会得した描法だが、自然を愛した心が感じられる。

この絵は抽象画の様にも見えるが、里山の山桜と新緑を描いている。
間もなく、県北ではこの様な風景が随所に見られる。

山上さんは私家版の「コレクション集」や「句集・随筆集」なども出版されたが、その中の一冊『草の実』(昭和61年)に次のような一文がある。

          桜
 桜おいえばそめいよしのと決まったような感じで、これが國花とおもわれそうなのを私は心配する。昔から人々に愛され歌によまれ画かれたのは山桜であって、そめいよしのは幕末の頃、植木屋さんが作りだした俗花である。山桜より花が早く葉が出ないうちに咲くので一寸はなやかではあるが、山桜の風情とは雲泥の相違である。山桜は花と葉が同時でそれらの色の組み合わせで風情が異なる。私が最も美しいと思うのは、枝が細く、若葉が赤く花の色がうすいものである。本居宣長もそのような事を書いてゐたと思う。吉野を始め関西では山桜を珍重し又古来多い。地方にもと処々に数百年を経たみごとな大樹を見ることが出来る。樹齢も山桜は数百年に及ぶに反して、そめいよしのは五十年である。同憂の志は相当あるのに、植樹されるのは殆んどそめいよしのであり増加してゆくのは誠に残念である。


僕も山上さんの影響で、山桜を愛でるようになった。
ソメイヨシノの寿命は7~80年と云われるが、手入れ次第では100年を超す場合もある。
そのような事もあって、最近はソメイヨシノと山桜、或いは山桜を多く植える傾向にあるのは嬉しいことだ。「水戸桜川千本桜プロジェクト」でも植えられるのは全て山桜の予定だ。

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花の街水戸

2014年04月09日 00時07分41秒 | 水戸

常照寺の枝垂れ桜@水戸市元吉田町

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水戸は梅の都として名高いが、常に花が楽しめる公園都市ともいえる。
何時きて戴いても、花々が出迎えてくれる街と確信している。
この時期、誰しも桜に心が浮き立つが、市内にも多くの桜の名所がある。
旧県庁舎前のお壕・桜山・千波公園・桜川両岸の堤防など、人によりお勧めの場所は異なる。
桜並木や全山桜こそが桜と云う方がいれば、1本から数本の桜を愛でる方が良いと云うのもあるだろう。

私は、どちらかと言えば一本(ひともと、と呼ぶらしい)を観るのが好み。

山桜の静かに咲く姿や、元吉田町の常照寺や河和田の報仏寺の枝垂れ桜も良い。

元吉田町の台地にある常照寺は臨済宗大徳寺派。
水戸で臨済宗はここだけかもしれない。
山号を仏日山(ふつにちさん)といい、境内の一帯は中世の吉田城跡で、周囲に土塁や空掘や池が残っている。
この寺は光圀公が元禄13年の暮れに敬峯和尚を迎え、仏日山常照禅寺として創建された。


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山額「仏日山」は光圀公の書といわれる。

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枝垂れ桜は大木が1本と実生から育てたのだろう、若木が数本ある。

枝垂れは早咲きも多く、この日(7日)は既に散り始めていた。

下市の本町には老舗の菓子店パン屋が有る。
加寿美屋の硬パンや伊勢屋のきんびら入り草餅などを買いに来る。
今回はMOGU MOGUでシュークリーム買い店内で食べながら、ご主人の豊田さんと下市のことに関して雑談をした。お茶をご馳走になる。
小圷のラーメンも好きだったが、廃業してしまった。

下市から駅南経由で千波湖畔に。

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やっぱ、千波湖は水戸のシンボルだな。
もしどこかの町に移り住んだら、千波湖から見た水戸の台地を思い浮かべるだろう。

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桜ポタリング2014@千波湖畔~上流へ

2014年04月08日 20時38分26秒 | 公園・緑地
水戸の桜の再発見

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「ポタリング」と云う言葉を最近になって知った。
自転車を用いる「散歩」的なサイクリング、自転車散歩らしい。
それなら、何時もしていることだが表現のしようがなく「チャリブラ」とでも呼ぼうと考えていたから、いい名前と思った。
「水戸桜川千本桜プロジェクト」から「水戸・桜・ポタリング2014」の案内を戴いた。偕楽園・千波湖畔から上流を散策し、桜の景色を眺め歴史を知ろうという試み。

4月6日(日)午前9時15分に護国神社の鳥居前に集合と云うことだったが、花の時期にありがちな前線通過で空模様が怪しい。
当日の7時頃に集合時間が9:45に変更になるとの知らせ。
その頃には雨も上がるでしょう、との読み。

予想通り開始時間には晴れた。

参加者は10数名、行動するには良い人数かもしれない。

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護国神社境内に「一遊亭」の碑。
偕楽園創設時、対を成す桜山に「好文亭」と同様の「一遊亭」を設けるも、経費面の都合か、ほどなく廃棄されてしまったらしい。
「一遊亭」の跡地に茨城県護国神社が昭和16年に建てられた。

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桜山から偕楽園方面を望むと、桜の花があたかも雲の様に見える。

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今でも数本の松が残っているが、当時はもっと多かったようだ。
各地で桜の植樹は行われるが、松は少ない。
松の緑との対比が必要だ。勿論、コブシも。

桜山の北側の崖下「玉龍泉」。
当時としては珍しい噴水、近年再建された。

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偕楽園内「左近の桜」。
かなりの巨木だが、子供の頃の記憶には無い。
昭和38年に植樹された、と記されている。
土地と手入れ次第で50年経過で見事な樹勢だ。
将来を考え、植樹の際に間隔を広く取ることが大切と思う。

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偕楽園の南崖の下の池。
ユキヤナギと桜も素晴らしい。

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膳棚、光圀時代の桜の名所。
当時は川幅も広く、龍が住むと云われた深い淵だったらしい。
流れが変わってしまったが、周辺はその当時を偲ぶことが出来る。

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膳棚より少し下流に架かる「わかばやしばし」珍しい木の橋だ。

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桜川遺蹟碑。
廃藩置県後は光圀由来の桜も少なくなり、流域も荒れてしまった。
大正4年(1915)川和田村青年会は桜川の名前の由来を知り、桜を復興させ、ことを書き記した石碑を建立した。
撰文は水戸中学の校長も務めた菊池謙二郎。

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光圀由来の桜、見川小学校。
元禄10(1696)年、城に仕えていた老女高尾が亡くなり妙雲時で葬儀が行われた。一周忌に光圀の指示で植えられたという枝垂れ桜。
大木ではあるが、代を継いだ可能性がる。
森林保護団体の樹木医の指導で樹勢を回復した。


光圀由来の桜をみ見終わる頃、天候が急変。
俄かに真っ暗となり雨が降り出した。
雷雨を伴い雹も混じったが、ほどなく回復。
三々五々に終了。
護国神社境内に出店していた「水戸天狗党」(ソバ打ちのグループ名)のざるそば1枚を食べ、変な取り合わせだが、隣のケバブも食べた。

「偕楽園公園センター」での「能面展」を再度にわったって拝見し、約10キロ㍍のポタリングを無事終了して家路に。
水戸の隠れた魅力を発見できました。


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水戸の桜祭り

2014年04月05日 23時15分11秒 | 庭園
人も花もそれぞれ

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晴れはしたが、幾分西風が強い四月の第一土曜日。
昨日辺りから、水戸の桜も見頃となった。
東京の桜は既に満開のようだ。

昨日、旧県庁舎まえのお堀の桜は見たが、河和田の報仏寺や吉田の常照寺などシダレザクラの名所は未だ。
市内各所で、花見のイベントが開催されるが、Eさんとホーリーホックの応援にKsスタへ。

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対戦相手はジェフユナイテッド千葉。
黄色いユニホームのサポーターも沢山でスタジアムグルメを楽しんでいる。
千葉さんようこそ!Jリーグはこうした交流の場が良いですね。
今日は常陸牛の腿ステーキと軍鶏の塩焼きソバを、少し食べ過ぎた。


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試合開始から押され気味で先制された。
同点に追いつくが、後半の開始直後に追加点を与え1-2で敗戦。

春休み中で多くの行事が在ったにせよ、好天に恵まれながら観衆は4140人だったのは少し残念。
前節の「NDソフトスタジアム山形」には豪雨の中でも4270人が集まった。
平均で7000人位を集めているようだ。
次のホーム戦は4月20日18:00~の東京ヴェルディ戦、初のナイトゲームだ。未だ寒いかもしれないが、5000人以上の観客を期待したい。

試合終了後、徳川博物館の庭を拝見と思い立ち寄ったが、次回展準備で閉館中。

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ならばと、偕楽園公園の田鶴鳴梅林に、四季の原では花見のグループも。
桜川に沿った窈窕梅林にも桜の並木。
山桜やコブシ、ユキヤナギなど。
広々した場所なだけに、のんびりと花を楽しめた。

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