「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

那須芦野宿 @栃木県那須郡那須町芦野

2022年12月27日 23時20分42秒 | 資料館
那須芦野宿 @栃木県那須郡那須町芦野



芦野宿は旧奥州街道(現在国道294号)の関東と奥州の境目の宿場として発展した。







那須歴史探訪館
那須町周辺の歴史をテーマにした資料館で2000年(平成12年)に完成。
設計は「馬頭広重美術館」と同じ隈研吾建築都市設計事務所。
周りの竹林、地場産品の八溝の木材、芦野石、藁左官、烏山和紙を使用するなど隈研吾の特徴が満載された歴史資料館。





石の美術館 STONE PLAZA
芦野石や白河石の原産地として知られる芦野の大正時代の石蔵をリニュアールして、ギャラリーなどを備えた石の美術館。
「馬頭広重美術館」「那須歴史探訪館」「石の美術館」は共に隈研吾建築都市設計事務所の設計監理で2000年に開館している。
このユニークな三館が注目を浴びて「隈研吾」の名前がが広く知れ渡るようになった。





丁子屋の鰻
旧奥州街道の芦野の旅籠として、江戸時代から300年もの歴史を持つうなぎ料理の老舗。
店舗内の通路の下に生け簀が在る。





遊行柳
歌枕の地として広く知られるようになった「遊行柳」。
藤沢にある遊行寺の歴代の住職が必ず参詣に訪れたことに由来する。
芦野石の玉垣をめぐらせた柳の傍らには、芭蕉、西行、蕪村の歌碑・句碑が建てられている。
(この写真では中央のやや真ん中の左側)
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びわ湖長浜 KANNON HOUSE @上野の森ファーストビル1階

2019年09月03日 23時13分03秒 | 資料館
びわ湖長浜 KANNON HOUSE @上野の森ファーストビル1階



聖観音坐像
平安~鎌倉時代(12世紀) 木造 古色 彫眼 像高37.5cm
長浜市余呉町上丹生 源昌寺(薬師堂安置)

上野公園・不忍池の近くの上野の森ファーストビル1階に「びわ湖長浜 KANNON HOUSE」が在る。
“東京にある、長浜の観音堂”として、長浜市が地方自治体の施設として初めての「観音」をテーマの情報発信拠点として2016(平成28)年に作られた。

長浜産の檜材で造られた館内中央の「観音堂」に、観音像1体が2か月交代で展示される。
東京国立博物館に行く途中なので、立寄るのを楽しみにしている。

琵琶湖の北東に位置する長浜市は、古くから観音信仰が篤く、人々の手によって守り継がれてきた観音像が、今も数多く点在する“観音の里”。

2016年8月、中学・高校時代の友人3人と琵琶湖を一周した。





長浜市高月町の渡岸寺十一面観音



鶏足寺の十一面観音。



念願だった竹生島に渡ったことなど。
思い出が沢山ある旅だった。

その後この旅行は「三爺の旅」と名付け、伊豆半島一周、紀伊半島一周と毎年8月下旬から9月上旬にかけて行われている。

本年は、明日から東照宮・中禅寺湖~奥日光に。
お互いに元気に旅が出来るのは眞に幸せなことだ。
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「山本 透 / LaLa mosura 共同展」@香丸資料館

2016年07月16日 15時52分18秒 | 資料館
「山本 透 / LaLa mosura 共同展」@香丸資料館





香丸資料館(石岡市府中1-4-14)は昭和初期の米蔵を改造した画廊喫茶。



入口には1対の李朝の石像が据えられている。






1階の壁面や棚には李朝の民画や白磁などの古美術品や梅原龍三郎の刻字の額などが飾られてある。



無垢の古材の机と椅子。

後藤清一さんの「笛の声」がさりげなく置かれていた。



サイフォンで淹れた自家焙煎の香り高いコーヒー。

白壁と木の温もり、そして古美術。

2階のギャラリー。



石岡市在住の中学生イラストレーターLaLaさんと、昨年6月に開催した【旅のCAFE in石岡】をドキュメントした山本透さんの写真展。






『山本 透さんの写真は、昨年6月に開催した【旅のCAFE in石岡】をドキュメントしたものだが、旅がはじまった高浜から、しまいの大久保さんの家までていねいに綴られていた。』(山本 哲士さんのFBから)

香丸資料館は35年前頃に開業したと記憶するが、水戸にもこのような空間が有ったらと憧れ、当時は何度も通った。
今回、久し振りに訪れたが殆んど何も変わらずに存在していたことは嬉しかったし、懐かしく感じた。

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益子参考館    @ 栃木県芳賀郡益子町益子3388

2010年09月05日 01時53分36秒 | 資料館
益子参考館    @ 栃木県芳賀郡益子町益子3388

水戸から車で1時間足らず、年に何度か、益子の里を訪ねる。
「益子」=「濱田庄司」、今日の益子が有るのは濱田庄司があってのこと。



濱田庄司 (1894-1978)は『京都で道を見つけ、 英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った』
と自らの軌跡を振り返った。というがまさにそのとおりなのだろう。
1924年に益子に移住し、1930年から42年にかけて多くの古民家を邸内に移築した
柳宗悦や河井寛次郎と民芸運動を創始、陶磁器・漆器・木工・金工・家具・染色やその他の工芸品を蒐集し自身の創作と生活の糧とした。



1977年、それら古今東西の生活工芸品を工芸家や一般の愛好者と共にしたい、自身が参考にしたものを人々にも「参考」にして欲しいと、「益子参考館」を設立。

僚友のバーナード・リーチ、河井寛次郎らの作品も展示。

茅葺き住居、仕事場だった工房、登り窯などをそのまま公開している。



長屋門内や大谷石作りの展示室、庭や庭に配置された石造品などから民芸運動の精神や心に触れ・浸ることが出来る。

今や『民芸』が一般化し、『民芸的な』と云うように使われることも有るが、本来の民芸運動が何であったか。
駒場の「日本民藝館」と同様に理解できる場だ。





母屋の土間にはコーヒーを飲める場所もある。

騒がしい益子の街から少し離れれば、『桃源郷』がある。

主ある時に訪れることが出来たなら、との後悔の念はやむを終えない。
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自由学園 明日館

2008年07月27日 07時14分42秒 | 資料館
「自由学園明日館」

資料館から徒歩5分足らず「自由学園明日館」に行く。
自由学園は、羽仁吉一・もと子夫妻により大正10年(1921)に創立された。
明日館は自由学園誕生の校舎で、アメリカが生んだ建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの設計による建物。
現在は国の重要文化財に指定されている。
建物は使ってこそ維持保存が出来るという考えから「動態保存」のモデルとして運営されている。
入場料¥600で建物内の見学とホールでクッキー付のコーヒーを飲む事ができる。

建物の外観や内装・家具・照明などに到るまで「プレーリーハウス《草原様式》」とよばれる一連のライト作品の典型的な建築が保存されている。

夏の暑い日だがしばしの間、幾何学的な設計でありながら親しみやすい空間で、美味しいコーヒーを味わいながら、くつろいだひと時を過ごした.。
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鳩山会館

2008年07月11日 00時52分40秒 | 資料館
鳩山会館
西の谷の雑草の勢いは日増しに強い。1日1時間程度の草抜きではとても追いつかない。
持参する道具は鎌、鉈、鋸、箒とその日によって変える。枝を払ったり、竹や篠を切ったり、階段や通路の掃き掃除をする。
分厚い豚皮の手袋をして、草を根こそぎ引き抜くのが基本的な作業だ。作業の時間帯はまちまちだが、夏場は早朝に限る。陽が昇ってからでは暑いし、汗を凄くかく。自分の楽しみでやっているのだから無理はしないようにと心がけている。

西の谷の散歩兼清掃作業の外に、月に一度位は高速バスで東京に行き、自転車による散歩を楽しんでいる。
自転車は浅草で台東区が運営している貸し自転車を借りる。
1日¥200で3日までは¥300だから1日¥100なんと安くて便利なのだろう。
水戸も観光協会が運営している貸し自転車が、千波湖の駐車場に在るが、1時間で¥100位はすると思う。
このご時勢、貸し自転車の利用増加は世界的傾向だ。水戸市は自転車が走れる環境を整備すべき、と思う。舗道をもう少し直して自転車が走れる状態にすべきと考える。
やたら無駄な施設を作るよりそれが先決。
西の谷の竹林に木製の遊歩道を作ったが誰も利用することはない。
これだけでも何百万円の予算を使用したのだろう。
落ち葉が降り積もるから、たまに掃き掃除はしているが。無駄な話しだ。

東京の散歩は場所を決めてゆく訳ではない。その日の気分で庭園を巡ったり、古き良き東京或いは江戸を感じられる所を散策する。
今回は「鳩山会館」を訪ねた。元首相であった鳩山一郎の邸宅。衆議院議員鳩山由紀夫、邦夫の祖父である。
一郎の没後、痛みがひどくなって放置されていたが、数年前に大修復を加え、往年の輝きを取り戻した。
美しい洋館は文京区音羽、護国寺と江戸川橋を結ぶ音羽通りから少し入った高台に在る。
バラの庭を前に建つイギリス風の外観、鳩をモチーフにしたステンドグラス、アダムスタイルの応接間など、落ち着きのある邸宅だ。
岩崎邸や古河邸など財閥の屋敷では無いから広大な敷地でもないし、豪邸ではないが品格が在る。戦後政治をリードし、復興から成長への転換点と成った保守合同を成し遂げた。一郎の婦人・薫は共立女子学園長を長らく勤めた教育者。

政治家には理念と品格が重要だ。鳩山会館には鳩山家四代にわたる澄んだ空気が感じられる。由紀夫、邦夫のご両人には一郎・薫の精神を引き継ぎ、強い情熱を持って日本の政治を改革して欲しいと感じた。


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