「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

「Tabi-ぶら」に参加しました。其の壱

2016年05月25日 15時38分53秒 | 
「Tabi-ぶら」に参加しました。其の壱



5月15日(日)に開催された【Tabi-ぶら】<この道行けば、とっぷり「桜川」in Sakuragawa>に初参加、素晴らしい仲間との出会いがあり、楽しい一日でした。

集合・スタート地点は水戸線「稲田駅」



集合時間よりかなり早く到着したので、駅の反対側の日本酒の蔵元「磯蔵酒蔵」にご挨拶、入り口に飾られていた木彫の「狛犬」。



駅舎に並立されている稲田石(花崗岩)のミニ博物館「石の百年館」。



桜川の源流の地と云われる「鏡の池」。
後に知ったが、ここは「月の池」(確かに三日月形)で、道路を挟んだ下流が本来の「鏡の池」(円形)だったらしい。地形的に納得でいる。



月山寺
平安時代初期(西暦796年)、「徳一」の開基と伝えられる。
室町時代の末期から「檀林」(仏教宗派の学問所)となったので普通の寺院の本堂の姿と異なる。

月山寺美術館が開館した頃に訪ねたが、現在は築地塀・石書・庭園などかなり整備された、





月山寺美術館は境内に開設されている美術館。



仏画・仏像など寺宝および木村武山、榎戸庄衛ら、地域ゆかりの画家の作品を収蔵・展示している。
寺院付属の美術館は茨城では稀だが、岩瀬出身(現・桜川市)の洋画家・榎戸庄衛より作品寄贈の話が発端と聞いている。



解説する山本 哲士さん。



「伍大力堂蔵 伍大力菩薩像」
高峯山の山腹に池上と云う集落があり、「伍大力堂」が在ったが、震災で倒壊し、「伍大力菩薩像」は月山寺美術館に安置された。
㊟五大力菩薩像の彫刻として、平安時代に制作された5躯がすべて揃って現存するものは、全国的にみて本像が唯一と考えられ、仏教史や仏教美術史上、非常に貴重な像。

以前は山の上まで登らねばならなかった、平安時代の5躯がすべての仏様を明るい館内で拝観出来るのは幸せだ。



「徳一上人坐像」

㊟徳一は平安初期の法相(ほっそう)宗の僧。徳溢・得一とも書いた。
東大寺に住んだのち東国に移り、筑波山に中禅寺、会津に慧日寺を開いて布教。法華一乗を唱える最澄と再三にわたって論争した。

旅はこの後、桜川磯部稲村神社~富谷観音~薬王寺~青木の堰と続きます。
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『酒は人ありき』(2016年・磯蔵酒造刊)

2016年05月24日 20時10分00秒 | 本・雑誌
『酒は人ありき』(2016年・磯蔵酒造刊)



創業明治元年、茨城県笠間市稲田にある「磯蔵酒造」が「ちょっ蔵 新酒を祝う会・開催10周年記念」として出版された『酒は人ありき』はB4判128ページに及ぶ写真集。
大小取り混ぜて映されたカット数は数えきれない程。





撮影は森島興一・小泉慶嗣の両カメラマンだが、お二人以外の方々の写真も掲載されているとのこと。






今年で第十回となる「新酒を祝う会」は文字通り新酒を愛でる会ではあるが、11時から21時迄の10時間にわたって、バンド演奏・フラメンコダンス・落語・餅つき・和太鼓・稲荷ばやし・歌謡ショー等が次から次に催されるた。










酒のつまみの屋台も焼鳥・ピザ・和食など40店。



酒蔵と言ってもさほど広く無い空間に、延べ2500人以上が参加する一大イベント、日頃は乗降客の少ない水戸線稲田駅から蔵に至る道は人人人。





これだけの大イベントが出来るのは五代目の蔵主・磯貴太・光子夫妻を中心とした仲間たち。
東京始め地元の笠間や水戸からの大勢の支援者たちの協力の賜だ。

「地元の水、米」にこだわり「稲里 いなさと」を酒銘に、「米の味と香りのする日本酒」を醸造している、
近年は国外にも販路を広めているらしい。

地方の酒蔵が生き残る道は厳しいが、笠間の「磯蔵酒蔵」・水戸の「吉久保酒造」・常陸太田の「剛烈酒蔵」など僕の知り合いの蔵元が健闘しているのは嬉しいことだ。
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「熊本地震復興支援マッチ」@日立柏サッカー場

2016年05月23日 20時06分57秒 | 水戸ホーリーホック
「熊本地震復興支援マッチ」@日立柏サッカー場



熊本地震の影響で本拠地のスタジアムが使用できない熊本は、5月22日にJ2・14節の水戸戦を代替地の日立柏サッカー場で開催した。



日立柏サッカー場へは柏駅から商店街を通過するように歩けば、約20分で到着する。
途中の各所には道案内のスタッフが誘導してくれるから迷うことはない。
水戸駅から大工町までもない距離、この様なところにスタジアムが在るのは素晴らしい。
ケーズスタがもう少し街中に在れば、或いは、現在の武道館脇の県営グランド辺りに在ればな!と思ってしまう。






「熊本地震復興支援マッチ」とあって熊本出身のゲストが登場、水前寺清子さんが「356歩のマーチ」を歌うなど、様々なイベントが開催された。

試合前に全員で黙祷をした。
真夏の強い日差し、熱戦を前に静寂なスタジアム。

キックオフ前、水戸が「ロアッソ熊本」と熱いコール。
熊本が「サンキュウ―水戸」と答える、サーカーを通しての一体感。






水戸も1000人を超すがサポーターが駆け付けた。
首都圏在住の熊本県人も多いように感じたので、1万位は入っているかと思えたが観客数は8201人。

試合結果は1-0で水戸ホーリーホックの勝利し、アウェイゲームで貴重な勝ち点3を獲得した。

試合終了後もサポーター同士による、再度のエール交換も素晴らしかった。



『がんばろう九州・熊本!』『みなさ物支援有り難う御座います』の横断幕をかかげて、両チームの選手たちが一緒に場内を一周するなど、素晴らしい雰囲気がスタジアムを包み、涙が止まりませんでした。



駅に向かう路上で、早くも号外の配布。

この試合に対し「日立柏サッカー場」「柏レイソル」など多くの方々の御協力とご尽力に深く感謝し、熊本が一日でも早く復興されんことを願う一日でした。
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22日(日)は日立柏サッカー場へ

2016年05月18日 22時33分12秒 | 水戸ホーリーホック
22日(日)は日立柏サッカー場へ



J2第14節、ロアッソ熊本vs水戸ホーリーホックは地震の影響で本拠地代替地となる柏で“ホームゲーム”を開催する。
東日本大震災を体験した水戸にとって熊本頑張れ!と声援したい。
現在、水戸は17位で熊本は15位だ。

低迷する両チームにとってこの試合は何としても勝ちたい。

ホームの熊本だが関東での開催で地理的には水戸のほうがホームとも言えるが、現在の状況は多くの人達が熊本を応援するだろう。



茨城から大勢で駆けつけ応援したい。
試合まで数日はある、一緒に行きましょう。


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つるばらガーデン@水戸市青柳町 ギャラリー「カーサ・ブランカ」

2016年05月17日 22時44分45秒 | 庭園
つるばらガーデン@水戸市青柳町 ギャラリー「カーサ・ブランカ」
5月15日(日)~24日(火)







牡丹と並んで花の女王だと云える薔薇の季節が到来した。
水戸市青柳町4268-2のギャラリー「カーサ・ブランカ」で5月24日(火)までオープンガーデンが開催されている。

庭のバラの花の鑑賞が主だが、絵画展や雑貨・洋服の販売も。



ギャラリーでの洋画展。



ウッドデッキのブーゲンビリアの花。
一見、花に見える赤は葉で、黄色の小さいのが花。






インド雑貨「アブクラ」
洋服・アクセサリーなどインド製品がお手軽価格で。


「きまぐれ工房」のレディースファッション。




ヤマボウシの花も咲いています。

美味しいコーヒーが200円で戴けます。

5月22日(日)13:00~フラメンコダンスの公演が予定されている。
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「東急プラザ銀座」@銀座・数寄屋橋交差点

2016年05月16日 22時31分51秒 | 街創り
「東急プラザ銀座」@銀座・数寄屋橋交差点



東京国際フォーラムでの「アートフェア東京2016」を観た後、今年の3月31日にオープンした銀座最大級の大型商業施設「東急プラザ銀座」に。

地下2階から地上11階までの全13フロア「Creative Japan~世界は、ここから、おもしろくなる。~」がテーマ、どんなものかと覗いてみた。

晴海通り・西銀座通り(外堀通り)・みゆき通り・数寄屋通りに囲まれた、銀座・数寄屋橋交差点の一角に立地し、東京メトロ銀座駅と地下コンコースで直結する交通の要所。

ファッションからグルメまで、内外の有名店、或いはこれから売り出そうという店などが軒を並べている。
今後の商業施設のあり方を示しているのだろう。

その辺りは、ざっと見ただけ。



屋上からの数寄屋橋交差点。



首都高速道路。



屋上の水のあるテラス。



同じく、屋上の植栽された緑の壁。

屋上のテラスからの眺め。







四方八方、新築工事中のクレーン。

この様な状況での、水戸市の新市民会館計画は時代を見据えたモノとはとても思えない。再考を促したい。
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「アートフェア東京2016」@東京国際フォーラム

2016年05月16日 18時07分39秒 | 美術展
「アートフェア東京2016」@東京国際フォーラム





5月12日(木)~ 5月14日(土)まで東京国際フォーラムで開催された「アートフェア東京2016」は、国内外から多くの一流のギャラリーが集まり、時代やジャンルを 超えた美術作品に触れることができる日本最大級 のアートフェアが今回で第11回目を迎えた。
参加ギャラリーは過去最多の国内外157、海外からの出展も年々増えて、およそ20ギャラリー。
古美術/工芸/日本画/近代絵画/彫刻/版画/現代美術/写真/映像/ジュエリー/など広範囲だ。









私の好みの古美術関連は20位か。
買うことは出来なくとも、見ているだけで楽しい。







現代美術などが多くなっているのは時代を映している。



入り口に展示されたペイントされた車も商品。

最終日に滑り込みで観ることが出来た。
現代の美術シーンがどのようなものかを体験しておくことも大切と思っている。
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つるばらガーデン@カーサ・ブランカ

2016年05月13日 23時12分59秒 | 庭園
つるばらガーデン@カーサ・ブランカ
5月15日(日)~24日(火)








水戸市青柳町4268-2のギャラリー「カーサ・ブランカ」で薔薇の花の時期に恒例となった、オープンガーデンが5月15日(日)~24日(火)に開催される。


一足早く会場に行ってみた。



会期前なので、一部の花は咲いていたが、これからが見頃だ。





オーナーの笹嶋成子さんが丹精をこめたワイルドフラワーは花盛りだった。



「栃の花」と思われる大きく赤い花。





会期中は
☆インド雑貨 「アブクラ」の洋服・バック・アクセサリー
☆「きまぐれ工房」のレィデースファッション
☆「カサ・デ・アルデア」研究生のフラメンコダンス
 5月22日(日)13:00~
等のイベントが準備されている。

この時期、各地でオープンガーデンが開催される。
「カーサ・ブランカ」の「つるばらガーデン」も連日活況を呈している。
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西の谷・ミニジオツアー@西の谷緑地

2016年05月06日 00時41分10秒 | 公園・緑地
西の谷・ミニジオツアー@西の谷緑地



千波湖西駐車場で開催されている「ラーメンまつり」の一環として《茨城県北ジオパーク推進協議会》が主催する「千波湖・偕楽園ミニジオツアー」が行われた。
5月5日の10:00 11:30 13:00 14:30、の4回「ジオネット水戸・大洗」の会員が西の谷を案内し解説した。

千波湖周辺の地形や地層を観察し、魅力を再発見しようとする企画。



旧県営釜神町アパートの下の駐車場。
崖線に露出する600万年前の泥岩層、当時は海底だったこの地に、火山灰が堆積して出来た。これを「水戸層」と呼ぶらしい。

その上の大きな砂礫層と細かい砂積層。
千波湖を含めたこの辺一帯が那珂川の一部だった時代の名残で、後に隆起。

約6000年前の「縄文海進」の時は現在より5メートル位海抜が高かった。



泥岩層を通して湧水が滴る。

西の谷を含め、常磐線から見える穿った穴は、江戸時代の笠原水道に使用した岩樋の採掘跡。



この回の参加者は約10名。
説明に聞き入っていた。
地元に生まれ育った人間とすれば、当たり前のことだが知らない人が多い。
その点で今回のような企画は有意義だ。



昨年から始まった、水戸藩所縁の薬草園で。
今年は植栽の種類が少ない。
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梅花美月展@ギャラリーしえる

2016年05月05日 09時48分11秒 | 美術展
梅花美月展@ギャラリーしえる



常陸大宮在住の美術家・梅花 美月さんの「虚空を見つめるⅥ」と題する展覧会が「ギャラリーしえる」で5月8日(日)まで開催されている。



梅花と美月、名前二つを併せたようなユニークな作家名は憶えやすい。
学生時代の先生が命名してくれたとのことだが、芸能人の様に「梅花」或いは「美月」の片方でも面白い、とも思った。

埼玉県川口に生まれ、中学時代に常陸大宮に転居し、学生時代を東京で過ごした作家は東京・埼玉と首都圏を活躍の場としているが「ギャラリーしえる」での個展は2度目。







地元の「西の内和紙」を自ら手漉きし、抽象画・心象画を描く。
和紙の風合いが生かした柔らかな紙面に緑を中心とした複雑な色合いが広がる。

「ギャラリーしえる」は緑に囲まれた1軒屋。
中央には空を見上げられる中庭が在る。
新緑の爽やかな風が吹き抜ける五月の画廊は「虚空を見つめる」最適な場所だ。



画廊近くの雑木林には藤の花が点在し、風に揺れる。

5月7日(土)14時からギャラリートークとミニコンサートが開かれる。
スペシャルゲストは岩本拓郎氏でシャンソンの弾き語り。
日本全国でコンサート活動を行い、歌手活動もされつつ本業は画家と云う才人。
楽しい集いになりそうだ。
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得月亭茶会@徳川ミュージアム

2016年05月03日 21時25分24秒 | 博物館
得月亭茶会@徳川ミュージアム





徳川ミュージアムの南庭園内の茶室「得月亭」が在る。

通常は茶室内には入れないが、時折お茶会が開かれる。
ミュージアム主催の「得月亭茶会」は入館料のみで参加出来るから有難い。

5月は今日(5月3日)開かれ、遠州流・小林宗雪先生がご担当。
「綺麗さび」と言われる遠州流は小堀遠州を祖とする武家茶道の代表する一派。

茶会の終了後に御道具類を写させて頂いた。



現家元の掛け軸。









遠州好み窯といわれる高取・志戸呂、花入れや香合なども遠州流の職方の道具類が多いようだ。

茶道具についてはまるで分らないし、茶の作法も知らないが、茶室で戴く一服は嬉しい。

素晴らしい庭を拝見しながら過ごすひと時は最高の贅沢と云える。

「得月亭茶会」の開催日を確認し、参加されることをお勧めします。
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茨城文化考@『美術屋・百兵衛37号』(麗人社)

2016年05月01日 15時39分12秒 | 本・雑誌
茨城文化考@『美術屋・百兵衛37号』(麗人社)



美術屋・百兵衛(ひゃくべえ)は2007年に創刊された、季刊の美術雑誌。
全国47都道府県の美術を中心に現地を取材、各号ごとにひとつの都道府県を特集し、その地域の文化全般を紹介している。


第37号は茨城県の特集。

「五浦ゆかりの人物たち 横山大観」
茨城を代表する作家として、先ずは大観(1868-1958)。
没後60年になろうとするが、作品は売買件数・金額ともに上位といわれるから順当だろう。



岡倉天心と日本美術院。



茨城の美術と云えば横山大観と中村彝が思い浮かぶ。




板谷波山も日本を代表する陶芸家



水戸芸術館




陶芸の町・笠間
笠間日動美術館・茨城県陶芸美術館




注目の芸術家の作品や展覧会の話題を紹介。
「現美新幹線」

日本全国の美術ニュース、展覧会ガイドなども掲載されているからお出かけにも役に立つ。

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