「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

映画「じんじん」@ホテル・ザ・ウエストヒルズ・水戸

2013年08月30日 13時24分32秒 | インポート
映画「じんじん」@ホテル・ザ・ウエストヒルズ・水戸
8月30日(金)14:00~2Fコンベンションホール

映画『じんじん』


水戸市大工町の再開発事業は構想から数十年、具体化してしてからも20年位経過した本年(2013年)5月1日(水)にオープンした。再開発事業区域の周辺道路について8月1日(木)に全線通行可能になった。

4棟の建築物(ホテル棟・テナント棟・住宅棟・駐車場棟)と隣接する市道の拡幅、1本の自由通路という構想が実現したわけだ。
地上15階、全100戸南向きの分譲マンションは即日完売の様な状況であったと報じられたから、先ずはめでたしだ。
公費が30億以上つぎ込まれたのだから、成功してもらわなければならない。
更に。計画期間中に大工町の商店街は壊滅状態になってしまったのだから、何としても栄えて貰わなければ、何のための再開発かが問われる。
業務棟はボチボチと埋まりつつあるらしいが、時間が掛かりそう。

一番問題はホテルだろう。
全国的に安いホテルチェーンが競い合う状態。
都会でも5000円以下で泊まれるホテルがどこにもある。
ホテルの顏の結婚式場や宴会はチャペル型の式場が主流。
簡素化の流れで、大きなレセプションはまずない時代。
これらを、どう乗り切るのか。
ある面で、都市ホテルの役目は少なくなった時代に開業したのだから企画力が問われる。
一つの方策として、『映画』に取り組んでいるようだ。
8月8日(木)の19:00~20:00に自由通路で、シネポートシアターMITO 第二回上映会 ~ナツノヨルノ カツドウシャシン~が開かれた。
『ENCOUNTERS』と『赤い風船』の2本が上映されたが、スクリーンの大きさや音響などの問題があったにしても、成功だった。
9月27日は「ローマの休日の上映、テル特製デザート付のプレミアムチケットが発売中。

今日の14:00は2Fコンベンションホールで「じんじん」の上映会。
この映画の番宣には

『ミンボーの女』『恋するトマト』などの名バイプレイヤー、大地康雄が企画と主演を務めた心温まるヒューマンドラマ。
絵本の里として知られる北海道上川郡剣淵町をメインの舞台に、最近希薄になりつつある人との出会いの素晴らしさや家族の絆を映し出す。
佐藤B作や中井貴恵、板尾創路や手塚理美らベテラン俳優たちが豪華共演。
多くの時間を割き丁寧に映画を作り上げるスローシネマという方式を取った、人の優しさや善良さに触れる物語に心癒やされる。

とある、いい映画のようだ。
試写会のご案内を戴いたので、これから参上したい。

映画を含め、ホテルの隆盛を願っている。

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ドラキュラの城・ブラン城

2013年08月01日 12時23分22秒 | インポート
ブラン城 @ルーマニア

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ブラショフから南西に30キロ、山間の山上に聳えたつ典型的な城砦のブラン城は、14世紀に建てられた。

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上から見ると街道が良く見渡せる。

中世には別々の国だった、「トランシルヴァニア」と「ムンテニア」の国境に、この城は建設された。

ブラン城

ヴラッド・ツェペシュ領主(ドラキュラ伯爵のモデル)は、このお城によく来たとわれる。「ドラキュラ」はあくまでも物語の世界だが、それを売りにしている。

1918年の建国後、ブラショフ市は当時のマリア女王に、この城を授けた。
現在は博物館として見学できる。狭い居室が何層にも積み重なって迷路のようだ。


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展示品はマリア女王に関する家具や衣装や写真などや、14世紀と19世紀の、武器、鎧、家具、絵、イコンなど。

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城郭の下は庭園となっている。

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ルーマニアでは著名な観光地。
門前に多くの土産物屋や飲食店が立ち並んでいた。

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「見 て ふれて 楽しい考古学」 @茨城空港 ターミナルビル2階 

2012年11月01日 19時16分10秒 | インポート
「見て ふれて 楽しい考古学」 @茨城空港 ターミナルビル2階 

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所用で、涸沼に行ったついでに、茨城空港まで足を伸ばした。
開港間もない時、百里基地との関連を見るのに来て以来のこと。
観光バスは無かったが、駐車場にはかなりの台数。
開港以来、ターミナルビルが観光地として人気を保っている。

震災時、ビルの天井が落下する映像が何度も放映された。
その後どうなったか、見ておきたかった。
天井の鉄骨が露出した構造に改修されていた。
これなら、落下の心配はない。

2階は土産品の売り場とレストラン。
茨城の物産ばかりでなく、韓国の品々も売られている。
昨年11月に韓国を訪問し、韓国中央博物館で後藤清一さん作の『薫染』と対面した。その時を思い出して、マッコリと参鶏湯を購入。

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会議室で「見て ふれて 楽しい考古学」が開催されていた。
平成22・23年度に実施した発掘調査の成果の一部や整理作業の様子を一般に公開している。県内各地で開催されている会場の一つとのこと。
小学生辺りが対象らしいが、考古マニアの僕には興味津々。
坂東市然山西遺跡・つくば市上境旭台貝塚ほか、現在整理作業を行っている遺跡の遺物展示。
茨城県教育財団が主催で職員が展示している土器や石器の解説をしてくれる。

ローカル空港のターミナルビルが、教育施設の一環として使われるのは、良いアイデアだ。

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『われらは祖国のコマーシャルソングを唄う』

2012年09月13日 23時36分50秒 | インポート
『われらは祖国のコマーシャルソングを唄う』@ステップギャラリー・銀座
十河雅典展 9月3日(月)~15日(土)


sogoti1 十河さん



時代の先を見据えるのが芸術家だ。
十河雅典さんは常に次の時代を見据えた作品を発表している。

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アイロニカルでユーモアがある。
見ようによっては、気持ちが悪いと感じる人もいる。

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常に、時代を斜に観る視線は一貫している。

僕は、思いもつかない発想にただ、何時も感心する。

今回は、立体作品にも挑戦した。



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常陸二ノ宮 静神社 @那珂市

2012年04月26日 19時04分32秒 | インポート
常陸二ノ宮 静神社 @那珂市



鹿島神宮に次いで常陸二ノ宮として古くから崇拝されてきた静神社。



大きな鳥居や本殿・拝殿を巡る大木など、延喜式名神名帳(927年)にも記されている格式を感じる。
水戸から奥州に通ずる棚倉街道に面し、交通の要地で、門前町、宿場町として、殷賑をきわめていたが、その面影は感じられないのは残念だ。
ふる里、再発見の必要がある。



国指定文化財銅印(奈良時代後期)
縦、横約5cm角、高さ約6cmで「静神宮印」と鋳込まれている。
奈良時代を偲ばせる銅印は、歴史館などに展示されることがある、光圀が発掘し、その由良などが記された箱に収められている。

因みに、桜田門外の変に参加し重傷を負った斎藤監物(1822-1860は)水戸藩士で静神社神官の家に生まれている。
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瓦や塼仏など @韓国中央博物館

2011年12月20日 20時27分09秒 | インポート
瓦や塼仏など @韓国中央博物館











瓦や塼仏が好きだ。
幾つか買ったこともあるが。手元には残っていない。
残念ではあるが、いたし方ない。

日本の瓦の源流は朝鮮半島から、仏教伝来と共にもたらされた。

韓国中央博物館には、個人が寄贈した品を展示する個別の部屋が、沢山あった。
各部屋に、寄贈者の名前が付けられている。
これなら、コレクションを寄贈した方も満足だろう。
日本人が寄贈したコレクションの展示室もあった。
韓国や中国の品々、どれも素晴らしかった。
日本の博物館に寄贈せず、韓国に寄贈したのは受け入れ側の体制にある。
博物館や美術館が寄贈を受けやすい方策を講じる必要がある。

歳入不足が続き、購入予算はゼロに等しい。
博物館や美術館は寄贈を受けやすい方策を考える時代だ。


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バレンシアあれこれ, スペインうたたね紀行 ⑪

2010年05月31日 17時38分41秒 | インポート
スペインうたたね紀行 ⑪

バレンシアあれこれ

オレンジ





バレンシアと言えばオレンジが特産品。
道路の両側には延々とオレンジの畑が連なる。
確かにオレンジのジュースは美味しい。
オレンジを投げ込んジュースにする機械もある。


地中海性気候


オレンジやオリーブなどは地中海性気候の特産品。
寒くもならず、暑くもならず、冬に雨が多いもの乾燥してすごし易い。
その様な気候ゆえ、バレンシアからコスタ・デ・ソルにかけては外国からの観光客や長期の滞在者が多い。


パエリャ







更に、パエリャの発祥の地としても知られている。
しかし、パエリャはスペイン全土の何処でも食べられるし、世界的な料理となった。
日本でも一般的な料理となった。
日本では魚介類を用いたものが一般的だが、本来のバレンシア風はウサギ、鶏、カタツムリ、インゲンマメ、パプリカと山の幸を中心に用いて作る。
バレンシアの猟師が獲物を米と一緒に煮込んだのが始まりといわれる。
基本的に塩とサフラン以外の調味料・香辛料は入れないので、材料の風味を生かした素朴な味わいになる。
今回の旅では何度かパエリャを食べる機会があった、特に美味しいと感じたことはなかった。
お米の炊き具合がちょっと柔らかすぎて、おじやに近い感触が多かった。
僕は、米に僅かに芯が感じられるくらい、が好みなので。



パエリャではないが、魚介の煮込み。




オルチャタ


オレンジジュースと共に、バレンシアのアルボラヤという地域が発祥の,チュファスという豆(タイガーナッツ)から作られる夏の冷たい飲み物も試した。
きな粉を溶かした、或いは豆乳のようで、自然食品という感じの飲み物。

歴史的建造物と町並み。


観光客の多い土地柄のせいか、街の清掃が行き届き、非常に清潔。
そして、美しい建物がたくさんある。
建物に興味はあるが、建築用語には疎いので専門的な説明はできないが、

沢山の魅力を感じたバレンシアだが、なんせ滞在時間が少なく、多くを見ることができなかったのは心残りだ。
もし、再度スペインを訪れる機会があれば、ゆっくりと滞在してみたい街であった。



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スペインうたたね紀行③バルセロナ

2010年05月24日 15時45分04秒 | インポート
スペインうたたね紀行③

バルセロナ

「エクスプレス・バイ・ホリデーイン・モントメロ」



午後8時20分にバルセロナ空港に到着。
バスで約30分、バルセロナの郊外グラノジェルスの「エクスプレス・バイ・ホリデーイン・モントメロ」に。
朝、家を発ってからかなりの時間が経過し徹夜の状態、部屋に入るなりシャワーも浴びずに寝る。





翌朝、ホテルの外に出てみる。




隣接地は自動車レース、F1世界選手権の開催地カタロニア・サーキット。
1991年以降F1のスペインGPの舞台である。

このホテル、F1世界選手権が開催される期間中はおそらく活況を呈しているのだろう。
通常はビジネスマンや旅行者向け。
日本で云えば、「東横イン」や「スーパーホテル」のようなもの、1泊50ユーロ(日本円で6000円程度)。
「ホリデーイン」のチェーンで、新たな業態らしいが、日本にはないようだ。
室内の広さや設備などは、日本と比べれば格段に安く感じた。
スペインはEUの中では物価の安い国といわれている。

ホテルを後に、憧れの「サグラダファミリヤ」に向かう。
途中、奇妙な外観のビルが在った。
市の水道局の庁舎だと言う。






フランス人の建築家・ジャン・ヌベールの設計による、カタルーニャ州の首都にそそり立つ近代的な巨大ビル。

バルセロナはローマ時代に遡る古都だが、中世の姿を残す旧市街をめぐって近代的な新市街も広がる。


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追悼/星野徹の地平/詩と造形展

2010年02月11日 21時34分59秒 | インポート
追悼/星野徹の地平/詩と造形展
―星野徹の遺墨および記念作品を中心に―
2月9日~14日  @アートワークス ギャラリー


英文学者で詩人であった星野徹さんがなくなって1年を経過した。
「白亜紀」の同人や造形集団「ROZO群」の会員を初めとして、文学者・画家・写真家・書家など幅広い分野の芸術家と交流のあった。



縁の有った40人位の方による追悼展が開催されている。







2人が一組になって共同制作した作品。
生前の星野さんの遺墨や造形作品も展示されている。








詩や俳句などの文字と写真や絵画など変化に富んでいるので、観るのに時間を要する。
作品の数も多いが来場者も多い。

僕は生前の星野さんと面識は無かったが、人柄や作品を幾らか知ることが出来た。
葬儀は「水戸無教会聖書集会」《ただきりストと共に歩む》の人たちによって執り行われたとのことで、関連の冊子も手に取ることが出来る。
英文学を通してキリスト教に出会い、聖書が何にも勝る参考書・研究書であったようだ。

芸術の根底に宗教的なものが必要と感じるが、未だ実感は出来ない。
何れの宗派と関係なくとも、信じること・祈ること、などの大切さを思った。
追悼展にはそんな要素がある。


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然林房 (ネンリンボウ)  水戸市見川3-695

2009年12月28日 01時27分07秒 | インポート
然林房 (ネンリンボウ)  水戸市見川3-695

骨董の道の先輩で、山草会の役員などをなさっていたTさんの旧宅が、暫らく空き家だったが、買い取られて完全予約の懐石料理店となって10年くらい経つだろうか。

前が田圃で背中に竹林を背負った広い敷地。
湧き水が流れ池を成し、虹鱒の養殖池もあった。
数十本の夏椿を初め、椿や珍しい山草や野草が四季折々に咲いた。
毎月のように花を戴きに行き、渋茶を飲みながら骨董品を拝見するのが楽しみだった。
仲間が揃って、虹鱒の炭火焼を食べたりした事も有った。
もう、30年位前の話だ。

「然林房」という懐石料理店になって間もなく、昼の懐石弁当を食べに行った。
大きい池が埋められ、洋間の内装がいくらか変わったかな?と言う程度。
佇まいはさほどの変わりはなく安心した。

今回、G先生と共にY先輩のお招きをうけ、夜の部に行くことが出来た。



玄関前の赤の詫び助が咲き初め、蹲の水面には椿が一輪浮かんでいる。
玄関の欅の1枚板を以前のまま。







小鉢の先付けから始まり、湯葉のお椀、少量ずつ美しい器の盛られて提供される。




メインはフグの刺身だった。めったに口にする機会がないので“口福”(こうふく)。



トコブシ、エビ、アマダイの焼き物。



牡蠣のみそ焼き、など。

多いに満足したが、ご飯が付かずなのは少しばかり疑問。
酒の肴、との感じがした。

とはいえ、水戸の町にこのような料理屋さんの存在は貴重。
昼夜とも3組程度の完全予約というが、客は多いようだ。
個人の家に招かれたような、落ち着きある雰囲気の店。
今後も盛況であることを願う。



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世田谷文学館

2009年07月05日 16時53分38秒 | インポート
「堀内誠一 旅と絵本とデザインと」がひらかれている、世田谷文学館は1995年に開館した。


館の資料によれば、
明治の文豪・徳冨蘆花(1868-1929)が世田谷の粕谷に住まいを構えて100年。以来、世田谷は数々の文学作品に舞台を提供してきた。
その中には林芙美子『放浪記』、萩原朔太郎(1886-1942)『猫町』、北杜夫『楡家の人びと』、宇野千代『生きて行く私』をはじめとする日本文学史上の名作から、大江健三郎(1935-)『静かな生活』、村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』、湯本香樹実『ポプラの秋』など幅広い読者層に受け入れられた平成のベストセラーも数多く含まれている。
映画の黒沢明(1910-1998)や劇団・天井桟敷の寺山修司などの演劇人も多い。

作家に関連する自筆原稿、図書、雑誌,等の資料の収集と展示。
ライブラリーで好きな作家を調べ、文学館オリジナルビデオを始め,1200本のビデオを観ることも出来る。
子供のための絵本コーナーは,内外の絵本1200冊に紙芝居や指人形もある。



1階の「喫茶 どんぐり」緑豊かな中庭を見ながら軽食や飲み物がいただける。


 

壁面には、何故か僕な好きなレコードのジャケットが飾られていた。

”どんぐり”と云えば「鈍愚里さん,或はモグラさん」を思いだす。
向島生まれの向島育ち。江戸っ子気質の粋人。
面倒見が良くて,自分より、先ずは他人を心配する。
他人の悪口をいうのを、聞いたことがない。
洒落を言い出したらきりなし。

僕の下町散歩は、自分の愉しみでやったこと。
ブログに書いたのは彼を意識していたから,今は張り合いがない。
鈍さんが一番の読み手であり、的確なコメントを書き込んでくれた。
「梵」で逢った時、それらに関して短い話しをするのが楽しみだった。
今では旅の空は、鈍さん同行で,弥次喜多まがいの対話をしている。
モグラさんのような洒落た会話は出来ないが。
暫くは,この状態が続くことだろう。

世田谷文学館は世田谷という裕福な地区だから出来た施設と思う。
水戸でも,県や市に対し文学館の開設の要望もあるようだ。
先ずは、収蔵品が収集されているのか?
県立図書館を利用した展示などから始められないのか?
それなりの方法を考えることが重要だ。






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赤ねぎ

2009年01月25日 18時00分21秒 | インポート

赤ねぎ

水戸市岩根町に住むSさんを、久し振りに訪ねた。
20年前にSさんの畑を借りて、菜園の真似事をした。
『自然農法・わら1本の革命』の著者福岡正信に影響されたからだ。
耕さず、肥料も与えず、草抜きもしない完全な自然農法で作物が出来る驚異の農法。
休日のみ作業の手抜き農法でも出来るかもしれない、と思った。
収量は少なかったが、季節を味わう事ができた。
楽しかったし、食を考える良い機会だった。
那珂川の新堤防が造られる事に成り、敷地にかかるのを機に5年くらい続いた畑仕事は終わりにした。

それ以降も、たまにお邪魔して、お茶のみしたり、自家用の野菜をいただく事が在る。
S家の冬の作物で美味しいのは、赤ねぎだ。
この葱は、現在の城里町(旧桂村の圷地域)で明治時代ころから自家用につくられ、「圷ねぎ」の名で近辺に知られていた。
分げつが多く、葉鞘の軟白部が赤紫色になる個性豊かなねぎである。
その鮮やかな赤い色と、やわらかい肉質だ。しかも、太めで食感も良い。
鍋物・ぬた・薬味など、冬場の食生活にはピッタリな作物だ。
タネは代々自家採種されているが、品種の交雑が進んでいるらしく、JAの直売所で「レッド・ポロー」のブランドで売られているが、僕は在来種が美味しいと感じる。
Sさんの赤ねぎは、自家採種している優れもの。初めて食べた時は感激した。
それ以来、冬になると戴けるのを楽しみにしている。

今日は、白菜と赤ねぎを戴いた。夕食の献立が楽しみである。



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