「西の谷緑地公園」を美しく!

「公園都市水戸」の街造りを考える人達と協働したいと思っています。

Earthrise宮田まゆみ(vo.p) 坂井紅介(b) @水戸奏楽堂 12月17日(日)19:00~

2023年12月18日 15時04分48秒 | コンサート
Earthrise宮田まゆみ(vo.p) 坂井紅介(b) @水戸奏楽堂
12月17日(日)19:00~






日立市出身で茨城県立水戸第三高等学校に学び武蔵野音楽大学を卒業した宮田まゆみさんは東京都内や、ふるさと茨城で、シンガーソングライター、ピアニストとしてライブ活動、演奏活動している。
ハンク・ジョーンズ、ジョー・ヘンダーソン、ヘレン・メリル、ミッシェル・ルグラン、エグベルト・ジスモンチ、スティーブ・ガッド、日野元彦、など世界のジャズミュージシャンと共演しているベース奏者・坂井紅介のデュオコンサートが水戸奏楽堂で開催された。

音大卒業後、オリジナル楽曲を書き溜めながらホテルのラウンジやピアノバーでポップスやスタンダードの弾き語りの経験を積む宮田まゆみさん、今回は水戸奏楽堂に設置されてあるチェンバロを演奏してみたい、との願いもあって実現した。
ピアノとチェンバロの両方を演奏しながらオリジナルの楽曲を歌い、おしゃべりをした。
旧知の間の両人の会話は、老人性難聴の私にはちょっと聞きづらく、一緒に笑えないのが残念だった。
ライブの際などの解説というかおしゃべりの時間に、健常者なら聞き取れるだろが高齢者には把握できないことが多い、話し手がその辺りを十分に理解していただければと願う。

*宮田さんは2020年10月 音楽と自然環境保護・人道支援の融合を目指すProject「Earthrise Project」HPを開設し、Earthrise 名義の音源配信をスタートさせた。
今回の演奏会もその一端らしいが大きなムーブメントとなることを願う。








ピアノとチェンバロの調律師が演奏前と休憩時間に調整していた。
チェンバロなどの古楽器は繊細ですぐに狂いが生じるようだ。
オリジナルでなく、複製品ではあるが当時のままに再現されている。
逆に、このスタンウェイのピアノも100年を経ているらしい。
小さくて音響効果の良いこのホールで演奏を聴けるのは素晴らしいことだ。







奏楽堂は演奏会場が素晴らしいと同じくらい建物全体、エントランス、待ち合わせのホール空間も素晴らしい。



この日は奏楽堂のオーナーにお目に掛かることが出来た。
建築中の建物を見ていて、何が出来るか興味津々だった。
こんな、どえらいことをする御仁は、如何なる方との思いを抱いていたが、快活明朗で気取らないお人柄、ホールの維持と発展を期待してます。
愛車のシトロエン2CVが駐車場にいつも停められており、このホールの看板でもある。



水戸奏楽堂が創立10周年を迎える。
2024年1月13日(土)は創立10周年を記念して、特別なコンサートが開催される。
祝いを兼ねて参加したいと思いチケット購入しました。

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12月15日(金)@つくば「つくばカピオホール」

2023年12月17日 00時31分40秒 | コンサート
12月15日(金)@つくば「つくばカピオホール」
「特別な一日」山下洋輔(pf)・カルメン・マキ(Vo,鳴り物)・水谷浩章(ba)






「時には母のない子のように」で17歳の時にデビューしたカルメン・マキ。
国内のみならず世界各国で演奏活動を展開してきた、ジャズピアニスト山下洋輔。
様々なアーティストとのコラボレーションなど幅広い活動を展開しているベースの水谷浩章。この3人が出会う「特別な一日」はどのような反応が起こるのだろうか。



実行委員長の野口修さんの「ごあいさつ」には、
『山下さん(山下トリオ)もマキさんも、デビューが1969年と同じ年ですが、演奏というかたちでは出会うことはありませんでした。それが、半世紀を経て出会うということは一つの大きな事件でもあり、特別な出来事ではないかとも考えました。水谷さんは二人の音楽を繋いでいきます。本日のコンサートは、つくばオリジナルの企画となります。曲目も変化し、舞台美術に渡辺晃一氏が加わり、華道家の小春丸さんが急遽参加するという特別なコンサートになりました。
どうぞ皆様にとっても、それぞれ「特別な一日」となりますように願っています。』



公演曲目
【Part1】
1 戦争は知らない
2 懐かしの我が家~少年
3 かもめ
4 Kurdish Dance~パンドラ
5 QUIET FIRE
(休憩15分)
【Part2】
1 幻燈辻馬車
2 The man I love
3 望みのない恋~波の音~望みのない恋
4プシケ~美の永遠について
5 Moons
アンコール曲 時に母のない子のように(1969年のデブビュー曲)

今回の主役は今年で音楽人生54年目のカルメン・マキが新旧取り混ぜたオリジナル、アレンジしたカバー曲、トーキングソングなどを交えた演奏だった。
ペットボトルやチベットの鈴やタンバリンなどを曲の間に鳴らしたり落としたり、恩師である寺山修司を語り、詩を朗読する。
呪文のような言葉、或いは独り言など、身振りを交えながら表現する。
ピアノとベースの2人が見事にサポートする。
経験と実力を兼ね備えたミュージシャンでなければ上手くは行かない。
混然一体となったパフォーマンスはライブ演奏の醍醐味だ。





「つくばカピオホール」の客席はステージを向いて正面に多くが並ぶが、周囲にコの字型に囲んだ席の配置がいい具合で、偶々の2階席はステージに近く程よく上から見下ろす最高の席だったのも幸運だった。









公演前と休憩時間にロビーには飲食・書籍・野菜など約10軒のマルシェが並び、腹と目を楽しませてくれた。
多数の聴衆は衣装や髪形を含めかなりユニークな人たちが目を引き、これまた水戸よりは数段、楽しさにあふれていた。

実行委員長の野口修さんにお目に掛かることが出来るかと若干の期待を持って行ったのだが会えなかった。野口さんは1979年から2000年までの21年間、数々の前衛的な企画を発表してきた「クリエイティブハウス アクアク」の主宰者として知られる。今
回の企画は当時の延長戦上で山下洋輔・カルメン・マキとは永い交流があればこそ実現した。
文化活動・市民運動の延長として政治を志し、市会議員なども務め原発問題などにも関心が高い方で、まだ68歳だから更なる活躍を期待していることを伝えたかった。
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あがた森魚ライヴ@水戸・ボージャングルス(水戸市新荘1丁目2-11)

2023年12月01日 22時36分21秒 | コンサート
あがた森魚ライヴ@水戸・ボージャングルス(水戸市新荘1丁目2-11)







1972年、林静一の同名漫画を題材としたシングル「赤色エレジー」でデビューした「あがた森魚」の50周年の記念の「一千一秒音楽旅行 2023」ライヴが11月30日(木) 19:30~水戸市新荘の「ボージャングルス」で開催された。
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長身・スリムな体つき・ロン毛、ロッカーやフォークなどの人たちに共通した感性と肉体を持続している。
ボブ・ディランに影響され音楽を始めたとのことで吟遊詩人のように語り唄う。

北海道留萌市で生まれ、生後間もなく小樽に移り小学3年から青森で中学からは函館で育ち、現在は埼玉県川口に在住。
自分の出自や育った環境などにも拘り続けているらしい。
小樽の入船小学校に通っていた頃の担任教諭の佐藤敬子に影響され歌を作り始めた、その頃を歌にした曲を絶叫する。



時には観客に或いは自分に問いかけているのか、つぶやき或いは独り言。
一言全てが『詩』で今どきの吟遊詩人だ。

客席を巡りながら「赤色エレジー」を歌う。
延々3時間休みなしで歌い続けた。

凄い人だとググってみたら、、、
『肉体賛美主義者、自然主義者で、食事から健康法にいたるまでナチュラル志向であり、自然治癒力を強く信じている。このため風邪をひいても薬は飲まず、よほどではない限り医者へは行かない。』
映画監督、俳優、エッセイストという多彩な方だった。

●「ボージャングルス」は1984年に開店した。
店主の「カトウダイゾウ」さん?が近所で別な店名で飲み屋をやっていたころからの付き合い、開店当初はよく足を運んだが、歩けば結構時間のかかる処で次第に足が遠のいた。
偶々、奥様とドンキで再開したのが縁で今回のコンサートに。

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宇佐美博司グループ・ジャズコンサート

2023年04月02日 12時39分58秒 | コンサート
宇佐美博司グループ・ジャズコンサート
4月1日(土)午後6時から
@「稽古場・風」(水戸市新荘3‐4‐5)








桜が10日近くも早く満開を迎えた4月1日(土)午後6時から、水戸市新荘の「稽古場・風」で宇佐美博司グループのジャズライブが開催された。
コロナも一応の収束を迎えたこともあり、大勢のお客様で賑わった。





1部と2部の間は恒例のもぐもぐタイム。
TSベーカリーの“三食パン”と“クリームパン”や飲み物が供された。
稽古場風の美味しい珈琲を頂きながら、しばらくぶりに出合った友との語らうこともできた。
イベントへの参加は、友と再会の楽しみがある。











ベース&ピアノ・秋山裕 ギター・飯村昭夫 テナーサックス・伊王野信行
ピアノ・宇佐美博司の各氏。

ソロ・デユオ、曲に応じた編成で幅広い演奏。
家族的なアットホームなコンサートの雰囲気は寛ぐ。
会場を提供してくれた「風」のご夫婦からの珈琲の提供など、全てに心温まる集いであった。

*4月9日(日)は稽古場・風の恒例「風の日」で、お昼前後に三々五々、人々が集いコーヒーを飲みながらのダベリング。
時には手作りの食品やアクアセサリーの販売なども。
何かあるかもしれない!を楽しみに出かけよう。

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柳谷商店行商の旅@ペーパームーン

2023年02月14日 19時36分41秒 | コンサート
柳谷商店行商の旅@ペーパームーン
2月12日午後4時開場・




磯蔵の蔵主・磯貴太さんからライブの案内を頂いた。

『明日の夕方、水戸はペーパームーンで演奏します。
マンドリン、アコーディオン、コントラバス、ガットギター、サックス、トロンボーン、パーカッション、ドラムス、フラメンコダンサーというアコースティック楽器 9人編成のジプシーロックバンド「B.A.a.D」という楽団です。
ワタクシはコントラバスと言うでっかいバイオリンのような楽器を演奏します。
いつもより少し長めにじっくり演奏しますので、ぜひお誘い合わせの上、一杯やりにお出かけください。
16時開場、17時頃より演奏いたします。
お時間がありましたら、どうかよろしくお願いいたします。』

柳谷商店と名乗る“歌謡ミュージック集団”とのコラボらしい。
久しぶりに「Live Music Pub PAPER MOON」(水戸市南町)に。







「B.A.a.D」の演奏はいつも《飲んで出来上がった頃に聞いていたが、今回はまじめに聞くことが出来た。メンバーのそれぞれが仕事を持ちながら趣味の音楽活動をされているアマチュアながら、プロ並みの演奏で楽しませてくれる。
トロンボーンとボーカルは大町3丁目の洋服や「キーヴァ(KIVAS)」のご主人。笠間の石屋さん、コントラバスを抱えたリーダーは磯蔵の貴太さん。
フラメンコダンサーのご主人はスペイン人でオリーブ販売商。サックスの鈴木チエリさんは美空ひばりの「リンゴ追分」まで歌うサービス。







「柳家睦とラットボーンズ」=“歌謡ミュージック集団”・柳谷商店
は日本アンダーグラウンドの音楽シーンで旋風を巻き起こしているグループらしい。通常はもう少し大編成らしいが地方授業なので3人+ダンサーの編成。
どんなジャンルにも属さない、オリジナリティに溢れたエンターテインメント「ムード歌謡」「エレキ歌謡」「アイドル歌謡」に、フォークミュージック、カリビアンミュージックのリズムを加えたレベルミュージック。
「少々お下劣」との自己紹介があったが、いやらしさを感じない楽しい演奏だった。



「柳谷商店」と名乗るようにグッズの種類も多い。
沢山の品が売られていた。



「Live Music Pub PAPER MOON」誕生以来まもなく20周年を迎えるかもしれない。水戸の地で長きに渡ってライブハウスが存続しているのが嬉しい。



ペーパームーンの近くにミュージックラボ「 SPACELAB」が誕生してはや1年を経過した。
これまた、水戸の地でおしゃれな店が存続したのも脅威的な出来事だ。
店主夫妻は「柳家睦とラットボーンズ」とは旧知の仲で、ペーパームーンでのライブの打ち上げに立ち寄った。
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「フラハラウピカケテルヌマホイケ2022」

2022年12月07日 12時13分24秒 | コンサート
「フラハラウピカケテルヌマホイケ2022」
@トヨペットスマイルホール大洗 
2022年11月20日(日)13:00~17:00












ひたちなか市の本部校スタジオを中心に茨城県内の公民館、コミュニティーセンター、フィットネスクラブ等で広くハワイアンフラの教室を開いている「フラハラウピカケテルヌマ」の合同発表会が11月20日(日)に大洗町の「トヨペットスマイルホール大洗」で開催された。



specialゲストはヴァイオリン奏者の竜馬、ピアノは真島聡史
国内はもとより海外でも活躍する“ヴァイオリン奏者の竜馬”のステージは圧巻だった。





沖縄・山陰の教室を含めた3時間に渡る長丁場、フィナーレは出演者全員が登場。客席の通路まで並んでの踊りは壮観でしかも楽しさに溢れていた。
フラダンスの発表会というと屋外が多い。
今回のようなステージのついたホールで、照明や音響に至るまで演出に力を注いだコンサートは稀だろう。





大洗町役場に隣接する「トヨペットスマイルホール大洗」の道路を挟んで「大洗港」となっている。小・中学校時代の夏の定番「磯濱海洲浴場」の跡地。
砂浜は埋め立てられ巨大な港に変貌、当時の姿を想像できない程に変化した。
「大洗~苫小牧」の定期航路のフェリーターミナルとなった。
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萩原嘉市コレクション「SPレコードと蓄音機によるコンサート」

2022年09月23日 22時17分39秒 | コンサート
萩原嘉市コレクション「SPレコードと蓄音機によるコンサート」
@茨城県近代美術館1Fカフェレストラン プティ・ポワル
9月23日15時開場 15時15開演






「蓄音機コンサートを楽しむ会」主催の「萩原嘉市コレクション・SPレコードと蓄音機によるコンサート」が茨城県近代美術館1Fカフェレストラン プティ・ポワルで開催された。
名演奏が刻まれた往時のS Pレコードを1932年にイギリスで製造された蓄音機で鑑賞するというもの。
この日の美術館は展示替えの休館日ということで、この企画が実現したのは幸運だった。







萩原嘉市(1934~2021)さんのコレクションを引き継いだ長男の篤さんの解説と司会で進められた。
直径75㎝・長さ3mの巨大なホーンとサボテンの棘や竹で作られた針を1枚ごとに取り換える丁寧な操作でノイズなどが殆ど感じられない。
レストランの広い空間を響き渡る音色にびっくり。







予約の定員40名の会場には「tabiぶら」のメンバーが大勢いた。
このような素晴らしい所で、久しぶりに再会出来たのは嬉しい。
柏市に在住の鈴木靖さんも応援に駆け付けた。



針は鉄でなく、竹製とサボテンの棘を使用する。
しかも、1枚ごとに針を交換する丁寧さ。



珈琲と焼き菓子が付いて会費が1200円とは申し訳ない。
主催された山本さん、有難うございました。
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古海行子 ピアノ・リサイタル@佐川文庫サロンコンサート

2022年04月15日 19時44分27秒 | コンサート
古海行子 ピアノ・リサイタル@佐川文庫サロンコンサート
2022年4月16日(土) 15:00開演 チケット3,000円
問い合わせ:佐川文庫029-309-5020








*プログラム
シューマン:子供の情景Op.15より「トロイメライ」
シューマン:クライスレリアーナOp.16
リスト:バラード第2番S.171
プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第8番 変ロ長調Op.84
(※曲目は変更になることがあります



古海行子 Furumi Yasuko (Pf)
2018年、第4回高松国際ピアノコンクールにおいて日本人として初めて優勝。
パデレフスキ国際ピアノコンクール第3位、ピティナピアノコンペティション全国決勝大会G級金賞、福田靖子賞(第1位)、ショパン国際ピアノコンクール in ASIAプロフェッショナル部門金賞。
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佐川文庫サロンコンサート

2022年03月19日 23時21分13秒 | コンサート
佐川文庫サロンコンサート
北村朋幹 ピアノ・リサイタル
3月19日(土) 15:00




佐川文庫は水戸市河和田町に2000年11月にオープンした故佐川一信氏を記念する私設の図書館・ホール。









2015年2月に別館の音楽ホール「木城館」を新設。
庭園に囲まれた六角形の木のホールにはスタインウェイのフルコン常設され、
故中村紘子氏推薦「若手ピアニストシリーズ」をはじめ、国内外のクラシック演奏家を迎えた「佐川文庫サロンコンサート」やリサイタルを主催している。





北村朋幹 ピアノ・リサイタル
2022年3月19日(土) 15:00開演 
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北村朋幹 ピアノ・リサイタル@佐川文庫サロンコンサート

2022年03月12日 12時24分00秒 | コンサート
北村朋幹 ピアノ・リサイタル@佐川文庫サロンコンサート



3月19日(土) 15:00@佐川文庫サロンコンサート





佐川文庫は水戸市河和田町に2000年11月にオープンした故佐川一信氏のメモリアルホール・私設図書館。



2015年2月に別館の音楽ホール「木城館」を新設。
庭園に囲まれた六角形の木のホールにはスタインウェイのフルコン常設。
故中村紘子氏推薦「若手ピアニストシリーズ」をはじめ、国内外のクラシック演奏家を迎えた「佐川文庫サロンコンサート」やリサイタルを主催.



北村朋幹 ピアノ・リサイタル
2022年3月19日(土) 15:00開演 チケット4,000円
問い合わせ:佐川文庫029-309-5020

*プログラム
ベートーヴェン: ピアノソナタ第30番ホ長調 Op.109
ベートーヴェン: ピアノソナタ第31番変イ長調 Op.110
ヴェーベルン: 変奏曲 Op.27
ベートーヴェン: ピアノソナタ第32番ハ短調 Op.111
(曲目は変更になることがあります。)



北村朋幹 Kitamura Tomoki (Pf)
1991年愛知県生まれ。3歳よりピアノを始め、浜松国際ピアノコンクール第3位、シドニー国際ピアノコンクール第5位ならびに3つの特別賞、リーズ国際ピアノコンクール第5位、ボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノコンクール第2位など受賞。
2005年、第3回東京音楽コンクールにおいて第1位ならびに審査員大賞(全部門共通)受賞、以来日本国内をはじめヨーロッパ各地で、オーケストラとの共演、ソロリサイタル、室内楽、古楽器による演奏活動を定期的に行い、その演奏は《類稀なる時間の感覚。まるで素晴らしい指揮者によるオーケストラの演奏を聴いているよう(パヴェル・ギリロフ)》《卓抜な詩的感性、そして哲学的叡智を具えた芸術家(濱田滋郎)》などと評されている。

愛知県立明和高等学校音楽科を経て東京藝術大学に入学、2011年よりベルリン芸術大学ピアノ科で学び最優秀の成績で卒業。
伊藤恵、Ewa Pobłocka、Rainer Beckerの各氏に師事。
現在はフランクフルト音楽・舞台芸術大学に於いてJesper Christensen氏のもと、歴史的奏法の研究に取り組んでいる。

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「BUDDHA・法鷲院ジャズと説教のタベ」を聴く

2021年10月27日 18時20分59秒 | コンサート
「BUDDHA・法鷲院ジャズと説教のタベ」を聴く
10月30日(土) 17時~19時 @雑貨と珈琲の店「たけうち」
参加無料・飲み物は各自でお支払いください。




1977年8月20日、茨城県日立市十王町「法鷲院」の本堂で開催された「JAZZと説教の夕べで」のライブ録音盤。







‘77サマー・ナイトイン寺子屋と題したイベントは、読経のみ・JAZZ演奏のみの・最後にはフリーJAZZ演奏と読経のコラボレーション。
前田憲男・荒川康男・猪俣猛のトリオは日本を代表するジャズミュージシャン。

当時、十王町の「法鷲院」の副住職だった大越孝一さんは「あの世の世界」より「この世の世界」が大切と考え、僧侶の仲間たちに諮って読経とジャズ演奏、語り合える、愉しい場を作ろうと考えた。
このイベントは好評で、水戸や東京方面からの来客も多かった。
評判を呼んで何度か開催された。
しかし、ライブ録音でレコードとなったのは1977年のみで、貴重な音源となっている。
今回の聴く会は、切り絵作家の竹蓋年男さんからお借りした。

この音磐の製作には「茨城放送」「茨城弘報社」も関わった。
「茨城新聞・みとまち情報館」木村勝一館長は当時、茨城新聞の営業局勤務だったが、偶々の縁で録音及びレコード制作に関わった。
今回の聴く会にも参加の予定で、裏話などを聞くことが出来れば嬉しい。
ピアニストの篠原和弘さんから別口の音源を拝借できたので、このCDもご披露の予定だ。

●「法鷲院」の副住職の大越孝一さんは東京のジャズミュージシャン、芸能界に知り合いが多かったようだ。
ハーレーのバイクで水戸の街にも度々顔を見せたことを憶えている。
後に住職となり五重塔を建立するなど境内の整備にも力を注いだが、交通事故で亡くなられたらしく、誠に残念なことだ。

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『スーパー・ドリーム・レイク・コンサート』

2021年09月28日 12時04分37秒 | コンサート
『スーパー・ドリーム・レイク・コンサート』
2021.10.16(土) 12:00開場 13:00開演 (雨天決行荒天中止)
@水戸千波湖畔はなみづき広場




出演 : 日野皓正クインテット/吉田美奈子with譚歌duo/小野リサwith宮本貴奈/ケイコ・リー/SOIL&”PIMP”SESSIONS (出演者変更の可能性有)

「チケットぴあ」にてチケット販売されていますが、水戸京成百貨店4Fのプレイガイドでも販売中。
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「仏陀」‘77サマー・ナイトイン寺子屋

2021年06月26日 23時49分33秒 | コンサート
「仏陀」‘77サマー・ナイトイン寺子屋
ジャズと説教の夕べ 1977年8月20日








1977年8月20日、茨城県日立市十王町「法鷲院」の本堂で開催された「JAZZと説教の夕べで」のライブ録音盤。
‘77サマー・ナイトイン寺子屋と題したイベントは、読経のみ・JAZZ演奏のみの・最後にはフリーJAZZ演奏と読経のコラボレーション。
演奏した前田憲男・荒川康男・猪俣猛のトリオは日本を代表するジャズ演奏家。

70年代後半から80年代にかけてはジャズシーンが熱い時代だった。

十王町の「法鷲院」の副住職だった大越孝一は東京のジャズ演奏家をはじめミュージシャン、芸能人に知り合いが多かったようだ。
ハーレーのバイクで水戸の街にも度々顔を見せた。



「サマー・ナイトイン寺子屋」は他の寺院の僧侶も加わり、多彩な演奏家を招いて数年続いたと記憶する。

残念乍らこの企画に1度も参加することは出来なかった。










このレコードは2017年6月11日開催された【Tabi-ぶらin日立市北部】<十王・田尻で山より、海より>のフィナーレ、田尻の鵜の島ヴィラの庭で矢部 英雄さんの焚火を囲んで、のんびりと海を見ながらコーヒーを飲んでいる席竹蓋年男さんが持参したLPだった。
従って、ジャケットを拝見しただけで、残念ながら中身は聞いていない。
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「万丈童子と愉快な仲間たち」@まちの駅笠間宿・幸せの黄色い広場

2021年03月22日 05時24分25秒 | コンサート
「万丈童子と愉快な仲間たち」@まちの駅笠間宿・幸せの黄色い広場










3月20日(土)は「茨城県陶芸美術館」の在る笠間工芸の丘で開かれた「古書市」で古書・CDなどのブースを見て、「まちの駅笠間宿・幸せの黄色い広場」で開催された「万丈童子と愉快な仲間たち」のコンサートを愉しんだ。

「万丈童子」はバンジョーを主とするカントリー音楽のバンドだ。
人生は波乱万丈、何歳になっても童子のように無心にバンジョーを弾き、楽しむ!との願いを込めて命名された。

バンマスの斉藤 秀夫さんは1944年生まれの76歳。
メンバー最高齢の中山さんは84歳で、平均年齢77歳の高齢者バンドで今年は結成16年目。
ひたちなか市の公民館が募集して集まった人たちで結成された。
以来、メンバーの変更なしで活動が続いているのは斎藤さんの人柄だろう。

斎藤さんとは数年前に知り合い、各地で開催されるフェスやイベントで演奏を楽しませて頂いている。
飲み会や食事会で何度もご一緒し、共通の友人も多い
性格明るく面倒見がよくて、グループの連絡・調整役としてこれ程適任な方はいないと、感じている。
とはいえ、斉藤さんに関して詳しいことは何一つ知らないのだ。
そこで、バンジョーとの出会いなどについてメールで問い合わせしたら、返事を戴いた。

丁寧なお答えで、長文なので省略して掲載。
『高校時代に校内施設で同級生が演っていたバンドでカントリー音楽を知り、アメリカ軍のFENラジオ(810)を聞き、カントリー音楽を聴くようになった。
当時、泉町にあった川又楽器で6000円のアコースティックギターを購入し、ハンクウィリアムスが歌っていたジャンバラを家で練習した。
高三の時はハンクウィリアムのCold cold heartを歌えるようになり自信を持った。

W大学ではカントリー音楽のボーカルをやりたくて、アメリカ民謡研究会に入会する。入ってみれば、都内の高校から来た連中は上手な人ばかり、
これではダメだと、迷った時、大阪から来たK君がマウンテン音楽をやろうと誘ってくれ、バンジョーをやれと言われた。
早速、お茶の水の楽器屋でバンジョーを購入した。
買ってはみたが、弾き方を教えてくれる人は誰もいない。
1年先輩が、N大のTさんという方を紹介してくれた。
お陰で、3年生までには都内の大きなホールで演奏するようになり、S41年フジテレビの「キョーリンフォーク合戦」第1回目に出演するなど楽しい学生時代。

S 43年に卒業・就職、44年に仙台に転勤となり56年まで住んだ。
杜の都・仙台は東北大、東北学院大などがブルーグラスをさかんに演っており、そのグループとお付き合いが出来てバンジョーを再開する。
学生時代の弾き方はレコードの音に合わせた自己流だったが、彼らはアメリカからの教則本を入手した正当な弾き方なので勉強になった。

本場アメリカの状況を知りたく、バンジョー持参でケンタッキー州のロジーンを訪問。
この町はブルーグラス音楽を1940年頃から作り上げたビルモンローの生誕地。ケンタッキー州は昔から草競馬が盛んで、馬の食べる青草が多く、別名ブルーグラスステイトと昔から呼ばれていた。
何度か訪問する間に「名誉市民」の称号を授与される光栄に浴した。

今年第29回目の「仙台定禅寺ストリートジャズフェス」(仙台市内60ヶ所、土・日で730バンドが国内から集まる)に10年前から出演が続いている。
7年前位より、万丈童子は最年長バンドとして人気を博す。



16年前にひたちなか市の観光振興課は「音楽まちづくり実行委員会」を作った。初年度から参加し、10年前に会長となり今は顧問』(以上が概略)

斎藤さんは、僕にとって誇らしく得難い友である
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筑前琵琶 橘流 日本橘会 @ザ・ヒロサワ・シティ会館 (茨城県立県民文化センター)

2019年07月30日 10時51分40秒 | コンサート
筑前琵琶 橘流 日本橘会 @ザ・ヒロサワ・シティ会館 (茨城県立県民文化センター)



7月21日(日)、水戸市千波町の「ザ・ヒロサワ・シティ会館 」(茨城県立県民文化センター)の小ホールで筑前琵琶 橘流 日本橘会による「全国演奏会」が開催された。



楽器の「琵琶」は、サーサーン朝ペルシア遺跡から出土する工芸品の浮彫り装飾などに残されていることから西アジアが発祥と言われる。
前漢の頃に中国に伝播し、奈良時代に日本にもたらされた。

正倉院の御物として今に伝えられ「正倉院展」の展示で目にすることが出来るが、見事な工芸品でもある。

歴史ある楽器なのに聴く機会はまことに少ないのが残念だが、7月21日(日)、水戸市千波町の「ザ・ヒロサワ・シティ会館 」(茨城県立県民文化センター)の小ホールで筑前琵琶 橘流 日本橘会による「全国演奏会」が開催され、地元の茨城を始め、全国の各地から演奏者が集まった。

開園10時から午後4時まで、琵琶の演奏と平家物語などの歴史が語られた。
昔の言葉遣いもあるので、聞いて理解するのは難しいところも在るが、字幕が表記されるのでわかり易かった。
トリとして登場したのは、琵琶奏者として史上2人目の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された奥村旭翠(きょくすい)さん。
薩摩琵琶は男、筑前琵琶は女性に人気があると聞いてはいたが、品の良い白髪の女性奏者で源平合戦の大きな舞台の一つである「屋島」を演じた。
  


大会の運営にあたった城戸義明(琵琶・城戸旭濤、詩吟・錦城流は城戸城濤)さんは水戸を本拠に伝統芸能で全国的に活躍している。
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