「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

水戸開幕戦・キックオフ15:00 @Ksスタ水戸

2014年03月01日 20時50分10秒 | Weblog
水戸開幕戦・キックオフ15:00 @Ksスタ水戸

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今日(3月1日)Jリーグが開幕した。
国立競技場で行われた鹿島アントラーズ対ヴァンフォーレ甲府は鹿島が4-0で快勝し、好発進。
明日2日、水戸ホーリーホックは大分トリニータを迎えホームのKsスタで開幕戦だ、鹿島にあやかって白星で飾りスタートしたい。

昨季は15位に終わったが、選手とサポーターの意気込みは高い。
天気は曇りか雨との予報だが、大勢の観客で応援したい。

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鎌倉文学館@鎌倉市長谷1丁目

2014年02月28日 23時56分33秒 | Weblog
鎌倉文学館@鎌倉市長谷1丁目

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北鎌倉の東慶寺での仏像展を観るための鎌倉行き。
東京駅から横須賀線で約60分、鎌倉駅に到着。
旅先でレンタサイクルを借りるのが僕の流儀で、JR駅前の貸自転車営業所に。

ところが、建屋を改築中で長谷の営業所でとの張り紙。
観光案内所で訊いたところ、小町通の自転車店で借りられとのこと。
早速、自転車店に行き電動アシスト付を借りることが出来た。
先ずは由比ガ浜に。

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『さくら貝の歌』の碑。

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この寒さの中でもウインドサーフィンを楽しんでいた。

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久し振りに長谷の大仏に。

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大仏の胎内に入ってみた。

内側から見ると鋳造の痕跡が良く分かる。

大仏をあとに鎌倉文学館に。

約20年前頃になろうか、藤沢在住の同級生Tさんに案内して戴いた。

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鎌倉文学館は旧前田侯爵家の鎌倉別邸を鎌倉市が寄贈を受け、外観をそのままに内部の補修・収蔵庫の新築をおこない、昭和60年(1985)に開館した。
鎌倉ゆかりの川端康成、夏目漱石、芥川龍之介、与謝野晶子ら300人以上の文学者の直筆原稿や手紙、愛用品などを収集保存し展示している。


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入り口までの道は、鎌倉に多い切通し・刳り貫きを潜って。

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庭からは湘南の海が一望に。


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特別展として「生誕110年・小津安二郎」が開催されていた。
映画監督小津安二郎( 1903-1963)は『東京物語』をはじめ、女優の原節子と組んだ作品群は「小津調」と称される独特の映像世界を創った。
テレビでも再三放送されるように、時代や世代を超えて愛されている。

遺族から寄託された日記や愛用品、愛蔵品が展示されていた。
特に小さな日記帳は、細字でこと細かに書き込まれていたのが印象的。

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「天空を翔る鳥たち―千波湖畔に生きる―」@水戸市立博物館

2014年02月09日 23時46分29秒 | Weblog
「天空を翔る鳥たち―千波湖畔に生きる―」@水戸市立博物館
2月1日~3月9日


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千波湖と桜川は子供の頃の遊び場だった。
桜川は、堤防が築かれ流れが変更されるなど大分変ったが、千波湖は基本的には変わらない。約3キロメートルの周遊路が整備され、多くの人達が朝に夕に散歩やジョギングする姿などは当時とは大違いだが。

南側に県立文化センターや近代美術館が開設されたが、自然豊かな環境は保持され、市民や多くの観光客に親しまれている。

湖畔を散策して目につくのは、沢山の野鳥類。
白鳥やカモ類などの渡り鳥も多いが、留鳥の黒鳥の数は日本でも有数らしい。
鳥の名前や姿を記した掲示板が何か所か有るが、見かける種類のほうが多く、《何という名の鳥か?》知りたいと思っていた。

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水戸市立博物館で「天空を翔る鳥たち―千波湖畔に生きる―」と言う展覧会が始まった。千波湖に生息する鳥類は四種類に分けられる。

①留鳥=1年間を通じて生息する鳥で、千波湖周辺で見られる鳥の半数を占める。
②冬鳥=秋に北から飛来し越冬し、北の地域に戻って繁殖する。冬にはカモ類が多数千波湖に飛来する。
③夏鳥=春に南から渡ってくる鳥で、日本で繁殖する。
④漂鳥=夏は高山で繁殖し、冬は平地で越冬するなど、日本国内で生息地を変える鳥。

長年にわたって撮影された写真の展示が主だが、はく製やバードカーヴィングも展示されている。
約80種類が生息しているらしい。
こんな鳥も、と思う種類も沢山あった。
とは言え、全ての名前と姿を覚えることは難しい。

湖畔の掲示板をより充実したものに替えてくれれば分かりやすいのに、と感じた。多種多様な生態の鳥類が生息しているが環境の悪化や、強い鳥が非力な鳥類を追い払うなど、生態系の変化もあるようだ。

市民の宝ともいえる「千波湖と周辺の自然」を次の世代に引き継ぐため、何をすべきかを考える機会となった。

西の谷緑地も千波公園の一部で、時折、オオサギやカルガモなどが飛来する。


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常陸南北朝史-そして、動乱の中世へ- @茨城県立歴史館 

2014年02月09日 20時30分00秒 | Weblog
 常陸南北朝史-そして、動乱の中世へ- @茨城県立歴史館 
    2月8日~3月21日


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「水戸の梅まつり」は冬から春への変わり目で天候が不順な時、風雨・時には雪もある。
春に先駆けて咲き初める梅の宿命。
梅の心は、天下に先駆ける水戸らしさでもあろう。

偕楽園に隣接する茨城県立歴史館は観梅の時期に合わせた企画展が開催される。
今年度は「常陸南北朝史-そして、動乱の中世へ-」展。

鎌倉幕府滅亡の後、天皇家は南朝と北朝に分かれ、南北朝の動乱の時代に入った。
とりわけ、常陸国は北畠親房が来て南朝の勢力挽回を図るなかで、激しい戦いが続いた。
南北朝合一後も動乱は止むことなく,そのまま戦国時代に突入する。
この辺りの歴史は取り上げられることが少ない。

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通常は休憩所だが、梅まつり期間の土日・祭日はサザのコーヒが飲める。
開館当時、このスペースはレストランとして盛況だった。


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中庭の池は氷結していた。

「一橋家記念室」の展示は桃の節句にちなんだ「雛と人形」展。


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御所人形「見立三国志」

今年は,大型の有職(ゆうそく)雛(髪型や衣裳など公家の決まり事を忠実に再現した雛人形)と御所人形の優品を中心に展示している。

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季節外れの暖かい節分。

2014年02月03日 23時28分14秒 | Weblog
季節外れの暖かい節分。

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きょう3日は節分だが、全国的に最高気温が平年を上回り、季節外れの暖かさとなった。
水戸の最高気温は16℃で4月並み。

暖かさに誘われ、笠原町の水戸ホーリーホック事務所へ。
2014年のサポータークラブ入会申し込みと2月15日の「いばらきサッカーフェスティバル」のチケットを購入した。

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鹿島アントラーズを迎え「ケーズデンキスタジアム水戸」のプレシーズンマッチは14:00にキックオフ。
これまで勝ちゲームはないが、昨年は2-2で引き分けた。
今年は勝利しシーズン開幕に弾みをつけたい。

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「標的の村」上映会 @まちなか情報交流センター

2014年02月02日 22時35分51秒 | Weblog
「標的の村」上映会 @まちなか情報交流センター

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街を歩く人が少ないのは寂しことなので、枯れ木も山の賑わいと、最近は自転車でなく、歩く様に心がけている。
自転車より多くのものが見え、出会うことが多くなった。

雨も上がったので、梅香から旧奈良屋町・黒羽根町を散策し南町に。
旧ダイエーの解体工事の足場組みを常陽銀行前から眺めた。
「兵どもの夢の跡」これから、どの様な物語が始まるのか。


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南町2丁目「まちなか情報交流センター」前で『2時から映画の上映会があります、無料です、是非ご覧ください』と呼び止められチラシを貰った。
立て看板に『標的の村』、沖縄の普天間基地のオスプレイに関する映画らしい。

沖縄は復帰[1972年(昭和47年)5月15日]の数年前に訪ねた。
簡易パスポートを携行し、通貨はドルだった。
ベトナム戦争(1975年4月30日にサイゴン陥落)の最中で、嘉手納の空軍基地からB52戦略爆撃機が黒煙を吐きながら飛び上がる様は、まさに、怪鳥の如くに感じた。那覇は、基地の中に在る街と言う感じがした。
第二次大戦の爪痕は感じなかったが、「摩摩文仁の丘」慰霊碑やガイドさんから多くの逸話を聞き、心を新たにした。
その後、沖縄は本土復帰したがが、基地問題の多くは解決しないままだ。

今なお、普天間基地移設やオズプレイの配備などさらなる問題も抱えている。
オズプレイは飛行機とヘリコプターとを兼ね備えた最新の機種で、離着陸の時はヘリコプターのよう に垂直に離着陸し、飛行中は飛行機のようにプロペラを横にして、水平に飛ぶことが出来る。ということは、一般的な飛行機やヘリコプターに比較して当然複雑な構造になっているから事故率が高い問題がある。

それらのことは、ニュースの度に頭をよぎりながら良く知らないので、見てみようかと思った。
時計を見ると午後1時30分、あと30分あるので道路反対側の「マルニコヒー」店に。散歩の途中のひと休みだが、店主の岡崎さんとの会話は愉しい。

2時前に会場に。
情報スペースには何度か足を運んだが、多目的スペースは初めて。
簡易な設備ながら、演劇や映画上映が出来る作りになっている。
此処は「相馬画廊」跡、当時を思い出す。

映画は琉球朝日放送制作のテレビ番組を90分の劇場版に編集した作品。
東村(ひばしむら)高江にオズプレイの駐機施設建設反対運動のドキュメンタリー。
着陸帯が自宅のそばに建設されると聞いて座り込んで反対した住民が「通行妨害」で訴えられ裁判に。
国が国策に反対する住民を訴える前代未聞の裁判劇。

東村高江はベトナム戦当時、襲撃訓練用の「ベトナム村」とるなど常に戦争の訓練に巻き込まれてきた。
囲いも無い村の周辺は常に訓練が行われ、ヘリコプターは超低空飛行する。
「我々はいつまで標的にされるのか」。

反対運動をよそに建設は進み普天間基地にオスプレイの配備されることに。
2012年9月29日、強行配備前夜、怒りは普天間基地ゲートを封鎖する。
ゲート前に車を並べ、身を投げ出し22時間にわたり封鎖。
身を投げ出し封鎖するのも、強制排除する警官隊も沖縄県民。

日本人同士の争いを基地内から警戒するアメリカ兵。

沖縄戦、ベトナム戦争、復帰後も続く沖縄の傷。
私たちはどうすれば良いのか。
解決の糸口がつかめないままだ。


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この映画は、2月27日10:30~12:05・14:30~16:05・18:30~20:05の3回、茨城県民文化センター小ホールで上映会が開催される。
前売り券1000円、当日1000円。



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『野の花でおもてなし 無法庵 花往来』田中昭光(淡交社)

2013年12月22日 22時11分52秒 | Weblog
『野の花でおもてなし 無法庵 花往来』田中昭光(淡交社)

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茨城空港から神戸空港経由、奈良・斑鳩・飛鳥の旅の記録がまとまらないうちに、東京・真鶴・熱海の美術館行脚の12月だった。
奈良博物館前の「奈良茶房・友明堂」のウインドや店内の「花と器」は定評のあるところで、奈良を訪ねる人達のお休み処。
日々の花を写真で紹介した『野の花を活ける 茶花十二か月』(文化出版)昭和59年に出版以来、版を重ねた。
店主の田中昭光さんが平成24年に担当した淡交テキスト「茶花」に『野の花を求めて』と題した連載が、このほど単行本として出版された。

『野の花でおもてなし 無法庵 花往来』を出版された。
季節の野の花を自由に見立てた器に生けているが『無法庵昔語り』と題し、交流のあったお茶人などとの、昔話が挿入されている。
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どのページをめくっても素晴らしい花と器に出会える。
花は全て、自分自身が身近なところから摘んできた花ばかり。

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(ご夫妻で花を探しに、野山を歩いている写真が掲載されている)

カバーの「野に咲く花を気どらずに活け ひとり楽しみ客と語らう」のとおり、田中さんの話し声まで聞こえてきそうだ。


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MOA美術館@熱海市桃山町

2013年12月22日 22時11分41秒 | Weblog
MOA美術館@熱海市桃山町

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昨年、箱根町強羅の「箱根美術館」を観て感激したが、創立者の岡田茂吉が「日本の優れた伝統文化を世界の人々に紹介したい」との願いを継承して、1957年(昭和32年)に熱海美術館を開き、岡田の生誕100周年にあたる1982年(昭和57年)を機に、現在のMOA美術館が開館した。

この美術館は国宝の紅白梅図屏風( 尾形光琳 二曲一双)、手鑑「翰墨城」 1帖 311葉、色絵藤花文茶壺 (野々村仁清 )3点の他重要文化財65点を有する美術館だ。
更に、復元ではあるが、秀吉の「黄金の茶室」など話題の多い。

20年以上前に訪れたが、再訪して、感激を新たにした。
エントランスから美術館本館まで約60mの高低差を、総延長200mにおよぶ7基のエスカレーターで登る。
エスカレーターの壁面や天井は照明が刻々と変化し、 エスカレーターの途中に直径約20mの「円形ホール」がある。
自然環境をそこなわないようとの配慮からオープンカット方式を採用し、山の斜面を上から掘り下げて通路を設置し、完成後もう一度土を盛って木を植え、元通りの山に復元した大工事。

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ヘンリー・ムアの「王と王妃」が設置されたムア広場 。

初島や伊豆大島、房総半島から三浦半島、伊豆半島まで180度の大パノラマを眺望できる。
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能楽堂もある。

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横山大観、菱田春草ら日本美術院の巨匠、京都画壇の竹内栖鳳の作品をはじめ、上村松園、伊東深水等の美人画など、日本画約50点の企画展が解されていた。。

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復元された「光琳屋敷」。
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構想の雄大さに改めて驚き、収集品の質と量にも驚嘆した。

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中川一政美術館@真鶴町真鶴

2013年12月22日 21時46分26秒 | Weblog
中川一政美術館@真鶴町真鶴

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相模湾に面し、鶴の様に伸びた半島の町が神奈川県下足柄群真鶴町。
先端の真鶴岬に近い山の中にアトリエを構えていた画家・中川一政(1893-1991)の記念館が開館したのは、1989年平(平成元年)3月だ。

平成2年には「第15回吉田五十八賞」(建築設計)、平成10年には「公共建築百選」(建設省=現国土交通省)を受賞するなど、建築物としても高い評価を得ている。
中川にとって、1986年(昭和61年)松任市に作品を寄贈した「松任市立・中川一政記念美術館」に次いで2つ目の美術館となった。

美術館には、作品並びに収集品など約600点が寄贈された。
それらは、年に数回の企画展などを通じ、順次公開されている。

真鶴は、1949年(昭和24年)にアトリエを構えて以来、「福浦」や箱根「駒ヶ岳」など1991年(平成3年)に97歳11か月で没するまで、制作に励んだ地であり、没する2年前に開館した記念美術館は正に記念だ

今回の展示は「参考作品」と位置づけられる中期の作品が主に展示されていた。
参考作品とは、本人が焼却してしまいたいと思った作品でありながら、焼かれなかった作品で、本人にとっては不本意であったらしい。
それらは、後年の作に通じるものが沢山ある。

中川作品の多くは油絵だが、書も多くの愛好家がいる。
僕もその一人だが、一見下手に見えるが、書けそうで書けない書は油絵と同等に評価されている。

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更に、古美術の収集家としても知られ、没後の2003年に開催されたオークションには168点が出品され、完売した。
特に、1万円以上として出品された作者不明の油絵がゴッホの作と分かり、数千万円で落札され、話題を呼んだ。

この時のカタログには多くの愛蔵品が掲載れている。
出来得れば、どれでも1点欲しくなる。

話題は脇道にそれたが、念願が叶った訪問であった。

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なら仏像館@奈良国立博物館

2013年12月20日 16時24分47秒 | Weblog
なら仏像館@奈良国立博物館

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骨董・古美術が好きになって図録など本を読む楽しみも覚えたが、博物館や美術館や参考館・資料館の見学に費やした時間が多い。

東京国立博物館の年間パスポート購入すれば、東博・京博・奈良博などは通常展示は何度でも観られる。
各館ごとに企画展も開催される混雑するが、平常展は優品が並んでいるしのに観客は少ない。

奈良国立博物館の本館は、明治27年(1894)に完成した奈良で最初の本格的洋風建築で、当時宮内省内匠寮技師であった片山東熊(かたやまとうくま・1854-1917)が設計した。
フレンチルネサンス様式で、明治中期の欧風建築として代表的なもの、といわれる。最近の耐震検査においても、十二分の強度を有していたらしいから、明治期の設計や施工技術は素晴らしい。
それほどに由緒ある建造物であったが、1972年に新館が建設されると活用されなくなってしまった。

最近、博物館等の耐震化や展示空間の改装が多くなった。
奈良国立博物館・本館も平成22年7月にリニューアルし「なら仏像館」として再オープンした。
飛鳥時代から鎌倉時代にいたる仏像や仏教美術が数多く展示され、さらに、中国・朝鮮半島の仏像等も展示されている。
展示室や照明が一新され、とても明るく観やすい空間となった。

第一室 大和の仏たち

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特に、国宝・銅板法華説相図(千仏多宝仏塔)は長谷寺所蔵。
技巧を駆使し、裏側の銘文なども資料として、一級の文物だろう。

中央に特別公開の「定朝様の丈六阿弥陀像」(奈良・外山区所蔵)
文化財の保護や修復も博物館の大きな仕事で、修復なった平安時代の丈六の阿弥陀仏が期間限定で公開されていた。
地方のお堂などに、地元の人達に守られている仏様が結構ある。

第二室 如来の種々相
「阿弥陀如来立像」(兵庫・浄土寺、鎌倉時代)
以前に浄土寺を訪ね拝観したはずだが、御堂の見事さだけが印象に残っている)

これまた修復されて、お寺に戻るまでの期間限定の特別展示「降三世明王坐像」(大阪・金剛寺、鎌倉時代)は丈六仏でいかにも鎌倉時代を思わせる色彩と迫力ある姿。
第三室から第十三室まで石仏、金銅仏、塑像と塼仏などが展示されていた。
あくまでも信仰のための仏様だが、御堂で見るよりも明るく広範囲な角度から拝見できることは嬉しいことだ。

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茶房・友明堂@奈良市春日野町

2013年12月15日 19時56分09秒 | Weblog
奈良茶房・友明堂@奈良市春日野町

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奈良に行ったら必ず立ち寄るのが、奈良国立博物館新館入り口正面の奈良茶房・友明堂だ。

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とはいえ最近は毎年と云う訳にもゆかず、昨年の二月以来だから1年半ぶり。 

友明堂さんは抹茶の店であり古美術店。
店頭や室内には古美術品の器に花が活けられている
これが誠に素晴らしい。

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店主の田中昭光さんが摘まれた季節の花を自ら活ける。

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自家製の和菓子と抹茶を戴くことが出来る。
この日のお菓子はぜんざい。


花と器、更には交流のあった茶人の方々との想い出を記録した『野の花でおもてなし 無法庵 花往来』と題する本が、淡交社からから発刊された。
この本に関しては後日に紹介したい。

奥に茶室もあり、松永耳庵翁の「無法」扁額が掛かっている。
 

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法隆寺への道

2013年12月01日 22時16分58秒 | Weblog
法隆寺への道

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四十数年前にご縁があって、骨董古美術の世界に入門した。
それが故に、世界が広がって楽しい人生を送れたことを嬉しく思い感謝している。日本の原点は奈良や京都と思い、随分通った。
奈良のお寺さん廻りもしたが、京都と違って交通の便が良くない。
従って、訪ねる寺も限られる。
今回は奈良市内に3泊するから、今までよりは滞在時間も長い。
飛鳥、斑鳩の地を巡るのが目的だが、先ずは、聖徳太子ゆかりの法隆寺に。

前回は30年前頃に、京都から近鉄奈良に、更にバスで行った。
今回は三宮のホテルを7時30分に発ちJRで大阪駅に。
JR大和路線、生駒山系を通過し大和川の流れを見ながら谷合を進む。
法隆寺駅に到達する僅かな時間は期待感が盛り上がった。
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駅前で貸自転車を借りたが、松林の参道まで自転車でも15分以上はかかる。
12月ともなると、観光客も少ない。

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H氏コレクション

2013年12月01日 22時16分26秒 | Weblog
H氏コレクション

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以前に水戸に在住し、現在は神戸に住まわれているH氏とホテルで待ち合わせる約束だった。
車に乗せて頂きご自宅に。

コレクションは世界的なモノと自称されている。
来年のカレンダーはそれらで埋め尽くしたもので飾るとか。
楽しみである。

其の幾分か拝見させて頂いた。


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そば打ち名人・高橋邦弘 @常陸秋そばフェスティバル

2013年11月28日 23時44分50秒 | Weblog
そば打ち名人・高橋邦弘 @常陸秋そばフェスティバル

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11月9日(土)~10日(日)の2日間、常陸太田市高柿町の交流センター「ふじ」「常陸秋そばフェスティバル」が開催された。
「全国新そば食べ歩きコーナー」や「特産物直売コーナー」,「そば打ち体験教室」のほか,各種イベントが盛り沢山、雨の心配もあったにも拘らず、大勢の人が集まった。

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とりわけ、高橋邦弘さんの広島県 達磨 雪花山房のブースは大行列。

捏ねるのはお弟子さん達らしいが、伸ばしと切りは自分ひとり。

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一日千人分を作ったとは驚異的だ。
通常も、土曜日曜の営業日は200人前を打つという。

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更に凄いのは、お弟子さんの育成だ。
週の半分以上を、それに費やす。
卒業した門下生が全国で蕎麦屋さんを開業している。

近いうち、広島の店をたたんで、九州に移住する予定とか。
未だまだ、熱い情熱を持ち続けている。


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『大洗町の日』@ケーズデンキスタジアム水戸

2013年11月08日 15時52分55秒 | Weblog
『大洗町の日』@ケーズデンキスタジアム水戸

大洗の日

最近の水戸ホーリーホック、善戦しているが勝利の女神が微笑まない。
ホームゲームが残り2試合となり、年間動員目標10万人が微妙な状況下、嬉しいニュースが伝えられた。

11月10日(日)19:00キックオフの開催の東京ヴェルディ戦が水戸ホーリーホック・ホームタウン推進協議会の開催する『大洗町の日』として開催し、大洗町に在住・在学の方をメインスタンド席に無料招待されることになった。

◎入場方法は
試合当日、会場の大洗町ブースにて対象であることが分かる身分証明書(免許証、学生証、大洗女子学園生徒手帳・校章など)を提示する。
提示と引き換えにガールズ&パンツァーデザインのメインスタンド席招待券(非売品)が受け取れる。

※アニメ「ガールズ&パンツァー」は大洗町を舞台としている。大洗女子学園は主人公たちが通う学校。
http://girls-und-panzer.jp/ [ガールズ&パンツァー公式サイト]

大洗女子学園生の大声援をうけ、東京ヴェルディに勝利したい。

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