「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

湯河原温泉@神奈川県足柄下郡湯河原町

2019年08月30日 23時54分47秒 | 
湯河原温泉@神奈川県足柄下郡湯河原町

森永博志さんが湯河原温泉の老舗「きび餅」の元祖・小梅堂の和菓子文化と百年にならんとする店の建築を紹介するお手伝いを始めた、と聞き湯河原に。



JR湯河原駅、



駅前の広場には大屋根の蓋い、天井からミストが散布されていた。
フリーのWi-Fiが使用可。



駅舎の一画に「観光案内所」。



手荷物預かり・レンタサイクル・土産品販売、住民票などの諸証明書の交付まで。
観光客と住民向けのサービスの複合施設。
水戸駅の観光案内所は少し貧弱、参考にしてもらいたいと思った。



足湯ならぬ「手湯」の無料施設。
さすが、温泉の街。

駅から温泉街の中心まで、約3㎞、バスで15分位。

湯河原温泉は万葉集に「足柄の土肥の河内に出ずる湯の 世にもたよらに子ろが言はなくに」と詠まれているという。



藤木川の流れに沿った温泉街の概略図。

修善寺温泉より規模は小さいが、似た雰囲気がある。

温泉街の中央の「観光会館」の一画に観光案内所が在る。
水戸市も街中に「観光案内所」が必要なことは当然で、三菱UFJ銀行の跡地建物は最適と思う。
予算がネックにしても、実現出来ないものか。



道路を挟んで、老舗にふさわしい風格ある店構えが「きび餅」の元祖・小梅堂。
1階の店舗の他に2階には贅を尽くした部屋が沢山あるとのこと。
何れ、公開を含め愉しいことを検討中らしい。



情緒ある路地に、温泉旅館が連なる。



風格ある木造建築の高級旅館。



日帰り温泉、足湯、などの温泉施設も。

万葉公園には足だけの温泉施設「独歩の湯」などユニークな癒しの泉。





「町立湯河原美術館」
老舗旅館を改装し湯河原にゆかりあった竹内栖鳳や洋画家・安井曾太郎、三宅克己などの作品を集めた美術館。
  


「湯河原芸妓屋組合」の看板。
湯河原には芸妓さんが健在のようです。



隣の真鶴町の半島の岬には「中川一政美術館」(2013年訪問)も在る。



さらに先隣りのJR東海道線唯一の無人駅「根府川駅」で下車すれば写真家で現代美術作家の杉本博司が手がける複合文化施設「小田原文化財団 江之浦測候所」が2017年にオープンした。
予約制なので訪問は叶っていないが、足を運びたい場所。

湯河原には元首相・細川護熙の自邸「不東庵」が在る。
晴耕雨読の文人生活を楽しんでおられるようで、陶芸作品や書作品が発表される機会も多い。

文人墨客や画家を魅了した湯河原への興味は尽きない。
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そば処・麦屋のレンゲショウマ@那珂市後台1229

2019年08月22日 23時51分46秒 | 蕎麦屋
そば処・麦屋のレンゲショウマ@那珂市後台1229



そば処「麦家」は、店主の鈴木さんが2005年の開業前に古民家を移築し雑木を植え、山野草の庭を作るのに数年を要した拘りの十割蕎麦店。



季節ごとに珍しい山野草が咲く。
レンゲショウマ。



座敷から庭を眺めるのも良いが、木立の中央に据えられたテーブル席も格別。
数種の蝉が鳴き競っていた。



ネギしか見えないが、カモ汁。



レンゲショウマは湿った薄暗い林を好むので、栽培は難しいようだ。
夏の茶花として人気、というのが納得できる姿をしている。





隣接した畑で各種の野菜を栽培し、天婦羅の材料として使っている。



畑の傍らに設置した蜜蜂の巣箱。
採取した「蜂蜜」の瓶詰を販売している。
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「大佛茶廊ガレッジセール」急遽開催!8月25日(日)12時から。

2019年08月22日 13時14分42秒 | カフェ・喫茶
「大佛茶廊ガレッジセール」急遽開催!8月25日(日)12時から。



大佛茶廊は作家・大佛次郎(1897年 - 1973年・本名は野尻 清彦)の別邸を修復し、20余年前に古民家カフェとして公開された。
営業日時は、土日祝日の 正午前より日没までと云う変則ながら、約300坪の敷地に、大正8年に建てられた茅葺き屋根の邸宅と、程よく手入れされた庭園は四季折々の花々が楽しめるとあって、鎌倉観光の定番となった。



諸般の事情で8月12日(月・祝)をもって営業を終了し、店で使用していたC&S、抹茶茶碗、タンブラーから家具、家電などを8月18日にガレッジセールを開催し、格安な値段で販売された。

大佛次郎ゆかりのカフェの品々とあって来客で賑わったが、行けなかったお客から「もう1度お願い!」の声。
急遽、8月25日(日)12時から開催されることになった。

大佛次郎の応接間として使用された建築や庭を偲ぶ縁として記念の一品となる。
物品はモノばかりでなく、心も伝える。

買う・買わない、は別にして訪れる最後の機会だ。

茶廊訪問の一環として横浜の「大佛次郎記念館」も巡りたい。



横浜市中区山手町の「港の見える丘公園」に「大佛次郎記念館」。

横浜生まれの大佛次郎(1897-1973)没後に遺族から蔵書や遺品の寄贈を受け、1978年(昭和53)に設置された横浜市立の記念館。





図書約36,000冊・雑誌約58,000冊特別資料(自筆原稿・自筆資料・書簡等)美術、台本や地図等の関連資料、約17,000点を所蔵する。
収蔵品は常設及び特別展において順次、展示公開されている。



水戸黄門や幕末の水戸に関する著書も多い。

大佛次郎が小説家ばかりでなく思想家、古都鎌倉の保存に尽力した市民運動家など多面的な業績を知ることが出来る。
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大佛茶廊・閉店のガレージセール@鎌倉市雪ノ下1-11-22

2019年08月21日 01時58分15秒 | カフェ・喫茶
大佛茶廊・閉店のガレージセール@鎌倉市雪ノ下1-11-22



大佛茶廊は作家・大佛次郎(1897年 - 1973年・本名は野尻 清彦)の別邸を約20年前に[IDEE]の協力を得て修復した古民家カフェで、営業日時は、土日祝日の 正午前より日没まで。
鎌倉・鶴岡八幡宮への参道、若宮大路を右に曲がった路地に在る。

約300坪の敷地に、大正8年に建てられた茅葺き屋根の邸宅と、程よく手入れされた庭園は鎌倉市の文化財に指定され、四季折々の花々が楽しめる。
鎌倉・鶴岡八幡宮への参道、若宮大路を右に曲がった清閑な住宅地は別世界だ。

オーナーの野尻芳英さんは大佛次郎(1897年 - 1973年・本名は野尻 清彦)のお孫さん。
仕事の傍ら、東京から出向いて旧居の維持管理に当っておられる。
室内の調度をはじめ隅々まで行き届いた心配りは、古都・鎌倉にふさわしい茶店として魅せられた。

残念なことに、諸般の事情で8月12日(月・祝)をもって閉店した。



8月18日(日)に使用していたC&S、抹茶茶碗、タンブラーから家具、家電を大放出とのことで「大佛茶廊」の記念とし何がしかを留めたい、と思い行くことに。
12時から夕方までの時間帯なので、先に湯河原の「小梅堂」を訪ねた帰途に立ち寄った。





「もってけ、泥棒」的な特別価格なので、あれもこれもと欲しくなる。
持ち帰りを考えればそう沢山とはゆかない。
口コミで次々とお客さんが訪れる。

古都・鎌倉と言え「大佛茶廊」に匹敵する民家は少ない。
鎌倉の宅地開発による自然破壊を心配し、歯止めをかけるべくイギリスのナショナルトラストを日本に紹介し実践した「風致保存の会」の中心人物が大佛次郎だった。

その邸宅の維持保存を個人でするには荷が重い時代だ。



野尻さんの選択として、閉店・売却の道を選ばれたようだが、公的な機関が購入し維持してゆくことは出来ないものかと思う。



厚かましくも自家製の「コーヒーウオッカ」所望。
セミの鳴き声を聞きながら、小一時間を過ごした。





白萩が咲き初めている。
仙台萩であろうか、この贅沢な環境に身を置くことが出来たことに感謝。

急遽開催決定!



モアガレッジセール、25日の日曜日12時スタート。
お時間の都合が付けば、絶対に行くべきですよ。
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小梅堂のきび餅@湯河原温泉

2019年08月20日 07時44分08秒 | 
小梅堂のきび餅@湯河原温泉








森永博志さんが湯河原温泉の老舗「きび餅」の元祖・小梅堂の伝統ある和菓子文化と百年にならんとする建築空間を紹介する仕事のお手伝いを始めたと聞き、どの様な店かと思っていた。

森永さんが単行本で紹介した店や人物を訪ね歩いてきた。
そこからの波紋も愉しい。

18日に大佛茶廊閉店に伴う什器のガレージセールの予定を急遽変更、湯河原まで足を伸ばし帰途に鎌倉とした。

温泉街のほぼ中央、老舗にふさわしい風格ある店構え。





元祖・きび餅は、きび粉と白玉でつくった餅にきなこをかけたお菓



きび餅のみならず、かるかん饅頭・二色団子など多くの和菓子を手作りしている。

保存料は使用しないので、甘味や塩味は濃い目である。



図らずも、四代目店主の小松健樹さんがおられた。

小松さんは森永さん著作『ONE PLUS ONE』(2009年刊)にも登場している。
当時は渋谷109に「LOVE BOAT」展開、社会現象ともなるギャルファッションの草分けだった。

森永さんの知り合いです、と名乗ったので、忙しい時間帯にもかかわらず相手をして下さった。

森永さんの協力で「小梅堂」の歴史や文化を伝える小冊子を刊行しようと目論んでおられるようで、宮大工の匠の技に満ちた二階座敷も公開したいとのこと。
万葉集に詠われ、文豪墨客に愛された湯河原温泉の魅力を伝える一翼を担う覚悟だ。



売り場の一画に冷たいお茶も用意されている。
湯河原観光の手土産は「小梅堂」の和菓子が定番。
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8.15戦没者追悼キャンドルナイト@みかど商会

2019年08月17日 00時06分16秒 | 水戸今と昔
8.15戦没者追悼キャンドルナイト@みかど商会






8月15日「終戦の日」の午後5時から9時まで、茨城大学正門通りの「みかど商会」で
「8.15戦没者追悼キャンドルナイト」開催された。





駐車場での行う予定だったが、台風10号の影響を考慮し「TANE HALL」で開かれた。

このイベントをFacebookで知り、参加した。





主催者の安斎栄さんが運営する「みかど商会」は摩訶不思議で、黒白写眞暗室学校・みかど絵画教室・後藤晴美フルート教室・徳田教授の大人のための英語塾などの講座を開催したり、街づくりのイベント、さらに3.11・9.11におけるキャンドルナイトの実施など多面的な活動をしており全貌は分からない。





茨城大学は旧・日本陸軍第二聯隊の跡地で、大学生とほぼ同じ年齢の若者が全国から集められ戦地に送り出された。

安斎栄さんの父親の安斎勇さんは徴兵され、東部4部隊に所属し中国に派遣された。



従軍した際の軍隊手帳などが展示され、往時の一端をを知るよすが。



小さなメモ帳に描かれた中国の風景。

父親の勇さんは復員後、現在地で写真館を営業していたとのこと。
運営する「黒白写眞暗室学校」はフィルムの現像とプリントの方法など、父親から受け継いだ技を受講生に伝えている。



後藤晴美さんのフルートによる追悼演奏会。



フルート演奏にあわせ、書家による「和光」の揮毫。



4人によるアカペラの合唱。

参加者による平和に対する意見や思いなどを話す場も設けられた。



飲み物の他に、後藤晴美さん手作りの本格的なカレーライスも振る舞われた。



主催の安斎さんは「平和を語り継ぎ、平和に暮らしていることが戦没者に対する追悼であろう」など、何点か話された。

更に、「2012年から続けたキャンドルナイトは、この開催をもちまして終了します。これまで、長年にわたってご参加・ご支援いただいた皆様、ありがとうございました。本年で還暦を迎えます。今後は、別なスタイルで平和願う活動や街おこしなどに取り組みたいと思います」と抱負を語った。

知り合ったばかりだが、ひたむきに生きる姿勢が十二分に伝わる。
還暦後の新たな活動を注視したいし、見習いたい。
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原三溪の美術 @横浜美術館

2019年08月14日 20時50分08秒 | 美術館
原三溪の美術 @横浜美術館
7月13日~9月1日






横浜美術館開館30周年記念 
生誕150年・没後80年記念 原三溪の美術 伝説の大コレクション



原富太郎(号:三溪、1868[慶應4]~1939[昭和14])は横浜において生糸貿易や製糸業などの実業で財を成し、希代の古美術品コレクターとして名をはせた古美術界のレジェンド。

茶人、そして同時代の日本美術院の画家や彫刻家を物心両面から支援したパトロンとしても知られる。



「コレクター」



「茶人」



「アーティスト」



「パトロン」

*三溪自筆のさまざまな記録の展示も。
作品の購入先や金額を自ら克明に記録した買入覚や数種の蔵品目録を残した。
これらから、コレクションの形成の過程や傾向、分類に関する三溪の独創的な考え方を知ることができる。

『国宝や重要文化財に指定される名品30件以上を含む三溪旧蔵の美術品や茶道具約150件と、関連資料を展観することによって、原三溪の文化人としての全体像を描きだします。
三溪自身も一堂に観ることが適わなかった旧蔵の名品を、過去最大規模で展観する貴重な機会となります。』(展覧会のパンフレットより)

伝説の巨人の全貌を知る機会だったが、あまりにも知らなすぎ。
これから足跡を辿ってみようと思っている。



横浜本牧の「三渓園」は原三渓の元邸宅。
彼はここに京都や鎌倉などから歴史的に価値の有る建造物を移築し、明治39(1906)年に公開した。

175,000㎡(約5万3000坪)の園内には、10棟の重要文化財を含む17棟の古建築物が四季折々の自然の景観の中に巧みに配置されている。

中央の小山の頂上には旧灯明寺の三重塔(1457年)聳えている。
関東地方では最古の塔とのことである。



鎌倉東慶寺の仏殿も移築されている。

11年前の「横浜トリエンナーレ2008」の第4会場となったので訪れた。



本年、水戸芸術館でも開催された中谷芙二子の作品で「雨月物語-懸崖の滝」。
仏殿前の流れに落ちる小さな滝周辺に人工的な霧を発生させた幻想的な空間だった。
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ミソハギ@千波公園・西の谷緑地

2019年08月14日 11時08分56秒 | 西の谷緑地公園
ミソハギ@千波公園・西の谷緑地



西の谷の沼地、ガマの穂の下に咲くミソハギ。

ミソハギの語源は禊萩(みそぎはぎ)とも溝萩(みぞはぎ)だとも言われる。
後者の語源が示すように,山野の湿地に生える多年草。
月遅れのお盆の頃に咲くのでボンバナ、ショウリョウバナ(精霊花)とも呼ばれる。

茎の断面が四角で、葉は長さ数センチで細長く、対生で交互に直角の方向に出る。
紅紫色6弁の小さい花を先端部の葉腋に多数つける。



群生している藪茗荷(藪ミョウガ)の白い花。
名前はミョウガだが、ミョウガの一種ではなく、ツユクサ科の多年草。

●今日(8月14日)台風10号の影響で久しぶりのお湿りがあった。
ぱさぱさした地面には、にわか雨でも恵みの雨だ。
刈り残した笹竹が伸びて藪になってしまった。
涼しく成ったら伐りたいが、手間がかかりそうだ。
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水戸市平和記念館@水戸市三の丸1丁目4-19

2019年08月13日 12時43分00秒 | 水戸今と昔
水戸市平和記念館@水戸市三の丸1丁目4-19



水戸中央郵便局のとなりの銀杏坂市民ギャラリーが改装され、水戸市の戦災資料や平和関係資料を常設展示する「水戸市平和記念館」として2009年8月1日に開館した。






第二次大戦当時の写真や、水戸市の空襲による被災状況、戦時中の市民の生活などについて、当時の資料や写真パネルを用いて展示されてある。



昭和20年8月2日未明、 水戸上空に轟音とともに160機のB29爆撃機が来襲。
午前0時31分から2時16分までの1時間45分間に約1145トンの爆弾が無差別に投下された。
水戸市街のほとんどが焦土と化し、罹災戸数1万104戸、罹災人員5万605名、死者242名、重軽傷者1293名が犠牲となった。





空襲体験者の話や写真展示。



生存者180人の証言をまとめた『水戸空襲戦災誌』(水戸空襲戦災記録の会、昭 56)
*「水戸空襲戦災記録の会」の活動が平和記念館開設の礎となったが、高齢化に伴い活動が出来なくなっている。





8月6日、広島に原爆を投下。
8月9日、長崎に原爆を投下。
人類史上初、かつ世界で唯一核兵器が実戦使用された例で、二度と繰り返さないことであることは論を待たないが、



「水戸市報」の8月号には水戸の空襲が特集されることもあるが、

戦争を体験した人たちが少なくなり、体験を語り継ぐことが困難な時代となった。
「水戸市平和記念館」も開館10年を迎え、写真パネルなども色あせたものもある。

水戸市博物館との連携を密にし、展示物の更新を含めたリニューアルがなされ、より充実した平和記念館となることを願う。

休館日:火曜日、水曜日
12月29日から翌年の1月3日までのその他臨時で休館する場合があります。
開館時間:午前10時から午後4時まで
入館料:無料
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『子どもの能力は9歳までに決まる』大久保博之:著(サンマーク出版)

2019年08月08日 12時16分46秒 | 本・雑誌
『子どもの能力は9歳までに決まる』大久保博之:著(サンマーク出版)



京成百貨店8階「丸善」店頭“話題書コーナー”
『子どもの能力は9歳までに決まる』大久保博之:著(サンマーク出版)

9歳までは「脳の器」を大きくすること。(=地頭をよくすること)
10歳からはその器に「ご飯」をたくさん盛ること。(=知識を増やすこと)
それを実践すれば子どもは自然と成長する。

9歳を過ぎてしまっても心配はない。
10歳以降の学習についても、約30の項目について具体的なノウハウが掲載されている。

第1章 子どもの才能は、9歳の「臨界期」までの学習で決まる!
第2章 脳の「発育プログラム」に沿った能力はこれだ!
第3章 お家でできる!「4つの体験」で学力を向上させる超具体的な方法。
第4章「人間性知能」も育てて「心の強さ」も一流にしよう。
第5章 脳の働きを「爆上げ」する生活習慣。

どのページから目を通しても解決のヒントが得られる。
カラーマーカーでラインを付けたような編集は、我々世代には煩わしく感じるが、子育てに直面している方達には判り易いのだろう。

先日、上京した際に「サンマーク出版」の車内吊り広告を何度も見かけた。
『心。』稲盛和夫:著、や『Think clearly』ロルフ・ドベリ:著 / 安原実津:訳だが何万部・何十万部も売れているらしい。

「サンマーク出版」は、教育・社会・ 経済・ビジネス・実用など幅広いジャンルで、ベストセラー、ロングセラーを世に送り続け、海外での出版にも力を注いでいるとのこと。
『子どもの能力は9歳までに決まる』もベトナムとタイでも出版予定とか?

著者の大久保博之さんはリリーアカデミーグループを率い、幼稚園と小学校を一貫とする「リリーベール小学校」を2004年に設立し、想像をはるかに超えた成果を上げた。



実践から生まれた水戸発の著書が、日本全国さらに世界的に伝われば嬉しい。
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「奈良大和四寺のみほとけ」展@東京国立博物館・ 本館 11室

2019年08月07日 19時06分44秒 | 博物館
「奈良大和四寺のみほとけ」展@東京国立博物館・ 本館 11室
6月18日~ 9月23日







十一面観音菩薩像の中で「女人高野」として知られる室生寺の観音像は、多くの十一面観音の中でもこの仏像は特に有名。

この像を含め、奈良県北東部に所在する岡寺、室生寺、長谷寺、安倍文殊院の四寺は、いずれも7〜8世紀に創建された古刹で、きわめて魅力に富んだ仏像が伝えられている。

東京国立博物館・ 本館 11室 で「奈良大和四寺のみほとけ」として国宝4件、重要文化財9件を含む名品を展示中。

特別の展示にも関わらず、通常の観覧料のみで拝観できるのは嬉しい。



国宝 十一面観音菩薩立像 平安時代・9~10世紀 奈良・室生寺蔵



国宝 釈迦如来坐像 平安時代・9世紀 奈良・室生寺蔵



岡寺を開いたと伝えられる「義淵僧正坐像」(国宝)奈良時代・8世紀



「岡寺の天人文 塼」(重要文化財)

南法華寺の「鳳凰文 塼」と対ではと思える、大きさと厚さ。
1辺約39cm 厚約8cm、飛鳥時代(7世紀後半)、奈良県高市郡明日香村岡出土。


●2014年7月4日から8月24日まで、「東日本大震災復興祈念特別展」として仙台市博物館において「奈良・国宝 室生寺の仏たち」展が開催された。

国宝の十一面観音菩薩立像、釈迦如来坐像、重要文化財の薬師如来立像、地蔵菩薩立像、文殊菩薩立像、十二神将立像など、仏教彫刻や仏画などの仏教美術93点を展示。
室生寺の宝物がこれ程に出開帳することは稀だろうし、間近な距離で光背を取り除いた状態は金堂の中で観る以上の体験で、今をもってしても思い出が深い。
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茨城県歴史館の「大賀蓮」@茨城県立歴史館・蓮池

2019年08月06日 19時30分18秒 | 博物館
茨城県歴史館の「大賀蓮」@茨城県立歴史館・蓮池





茨城県歴史館は茨城県の歴史についての「博物館」と「文書館」の機能を併せ持つ持つ施設として1974年(昭和49年)に開館した。
「博物館」と「文書館」併せもつ施設は、全国的にも稀有で茨城県独自の方式だろう。

1987年(昭和62年)に、一橋徳川家からの寄贈を受けた資料、美術品、工芸品等多数の蔵書や品々をもとに一橋家記念室等も開設されている。

旧茨城県立水戸農業高等学校の敷地に建設されたので、広い敷地の庭園を散策するのも愉しい。
開館時は庭園も入場料を払う必要があったが、現在は無料で開放されている。



水戸農学校頃からの銀杏並木の見事な黄葉は人気だが、柳の木に囲まれた池の古代蓮も素晴らしい。



常磐線の線路沿いまで下る必要があるが、夏の定番スポットだ。

歴史館開設当時、池の周辺は「茨城山草会」により万葉植物園になる計画だった。
完成を待たずに消滅し、大賀蓮の池となった。

花の寿命は3日間、真夜中から咲き始め、朝5時から8時頃が満開で香りも強い。
とのことでなるべく早朝に行く様にしている。




8月2日(金)の早朝に偕楽園の東門の方から入園したが、今年は開花が遅く花も少ないように感じた。
従って、香りを嗅ぐことも出来なかったのは残念だった。



池の周辺に楓も多く植えられている。
きな水車小屋を背景とした紅葉も素晴らしい。

●大賀ハス(オオガハス、おおがはす)

1951年(昭和26年)、千葉県千葉市検見川(現・千葉市花見川区朝日ケ丘町)にある東京大学検見川厚生農場(現・東京大学検見川総合運動場)の落合遺跡で発掘された、今から2000年以上前の古代のハスの実から発芽・開花したハス(古代ハス)。
植物学者でハスの権威者でもある大賀一郎(当時・関東学院大学非常勤講師)が発掘された蓮の種を発芽させたことから「大賀蓮」と呼ばれる。
この古代ハスは、1954年(昭和29年)6月8日に「検見川の大賀蓮」として千葉県の天然記念物に指定された。
日本各地は元より世界各国へ根分けされ、友好親善と平和のシンボルとしてその一端を担っている。
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月魚(つきお)ひろこ「イラストと陶のどうぶつ展」@常陽史料館・アートスポット

2019年08月01日 20時01分10秒 | 美術展
月魚(つきお)ひろこ「イラストと陶のどうぶつ展」 
@常陽史料館・アートスポット(水戸市備前町6-71)
 2019年7月23日(火)~9月8日(日)(月曜日、8/11~13休館)







小美玉市在住の作家・月魚ひろこさんの「イラストと陶のどうぶつ展」が水戸市備前町の常陽史料館・アートスポットで9月8日まで開催されている。








無類の猫好きの月魚さんのイラストと陶による作品展。

これまで、
2010年 アートワークスギャラリー 個展 (水戸市)
2013年 ギャラリーしえる 個展 (水戸市)
2014年 ギャラリーしえる グループ展(水戸市)
2015年 ギャラリーしえる 個展 (水戸市)
2017年 ギャラリーしえる 個展 (水戸市)








などで拝見していたが、常陽史料館・アートスポットの広い会場に並べられた作品群を観るとメルヘンの世界に迷い込んだ感じがする。





猫ばかりでなくアザラシ、カエル、ウサギなどのCGと陶作品。

夏休みの期間に親子で楽しめる好企画だ。

2Fの史料ライブラリーでは「絵本展」を開催中(7月23日~9月15日まで。)
子供たちが楽しめる絵本や童話、大人も楽しめる『金の船』『金の星』などの童謡・童話雑誌も展示されている

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