「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

たけしアート☆ビートSP 

2013年01月31日 19時52分21秒 | Weblog
たけしアート☆ビートSP 
「楽しくなければやっぱりアートじゃない」
BSプレミアム  1月31日(木)午後9:00~10:59




マルチな才能を発揮して、大活躍のビートたけし。
今一番会いたいアーティストに会いに行くNHKのテレビ番組「たけしアート☆ビート」。今日(1月31日)の午後9:00~10:59、2時間のスペシャル版として、放送される。
今回は、2時間のスペシャル版として、現役アーティストと学生3000人が集う「京都造形芸術大学」を訪問する。

京都造形芸術大学の歴史は浅いが、千住博(2010年現在の学長)秋元康(2010年現在の副学長)を始め、田名網敬一・ 浅田彰・ヤノベケンジ・椿昇など現役で活躍中のアーティストが教授陣に名を連ねているので人気上昇中の芸術大学。

一翼を担っているのが、画家で画材研究家の青木芳昭さん。
授業のために京都にお住まいだが、自宅は那珂市飯田2574-11に在る。
自宅の一角には「アカデミア・プラトニカ」と言う名のギャラリーも運営されている。
今夜の放送に出演し[画材の顔料]について話されるらしい。

2時間の特別番組、どの様な内容か楽しみだ。

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佐藤勝彦「ええがな ええがな」

2013年01月30日 20時34分21秒 | Weblog
佐藤勝彦「ええがな ええがな」

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「天地」佐藤勝彦 作


文化出版局刊行の季刊雑誌『銀花』が2010年2月25日発売の161号を最終号とし休刊したことを、最近になって知った。
1967年(昭和42年)11月 の創刊から間もない10号から100号くらいまでは購入していたが、それ以降は手に取る機会が少なかったが残念だ。

生活に密接した日本の伝統工芸や美術などを取り上げ、味わい深い人生に誘う趣味の雑誌だった。特に、豆本や限定本やなど書籍に関する記事も多かった。
出版社直営の「銀花ギャラリー」では、特集された作家の展示即売なども行われた。さらに、全国にフランチャイズの「銀花ギャラリー」も誕生するなど、人気を集めた。
1975年の24号は1冊に1枚ずつの佐藤勝彦の肉筆画をはさみこんだ特別号が発売されたのは画期的な出来事だった。
当時の「銀花」の発行部は約7万、見事にこなした佐藤勝彦。
「ええがな ええがな」と独特の仏教観に根ざした豪放な描き方。
富士山と仏像を好んで描くが、簡単な文章も添えられる。

その後、似たような作家も沢山いるが、佐藤勝彦この様なスタイルの草分けと云える。
陶磁器や骨董品の蒐集家としても知られるが、自らも陶器の製作絵付けもする。南町にあった「鶴屋書店」のギャラリーでの展示販売、作者も来廊して観客の前で制作するところを見せた。その時は椿の花を描いたぐい飲みを購入した。
1940年の生まれだから70歳を過ぎたばかり。
フランス・パリやドイツのリールおよびオルテンブルグで個展を始め。精力的に活動を続けておられるようだ。
昭和48年(1973)の著書「ええがな ええがな」のごとく拘らない生き様は惹かれるものが多い。

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「美味しい野菜を、最高の状態で届ける」久松農園

2013年01月27日 21時18分09秒 | 農業、手仕事
「美味しい野菜を、最高の状態で届ける」久松農園

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1月24日(木) 18:30~水戸国際交流会館で「第25回アルべトレッペサロン」開催された。
ゲストスピーカーは久松農園の久松達央さん。

久松さんは1970年生まれ、慶応大学文学部を卒業後はテイジンに入社した。
新素材アラミドの営業活動に従事するが、漠然と『田舎暮らし』に憧れ、親の反対を押し切って、農業の道に転身を図った。
農業研修後に農業法人に就職したが、会社員時代と同様な経理業務等を任され、農作業の機会は少なかった。
さほどの農業技術を持たずに、13年前に土浦市(旧新治村)に久松農園を開設した。
「農業が好き」と言う単純な動機であったが、多品目で少量生と路地で有機栽培をし「美味しい野菜を最高の状態で、お客さんに届ける」の一念で、試行錯誤を続けた。

現在では、年間50種類の露地野菜を有機栽培し全国の 300軒の消費者や飲食店に直接販売、5名の生産・販販のスタッフが従事するまで発展した。
個人が70%、飲食店が30%とのことだが、日本独自の「宅急便システム」があればこそ、だという。

国策としての、産地の時期と品種の特定化は、安く不味い野菜が多くなるばかり、農家の所得の向上にはならないだろう。

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「おいしいから、有機栽培を選ぶ。機野菜の本当の価値は、おいしさです。厳しい環境の中でたくましく生き抜いた健康な野菜だからこそ、深く豊かな味わいがあるのです」の言葉は共感できる。

確かに、露地物の冬野菜は、霜の影響で見た目は悪いが味は最高だ。

「生鮮野菜は鮮度・旬・品種が決め手」

その為に、種を蒔く時期の分散、土地に適合した品種の選定等、科学的に分析したプログラムを作成している。とはいえ、自然が相手だから常に変更をしなければならない。

パワーポイントを駆使し、分かりやすい言葉で久松農園の運営と日本の農業についての分析は、新規に就農したからこそ語れるのだと感じた。

栽培にとどまらず,販売,経営を含めて総合的な農業経営の話は、すべての業種に通じる内容と思えた。

講演後の質疑応答では、専業農家の方も多いようだった。

久松さんの様な農家が増えれば、日本の農業にも未来がると、感じることが出来た。

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講演に先立ち「アルべトレッペサロン」の山本惠さん、倉田 稔之さんから「サロンの活動が、多くの所から注目を集めています」との報告があったが、確かにそれを実感した。この様な会を運営されている皆様に感謝いたします。


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「吾妻庵」の天ぷら蕎麦 @水戸市南町1丁目

2013年01月24日 18時14分24秒 | 水戸
「吾妻庵」の天ぷら蕎麦 @水戸市南町1丁目

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高校時代、学校帰りに立ち寄った蕎麦屋「吾妻庵」。
あれか50年以上が経ったが、年に何度か行きたくなる。
入り口で、同級生に出会った。
「懐かしくて、食べに来たよ」とのこと、誰しも思いは同じようだ。
警察署や郵便局も近いからサラリーマンの昼食処といのは、相変わらずだが。

入口を入って正面にある食券販売所でから食券(食札)を購入するのは、今では珍しい。渡された札を持って着席し、配膳時に札と料理を交換するのは全く同じ。
普通の蕎麦屋と同じような御品書きだが、何時も食べるのは、〈イカのかき揚げの天ぷら蕎麦〉のみ、たまには別なものをと思いつつ、おなじになってしまう。

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お盆は年季の入った屋号入りの塗り物。
イカは1センチサイズに切られているので、一般的なイカ天とは違う。
カリカリとした香ばしい衣のイカのかき揚げは何時も変わらず。
細打ちの江戸前で、汁は濃い目。

変らぬ味の店が存続しているのは嬉しい。

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片岡洋一作「白い藪椿」

2013年01月23日 21時09分09秒 | Weblog
片岡洋一作「白の藪椿」

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寒い日が続くと、春が待ち遠しい。
木偏に春と書いて「椿」。
まさに、春のしるし。
椿の種類も沢山あるが僕の好みは藪椿。
おそらく原種に近いのだろう。

花弁の赤と芯の黄色の対比も素晴らしい。
ことに、白が美しいが変種なので、白の実生から白が咲くとは限らない程に珍しい。

椿の花が開花するまで、片岡洋一さん描く《瀬戸の徳利に活けられた、白の藪椿》を楽しむことに。


片岡 洋一(1932年~)さんは〈雪景色〉〈奥久慈〉などの風景画家として知られるが“馬”や”魚“などの動物・植物画も描く。
画家と言うより、江戸時代の絵師を思わせる人柄。
更には、文章も素晴らしく、随筆集を出版されたこともある。

残念ながら、随分前に体調を崩され半身不随になり、第一線を退いた。
されど、絵にかける執念は凄く、左手での制作を続けられているようだ。


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弘道館の蝋梅(ろうばい)が咲き始めましたが。

2013年01月22日 23時29分30秒 | 水戸
弘道館の蝋梅(ろうばい)が咲き始めましたが。

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もしかすると、また雪。との天気予報だったが、幸いにも雨。
日陰に残っていた14日の雪の塊も、あらかた消え去った。
昼過ぎには雨も上がって風も無く、寒中とは思えない陽気となった。

雨は植物には恵み、弘道館の梅は如何か、と足を運んだ。
震災で被害を受けた処の修復はまだまだで、完成まで一年はかかりそうだ。
残念だが、今年の梅まつりには間に合いそうもない。

「探梅」と言う言葉が有るが、梅の花は満開を見るより一輪・二輪の花を探して愛でるものだが、今年の寒さで蕾は固く、咲く気配は感じられない。


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正庁右の蠟梅の古木が、やっと咲き初めた。
とは言え、未だ一分咲き程度。

春の訪れ、はもう少し先の様である。


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寒中お見舞い申し上げます

2013年01月21日 19時51分12秒 | 生活
寒中お見舞い申し上げます


蠟梅の花。花も香りも素晴らしい。

暑い夏だと寒い冬と言われるが、正しくその通りで、寒い日が続いています。
皆様方は、如何お過ごしでしょうか。

1月14日は低気圧の通過の影響で関東全域でも雪が降り、鉄道や高速道路に大きな影響を与えました。雪国の人達からみたら、さほどの降りではなかったでしょうが大混乱でした。
この分では、この後も何度か振りそうです。

1月17日は阪神・淡路大震災から18年目を迎えましが、神戸市では震災を経験していない人が40%を超えたとのことです。
間もなく、東日本大震災が発生して二年となります。
津波や原発事故による復旧は遅々として進みませんが、長い時間を要するでしょう。記憶の風化は早いものです。震災の経験や教訓を次の世代にどう伝え、新たな災害への備えにどう生かせばよいのか。難しい問題です

20日は大寒でした。
二十四節気のひとつで、この日から立春(2月4日)までが最も寒い時期と言われます。
旧暦の正月は2月10日で、日本人の季節感には旧暦の方が似合う。

暫しの間、静かに暮らし、春の訪れを待ちましょう。

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「波山をたどる旅」上映会 @近代美術館

2013年01月18日 21時21分55秒 | Weblog
「波山をたどる旅」上映会 @近代美術館
1月18日 15:00~17:00
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茨城県出身の陶芸家・板谷波山の「人と作品」を紹介する映画が完成し、茨城県立近代美術館の地下1階のホールで上映された。


映画は2部構成で各々40分。

第一部は
板谷波山の生涯を写真や再現ドラマでたどる。
2012に年度「ミス日本ミス着物に」に輝いた水戸出身の海老澤佳奈さん初主演。進路に悩む美大生が板谷波山の作品に出合い、出生地の下館、窯場を築いた田端、多くの作品を保存展示している笠間の茨城県立陶芸博物館など各地を訪ねる。関係者のインタビューなどを通して、波山の作陶の真髄を理解してゆく物語。
10年前の映画『波山』で主役を演じた榎木孝明が美大の教授役で友情出演。
大多数の役者は地元のアマチュア劇団員などだ。
南町のK写真館の奥様が母親役で出演されていたのには驚き。

再現ドラマで波山を演じたのは陶芸家・戸田浩二氏。
青銅器を模したシャープな造形で注目されている作家だ。
筑波大学体育専門学群卒業し、水戸ホーリーホックの前身のプリマハムでサッカー選手として活躍。その後、陶芸の道に転身し伊藤東彦氏の下で修業し独立した異色の経をもつ。
今回は役者として登場したが若き日の波山を偲ばせる端正なマスクで好演していた。多才な方である。

第二部は
波山の遺族や研究者にインタビューした証言や解説などで構成されている。
元出光美術館学芸員で現在は学習院大学教授・荒川正明氏。
中国陶磁に関しても高い見識を持つ、波山研究の第一人者。
彼もまた水戸出身であるのは、水戸の誇りだ。
波山のお孫さんで、銀座で着物を商っておられる村田あき子氏。
茨城在住の漆芸家・人間国宝の大西勲氏。
茨城県陶芸美術館館長の兼子賢治氏などが波山の人と作品を紹介する。

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一部と二部の間に、出演者とプロジューサーの金澤大介氏が舞台挨拶。
ミス日本の海老澤佳奈さん、さすがに素敵でした。

この映画は以前から企画されていたわけではなく、海老澤佳奈さんが日本一に輝いた昨年、支援する方法は?とスタートしたとのこと。
茨城県を始めとする関係する市町村や多くのボランテアなどに支えられ完成した。

今後の上映は、筑西市のスピカで1月19日。
県近代美術館で2月26日~3月3日。
県陶芸美術館で20日、22~27日に上映とそれぞれ上映初日に出演者の舞台あいさつが行われる。

それ以降は、学校や公民館など公共施設で上演を予定している旨の案内があった。教育・啓蒙などの役割を担い、時代を証言する映画である。

今日の午後3時からの会場は満席で、7時からの上映も多くの方が集まったであろう。
関係者の皆様方、ご苦労様でした。

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荒木経惟と浄閑寺@ 荒川区南千住2-1-12

2013年01月16日 22時09分24秒 | Weblog
荒木経惟と浄閑寺@ 荒川区南千住2-1-12

写狂人大日記


自ら“天才”と称する写真家アラーキーこと荒木経惟氏。
女性のヌード写真が多いが、自分の身近な人や恋人、更には自分自身。
写真集には「東京日和」「東京物語」など「東京」と名の付くものが多い。
渋谷、新宿、銀座を撮影しても、裏通りにひっそりと佇む人気のない風景。
古い建物、野良猫、都会で取り残されたような静謐さ。
多くは、エロっぽく猥褻だ。
作品の数は膨大で、その中の一部しか見たことが無いから多くを語れないが、僕の好きな写真家だ。

写真も良いが、文章も独自の語り口で面白いし含蓄もある。
署名を含め、タイトルの「書」も充分に作品になりうる。
“三ノ輪の浄閑寺の門前が出生の地で、子供の頃は境内が遊び場だった”と
読んだことがあったので、訪ねてみたいと思っていた。

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浄閑寺は1655年に創建され、吉原遊廓の誕生(1657年)よりも2年早い。
同寺が投げ込み寺と呼ばれるようになったのは、遊女が死亡した際にこの寺に投げ込んで葬ったことによるようだ。

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新吉原総霊塔。

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この地を愛した、永井荷風の詩碑と筆塚。
荷風の詩集「偏奇館吟草」の「震災」という詩。


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「森鴎外記念館」@文京区千駄木1-23-4

2013年01月16日 16時14分44秒 | 文化遺産
「森鴎外記念館」@文京区千駄木1-23-4

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「谷根千(谷中・根津・千駄木)」は下町散歩の定番の地域。
明治の文豪森鴎外(1862-1922)がその半生を過ごした文京区千駄木。
旧居「観潮楼」の跡地に「文京区立森鴎外記念館」が2012年11月1日開館した。
[陶器二三雄建築研究所]の設計になる建物は、団子坂に面して低く構え,「薮下の道」につながる路地のような空間から入る。
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この谷根千の散策路に続く路地からは、いにしえの「観潮楼」を偲ぶ庭の大銀杏や3人冗語の石を眺める事ができる。

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記念館の脇には茨城在住の彫刻家・一色邦彦作の『舞』と題する彫刻が据えられている。

開館記念展は『150年目の鴎外 ―観潮楼からはじまる―』と題して日記、手紙や原稿や写真などの資料を中心に、鴎外の生涯と観潮楼での日々を偲ぶ展示。


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地下展示室への階段。
1階は受付・カフェ・ミュージアムショップ・庭園。
展示室と収蔵庫は地下1階。2階は講座室と図書館。
恒温恒湿による保全環境と,災害時の延焼や水損をも防ぐ意味で地下に展示室や収蔵庫を設ける美術館が多くなった。

小説家、戯曲家、評論家、翻訳家、陸軍軍医と、いくつもの顔をもつ鴎外は、その業績から傑出した才能は明らかだが、文化人たちとの交流からも人間鴎外の大きさを知ることができる。
鴎外の住居であった観潮楼は、鴎外にとって交流拠点、観潮楼歌会をはじめとする集まりや日々の訪問客には、石川啄木、齋藤茂吉、与謝野寛、永井荷風、正岡子規など、多くの文化人たちがいた。
鴎外と祖母・父・母・弟・妻、そして子どもたちとの暮らしぶりも紹介されている。子どもたちに「パッパ」と呼ばれたり、子どもたちに勉強を教えるために鴎外自ら教科書を手作りしたり・・・。
良き家庭人としての姿が浮かび上がる。

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佐佐木信綱の筆による「観潮楼址」碑。

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永井荷風書「沙羅の木」碑。

鴎外は1922(大正11)年7月9日、60歳で永眠した。
死に及んで「石見人森 林太郎トシテ死セント欲ス」という遺言を残しているが、文学者・軍医総監・帝室博物館総長という現世の栄華にも拘らず,市井の一人として人生を全うしようとする姿は、幕末から明治にかけての人間像の典型といえる。

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東洋館リニューアル@東京国立博物館

2013年01月15日 15時39分29秒 | 文化遺産
東洋館リニューアル@東京国立博物館

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エレベーターの新設。

耐震補強工事のため2009年から休館していた東京国立博物館東洋館が、展示空間を一新してリニューアルオープンした。
耐震補強が目的ではあったが、中央部にガラス張りのエレベーターが新設されたので、お目当ての展示室に直行できるようになった。
東洋館の展示室はらせん状には巡るので、上下の展示室に移動する際の不便さが解消された。

クリアーな展示ケース。

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ドイツ製の低反射ガラスを用い、LED照明の導入で明るく見やすい展示になった。
展示室が増えた。

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これまで展示される機会が少なかった「クメールの彫刻」や「インドの細密画」、「清時代の工芸」にも、専用の展示コーナーが設けられた。

特に、カンボジア・アンコール遺跡群でおなじみの、クメールの彫刻を集めたコーナーが地下1階に新設された。
クメールの彫刻は観る機会が少ないので馴染まないが、異様な美しさがある。

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中国の宋・元時代の書画、中国陶磁、中国漆工、西域美術に関しては世界でも有数のコレクション。


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博物館に初もうで @東京国立博物館

2013年01月14日 23時36分07秒 | 文化遺産
博物館に初もうで @東京国立博物館

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お正月を東京で迎え、2日から4日までの3日間は、上野の東京国立博物館に通い詰めた。「博物館に初もうで」と銘打って今年の干支の『巳・蛇・ヘビ』の絵画、彫刻、工芸品の特別展示。
さらに吉祥模様の美術・工芸品など展示や長谷川等伯の「松林図屏風」をはじめとする名品の数々などが特別公開。

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そのうえ、2009年から耐震補強工事のため休館していた東洋館が2日から展示空間を一新してリニューアルオープンしたからだ。

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開館セレモニーの後に「アジアの女神たち~祝福と歓迎の舞~」や和太鼓、太神楽、獅子舞など盛り沢山。

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本館ののいけばな。

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重要文化財 大黒天立像 快兼作 東大寺伝来 南北朝時代・貞和3年(1347) 

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松梅群鶏図屏風 伊藤若冲筆 江戸時代・18世紀

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重要文化財 「風神雷神図屏風」尾形光琳筆 江戸時代・18世紀

博物館詣での毎日だった。

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アメ横周辺

2013年01月14日 18時27分19秒 | 食べ歩き
アメ横周辺

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暮れから正月を東京で過ごした。
たまたま29日と30日アメ横周辺に出かけた。

夕方7時を過ぎれば人出も一段落で、歩ける程度の余地はあった。
威勢の良い掛け声と人波を見ているだけで愉しい。

30日は御徒町駅で友人M氏と待ち合わせ、酒を酌み交わした。
蕎麦屋で軽くつまんで酒を?むのが通常のパターン。

チェーン店だが良い店がる、と案内されたのが「北前そば高田屋 御徒町店」(台東区台東4-8-7 友泉御徒町ビル B1F)。
板わさ・鴨抜き鍋と熱燗、〆に蕎麦。山葵は本わさびにオロシガネが添えられている。

御徒町から数分歩くが、昭和通を渡れば人出は段違いに少ない。
隣は安売りで有名な「多慶屋」の店舗が何軒もある。

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更には、コリアンタウンも近くで韓国レストランや食材店も在る。
行きたい焼肉屋も数軒ある。
丸1年前になるが、ソウルで食べた「サムギョプサル」が懐かしく、日本でも味わいたいと思っている。

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The Rat Pack(ラット・パック)

2013年01月13日 23時20分57秒 | Weblog
The Rat Pack(ラット・パック)

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Frank Sinatra (フランク・シナトラ1915 - 1998)は僕にとってアメリカを象徴する人物の一人。シナトラを中心と人たちは「The Rat Pak(ザ・ラット・パック)」と呼ばれた。



1950年代から60年代の当初のシナトラ軍団のメンバーはFrank Sinatra(フランク・シナトラ)を中心に、Peter Lawford(ピーター・ローフォード)、Dean Martin(ディーン・マーチン)、Sammy Davis Jr.(サミー・デイヴィス・ジュニア)、そしてJoey Bishop(ジョーイ・ビショップ)などメンバーは様々。
このラットパック・メンバーでハリウッドやラスベガスなどでショーを公演していた。
その当時のライブ映像の一つが『The Rat Pack』同様のタイトルのCDもあるし、収められている曲も異なる。
タキシード姿が様になってます。憧れの世界でした。

アメ横の帰り道(昨年の、12月30日)中古屋で見かけ¥300で購入ました。
CDやDVD廉くなりましたね。嬉しいことです。

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王子狐の行列 @東京北区王子

2013年01月13日 22時36分34秒 | 歳時記
王子狐の行列 @東京北区王子

昨年の大晦日の話ですが、北区王子の「狐の行列」を見に行きました。 

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広重「王子装束ゑの木大晦日の狐火」(1857)

「毎年大晦日になると、関東一円から狐が集まり装束を整えて、王子稲荷にお参りした」そんな昔の言い伝えを今に残し、街を活性化したいとで駅前商店街の有志が「狐の行列」を始まって20年足らずで、北区を代表するビッグイベントと成った。

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昼間は、500円支払うと子供限定だが狐のメイクをしてくれる。
そのメイクで、参加商店を巡ればどのお店でも景品を貰える。
全て廻れば、総額は2000円以上で親子連れが、町内を行き交う。

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夜には狐のメイクをした着物姿の人達の行列。
それを見るために集まった大勢の人達。

食べものなどの屋台や露店もでるが、全てが地元の商店街の人達。

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王子稲荷までの行列が延々と続く。

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