「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

Chez Johnny ~魅惑の南仏料理~

2009年11月27日 12時43分16秒 | Weblog
Chez Johnny ~魅惑の南仏料理~
シェ・ジャニーの春田光治さんから「NYの娘がブログを始めました、覗いてみてください」とのメールを戴いた。
春田さんは子どもさんが2人。
長女のアリスさんはニューヨーク住まい、長男のレオンさんは東京で生活していると伺ったことがある。
お二人に顔を合わせたのは安比に移られてまもなくの1987年、7~8歳の頃だから現在30歳前後になるだろう。

ジャニーは料理人であるが、総合芸術家と僕は考えている。
常に美味しいとは何かを追い求め、一切の妥協をしない。
一食、一食を大事にする。中途半端に腹ふさぎの食事は絶対にしない。
渋谷の店をやめて安比に移り、仕事をせず、スキー・山菜取り・渓流つり・狩猟・登山・写真撮影と自分の好きな遊びの世界に没頭したが、家族のための三食は自ら作った。
その料理は、レストラン営業時代以上とも言える内容。
フランス料理のみならず和洋中華に及び、厨房での態度は鬼気迫る。
話しかけることが出来ないほど真剣。
渋谷時代のスーシェフ・ハモさんが同居して手伝っていたが、個人の家の食事とは思えなかった。
小さな子供達が、夜の9時になっても食事が出来ず、待ちきれず居眠りしている。
子供には適当な食事を出してあげたらと思ったことがある。
子供も大人と同じ。
同じ料理を家族揃って食べるのがジャニーのこだわりなのだ。

Chez Johnny ~魅惑の南仏料理~

と題するブログ、ジャニーが安比で作った料理に対してNYのアリスさんがページ構成とコメントを書いているようだ。
いわば、親子での二人三脚。








このような形で、ジャニーの料理の世界を味わえるのは嬉しい。

さらに、自分の信念のままに生きてきたジャニーが幾らか角がとれ、父親らしき家庭的な顔を見せてくれたのも嬉しいことだ。


左の一覧の中から、ジャニーとアリズさんのブログにリンクします、御覧下さい。
このブログがどのように続くか楽しみである。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

A feast to Remember

2009年11月24日 22時03分52秒 | 食べ歩き
A feast to Remember






On the evening of November 24, we enjoyed a delicious meal at the home of Nemoto.
The food was exquisite and the conversation, delightful.
We always, look forward to our at Nemoto’s.

From Yo


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御前山周辺の紅葉狩り

2009年11月23日 23時48分17秒 | 水戸
御前山周辺の紅葉狩り

昨夜の水戸ホーリーホックのKsスタでの初勝利という歴史に残る一戦。
勝利を祝いエビネンコさんとスポーツバーに行く予定だったが、用事ができてあきらめた。

今日の午前中までに一段落したところ、Yさんから電話があった。
「天気が良いから、御前山方面に出かけましょう」とのこと。
この時期、Yさんご夫妻と奥久慈や常北・御前山などに紅葉狩りに行くのが恒例となっている。

先ずは腹ごしらえ、御前山の手前の「御前蕎麦」に入る。
連休最後の日、県北を訪れた観光客が多いのか1時を過ぎても満席だ。

久し振りに「鴨せいろ」を注文。
蕎麦はイマイチだが漬け汁の味は確りしていた。



写真のように、コンニャクの味噌田楽とキンピラごぼうも付いている。


御前山の脇、那珂川に架かる赤い橋の手前を左折、伊勢畑から相川温泉を抜け、仏国寺の脇を通り七会村に抜けるルートは道幅の狭い林道で趣がある。



最近、ダム工事が進んで道路の付け替えもあって、風景が大分変わってしまったのが残念だ。このダム工事も本当に必要なのかと疑問に思っていたが、まもなく貯水が始まりそうで、そうなると景色は一変するだろう。
良く変わるのか、或いは反対だろうか?

山を下り旧七会村から城里町への道路の両端の、里山が色付いた風景は、昔と変わらぬ優しさがある。
小松寺の枝垂桜の古木は既に葉を落としてしまったが、傍の楓の古木の紅葉は今が盛り。







西日を浴びて照り映える姿は、本日のドライブの白眉。
本堂にお参りして帰途に着いた。

水戸は30~40分も走れば、海あり山あり。
自然に恵まれているの感謝したい。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホーリーホック、Ksスタ初勝利

2009年11月23日 22時11分23秒 | 水戸
ホーリーホック、Ksスタ初勝利

11月22日、天気予報は午後から雨。
何時、降り出すやらの天候のケーズデンキスタジアム水戸。
改築後ファーストゲームとなった前節の仙台戦は0対4の惨敗を喫し、目の前で相手に胴上げをされてしまうという屈辱を味わった。
サポーターの熱気と選手の気迫、何れも仙台が圧倒していた。
この事実は、素直に認めなければならない。
逆に言えば選手もサポーターもまだまだ上を目指せると言うことだろう。

今回の愛媛戦は勝てる絶好のチャンス。
次回の湘南戦は再び圧倒される可能性がある。



1万人の動員を掲げたが、公式発表は2,555人。
天候条件が悪い中では妥当な数字だったのかもしれないが、残念だ。





愛媛のサポーターは百人足らず、前節の仙台からの数千人と比較にならない。

こう着した状況のまま迎えた86分、水戸が得た右CK。
森村昂太が蹴ったボールは鋭く曲がりながらGK山本浩正の手をかすめ、中村英之の頭にドンピシャリ。
ボールはゴールネットに吸い込まれ、値千金の決勝ゴールとなった。

この1点にスタジアムは沸いた。Ksスタがやっと水戸の『ホーム』になったのだ。
水戸にとっては大きな1勝である。
この1勝でJ2参戦以来初となる勝ち越しに成功。
新たな金字塔を打ち立てた。そして、Ksスタでの初勝利という歴史に残る1勝にもなった。

記念的シーンを、エビネンコさんはデジカメムービーで見事に捉えた。
彼のブログの、動画を是非御覧下さい。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水戸ホーリーホックvs愛媛FC 16:00キックオフ Ksスタ

2009年11月22日 12時11分55秒 | 水戸
11/22(日) 16:00キックオフ Ksスタ

2009 J2第49節 水戸ホーリーホックvs愛媛FC





3連休の中日となるが、今日22日、Ksスタで水戸ホーリーホックvs愛媛FCが開催される。
前回の仙台戦は観客数・サポーターの熱意・選手の気迫など全ての面で水戸は完敗であった。仙台はJ1進出をかけた戦いで、サポーターも応援慣れしていた。

僕もサッカーはにわかファンでルールも知らないが、水戸が元気になるには水戸ホーリーホックを応援し盛り上がることが必要と思う。
本日1万にの観客を集めようとのことだが、この天気と、対戦相手が愛媛FCではかなり厳しそう。
遠路はるばる応援に来る愛媛FCのサポーターの皆さんに感謝したい。
かつ、心から「ようこそ水戸へ」と迎えたい。

天候は曇りもしくは雨のようだが好ゲームを期待したい。

祝勝会を見和のスポーツバー「ディナミーク」で出来れば最高!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花園渓谷と浄蓮寺渓谷

2009年11月22日 11時29分08秒 | 
花園渓谷と浄蓮寺渓谷

茨城県と福島県の県境に位置する花園川上流一帯が花園渓谷。
うっそうと茂る樹木と適度な湿気を含んだ森の空気は自然の宝庫。
春のシャクナゲや初夏の新緑、秋の紅葉スポット、四季を通じて愉しめるところとして有名だが、残念ながら行く機会がなかった。
特に、「花園川を挟んで、カエデ、イヌブナ、ヤマモミジ等の紅葉は絶景」とUさんご夫妻から御聞きし、ご一緒することになった。








花園神社から上流の猿ケ城渓谷までが花園渓谷で下流が浄蓮寺渓谷。

未だ行ったことがないから、比較は出来ないが青森県十和田市の奥入瀬渓流に遜色ないと思える美しさだ。






身近なところに、こんな素晴らしい所が在った。
探せば、遠出しなくとも、名所は沢山あるものだ。

浄蓮寺の三十三体観音像

猿ケ城渓谷の入り口まで行き、Uターンして浄蓮寺渓谷に向う。
浄蓮寺渓谷は八葉山・浄蓮寺のそばを流れる、と言うより、浄蓮寺の脇の渓流。
浄蓮寺は森閑とした森の中にひっそりと佇む。



本堂は見た事も無い茅葺屋根だ。
慈覚大師の開基とされ、境内の愛染堂には、愛染明王が安置されている。
地方の寺には珍しく200円の入山料をとる。



浄蓮寺の敷地内の裏山に、苔むす岩に彫られた三十三体の観音像の拝観料と言うことらしい。
時代は分からないが、江戸期くらいはあるのだろう。
30分くらいかけて全ての観音様をお参りすることが出来た。

隣に北茨城市の浄水施設があった。
山の上の浄水場は珍しく思えるが上流の水沼ダムから取水しているのだろう。


公共の宿「マウントあかね」


北茨城のインターチェンジに向う途中でUさんが「太平洋を望む眺めのいいところに立ち寄りましょう」と北茨城市が運営する公共の宿「マウントあかね」に行った。




高台に位置するため、太平洋を一望する眺めを堪能できた。
帰り道は常陸太田市町屋の豆腐店の豆腐,那珂市額田の豆腐店の油揚げなど噂の品々を購入した。

天気に恵まれた初冬の一日の清遊、Uさん有難う御座いました。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やきとり「助六」 @水戸市南町

2009年11月21日 22時13分39秒 | 食べ歩き
やきとり「助六」 @水戸市南町


「助六」といえば江戸の古典芸能、歌舞伎を代表する演目のひとつ。
市川團十郎家のお家芸である歌舞伎十八番だ。
その様な大名(たいめい)を付けた水戸の名物店で、南町の裏通りにある。

以前は黒根町に在ったのだが、連続した不審火で炎上し、現在地に移った。
もっとも、先代が創業したのはこの近所、原点に戻ったともいえる。




現在は、創業者の娘の美代ちゃんが味を守っている。








焼き鳥と言ううが基本はもつ焼き、鳥もあり、山菜のの天ぷら、焼き魚、おにぎりもある大衆食堂でもある。

我が家はオヤジ以来息子まで三代で通っている。
先代のオバちゃんには「お父さんは毎晩来たのだから、あんたももう少し来ないと」といつも言わていた。

美代ちゃんは昼間は自宅でタイなど、東南アジアの衣料雑貨の店も営んでいる。
その関係で、僕も仕入れに同行した事が2度ある。
何れもバンコックとチェンマイ。
タイ料理の美味しさに魅了された。

勿論、タイの染めや織りも素晴しい。
タイシルクを有名にしたジム・トンプソンの博物館も素晴しく思い出深い。
其の後も、タイは度々訪ねた。

訪ねたどの国も素晴しいが、タイとタイ料理は大好きだ。

久し振りに「助六」に家族で出かけた。
家庭的で楽しい店だ。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

増渕魚苑のヤマメの定食

2009年11月21日 18時32分54秒 | Weblog
増渕魚苑

ヤマメと山菜の定食

花園渓谷の紅葉狩り、先ずは、花園神社に参詣してから早めの昼食をとることに。
Uさんご夫妻が四季折々に訪ねているという、お勧めの場所に向う。








神社にの手前2キロ位の「増渕魚苑」。
虹鱒、山女、岩魚の3種類の渓流魚の養魚場。
養殖池で釣ったのを調理してくれるらしいが、我々は,お任せ。






岩魚の塩焼きコースを注文。

写真は料理の一部で他にご飯と味噌汁も付いた。
天ぷらの盛り合わせには、今が旬の“ムカゴ”も入っている。
“ムカゴ”は山芋(とろろ芋)の実ともいうべきものだが、最近多く出回るようになった。
塩茹で、ご飯に炊き込みも良いが、天ぷらは初めて。天ぷらで食べるのが一番美味しいかもしれない。
コンニャクのサシミ、カボチャの煮物等など、正しく盛りだくさん。

山の斜面に段々の養魚池が連なり、一番上が食堂だから見晴らしが良い。
ここから観る紅葉も素晴しい。
茨城の山は黄葉が多いが、花園地区は紅葉が多い。
そろそろ盛りを越したかな?と言う感じだがマダマダきれいだ。

どぶろく

メニューに「特区のどぶろく」とあったので、注文してみた。
車の運転はUさんなので、申し訳ないが、飲むには絶好の機会。



かって、何度か試したことがあるが、ここの“どぶろく”は本格派。
アルコール度数もあるし香りと若干の酸味。

訊けば、平成16年に「どぶろく特区」に認定され、関東では初の「どぶろく」を味わえる3軒の内の1っ軒。
お米で醸造した自家製どぶろくと素朴な郷土料理との組み合わせは最高。

景色も料理も言うことなし。
四季折々訪れたい食事処だ。

ここの食事の状況を含め、花園紀行はエビネンコさんのブログをお読み下さい。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花園神社と花園渓谷

2009年11月21日 17時42分13秒 | 文化遺産
花園神社と花園渓谷

Uさんご夫妻のお誘いでエビネンコさんを交え総勢4人で花園渓谷のモミジを愛でに出かけた。水戸から常磐高速道経由で1時間足らず、北茨城インターに到着する。
ここまでは、茨城県立天心美術館や五浦海岸に行くのに度々来ている。
今回はインターの出口を左折し、谷合の登り道を進むこと20分、先ずは花園神社に参拝。

花園神社



権現造りの「楼門」(1792年建替)





うっそうたる大杉と高野槇の老木が立ち並び、木々の緑に朱塗りの仁王門、拝殿、本殿が映える様は荘厳だ。





杉の古木が多く、特に三本杉と呼ばれる巨大な杉は屋久島の縄文杉にはかなわないかも知れないが、樹齢500~600年はありそうだ。



拝殿広前両側にある、「コウヤマキ」は、幾条もの大枝が地に低く垂れ茂る。
周囲4.4m、樹高30m、樹齢600年を超える。
槙としては、県下第一で全国にも稀なものであり、古来より「天狗槙」とよばれている。

また、石楠花も多く、春の美しさも格別だろう。

歴史は古く、征夷大将軍・坂上田村麻呂の創建とも、慈覚大師の開基とも伝えられる。
花園渓谷を含め、天心美術館を回遊するのであろう観光客が沢山お参りしている。


神社の前と神社にいたる道路の脇には花園川が流れている。
渓流と紅葉の織り成す撮影ポイントは、カメラマンが大勢並ぶ。
我々もその一員ということだが。
かといって、騒々しいほどではない。

神社の境内は手付かずの自然が残されている。
ましてや、数百年をへた古木の杜は自ずと心改まる気持ちになった。
古木を訪ね歩くのを愉しみとする人も多いと言う。
自然の発する神秘的な霊の力を感jじた。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

十河雅典 展 ボッチャン イッショニ アソビマセウ

2009年11月17日 22時34分59秒 | 美術展


十河雅典 展 ボッチャン イッショニ アソビマセウ
11月15日~11月29日 
 @アカデミア・プラトニカ 那珂市飯田2574-17



茨城大学で34年間の長きに渡り美術教育に携わり、今春退職された十河雅典さんの展覧会が那珂市飯田2574-17のアカデミア・プラトニカで始まった。

十河さんは東京藝術大学を卒業後、電通に就職。グラフィックデザイナーとして4年間在職した後スペインで暮らす。帰国後茨城大学に赴任し、美術教育に携わる一方、画家として現代日本美術展、安井賞展など多くのコンクールで活躍、受賞した。
海外を含め企画展、個展、グループ展で作品を発表ししてきた。

作家として書き出せば限りないほどの履歴だが、指導者としてしても多くの人材を育てた。
実作者でありながら、有能な教育者であることは簡単ではない。名選手名コーチとは行かない。十河さんは稀有な才能の持ち主だ。
作品は、電通と言う日本を代表する広告代理店に在籍し、日本を象徴する企業の広告を担当した。スペインやイタリアでの海外生活の中で日本を見つめ直す機会も多かった。
それらの経験は、日本の経済優先の社会を憂い、鋭い人間観察に基づいた悲しく滑稽な人間模様を豪放なタッチと豊かな色彩感覚で描きだした。
観れば直ぐに奇妙な「十河ワールド」に引き込まれる。
一度見れば、忘れられない画面だ。
最初は、この作者は如何なる頭脳と思考回路の持ち主か?宇宙人かも?
と思えるが、温厚で誠実な人柄である。








今回の作品は、退職後に手がけた新作ばかり。
短期間によくもこれだけの作品が生まれたものよ、と感心した。








会場は3部屋からなり、特に5メートルを越える大作が壁面に並んだG3はあたかも教会堂のような雰囲気だ。
タイトルの「ボッチャン イッショニ アソビマセウ」のように画面と対話すると、日常生活を見直し、かつ、微苦笑することになる。

アカデミア・プラトニカは那珂市飯田2574-17に在り、分かりやすい場所ではない。
しかし開設以来10年、質の高い企画展を開催してきた。
今回の展覧会も多くの人たちに観てもらいたい。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェイジョアーダなど

2009年11月14日 14時38分36秒 | Weblog
フェイジョアーダなど
ブラジルの文化と料理 @水戸国際交流協会
 

水戸市国際交流協会では各国との交流事業が開催される。
今回は「世界の文化と料理」講座のブラジル編。
先週11月7日はブラジルの文化に付いての講演で、今日(11月14日)はブラジル料理の調理実習と試食。

今から15年前頃に一度ブラジルを訪ねたことがある。
ロスアンゼルスで乗り換え、マイアミ経由でサンパウロまで約24時間以上かかった。
時間もかかるが季節もさかさま、日本の夏は現地の冬でサントスの海岸には誰もいない。
10日間の滞在ではサンバやボサノバなどの音楽を聞く時間が無かったのも残念であった。

ブラジルには日系人が100万人位いるが、人口1億人以上からみればほんの僅か。
典型的な多民族国家で国籍でいえば100カ国以上の人たちが混在している。






今回の講師はジャイカのプロジェクトで内原で農業研修中の渡辺・ロジェリオさん。


先ず、典型的ブラジル料理のフェイジョアーダ。

材用は黒豆(フェジョン・プレット=黒インゲン豆)、塩漬け豚肉、ベーコン、リンギッサ(ブラジルの太い生ソーセージ)、タマネギ。




黒豆とベーコン、ソーセージなどで煮込んだ料理。

ブラジル式おやつのパステル。
牛のひき肉をパステル(餃子の皮、タコスの皮のような小麦やトウモロコシの粉で作ったもの)で包み、油で揚げたもの。
インド料理のサモサに似ている。

その他、ファロファと付け合せのサラダを作る。

まともににすれば長時間間を要する料理だが、主催のペンギンくらぶやラブニールの方々が下準備をしてくれたので2時間の講習時間内で調理完了した。
試食タイムは、ブラジル産のビスケットやコーヒー付き。

講師の渡辺ロジェリオさんの評価は、かなり近い味に仕上がっているとのことであった。
スタッフの皆様有難う御座いました。

ブラジル料理を食べると、ブラジルでお世話に成った相良さんのご家族を思い出す。
皆さんお変わりないであろうか?
前回はサンパウロのみであったが、次はリオのカーニバルを見る機会に恵まれんことを願う。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高橋努展 ―器物を描きつづけて―

2009年11月13日 10時19分51秒 | 美術展
高橋努展 ―器物を描きつづけて―
11月11日~11月15日 @那須野が原ハーモニーホール




従兄弟の高橋努さんの個展が開催されている。
務さんは、僕の好きな洋画家中川一政が所属した絵画団体・春陽会の会員だ。
宇都宮大学学芸部美術科を卒業して公立中学校の美術の教師を務めたが、絵描きの人生を求め早期退職し、数年に一度は個展を開いている。
このような人生を選択する絵描きは多い。
売れない絵描きを援助するのは妻の役目。






今回の展覧会の会場は、栃木県大田原市の那須野が原ハーモニーホール。
栃木県大田原市の財団法人那須野が原文化振興財団が設置・管理しているコンサートホールとギャラリースペース。ギャラリーは約533平方メートルの第1ギャラリーと広さ約250平方メートルの第2ギャラリーがある。
ギャラリーはガラス面を多用した現在流行の建築だ。
建坪が広いのに展示スペースは充分でなく、天井も高すぎ、照明も当てずらい構造だ。
素人から見ても、こんな設計は建築家の自己満足としか思えない。
それが堂々とまかり通り、設計段階でチェックできなかった設置管理者。
1994年に開館し、今年で15年を経過したが活用されているようには思えなかった。
このような例は、ここばかりでなく全国的に普通のことなのだろう。

その点では、水戸市の芸術館は使用する側と設計者が充分話し合い、使い勝手が良い施設であったと思う。さらに、運用に対する予算も計上し、単なる箱物にならないでいることは大きく評価され、誇りにしたい。

話しが横道にそれたが、今回の展覧会はコツコツと描き続けた、最近10年間の作品。





水彩画25点、油絵33点。
油絵は30,50,80,100号の大きい作品。







机上の透明な「ガラス瓶」などの静物を一途に描き続けている。

何の変哲も無い日常眼にする器。
それは、短なる器を越えて、空気・世界・印象への媒介。
漠然とした画面の向こうにある何かを感じさせる。
自分の身近にある、那須の山、樹木、花、や滝などの風景。
水彩、油絵で描かれた自然は単なる風景ではない。
素朴で爽やかな心地よさを感じた。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ノルム 第30回展 ―最後のノルム―

2009年11月11日 20時15分55秒 | 美術展
ノルム 第30回展 ―最後のノルム―
11月10日~11月22日 @アートワークス・ギャラリー




県立水戸第一高等学校を卒業後、芸術大学の美術科に進んだ仲間が集ったグループ「ノルム」が毎年1回の展覧会を開いてから30年。



今回が最後の展覧会となった。
グループが、30年に渡って展覧会を続けることは難しい。

ノルムの展覧会を観たのは、裏南町に在った「ギャラリー・鴉屋」だった。
当時の「鴉屋」は、先進的な画廊として人気をあつめていた。
現在、水戸芸術館で「ヨゼフ・ボイス展」が開催されている。
当時の鴉屋でもボイスの個展が開催され、コヨーテの檻で過ごした映画なども上映された。
ノルムの展覧会は活気にあふれた鴉屋で始まった。

その後、会場も何度か変わり、メンバーも多少の出入りはあった。
個としての展覧会を開きながら、年1度のグループ展を開催した。
常に新しさ、変化を重ねながら展覧会を続けてきたグループは稀だ。

大学・大学院を卒業し社会人となったメンバーも今や社会の指導者の年齢となった。
30回を向えたのを機会に、新たな旅立ちと言うところなのだろう。

展覧会案内のハガキには、 

ノルムが生まれて30余年、ここに終焉を迎えた。
 学生時代の生硬で青臭い制作に始まる「ノルム」は、数学でいうベクトルの絶対量・ノルムを広汎に解釈し命名、組織体と個・制作主体の在り方を問い、常に挑み続けマンネリを忌避し、確かな基軸を形成してきた。水戸にこだわり、時代を咀嚼し議論した交換書簡・NORMノートもあった。
 ノルム封印後は、一人ひとりに自問が増えるに違いない。・・・・終わる事は、そのまま始まりなのだ。

と、記されている。




今回のメンバーは小沼隆一郎・鈴木基二郎・野沢二郎・和田貢・村山隆治の5名。
11月14日(土)15:00~クロージング・パーティが開催される。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第9回 木村みどりカリグラフィー教室作品展

2009年11月11日 13時00分46秒 | 美術展
第9回 木村みどりカリグラフィー教室作品展
☆期日 2009/11/11(水)~15(日)10:30~18:30 ※最終日は16:30まで
☆会場 水戸市南町3丁目ハーモニーホール Tel.029-221-4516
☆主催 花留談(かるだん) Tel.029-226-2639 Tel.029-226-4896





水戸市南町3丁目のハーモニーホールで「木村みどりカリグラフィー教室作品展」が始まった。
今回で第9回だとのこと。
主宰の木村みどりさんの作品をはじめ受講生の個性あふれる作品が展示されている。



ハガキのサイズの小さなものから60cmくらいの大作まで。
文字だけでなく絵画の要素も入った作品も多い。
楽しい作品を見ていると、自分で書いてみたくなる。



一字一字をきちっと書き続けるには忍耐が要りそうだ。
これからの季節、クリスマスカードなど手書きしたら面白そう。





受講生の年齢は20代から70代まで幅広いらしい。
皆さんの、がんばって制作した作品を見ると、元気がでる。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『未来の食卓』映画会 @常陽芸文センター 芸文ホール

2009年11月10日 23時58分25秒 | Weblog
『未来の食卓』映画会 @常陽芸文センター 芸文ホール
11月21日(土) 1回目 13:30~15:30  2回目16:30~18:30

人間が生きてゆくために一番大切なものが食べもの。

その根源が忘れられ、ファッション或いはエンターテイメントとなってしまった。
更に、経済優先の社会は食の安全をないがしろにし、安く危険な食品が圧倒的になってしまった。

工業化社会の食の危険性について、以前から多くの人たちが危険信号を発している。
最近になって、やっと食の安全性への関心が高まりつつある。
僕も友人の影響で、20年ほど前に畑を借りて、自然農法の家庭菜園を試みた。
残念ながら、諸般の事情で5年間くらいしか続けられなかった。


食生活と身体、地球環境について描き、フランスで異例の大ヒットを記録した映画『未来の食卓』が水戸で公開されることになった。
主催はスローフード茨城。水戸市見和3-663-10 電話029-252-7011




映画の概略についてHPでは、

食卓の幸せ、そして未来の食卓のあり方を問う、このドキュメンタリー作品は美しい自然に囲まれた南フランスのバルジャック村。
エデュアール・ショーレ村長は、子供たちの未来を守るため学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにするという前例のない試みに挑戦した。
高価なオーガニック料理に大人たちは戸惑うが、給食や学校菜園での野菜作りを通して自然の味を覚えた子供たちに巻き込まれ、村は少しずつ変化していく――。
食生活と身体、地球環境について描き、本国フランスで異例の大ヒットを記録し、オーガニックブームの火付け役となった『未来の食卓』。食卓の幸せ、そして未来の食卓のあり方を問うドキュメンタリー作品。
ということだ。




是非、観ようと思う。
世間の関心が高くなるのは歓迎すべきだが、スローフード・オーガニックなどと呼ばれるようになり、ブームやスタイル或いは流行になりかねない状況も心配だ。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする