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「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

「鎌倉彫・寸松堂」@鎌倉市由比ガ浜大通り。

2018年09月26日 17時46分35秒 | 骨董・古美術
「鎌倉彫・寸松堂」@鎌倉市由比ガ浜大通り。



長谷観音から雪の下の「大佛茶廊」まで移動の途中には「川端康成記念会」「鎌倉文学館」「吉屋信子記念館」など文学関連の施設が在る。
「鎌倉文学館」は二度訪れたが、建物・眺望・展示物とも素晴らしかった。

「川端康成記念会」は如何なる施設なのか?興味はあったが、大佛茶廊の11時半頃の開店時間に到着したいので、今回パスした。



長谷から若宮大路までを「由比ガ浜大通り」と呼ぶらしが、文化財級の建築物を何軒か見かけた。

「鎌倉彫・寸松堂」由緒ありそうな店なので拝見させて頂いた。

鎌倉彫は中国の宋から伝わった堆朱を真似て仏具を製作したのが始めたとされ、800年の歴史を有する。

模様を薄肉彫刻した素地に直接黒漆を塗り、その上に朱、青、黄など色漆を塗り重ねて磨き仕上げる漆彫刻作品だ。

鶴ヶ岡八幡宮の鳥居脇に店の「博古堂」は有名店だが、鎌倉の土産として
明治時代以降、多くの鎌倉彫の専門店が生まれた。

木地を加工して彫刻、漆で塗り磨き上げる製品にするのは相当の手間がかかるから、安くは売れないだろう。







お盆やお椀など従来のものから、アクセサリーなど新たなデザインを施した新商品もある。







我が家にも鎌倉彫の「脇息」が有る。


脇息は坐った時、脇に置いて肘をかけ、体をもたせかけるための道具。
最近あまり見かけないが、便利な道具だ。



菊の模様が肉厚に彫られてある。



裏を返すと「鎌倉彫三保堂」の印が。
この店が、現在も営業を続けているのか調べてみたい。


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