「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

大佛茶廊の庭園で@鎌倉市雪ノ下1

2019年04月13日 21時52分24秒 | カフェ・喫茶

大佛茶廊の庭園で@鎌倉市雪ノ下1-11-22



念願であった東慶寺本堂の花御堂と誕生仏を拝観し、庭を巡った。
円覚寺に足を伸ばしたいところだが、大佛茶廊に向かうからJRで北鎌倉から鎌倉駅に。




鶴岡八幡宮に向かう若宮大路の「二の鳥居」。
何れの観光地も外国人が多いが、鎌倉も同様だ。

小町通りを始め八幡宮に向かう登大路の左側は大混雑だ。

ところが、右側の路地に入れば、昔ながらの径は静かである。



黒の板塀の先に「大佛茶廊」の入り口門が在る。

大佛茶廊は作家・大佛次郎の旧居をリノベーションした喫茶処。




大正8年に建てられた茅葺き屋根の邸宅と手入れされた庭園は鎌倉市の文化財に指定されている。




客席は「庭園」と「室内」を選択できるが、この日は気温20度に達する陽気と、桜を観たいので庭のテーブル席に。

庭は四季折々の花を楽しめる庭木が植えられている。



枝垂れ桜は咲き初めたばかり。




熊笹の中に「霧島つつじ」。




赤と白の石楠花が素晴らしい。





花見と言うことで、シャンパンのハーフボトルを。
茶廊だが、鎌倉ビールやシャンパンなどのアルコールもあるのも嬉しい。

更に、自家製の珈琲ウオッカをご馳走になった。

オーナーの野尻芳英さんは大佛次郎(1897年 - 1973年・本名は野尻 清彦)のお孫さんで、ストレイシーの世田さんから御紹介され、年に数度は訪れるようになった。
野尻さんの本業は広告業界だが、服飾業界にも幅広い人脈をお持ちのようだ。
メンズ・ウエアに関するご意見番として原稿執筆など幅広い活躍をされている。
週末を茶廊の運営に当て、旧居の維持管理に当っておられる。

野尻芳英さんとの会話が愉しいのだが、この日は来店者が多くあまり話すことが出来なかった。

FBの友達なので、お会いしなくとも日常生活を垣間見ることもある。
有難い時代となったものである。



「蝶ネクタイを“グダット”結ぶのが好み」という記事を見て「機会が有ったら拝見させてください」と伝えておいた。
「何本か用意しておいたのですが、目黒の自宅に置き忘れてしまって」
ということで、こちらに有った1本を見せて頂く。

作り付けの蝶タイは一般的だが、手結びには味わいがある。

次回にビンテージのものを拝見できるのが楽しみだが、自分でも探してみたい。

青空の下、温かな日差しを浴び春爛漫を満喫できた幸せに感謝。

●ゴールデンウイークが新天皇の即位に伴い4月27日(土)から5月6日(月)まで10日連続の休祝日となる。
土曜・日曜・祝日のみ営業の「大佛茶廊」は10日間の連続営業だ。
この様なことはめったにないだけに、未だ行ったことがない方は訪問するには絶好の機会だろう。
営業時間は「正午前~日没まで」と言う変則だが、雑踏の街を離れ一休みには最適な所である。

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東慶寺の花まつり@鎌倉市山ノ内1367

2019年04月11日 19時29分50秒 | 彫刻家 後藤清一
東慶寺の花まつり@鎌倉市山ノ内1367





「北鎌倉」の駅からほど近い東慶寺は、江戸時代には「駆け込み寺」の尼寺として名高かった。
今は男僧の寺として四季折々の花で彩られる名刹。


4月7日(日)「大佛茶廊」を訪ねる前に東慶寺に立ち寄った。
この日の最高気温は20℃に達し、はや初夏の感じ。
青空が天まで届くような好天であった。




境内の石仏に竹製の花立が供えられ、菜の花などが挿されてある。


東慶寺ならではの佇まいだ。




書院では「おやこ論語塾」が開かれていた。




東慶寺では年間を通して、座禅会・写経・茶道・香道等の体験教室が開催される。




本堂前の石塔と枝垂れ桜。
名残の花が僅か、大方は散ってしまった。




本堂の右奥に「水月堂」が在り、拝観は予約制。



水月観音像と後藤清一さん作の「誕生仏」が祀られている。


本堂では「おやこ論語塾」の受講者が本尊前に正座していた。
花御堂の中に甘茶の入った水盤と誕生仏が祀られ、和尚さんが「般若心経」を読経し参拝する姿が。




花御堂の誕生仏は10センチ足らずの小金銅仏。



家に戻って東慶寺のHP に掲載されている昨年撮影と思われる写真からの転載。
白鳳仏らしい、愛らしいお姿。




「松ヶ丘宝蔵」
春季特別展「東慶寺蒔絵展」2月1日(金)〜5月6日(月・休)。




東慶寺の墓地は著名な人たちが多い。
五輪の塔・宝筐印塔だけなども多く、個人名を特定するのは難しい。




文芸評論家・小林秀雄(1902- 1983)の墓。





小説家・田村俊子(1884 – 1945)の墓。




「やぐら」と呼ばれる岩盤を切り抜いた鎌倉時代の納骨施設や供養塔・石仏などを安置した窖も在る。




墓域の中腹から、道路を挟んだ円覚寺の峰の桜と新緑。
円覚寺山頂から東慶寺の堂宇の眺めも格別だ。

●4月8日はお釈迦様のお誕生日とされ、宗派に関係なく「花まつり」としてお祝いされる。
「灌仏会(かんぶつえ)」「仏生会(ぶっしょうえ)「浴仏会(よくぶつえ)」等と寺によって呼び名はいろいろ。
花で飾った小さなお堂(花御堂)の中に甘茶の入った水盤を置き、右手で天を指し、左手で地を指して「天上天下唯我独尊」と称した、釈迦誕生の像(誕生仏)を祀る。
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「サトリ珈琲展」@G-gallery(豊島区西池袋2丁目31−31−6)

2019年04月01日 23時04分43秒 | 美術展
「サトリ珈琲展」@G-gallery(豊島区西池袋2丁目31−31−6)
3月19日~28日







2016年11月4日・5日の2日間水戸芸術館で開催された「藤森照信展-自然を生かした建築と路上観察」の関連企画で「水戸路上観察学会ワークショップ」ガ開催された際、東京から参加の画家・松原容子さんと知り合った。
それから何年か経って、飛鳥山近くの「サトリ珈琲店」の2階でグループ展を開催する知らせを頂いた。

何度か観に行っているが、今回は総括する展覧会「サトリ珈琲展」ややこしいが会場は池袋の「G-gallery」開催する、との案内を戴いた。






G-galleryの隣は重要文化財の自由学園明日館。

画廊主も作家とのこと。

「自分定規」テーマに基づき、各自がそれぞれの表現。



松原さんは滝野川地区の地図に思い思いの付箋を貼るインスタレーション。




旧川崎銀行滝野川支店の往時の姿。


水戸市で存続が危ぶまれる三菱銀行水戸支店(旧川崎銀行水戸支店)だが、
滝野川支店も在って今はコンビニ。
水戸支店はどうなるのでしょうね、







メンバーの作品は多種多様、




2年間の展示資料も。

●北区滝野川、桜の名所として知られる飛鳥山公園近くの「サトリ珈琲店」は昭和8(1933)年創業の老舗珈琲店(木曜が定休日)で、店主の佐鳥正明さんは3代目の老舗の珈琲店。
朝8時から営業しており、地元の人たちで賑わっている。
10数年前に初めて訪れたが、京都の「イノダコーヒー」本店のように思った。

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