洲之内徹「気まぐれ美術館」にみる作家たち展@ギャラリー川船
東京駅丸の内の再開発により中央郵便局の跡地には巨大なビルが出現し、2・3階部にミュージアム・スペース「インターメディアテク」(IMT)ですがオープンした。地球上の地域や過去・現在・未来を繋ぎあわせるかの展示空間は、各種の表現メディアを架橋することで新しい文化の創造につなげる「間メディア実験館」だという。
「日本橋・京橋美術骨董まつり」の参加店を貸自転車で廻ると、東京駅南側の
八重洲・京橋・日本橋も大変革を遂げている。
京橋に「東京スクエアーガーデン」という地下4階 ~地上24階、高さ124.45mの複合再開発ビルが4月18日に開業した。地下1階から3階はショップ&レストランとなっている。
この再開発の為に、この地に有った画廊や骨董店は姿を消したが、道路の反対川には健在な店もある。
「ギャラリー川船」では『洲之内徹「気まぐれ美術館」にみる作家たち展』が開催されていた。
洲之内 徹(1913年 - 1987年)は愛媛県出身のエッセイスト、小説家、画廊主・画商など多彩な顔を有していた。画廊主としての洲之内は自分が「佳い」と思った多くの無名画家に個展の場を提供し、しばしば物故した画家の遺作展を開いた。それにより、多くの画家を発掘、紹介し、またその過程を『芸術新潮』に「気まぐれ美術館」として連載、独特の文体は分かるようで分からない、しかし、面白いので好評だった。
今回は、洲之内 徹の収集品ではなく、「ギャラリー川船」所蔵品による展覧会。
洲之内 徹に関連した作家、寺田政明・長谷川利行・鳥海青児・木村荘八・恩地孝四郎・浜田知明・木下晋・吉岡憲など20人の作品が展示されていた。
この画廊主のお名前は存じ上げないが、洲之内 徹と同じような感性を持たれた方であろう、これからも覗きたい画廊と思った。
?洲之内の愛蔵の絵画・彫刻146点は没後一括して宮城県美術館に収められ、「洲之内コレクション」として舘蔵された。
館内には「洲之内コレクション」のコーナーが設けられて、常時20点ほどが展示されているらしい。機会が有れば、是非拝見したいと思っている。
東京駅丸の内の再開発により中央郵便局の跡地には巨大なビルが出現し、2・3階部にミュージアム・スペース「インターメディアテク」(IMT)ですがオープンした。地球上の地域や過去・現在・未来を繋ぎあわせるかの展示空間は、各種の表現メディアを架橋することで新しい文化の創造につなげる「間メディア実験館」だという。
「日本橋・京橋美術骨董まつり」の参加店を貸自転車で廻ると、東京駅南側の
八重洲・京橋・日本橋も大変革を遂げている。
京橋に「東京スクエアーガーデン」という地下4階 ~地上24階、高さ124.45mの複合再開発ビルが4月18日に開業した。地下1階から3階はショップ&レストランとなっている。
この再開発の為に、この地に有った画廊や骨董店は姿を消したが、道路の反対川には健在な店もある。
「ギャラリー川船」では『洲之内徹「気まぐれ美術館」にみる作家たち展』が開催されていた。
洲之内 徹(1913年 - 1987年)は愛媛県出身のエッセイスト、小説家、画廊主・画商など多彩な顔を有していた。画廊主としての洲之内は自分が「佳い」と思った多くの無名画家に個展の場を提供し、しばしば物故した画家の遺作展を開いた。それにより、多くの画家を発掘、紹介し、またその過程を『芸術新潮』に「気まぐれ美術館」として連載、独特の文体は分かるようで分からない、しかし、面白いので好評だった。
今回は、洲之内 徹の収集品ではなく、「ギャラリー川船」所蔵品による展覧会。
洲之内 徹に関連した作家、寺田政明・長谷川利行・鳥海青児・木村荘八・恩地孝四郎・浜田知明・木下晋・吉岡憲など20人の作品が展示されていた。
この画廊主のお名前は存じ上げないが、洲之内 徹と同じような感性を持たれた方であろう、これからも覗きたい画廊と思った。
?洲之内の愛蔵の絵画・彫刻146点は没後一括して宮城県美術館に収められ、「洲之内コレクション」として舘蔵された。
館内には「洲之内コレクション」のコーナーが設けられて、常時20点ほどが展示されているらしい。機会が有れば、是非拝見したいと思っている。