「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

「明後日朝顔プロジェクト2017水戸」収穫祭

2017年11月11日 18時54分15秒 | 水戸芸術館
「明後日朝顔プロジェクト2017水戸」収穫祭




日比野克彦さんが主宰する「明後日朝顔プロジェクト」が13回を迎え11月11日に収穫祭が行われた。


水戸芸術館で2005年に開催された「HIBINO EXPO 2005日比野克彦の一人万博展」に於いて、新潟の「第2回大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ育てた朝顔を育成するプロジェクトも折りこまれたのが水戸での第1回。



新潟~水戸の種が順次拡がり、全国の30都市に及んでいる。

水戸芸術館広場の回廊2階・京成百貨店外壁に植えられた朝顔が、夏には涼しげな花を咲かせ、秋には実を着けた種を収穫。



収穫された実。



トウミを使って種を選別。



この日の参加者は約50名。




蔓をまとめて、特大の「クリスマスリース」に。
水戸芸術館のエントランスホールに飾られる。

水戸の記憶が詰まった種が来年へ、「明後日」へ。
種を通してつながる別の地域へと思いがつながる。


日比野克彦さん毎年有難うございます。
サポートの皆様ありがとうございます。

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あおぞらクラフトいち@水戸芸術館広場

2017年04月30日 21時33分53秒 | 水戸芸術館
あおぞらクラフトいち@水戸芸術館広場
4月29日(土)・30日(日)10:00~17:00




水戸芸術館の広場は、狭いながらに都市公園と広場としての機能を備えた場として活用されている稀な広場と思っている。

春と夏に開催される「あおぞらクラフトいち」は水戸芸術館としての特徴を最大限に発揮した場として多くの人達に知られる様になり、来場者も多い催事だ。








2日間合わせて(29日のみ・30日のみの店舗もある)158店舗の参加、と言うだけあって、広場にぎっしりとテントが建っている。




主には出店者によるクラフト商品の展示販売だが、時間帯によっては各種ワークショップ、DJ、アコースティックライブなども行われる。







関東一円から出店の希望者が多く、その中から厳選された出店者の商品は品質が良く価格が適正なのも魅力らしい。



カフェ&フードコーナーは移動販売車によるが、ユニークな店も多い。

主催の「水戸デザインフェス実行委員会」を始め共催・協賛・協力などの多くの方々の努力で成功しているのだろう。



楽しく意義ある「市」なので、毎月の開催は難しいにしてもあと1回、年に3度位は開催されれば、と思っている。

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「高校生ウィーク2017」5月14日まで@水戸芸術館

2017年03月31日 20時40分15秒 | 水戸芸術館
「高校生ウィーク2017」5月14日まで@水戸芸術館




水戸芸術館が発足以来、教育プログラムの充実に努めていることは大きな特色で、音楽・演劇・美術の3部門は各種のプログラムを開発し、試行錯誤しながら活動を続けている。
開館して四半世紀を経過し、その道の専門家として歩む人たち、或いは日常の生活で大いに役立つなど、成果は実っている。




水戸芸術館現代美術センターの「高校生ウィーク」は教育プログラムの一つでで、高校生と同年代の方に現代美術に親しんでいただく展覧会の無料招待期間で1993年から始まった。

2003年から「ワークショップルーム」の一角にカッフェが開設され、2004年から現在まで全部がカフェスタイルとなった。








「ワークショップ」脇に「たねや」の臨時売店が会期中営業。
「たねや」の銘菓が水戸でも味わえる。

コーヒー・紅茶などがセルフサービスだが、無料で飲める。



モザイクタイルを使用した、作品制作もできる。









雑誌や書籍が本棚に沢山用意され、お茶を飲みながら本などを読み、来場者との交流。
高校生と銘打ってはいるが、小・中学生や成人も参加するから幅広い。

「高校生ウィーク2017」は3月11日(土)~ 4月9日(日)の予定であったが「藤森照信展」の会期と同じの5月14日(日)までに延長された。

この様な「ブックカフェ」街中に在ったらと思うが、
水戸市天王町2-32 の「VILLAGE310.」はこの様な「ブックカフェ」で人気だ。

水戸芸術館の「高校生ウィーク」は期間限定・セルフサービスではあるが、無料は魅力だ、大いに利用しよう。

追記。

水戸芸術館の森山純子さんより。
《高校生が無料でギャラリー入場できる「高校生ウィーク」は4月9日までなのですが、カフェのみ延長となります。
学校が始まるのでボランティアメンバーは、20代から上の世代が中心となり担います。たねやさんのお菓子も季節にあわせて、少しづつ変わるそう。
明日から「たねやあんみつ」が入荷とのことです。》
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藤森照信展@水戸芸術館現代美術ギャラリー

2017年03月31日 06時43分24秒 | 水戸芸術館
藤森照信展@水戸芸術館現代美術ギャラリー
3月11日~ 5月14日




水戸芸術館現代美術ギャラリーで「藤森照信展―自然を生かした建築と路上観察」が開催されている。

建築史家で建築家の藤森照信は“自然の造形を生かし自然と同化した”建築と周辺を含めた環境計画など極めて独創的で、世界に誇りうる日本の建築家と思っている。



表現は対照的だが、入り口には師匠とも言える磯崎新からのメッセージ。

第1は



中央には木製の椅子の数々。
枝ぶりなど自然なままの素材を使用、座ることも可。
会場内には、無垢の木を使用し彫り上げた模型なども数多く展示されている。



写真家・増田彰久の撮影したユニークな公共建築の写真が展示されている。



「多治見市モザイクタイルミュージアム」の写真や、モザイクタイルを張り付けた車が展示。

第5室「未来の都市」



朽ち果てた「東京タワー」と思われる搭に象徴される未来都市は、もっと自然に寄り添ったものとなるだろう。

第6室「たねやの美とラコリーナ近江八幡」



近江八幡市の菓匠「たねや」は本社屋を始め多くの施設を藤森照信と協同で創り上げ成功している。




今回の展覧会は「たねや」の全面的な協力により、実物を見ることが出来ない建築を実態に迫り想像でき展示になっている。

●彦根城のお濠端の「彦根美濠の舎(み ほりのや)」に行ったことが有るが、店舗2階に「たねや美濠美術館」 が在ったとは知らなかった。



「湖東焼」
「たねや美濠美術館」が収蔵する彦根藩・湖東焼は約300点。
其の一部が紹介されている。



「志村ふくみ」コレクション。
人間国宝の染色家・志村ふくみは近江八幡の出身。
同郷の作家支援として「たねや」は「志村ふくみ」の作品をコレクションしている。



実際の建築に使用された、生きている「苔」や「木」で作られた展示物。



「埴輪」を思わせる土製品に植えられた「苔」や「木」。



これまで手掛けた建築の屋根・壁・左官等の素材見本。
自然に見せるための、屋根材や壁材の下地には多くの技術的な工夫が凝らされている。



「茶室」など夢の様な創造性あふれた建築。

絵空事の様な建物が、実際に造られた写真が沢山。
やればできるのだ!

超高層に象徴される現代の建築と対照的な「藤森建築」。
「植物を建築に取り込む」数々のアイデアが溢れた展覧会で“こうあればいいな”の未来を示してくれていることが嬉しい。



第10室
関連企画「路上観察学会」の会員紹介。
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「水戸路上観察・街なか」展示 其の2

2017年03月16日 20時00分25秒 | 水戸芸術館
「水戸路上観察・街なか」展示 其の2
@「ビレッヂ310」@水戸市天王町




水戸芸術館で開催の「藤森照信展-自然を生かした建築と路上観察」の関連企画として、昨年11月4日・5日の2日間「水戸路上観察学会ワークショップ」が開催された。

参加者の採集物件(路上観察で撮影された写真)を3月11日(土)みと文化交流プラザ6階で開催された「水戸路上観察学会総会」に於いて審査を経て選出され物件(写真)が市街地の銀行や商店のウインドに展示された。







市内の5カ所に展示されているが、2015年2月に開店した天王町のブック・カフェ「ビレッヂ310」の店内展示が見応えある。


藝術館のタワーをテーマにした展示が成功している。














タワーをテーマとしながらも、それぞれが面白い。

お茶を飲みながら、あれこれ思いを巡らせると、新発見もあって楽しかった。


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「水戸路上観察・街なか」展示 其の2

2017年03月16日 20時00分25秒 | 水戸芸術館
「水戸路上観察・街なか」展示 其の2
@「ビレッヂ310」@水戸市天王町




水戸芸術館で開催の「藤森照信展-自然を生かした建築と路上観察」の関連企画として、昨年11月4日・5日の2日間「水戸路上観察学会ワークショップ」が開催された。

参加者の採集物件(路上観察で撮影された写真)を3月11日(土)みと文化交流プラザ6階で開催された「水戸路上観察学会総会」に於いて審査を経て選出され物件(写真)が市街地の銀行や商店のウインドに展示された。







市内の5カ所に展示されているが、2015年2月に開店した天王町のブック・カフェ「ビレッヂ310」の店内展示が見応えある。


藝術館のタワーをテーマにした展示が成功している。














タワーをテーマとしながらも、それぞれが面白い。

お茶を飲みながら、あれこれ思いを巡らせると、新発見もあって楽しかった。


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「水戸路上観察学会」総会@みと文化交流プラザ6階

2017年03月16日 05時58分23秒 | 水戸芸術館
「水戸路上観察学会」総会@みと文化交流プラザ6階



水戸芸術館で3月11日(土)から開催される「藤森照信展―自然を生かした建築と路上観察」の関連企画として「水戸路上観察学会総会」が同日の13:30~15:30に「みと文化交流プラザ6階」で開催された。





パネリスト(路上観察学会員)として、
松田哲夫(事務局長、編集者・筑摩書房顧問)、 藤森照信(建築家・建築史家)、
林丈二(著述家・明治文化研究家)、 南伸坊(イラストレーター)、一木努(歯科医師)の5氏と云うことで、開場時間の13:00には定員の200名を超える参加者で「路上観察」に関心を持つ人が多いのは嬉しいこと。






パネリストの「採集物件」のスライド映写とコメントに対し、他のパネリストが感想などを述べた。
さすがに、路上観察のベテランの採取物件やコメントは愉しかったが、続いて発表された一般会員の物件も素晴らしいものがあった。

「路上観察」は写真を撮る角度によって、合成したのかと思える作品や映った作品に対するタイトルに左右される。
「言われてみれば」~「そうだよね」の図式だ。





優秀作品には表彰状と本などが贈呈された。

「ブラタモリ」を始め、街中を散歩しながら何かを発見するテレビ番組が流行だが、「路上観察」はそれらの「元祖」と言える。

1986年に故・赤瀬川原平を中心に結成された「路上観察学会」は30年以上を経過する間に一般化して多くの人に楽しみを与えている。



今回の水戸での開催は「水戸の魅力を再発見」する場となった。

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水戸路上観察・街なか展示

2017年03月15日 22時14分27秒 | 水戸芸術館
水戸路上観察・街なか展示
3月18日~ 5月14日








水戸芸術館で2017年3月11日~ 5月14日まで開催の「藤森照信展-自然を生かした建築と路上観察」の関連企画として、昨年11月4日・5日の2日間「水戸路上観察学会ワークショップ」が開催された。

藤森照信、南伸坊、松田哲夫、林丈二など「路上観察学会」会員の話を直に聞ける場とあって、定員40名に対し茨城県内はもとより関東各地から応募者があった。

参加者の採集物件(路上観察で撮影された写真を3点提出)を3月11日(土)
みと文化交流プラザ6階で開催された「水戸路上観察学会総会」に於いて審査を経て選出され物件(写真)を3月18日~ 5月14日水戸市中心市街地に展示される。

今日(15日)は、





栗原写真館







常陽銀行本店





常陽銀行泉町支店

の3カ所を巡った。
何れも小さい写真で見てすぐ分かる、と云う事ではないが、撮影したアングルや説明文を読んでニヤリと出来ればお慰みだ。

「街歩き」がブームの時代「物件採取」のヒントがあるかも。

展示場所は
①茨城県庁三の丸庁舎1F(水戸市三の丸1-5-38) 9:00~19:00 会期中無休
② 常陽銀行本店(水戸市南町2-5-5) ショーウィンドウ
③栗原写真館(水戸市南町3-3-35) ショーウィンドウ
④VILLAGE310(水戸市天王町2-32) 11:00~22:00 水曜休
⑤ 常陽銀行泉町支店(水戸市泉町2-3-8) ショーウィンド

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伝わる声のつくり方(+ちょっと演劇)

2017年02月22日 23時28分31秒 | 水戸芸術館
伝わる声のつくり方(+ちょっと演劇)
2月22日(水)13:30~15:00 水戸芸術館 リハーサルルームA








水戸商工会議所主催する「水戸まちなかゼミ」が2月から3月にかけて70講座が開講している。
市内在住の専門家が幅広い分野で講座を担当している。しかも、受講料が無料。
今日(2月22日(水)13:30~15:00は水戸芸術館 リハーサルルームAでACM専属俳優・塩谷 亮さんが講師をつとめる「伝わる声のつくり方(+ちょっと演劇)」が開催された。

“発声が悪く、声が通らない”のが悩みの僕にとって『伝わる声の作り方』は魅力だ。

講師:塩谷 亮さんの自己紹介。

1967年北海道に生まれる。
茨城キリスト教大学文学部在学中より演劇活動を行う。
卒業後、1992年より水戸芸術館の劇団ACMに舞台俳優として所属。
ACM劇場主催公演に出演。さらに、太宰治や宮沢賢治などの文学作品を構成・演出・朗読。また近隣図書館での朗読会や幼稚園への訪問公演、小学校への訪問公演なども行なっている。2015年より茨城キリスト教大学兼任講師。

●水戸芸術館の素晴らしさは音楽・演劇・美術の3部門が教育普及のプログラムを充実させていること。これにより多くの小・中学生が受講しその後、専門家となった人も多いが、本物に触れたことは生涯の宝物だ。








*伝わる声にするのには、「自分の身体を楽器のつもりで、全身で発声する」
そのために、先ずは柔軟体操、筋肉をほぐすと響きのよい声が出る。



発声練習、[響き」「い」「え」「あ」「お」「う」の発声の方向。
[滑舌]口の形と動きを意識する。

声の要素(ボリューム、滑舌、距離、方向)をコントロールする。
大きな声は包み込むように。
よく「聞く」。







一応の訓練が終わって紫式部の「源氏物語」(瀬戸内寂聴・訳)を朗読。

20人が2グループに分かれ朗読してみる。

●約1時間半の講座であったが、あっという間に過ぎた。
短時間でも発声の基礎を教えて頂いただけで、大分通るようなった。
意識するだけで、これ程まで異なるとは驚き。

講師の塩谷さん、芸術館・商工会議所のスタッフの皆様有り難う御座いました。

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「秘境/魔境」SUGADAIRO PROJECT vol.2

2017年02月08日 17時54分10秒 | 水戸芸術館
「秘境/魔境」SUGADAIRO PROJECT vol.2



出演:スガダイロー、近藤岳、有馬純寿、田中泯
2017年1月28日[土] 開場:18:00/開演:18:30
@水戸芸術館 エントランスホール/ACM劇場


昨年の暮れに取材された「ブラタモリ」水戸編が1月28日の19:30~20:30に放送されることになった同時間帯に水戸芸術館でSUGADAIRO PROJECT vol.2「秘境/魔境」の公演があった。
チケットは購入済みなのでブラタモは録画を予約し、エントランスホールに。



開場時間から間もないのに、ホールの1階・2階にかなりのお客が、

11月26日に開催されスガダイローによる三部作の第1弾:師匠・山下洋輔との「狂演」篇。「超高速で鍵盤を叩き、ペダルと床を踏み鳴らすというより蹴っ飛ばす。お互いが呼応し爆撃を繰り返す。」何だか分からないが「凄い」としか言いようがなかった。

3回シリーズの第2弾。
第一部は「秘境」篇。スガダイローx近藤岳x有馬純寿






現代音楽や即興演奏に卓越し、パイプオルガンが持つ可能性を果敢に切り拓いてきたオルガニスト・近藤岳。



コンピュータを用いた独創的な音響表現で自在に空間を操り、音楽、アート、演劇など幅広い分野で活躍しているエレクトロニクスの有馬純寿。

2階のパイプオルガンの近藤岳、1階にピアノのスガダイローとエレクトロニクスの有馬純寿が一直線に並んだポジションで演奏が始まった。
3人での演奏なのにオーケストラの様に響く。

パイプオルガンは宇宙からの如く反響しスガダイローと呼応する。

エレクトロニクスの有馬純寿。
コンピューターに打ち込んだデータを基に演奏に参加しているのか、或いは全てをコントロールして1つの音に纏めているのか。
知識が無いので、その辺りは全く分からない。

高速の即興演奏がよどみなく湧き出る能力とパワー。
空襲に遭ったような大爆音で、床に座って目をつぶって聴いていた。

休憩のあとは開場をACM劇場に会場を移し
第2部「魔境」編。スガダイローx田中泯




田中 泯 は1945年生まれ。1966年クラッシックバレエ、モダンダンスを学んだ後、1974年から独自のダンス、身体表現を追求するようになる。
ゆるやかで微細な動きで身体の潜在性を掘り起こすパフォーマンスは、ダンスをはるかに越えて、新しい芸術表現として世界的な評価されている。
1985年から今日に至るまで、山村へ移り住み農業を礎とした日常生活をおくることでより深い身体性を追求している。(芸術館HPより)

話には聞いている、田中 泯のダンスが如何なるものか、は今回の楽しみ。
さらに、ピアノとダンスの異種格闘技だ。

操り人形の様な、関節がバラバラの動き。
コマ落としのようにも見える。パントマイムの動きの様にも見える。
緩急が織り交じり、立ったり寝たり、のたうちまわり、動き回る。
死者が甦ったかにも見える。



前半は上着を着ていたが、後半は上着を脱ぎ捨て上半身は裸。
日頃の農作業で鍛えた身体の筋肉は無駄がなく骨まで見えるようだ。

帰りがけに知り合いに会って「わかりました」と声をかけられた。
確かに、何だったろうと思った。

水戸芸術館が出来て四半世紀、未知なるもの出会う機会を数多く得た。
その時は分からなくとも、実物を見聞きした体験は後になって納得することがある。
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NHK「スタジオパーク」に「清川あさみ」登場。

2017年01月17日 17時48分45秒 | 水戸芸術館
NHK「スタジオパーク」に「清川あさみ」登場。



「画狂老人、北斎の晩年」に続いてテレビからのネタになるが、NHK 「スタジオパークからこんにちは」を見ていたらゲストは「清川あさみ」さん。

連続テレビ小説「べっぴんさん」のタイトル映像を手がけてブレイクしたように感じられるだろが2011年11月3日~2012年1月22日迄、水戸藝術館・現代美術ギャラリーで「清川あさみ:美女採集」の大規模な個展が開催された。



旬の女優の写真に布・糸・ビーズ・スパンコールなどを用いた刺繡する手法は斬新で女性ならでの華やかな作品だった。
若い女性に絶大な人気を博していたが、大きな美術館での個展は初めて大いに注目を集めた。



オープニングのレセプションでお会いしたが、学生時代にモデルとして活躍したと云うだけあって、小柄ではあるが、ご自身も美女であった。

水戸の展覧会の後、衣装・空間・映像・イラストレーションなど多方面で活躍するテレビの特集番組が放送され、無限の可能性を秘めた方と感じた。



その後2013年3月、銀座のポーラミュージアムアネックスで「清川あさみ:こども部屋のアリス展」を見る機会があった。

「不思議の国のアリス」を題材に、25のシーンを清川あさみの作風で表現した夢と冒険の旅を描いた立体作品。
ミニチュアドールをのぞき込むような、或いは、立体紙芝居を見る感じで水戸での作品とはまるで異なった。

今日(1月17日)紹介された作品は再び「美女採集シリーズ」

美女を動物やモノに例えての作品。



夏木マリ×アンモナイト



檀密×」ナメクジ



谷村美月×コノハズク

など、意外な発想であったが、美しく楽しい作品だった。

水戸芸術館の現代美術ギャラリー、時には難解な作品が並ぶこともあるが、大方は愉しく、時代を幾らか先取りした展覧会が多いのは誇りにしてよい。


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石川直樹 この星の光の地図を写す

2016年12月17日 15時19分21秒 | 水戸芸術館
石川直樹 この星の光の地図を写す
@水戸芸術館現代美術ギャラリー
2016年12月17日~ 2017年2月26日






冒険写真家・石川直樹による北極、南極、ヒマラヤ8000m峰といった極地を撮影した各シリーズ。
さらにニュージーランドの原生林を撮影した『THE VOID』。
ポリネシア地域に浮かぶ島々を星に導かれるように巡った『CORONA』。
世界各地の洞窟壁画を訪ねた『NEW DIMENSION』。
日本列島の南北に広がる島々を探索する『ARCHIPELAGO』など。

日本や世界各地のあらゆる場所、テレビでも紹介されない地域の写真は魅力だが、幾つかの地図も展示されている。
吾々が慣れ親しんだ世界地図と異なる別な視点から見た地球。

タイトルの「この星の光の地図を写す」を実感する。













第7室の「石川直樹の部屋」は撮影が可。
仮設の部屋を作り、遠征で使用した装備や旅先での入手した様々なモノが展示されている。




写真集や書籍を自由に閲覧できる。

冒険写真家だけに写真の展覧会としてしては異色の展覧会だ。

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「狂演」スガダイロー×山下洋輔 @水戸芸術館

2016年11月30日 00時02分09秒 | 水戸芸術館
「狂演」スガダイロー×山下洋輔 @水戸芸術館
11月26日18:30~





レコードを流すジャズ喫茶に通い詰めた時代もあったが、特に好みのプレーヤーがいると言う訳でもなし、酒を飲みながらのジャズをBGMとして聴くのが楽しいという程度のジャズファンだ。
今では古典とも言える「モダンジャズ」と称された域から抜け出ていない。
しかし、広場や店頭で催事として開催のライブコンサート等はそこそこ顔を出す。

75歳を迎えるので保守的になってしまったにせよ、好奇心は衰えづ、未知なるものを体験したいとの気持ちはある。

水戸藝術館のコンサートホールはクラッシック音楽が専門と思われているが、時には、ジャズのコンサート等も開催される。
「友の会」に入会していると、パンフレットが送られてくる。
年末から年始にかけて、フリージャズピアニスト・スガダイローによる三部作が開催されることになり、その第一弾が師匠・山下洋輔との「狂演」篇。
とのパンフレットに興味を抱き出かけた。

スガダイローは1974年生まれ。
クラシックピアノ習っていたが、中学生の時モダン・ジャズ・カルテットを率いたピアニスト、ジョン・ルイスと日本ジャズ界の最高峰の山下洋輔を聴いて大きな影響を受け、大学で生物学を学んでいたのに中退し、山下さんが教授を務めることになった洗足学園短期大学(当時)ジャズコースに一期生として入学した。

この日も演奏前にその件に触れていたが、ピアノ界の巨匠は若き自分の弟子に全面的な信頼を寄せ、この3回シリーズの第1回の師弟対決を喜んでいた。

水戸芸術館のFBにより知ったセットリストによれば。
《前半は》もみじ・遠くへ行きたい・シャボン玉・仙波山。
良く知っているメロディーが時々のぞかせるが、ジャズと言うより穏やかな現代音楽を聴いているような感じだった。
ジャズの多面性、どんな素材もジャズになる。

休憩後の《後半は》「序破急」というテーマでの即興。
前半とは打って変わって「競演」ならぬ「狂演」







(写真は水戸芸のFBより・撮影は長谷川健太郎)

残像が残るほどのスピードで鍵盤を叩き、ピアノが揺れるほどの勢いで鍵盤を押し込む。ペダルと床を踏み鳴らすというより蹴っ飛ばす。
踊る宗教にも似た狂気と陶酔。
互いへ投げかける強烈な個性のぶつかり合い。
正に「格闘技」のような凄さで、会場は圧倒された。
《アンコールは》山下洋輔の代表曲「キアズマ」
「凄い」と云うしかない。



第2弾は「秘境/魔境」2017年1月28日(月)
スガダイロー×田中泯、近藤岳、有馬純寿

スガダイロー(ピアノ)・ 田中泯(ダンス)・ 近藤 岳(パイプオルガン)・ 有馬純寿(エレクトロニクス)による異種格闘技の公演。

第1部「秘境」 エントランスホール/第2部「魔境」 ACM劇場
これまた目撃の必要がありそうだ。
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水戸路上観察学会@水戸芸術館

2016年11月04日 22時55分50秒 | 水戸芸術館
水戸路上観察学会@水戸芸術館
11月5日[土]~ 11月6日[日]




『2017年3月11日より開催する「藤森照信展―自然を生かした建築と路上観察(仮)」に先駆け、水戸市で路上観察学会を開催。参加者募集!』
の記事を見て申し込んだら、運よく当選し参加できることになった。

路地や裏町歩きが好きで、古い建物などを見るのが楽しみ、なだけで「路上観察学会」について何も知らない。
なんとなく知っているのは赤瀬川原平の「トマソン」だが、《存在は有っても、用をなさないもの》程度の認識しかない。

明日5日の開催に向け、今日は下調べを兼ねて街を歩いてみた。
過去の痕跡の有りそうな通りを歩いてみたが、過去の痕跡を残していそうな場所が、大震災の復興事業と共に整備され、失われてしまった。



空き地と駐車場は増えたが、歴史の積み重ねによって生まれた摩訶不思議とも思える、不要で奇妙な構築物などがまるで見受けられなくなってしまった。



それなりの風景と思われる場所を幾つか探してみたが、明日のガイダンスを聞いてみないと分からない。
翌6日(日)は各自が路上観察に出掛け、戻ってから品評会とのこと。

講師として参加する「路上学会員」は
松田哲夫 (筑摩書房顧問 路上観察学会事務局長)
藤森照信 (路上観察学会会員、建築史家、建築家)
林丈二  (路上観察学会会員、イラストレイター、エッセイスト)
南 伸坊 (路上観察学会会員、イラストレイター、装丁家、エッセイスト)
一木 努 (路上観察学会会員、歯科医師)
と言う豪華版で、お顔拝見とお話しを伺えるだけで大満足だ)

こんな素晴らしい機会を得たことに感謝。
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クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 

2016年10月02日 23時20分11秒 | 水戸芸術館
クリストとジャンヌ=クロード アンブレラ 
日本=アメリカ合衆国 1984-91 @水戸芸術館現代美術ギャラリー
2016年10月1日~ 2016年12月4日





『景観を変貌させる大規模なプロジェクトで世界的に有名なニューヨーク在住のアーティスト、クリストとジャンヌ=クロード(Christo、1935年生まれ/Jeanne-Claude 、1935年生まれ 2009年没)が、1991年秋に米カリフォルニア州南部と茨城県北部で実施した「アンブレラ」のドキュメンテーション展を開催します。
この“一時的なアート作品”では、カリフォルニアの丘陵地帯に1,760本の黄色の傘を、茨城県の水田地帯に1,340本の青色の傘を同時に配置させました。一本の傘の大きさは高さ6メートル、直径約8.7メートルという巨大なもの。

18日間の会期中に日本で50万人、アメリカで200万人が鑑賞しました。本展では、クリストによるドローイングやコラージュ作品、写真、傘本体ほか、実際に使用された資材、スケールモデルなどを展示し、1991年の「アンブレラ」を振り返ります。』(水戸芸術館HPより)



1991年秋、日本での開催地は常陸太田市から旧里美村にかけての里川沿いで実施された。
日本の原風景とも言える里山に沿って流れる里川。
川べり、或いは川の中に建てられた1340本の青色の傘。
人工的な建造物によって、只通り過ぎるだけの風景を改めて観る機会でもあった。
都合3回くらい出かけた記憶はあるが、いずれも車中から眺めるだけで、時には停車もしたが、傘の周りまで歩くことはなかった。







今回、会場で各種の記録的な写真や、地権者との交渉経過や役所への書類など。
膨大な資料を見ると、大プロジェクトであったことが良く理解できた。



里川のジオラマ、設置した傘の場所も同じところ。
綿密に設計されている。



傘を立てるための土台とした鉄骨はかなり大きい。



使用した傘の現物、
鉄製で6メートル以上もあり、数人でなければ移動できない。



カリフォルニアの丘陵地帯のジオラマ。



パイプオルガンの設置されているロビーの2階でドキュメンタリーの上映。
台風が来襲、傘を窄めたり、寝かせたり。
息詰まるようなドキュメント。
カリフォルニアと日本のやり取りを交互に映している。
このドラマは必見。

既に25年を経過しているから、観た体験をお持ちの方は少ないかもしれないが是非ご覧になり、開催中の「KENPOKU芸術祭」と併せて観るとより楽しいだろう。
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