「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

本むら庵 荻窪本店@東京都杉並区上荻2-7-11

2015年10月06日 08時27分32秒 | 蕎麦屋
本むら庵 荻窪本店@東京都杉並区上荻2-7-11



龍神峡の蕎麦店「慈久庵」は開店前から行列が出来る繁盛店だ。
店主の小川宣夫さんが生まれ在所を元気にしたいと阿佐ヶ谷「慈久庵」をたたみ、水府に移転開業したのは2002年2月のこと。


故郷の東金砂神社(常陸太田市天下野町9740)の仁王門、仁王様が不在なことを案じ2014年2月2体の仁王像を寄進した。



仁王像を制作したのは国立市在住の彫刻家・関頑亭さん(96歳)。

国立市の「明窓浄机館」には何点かの作品が収蔵されている聞き9月2日に訪ね拝見した。

帰途は、荻窪の「本むら庵」に行こうと決めていた。
小川さんが修業したのが「本むら庵 荻窪本店」と聞いていたからだ。

大正13年創業の「本むら庵」は荻窪駅と西荻窪駅のちょうど中間あたりに位置する。大正13年は関東大震災の翌年で、その歴史を感じる堂々たる店構え。
近所にはさしたる店はなく、ポツンと一軒ある感じだが、よく見れば繁華街だった痕跡も在る。




広い待合室には囲炉裏があり、脇には飾り棚。
蕎麦猪口や蕎麦に関する器等が展示されている。





澤田 政廣の彫刻、辻清明の陶器なども飾られている。



テーブル席の他に座敷もあるらしい。

広い駐車場を備えているので、かなり広い範囲の所からㇻお客があるのだろう。
品書きには一品料理も多く、蕎麦割烹と云う感じらしい。



奥に社のある細長い庭がある。
夕方の開店間もない時間に入店したので、庭に面した席に座れた。



剣菱の樽酒、アテが蕎麦みそでなく、山葵の佃煮。
これが酒にピッタリ。



鮎の一夜干し。



鴨ロース。



せいろ。

「本むら庵」で酒を酌み蕎麦を食して、龍神峡「慈久庵」の小川宣夫さん、彫刻家・関頑亭さんをめぐる三題噺がやっとまとまった。

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室町砂場 赤坂店

2014年10月31日 00時56分23秒 | 蕎麦屋

老舗のそば屋@室町砂場 赤坂店

世田谷美術館での松本瑠樹ポスターコレクション「ユートピアを求めて」と塩田岩治の「北大路魯山人」、それぞれの蒐集家の展覧会を観て“散逸しないコレクション”はそれなりの後継者、或いは公的な美術館や博物館に寄贈するべきと感じた。

 

この感激を如何にせんと10月20日に再開された「かんだやぶそば」に行くことを考えたが、ニュース番組で放送されたばかり、1時間以上を待つ覚悟ならば、赤坂の「室町砂場」がより適切と考えた。

 

暫く行っていないので、いくらか遠回りしたが到達出来た。

赤坂近辺の再開発によって多くの店がビルになってしまったが、室町砂場 赤坂店は健在でした。

 

昔ながらの薄暗い雰囲気の中に燈火が一つ、という感じ。

 

江戸の情緒であろう、店員さん達の迎え付けと案内は変わらない。

待たずに奥の小上がりの窓ぎわに座席を占めた。

 

窓の障子の桟の綺麗さに感激。

カウンターや目につくところは毎日掃除することは当然だろうが、障子の桟まで磨き上げてある。

しかも、木目が密な上質な杉か檜木。

これだけで、充分の価値がある。

 

昔からの、時代を感じる看板。

 

酒は「菊正」の常温は白磁の徳利で、ちゃんと袴に入ってます。

老舗は何故か「菊正」が多い、やっぱり、これですね。

チョコはガラス。

 

突出しは浅利、青磁の小皿に。

 

先ずは鶏卵焼、美味しくて、写真撮り忘れました。

 

「ねぎ焼き」は呉須赤絵の角皿に。

 

 

「わさびかまぼこ」は「風月花」の藍染の角皿に。

 

 

何れも、魯山人が使いそうな器です。

これも、何かの縁か、と思った。

 

〆に「ざる」を一枚。

 

老舗たるは、変わらぬ味・心からのおもてなし・しかも、お値段は極めて安い。

これも、多くの客があるからこそ出来ることなのだろう。

 

余りの嬉しさに、吉行淳之介の話を店の方に語りかけたり、田舎者丸出しでご迷惑をかけました。

 

このよう店が、永遠に続くことを願わずにはいられません。

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