「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

いわき市の平(たいら)@福島県いわき市

2019年01月28日 18時02分05秒 | 
いわき市の平(たいら)@福島県いわき市



富岡の「東京電力廃炉資料館」を訪ねる前に、いわき市の平(たいら)の街が懐かしくなり「JRいわき駅」で途中下車し、駅の周辺を散策した。





駅から国道方面を望む。
右手が2007年にオープンした「いわき駅前再開発ビル」
百貨店「大黒屋」跡地の公共・商業施設の複合ビル。
いわき駅と2階部分がペデストリアンデッキで接続されている。



今は亡きQさんの生家、パチンコ屋さんに貸していた。
パチンコ屋は既に閉店した感じだ。
かって、奥には帰郷時の自宅もあった。
今は誰の所有か?
漫画とjazzが好きだったQさんが亡くなって30年を越えた。
仕事・住まいは水戸でも故郷を愛し街や友人を誇りにしていた。

浜通りと呼ばれる「磐城」と「水戸」は交通の流れにより繋がりは強い。
磐城を故郷とする先輩たちもが多く、話題になることもあって「平」に立ち寄りたくなるのかもしれない。



舗道に彫刻作品が。
「いわき市立美術館は」地方の美術館としてユニークな活動をしいる。
アートの在る街を目指しているのか。



Qさんが案内してくれた石蔵をリノベした「ジャズ喫茶」、内装の斬新さに驚いた。
今は経営者も変わり、レストラン喫茶として営業中だった。





そこに連なる蔵を「百澤通り」として再開発され商店街に。



明治時代は砂糖商の店舗と蔵だった、との説明版が。

この前の通りが明治頃から昭和にかけての「浜通り」で目抜き通り。
多くの老舗が軒を並べた面影が残る。





明治か大正の袖蔵が付いたレンガ作りの見事な蔵と店。
ここは知人の親類の大きな金物店で、何度か訪ねたが今では他人の所有に。
人も物も時代と共に変わってゆく。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いわき湯本温泉@福島県いわき市

2019年01月27日 20時53分19秒 | 
いわき湯本温泉@福島県いわき市



JR常磐線「湯本駅」駅前のブロンズ像。

駅前から温泉街に通じる道に9体のブロンズ像が設置されている。
どの様な趣旨で設置したのかは不明。




歴史の古い温泉で、古くはこの地を「佐波古」と呼んだ。
「三函(さわこ)の湯」とも呼び有馬・道後と共に「日本三古泉」のひとつと称している。












駅前を含め数か所の「足湯」は無料で利用できる。



野口雨情童話館
野口雨情は北茨城の出身で磐城の人ではないが、病気療養のためにこの湯本温泉を訪れたことに由来する記念館。
残念ながら、この日は休館日だった。

市営の共同浴場が3軒在る。



その中の「さはこの湯」は20年ほど前に建てられた。
江戸時代末期の建築様式を再現した建物。
入浴料は200円だった。
42度以上の熱さだろうか肩迄入れなかったが、入浴後は気分爽快だった。



「さはこの湯」前のお寺は「温泉山・惣善寺」

駅前から山側に、温泉通り沿いに温泉街が広がる。
往時の賑わいは感じられない。



有名温泉旅館の1つ。

江戸時代には陸前浜街道唯一の温泉宿場町として非常に栄えた。



道路標識には水戸城下まで20里と記されてあった。




往時の賑わいの絵図。




温泉神社
古くは、佐波古神社とも呼ばれた湯本温泉のシンボル的な神社。

駅に近い所のカレー屋さんで遅めの昼食。




ラムのカレーがあった。
特大のナンもとても美味しかった。




インドカレーの店は、大体がバングラデッシュかネパール人。
開店したばかりらしいが、ネパール人とのこと。



駅に近い共同浴場「みゆきの湯」
こちらは炭鉱の町として栄えていたころのレンガ工場をイメージした建物。
介護浴室もあるとのことだ。


●いわき湯本温泉「スパリゾートハワイアンズ」は、日本を代表する温泉テーマパークだ。50年間の開業時は「常磐ハワイアンセンター」その頃に、一度訪れたことがある。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京電力廃炉資料館@福島県双葉郡富岡町

2019年01月25日 20時53分22秒 | 平和
東京電力廃炉資料館@福島県双葉郡富岡町






2011年(平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による災害およびこれに伴う福島第一原子力発電所事故による災害から間もなく8年を迎える。

JR常磐線の富岡駅より徒歩15分、東京電力のPR施設「旧東京電力福島第二原子力発電所エネルギー館」が平成30年11月30日に「東京電力廃炉資料館」としてリニアール開館した。

東日本大震災によって引き起こされた「原子力事故の事実と廃炉事業の現状等を解説した資料館」とのことで、どのようなものかと訪ねた。











常磐線の水戸駅から仙台方面は富岡駅が終点。

富岡-浪江 間20.8kmはバスによる代行輸送となっている。
除染・復旧工事が進行中で、2020年春までに運転を再開する見通しだ。




駅の海側は防潮堤の工事が進行中。



同じく海側に、除染による汚染物質の保管、或いは関連施設か?



駅から徒歩15分くらいの場所の施設だが、パネル展示が多い。

福島第一原子力発電所の「廃炉」に要する期間は30~40年と言われる。
費用は8兆円を見込み、賠償費用8兆円、除染・中間貯蔵費用8兆円の計24兆円とのことだが期間も費用も定かではない。

内部状況が未解明な中、世界中で誰も過去に経験をしたことのない作業が続いている。
誰かが世界中に公言した「アンダーコントロール」とは程遠い。









展示物はパネルによる解説や防護の作業服など、特別なものはない。



廃炉作業に従事する作業員が1日4000人以上ということに驚いた。
高額な日当を稼ごうと、命を犠牲にして多くの人達が働いているのだ。

国による24兆円という事故処理費用の試算に加え、放射性廃棄物の問題。
最終処分場や方法を見いだせない。
汚染水も増えるばかりでタンクの増設にも限度がある。

誰が考えても問題ばかりなのに、休止中の原発を再稼働しようとするのは無謀だろう。

放射線量が高いのを知りながら「安全だ」と帰還を勧める政策に対し虚しさを感じる見学であった。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホルモン料理「第一亭」@横浜市中区日ノ出町1-20

2019年01月24日 19時09分23秒 | 
ホルモン料理「第一亭」@横浜市中区日ノ出町1-20



2年前にFさんご夫妻から、横浜・野毛の「食べ物横丁」の屋台風のフランス料理屋に招かれご馳走になった。

桜木町から山側に徒歩で10分足らずだが、第二次世界大戦終結直後に伊勢佐木町や港湾施設など、横浜市の中心部の大半が進駐軍に接収されていた時代でも、野毛は日本人街の中心として機能していた名残で、今でもレトロな飲食街が広がっていた。

以来、横浜に行けば立ち寄るようになった。

鎌倉の大佛茶廊~東慶寺を巡っての帰途、桜木町で下車し大通りを京急の「日の出町駅」方面へと歩いてみた。





野毛の端っこ、日ノ出町駅に近い路地に「台湾料理・第一亭」の暖簾と看板。



「第一亭・ホルモン料理・豚足・豚耳・豚舌・豚頭肉」の立て看板。

モツ料理大好き人間にとっては絶好の店。
牛タンならず豚タン、というのも好奇心を煽られる。

暖簾の前に待つ人がいたが、並んでも入りたい。
さほど待たずに、入店できた。



広くはないが、カウンターとテーブル席と小上がりの昔ながらの中華店。



豚舌。
豚のタンを、じっくりと茹で上げてあるのでとても柔らか。
歯ごたえある牛タンとはまるで異なる。
粗く切ったネギとニンニクの効いたピリ辛味噌が添えてある。



チート(豚胃)のしょうが炒め。
豚の胃袋を細切り生姜とともに塩味で炒めてある。
これも柔らかな食感、水溶き片栗粉でトロミを付けてある。
ご飯の上にのせれば、あんかけ丼ぶり。



パタン(つけ麺)
茹で麺を冷水で洗い、ゴマ油で和えた平打ち中太麺にニンニク、刻みネギ、香菜が盛られ、醤油スープに浸けて食べる。

何れも、ニンニクがタップリと効いている。

3皿食べて十二分に満足、食べ過ぎの感あり。

桜木町迄の帰り道は路地裏を探検。



舗道まで広がる立ち飲み屋も多い。



イギリス風なパブもある。



マグロや魚をウリの店も。



ジャズの街としても知られ、jazz喫茶も多い。



オールナイトのピンク映画館が2館併存している。



ソープランドも3軒くらい目にした。

飲み屋・食べ物や・ピンク等が混然一体として存在するディープな街だ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「竹蓋年男・切り絵展」 @常陽史料館・「アートスポット」

2019年01月22日 20時51分36秒 | 美術展
「竹蓋年男・切り絵展」 @常陽史料館・「アートスポット」
1月22日~3月24日(月曜日休館)







水戸市備前町の常陽史料館「アートスポット」で日立市出身の切り絵作家・竹蓋年男さんの展覧会が始まった。

竹蓋さんは県内各地で個展を開催されているが、水戸市での展覧会は初めて。






常陽史料館「アートスポット」の中央階段から地下展示室迄、小品から大作迄が展示されており、竹蓋さんの全貌を知ることができた。



日立市の出身だが、活動拠点の桜川市真壁の歴史的建造物の街並みや祭り・風景を中心に、切り絵の作品を始められたので、眞壁をモチーフとした作品が多い。








桜川市眞壁の観光大使ともいえる竹蓋さんのため、地元の人たちこの展覧会を盛り上げている。



石灯籠の明かり窓にも作品が。






普通の「切り絵」の概念を超え,和紙や古布を巧みに使い分けるなど新たな切り絵の世界を創り上げた。









眼を近づけ、丹念に見ると作品の凄さを実感できる。




初日とあって、マスコミ各社の取材があったらしい。



製作工程を公開することもあるのか?



簡単な道具なども展示されていた。


●会期中ワークショップが開催される(要事前申込)
平成31年2月13日(水)13:00~15:00
平成31年2月27日(水)13:00~15:00
定  員/20名(応募多数の場合は抽選)
講  師/竹蓋年男 参加費/1,000円
※詳細は常陽史料館(TEL029-228-1781)までお問合せください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東慶寺の「水月堂」@鎌倉市山ノ内

2019年01月21日 02時23分27秒 | 彫刻家 後藤清一
東慶寺の「水月堂」@鎌倉市山ノ内



東慶寺は「縁切寺」として知られたが、1903年(明治36年)から男僧寺となり、1905年(明治38年)に円覚寺管長で建長寺管長も兼務した釈宗演が管長を辞して東慶寺に住持した。
その頃、鈴木大拙がしばしば訪れ夏目漱石も訪れた歴史を有する禅寺。


門柱の脇に由来が掲示されてある。



階段を登ると茅葺の小さな山門。





本堂前の多宝塔。
春には、枝垂れ桜が塔を蓋う。




本堂、
本堂の左側に「水月堂」が在る。

優雅な美しさで知られる「水月観音菩薩半跏像」を祀るお堂。

水月堂は事前予約すると拝観できる。
時間は9:30~と14:30~の2回。




「水月観音菩薩半跏像」



「水月堂」祭壇。
中央の円窓に「水月観音菩薩半跏像」。
左に「南無仏太子」(聖徳太子の二歳像)。
右に「誕生仏」
「水月」の扁額は鈴木大拙の書。



●「誕生仏」は水戸出身の彫刻家・後藤清一の昭和16年の作ながら、微笑をたたえた童顔の面相は白鳳時代を思わせる。
東新宿に在った加賀・前田家別邸の持仏堂を昭和34年に東慶寺の水月堂として移築・再建された際に祀られた。
鎌倉時代の「水月観音菩薩半跏像」の脇侍として遜色ない姿だ。
生前の後藤清一に憧れた私にとって、この堂に詣でるために東慶寺を訪れるのが喜びだ。



東慶寺の寺宝を収蔵・展示している「松岡宝蔵」。



毎年2月から4月にかけて開催される「東慶寺・仏像展」に際し、「誕生仏」が単独で展示されることもある。




花に囲まれた誕生仏。
4月8日の「灌仏会」の誕生仏(東慶寺のHPより)






仏間脇の茶室の床飾り。







花の寺としても名高い東慶寺の境内は四季折々の花で彩られる。



境内の竹の飾りも正月ならでは。

*大佛茶廊での愉しいひと時をすごしてのち、鶴岡八幡宮から建長寺を経るバス通りの山道を、北鎌倉の東慶寺まで徒歩で辿った。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大佛茶廊(大佛次郎別邸)のお正月@鎌倉市雪ノ下1-11-22

2019年01月16日 23時24分34秒 | カフェ・喫茶
大佛茶廊(大佛次郎別邸)のお正月@鎌倉市雪ノ下1-11-22



古都・鎌倉の若宮大路の路地裏に佇む「大佛茶廊」は土・日・祝日の正午前より日没までという変則的な営業日時なので、訪問する日時が限られる。



幕開けの5日に訪ね、お正月飾りなどを拝見することが出来た。



大正8年に建てられた茅葺き屋根の邸宅と程よく手入れされた庭園を眺めながら、オーナーの野尻芳英さんとの会話も愉しい。



庭は季節の花が何かしら咲いており、四季折々の風情を楽しむことが出来る。

野尻さんは大佛次郎(1897年 - 1973年・本名は野尻 清彦)のお孫さん。
本業はコピーライターなど広告業界だが、服飾業界にも幅広い人脈を持ち、メンズ・ウエアに関するご意見番として原稿執筆など幅広い活躍をされている。
週末を茶廊の運営に当てている。





床飾り。
関西の知り合いより毎年、届けられるとのこと。

茶廊ではあるが、鎌倉ビールやシャンパンなどのアルコールもあるのも嬉しい。



新春ということで、シャンパンのハーフボトルを。




茶廊の年賀状、



おつまみのチョコレートを入れた小皿。
猫好きだった大佛次郎の好みだろう。
什器備品は全て当時のものを使用しているようだ。



新春ということで自家製の珈琲ウオッカの振る舞い酒。
ご馳走様です。

新春の昼のひと時をまったりと過ごすことが出来た。



水仙が生けられた石の手水鉢。

四季折々に訪ねたいと思っている。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博物館に初詣で@東京国立博物館

2019年01月15日 22時38分08秒 | 博物館
博物館に初詣で@東京国立博物館






大晦日と元旦を我が家で過ごした。
結構長い時間、レビを見ていた。

*アメリカ・中国共に独裁者の時代になった。
*原発事故は未だ解決の道無し。
*リーダーの義を貫く勇気が弱小化、等々――。

●浮かれていて良いのかな!


新春2日は東京国立博物館に初詣。
東京国立博物館 はワンダーランドだ。


何時、行っても楽しい。



新春、正門の生け花。




新春イベントの「和太鼓」の演奏。


今年の干支は亥(イノシシ)





「イノシシ 勢いのある年に」ということで、イノシシに関する作品が。

猪図(写真上)
岸連山筆 江戸時代・19世紀 ハーディ・ウィルソン氏寄贈

埴輪 猪 (写真左下)
古墳時代・6世紀 群馬県伊勢崎市大字境上武士字天神山出土

野猪 (写真右下)
石川光明作 大正元年(1912)  石川光明氏寄贈(東博のHPより)


新春の目玉展示は。








国宝 松林図屏風
長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀




東洋館の特別展示。
「白磁の誕生と展開」
2019年1月2日~4月21日

中国北朝から隋、初唐にかけて、華北地方において白磁がいかに誕生し、展開したのか、の興味ある展示品。

本年も宜しくお願い致します。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする