無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

明日から6月

2008-05-31 16:19:16 | 社会

※記事と写真は無関係です。

6月からガソリンが上がるよと言われ、メーターの針が半分まで落ちてなかったけど、スタンドへ走った。それでも35.6Lも入り、軽油だったので4,489円支払った。特売日だから126円/Lだった。明日からは10円以上は値上がりすると思われる。スタンドは長蛇の列だった。市内に戻ってくると、混んでいる所とガラガラのスタンドがはっきりしていていた。4-5月に掛けてのガソリン狂想曲は、別の意味で続いている。原油の値上がりもさることながら、サブプライムローンで損したハゲタカ達が原油と穀物を貪っている。

一部のエコノミストの言うことにゃ、ガソリンは1Lあたり200円の世の中が来るのを覚悟しなければならないのだそうだ。そうなったら、他の人の車に乗せてもらうとか自転車で走ったり、歩いたりして、何とか防御しなければならない。自動車メーカーとて、ガソリンを使わない方法を発明するようになるだろう。温暖化にストップがかかるかも知れない。大変だと思う一方で、前向きに考えるのも良いことだと思う。

6月1日からと言えば、車の後部座席の同乗者のシートベルトが義務付けされる。特に高速道路での違反者には、有り難い反則1点が着くようになる。誰を乗せようとこの違反者は運転手なのだ。気にくわない長距離のバスの運転手がいたら、この手を使うと良い。な~んて事は絶対にしてはいけないよ。
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駆逐艦「雷」工藤艦長

2008-05-29 20:21:52 | 社会


山形新聞に「命のお礼伝えたい」と題した記事が載っていた。

第2次世界大戦中に、敵兵を救った山形県高畠町出身の工藤俊作艦長と言う人物がいた。その話を取り上げ「敵兵を救助せよ!」を書いた作家の恵隆之介氏が、工藤俊作の生家を訪れ、生存している元英兵が、墓参と遺族との面会を求めている事を伝えた。

私にはその話は、初耳だった。第2次世界大戦中に、多くのユダヤ人を救った外交官の杉原千畝氏の話は有名だが、こんなに身近な人の話は知らなかったのだ。

大東亜戦争が始まったまもなくの昭和17年、ジャワ島北のスラバヤ沖で、英米蘭の連合艦隊と日本艦隊との海戦が始まった。連合艦隊の15隻中11隻が撃沈され、4隻が逃走した。撃沈された英海軍の駆逐艦「エンカウンター」巡洋艦「エクゼター」の乗組員422名が漂流を続けていた。それを発見した駆逐艦「雷」は、敵潜水艦の脅威に晒されながらも、生存者全員を救出し、衣服や食糧を提供した。

作家の恵氏は、「エンカウンター」の砲術士官だった元英海軍中尉のサムエル・フォール氏からこの話を聞いた。フォール氏はそれまで日本人は野蛮で非情だと言う先入観を持っていた為、救出された時、工藤艦長が流暢な英語で「諸官は勇敢に戦われた。今や諸官は、日本海軍の名誉あるゲストである。」とスピーチした事に驚き深い感銘を受けた。是非日本を訪れて、墓参と遺族へのお礼を伝えたいと希望している。

工藤艦長は、身長185cm、体重95kgの大きな身体に丸眼鏡をかけた温和な人物で、「工藤大仏」とあだ名を付けられるような人だったという。駆逐艦「雷」の乗組員達は、今秋、東京都で行われる慰霊祭と日英友好記念のセレモニーを兼ねた「慰霊顕彰祭」の席で、フォール氏と工藤艦長の遺族との面会も行われる予定になっている。

ニュース元:山形新聞
参考資料:Jog(458)駆逐艦「雷」艦長・工藤俊作
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しろくま

2008-05-28 22:43:38 | 動物・自然
アイスクリームに「白くまパフェ」と言うのがある。九州名産と書いてある。映像にでもしようかと冷凍庫を開けたら、1個も入っていなかった。そうか、3時過ぎに食べちゃったからな。このアイスは、クリーミーなバニラに小豆の粒やパインの缶詰のイチョウ切り、サクランボのゼリーと多分缶詰の桃のかけらが載っている。なかなか美味しい。何故これを白くまと呼ぶのかは判らない。

アルゴアの不都合な真実の中で、北極の氷が溶けると白熊が絶滅する。その様子をアニメで、小さな流氷に載った白熊が溺れる所を映し出した。子供達にも見せたい映画だからと、残酷なシーンをわざと避けたのかも知れない。何時だったか多分NHKだと思うが、白熊の実態を知ろうと、発信器を付けて追跡調査を行った番組があった。本来白熊は氷の上で生活する。氷が溶け面積が減ると、それでも氷の上に残る白熊と、陸に上る白熊が現れた。

白熊と言われても、勿論私は野生の物を見たことがある訳ではない。水族館の厚いガラス越しに、ドボーーンとかザブーンと泳ぎ回るのを見るのがせいぜいである。水族館の白熊は、氷の上には住んでおらず、岩から水中めがけてダイブして楽しんでいるように思える。その記憶があったから、アルゴアの溺れて死ぬ白熊も、陸に上がれば生き延びられるとばかり思っていた。

ところが、昨日だったかのNHKの北極の放送では、そんなに簡単ではない事を告げていた。白熊の主食はアザラシなのだそうだ。氷に穴を掘って子供を産む小さめのアザラシで、可哀相ではあるが、その子アザラシが白熊の餌食になるらしい。ところが温暖化が進み、氷の厚さが減ると、そのアザラシは子育てが出来なくなるのだと言う。少し氷を掘ると水が出てくる。それだと子供の体温が保てず、死んでしまう。白熊はと言うと、通常1-2匹の子供を産み、2歳頃までは母乳で育てるのだが。母親がアザラシなどを食し栄養状態が良くないと母乳が出ず、子供は餓死してしまう。陸に上がってもアザラシはいない。母親もまた餓死するのだ。昨年の夏、調査の為と発信器を付けた母親と2頭の小熊は陸に上がり、9月から1歩も動かなくなった。生態系を崩す温暖化は、北極を変えている。特に昨年の夏は驚くほどの変化があったと言う。

のほほんと、白くまパフェ食べてて良いのか>自分と、少し反省してみる。
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裁判員制度

2008-05-27 14:39:30 | 社会
建築士会の県の総会が山形で行われた。総会の前に、検察庁の方が裁判員制度について話された。一言で言うと、やりたくない。これが実感である。来年の平成21年の5月には制度がスタートするのだから、もっと周知徹底していれば良いのだが、自分には当たらないだろうと大方の人はノホホンとしている。実際これに当たってしまうと、仕事が忙しいと言う言い訳では、断れないのが現状のようである。

裁判員はどのようになるのか。それはくじ引きで決まるのだそうだ。クジはクジでも宝くじだったらずっと良いのにと思う。逆にどんな人だったら選ばれないのかと言うと・・。
・義務教育終了していない。
・禁固刑を受けた。
・心身故障
・裁判を受ける被告人の親族
・国会議員、国の行政機関職員、司法関係者、知事、市町村長、自衛官
・その他裁判所が不適格と認めた者
となっている。

辞退できる場合は・・・。
・70歳以上
・地方公共団体の議員
・学生、または生徒
・過去5年間に裁判員になった。過去1年以内に裁判員候補者になった。
・以下のやむを得ない理由
 重い病気や怪我
 親族や同居人の介護者
 父母の葬式
 妊娠、出産直後(8週間以内)
 親族や同居人が入院中で付き添い中の場合
 妻や娘の出産の立ち会い
 裁判所が遠隔地
 裁判員の仕事が身体精神経済上重大な不利益になる者
なのだそうだ。この一番下のが、どの程度認められるかが問題である。

私が一番イヤだなと思ったのは、その仕事の中身の事である。えん罪にするのも嫌だし、(専門家の裁判官だって間違いはするだろうが)間違えて無罪にしたら、もっとすごい犯罪を起こす人だったとしたら、責任重大だと思う。そしてこれが裁判の内容である。
・殺人
・強盗し、人を怪我若しくは死亡させた場合(強盗致死傷)
・怪我をさせ死亡させた(傷害致死)
・酒飲み運転死亡事故(危険運転致死)
・放火(現住建造物など放火)
・身代金目的誘拐
・子供に食事を与えずに放置死亡(保護責任者遺棄致死)

えっえっ!こんなひどい犯罪だけを裁判するのか。簡単な盗人のお裁きとは違うのかと、びびりまくった。殺人現場の証拠写真など、落ちがないように見なくちゃならないのか。うえええ、まぐまぐでぇう~。普通の人なら耐えられない。

そんなこんなで、自分が弱虫だった事にいまさらに驚いたのであった。

 
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酒田祭りのお囃子

2008-05-25 23:38:45 | 社会
YouTubeで酒田祭りのお囃子が入っている物を見つけた。
酒田祭り
一番最後に登場する。撮影場所は酒田駅前で雨降りの中の行列だった。見物人も見あたらず、ただ黙々と歩いている。今年は酒田も鶴岡も雨に祟られた祭りだった。昔からの言い伝えでは、どちらかが雨でどちらかが晴れると言われていた。鶴岡の祭りは化け物祭りと言って、佐渡おけさで被るような編み笠を被って祭りに参加する。3年間誰にもばれないと良いことが起こるらしい。

さて、今日は出羽大橋の番組の放送日だった。豚みたいに太った女が画面に出て、しどろもどろに喋ってた。あまりの私のコメントの悪さに大爆笑された。他の皆さんはきちんと話されているので、尚のことバカさ加減が目立ってしまった。ああ、早く忘れてしまおう。

酒田祭りを探している最中に、こんな庄内弁を見つけた。書で書いてあるのだけど、優しい気持ちになれる言葉が多い。書いた人の気持ちが入っているからだと思う。
西田佳奈子 書もどき庄内弁1
そこで、私の汚い酒田弁を一つ。「きんの はばげるほど のんだはげ まぐまぐでう。」
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酒田市飛島

2008-05-22 11:20:59 | 動物・自然
きっこさんのきっこのブログを読んでいたら、飛島のことが書かれていた。酒田市民は、「飛島はすぐそこにあるし、いつでも行ける。」と思いながら、実はなかなか行ってないのである。夏の観光シーズン以外は、1日1往復しか飛島丸は出ない。秘島と言われれば秘島である。特に冬などは嵐が多いので、酒田に帰るのがいつになるか判らないと、博打っぽい覚悟をして行かねばならない。急病人が出るとヘリコプターが出動するような島である。

私はこの島に3度だけ訪れている。子供の頃に行った時には、昼の食事で食材が米と味噌以外は海で捕れた物だけと言うのを食べたことがある。刺身や焼き魚は当たり前、味噌汁の具もイカの足だった。畑の物はないのかと言うと、飛島にもちゃんと畑はあり、ゴドイモと言うジャガイモが有名である。これは美味い。しかもこれで作った焼酎も美味い。昔は、自家製どぶろくでも有名で、国税局の職員が船で向かうと無線が届くと、着いた頃にはすっかり姿を消している所だったそうだ。隠れた名物では、ワラビもたんと採れる。

しかし、飛島の名物と言ったら、トビウオの焼き干しとイカの塩辛だろう。トビウオの焼き干しは、美味しいけど値段は高い。海が凪の時、トビウオが水面上空をス~イと数メートルも本当に飛ぶのが見える。あれを捕って裁いて干して焼いて、手間暇もかかるだけ美味しいのだ。イカの塩辛は飛島独特の製法で、各家々の味が違う。普通の塩辛とは違い、ワタが入っていないで、色は黒いと言ったら良いのだろうか。夏を通して寝かせた後、冬の初めに一斉に売りに出される。ビール瓶に入っていて、中身を取るのに要領が必要なのだ。
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酒田祭

2008-05-20 17:39:27 | 社会
雨が上がると、待ちかねたように人が出た。これは昨日の夜とおなじ場所で撮った。露天が公園からずっと何百mも続いている。もうすでにパレードは終了している。





酒田には日枝神社は実は3箇所あるのだ。最初に出来たのは最上川を隔てた宮野浦に出来た。その頃酒田は宮野浦が本拠地だった。現在の酒田を向こう酒田と呼んだ。



下(しも)の日枝神社の鳥居



随身門。なかなか素晴らしい建築である。



酒田大火をきっかけに、酒田山王祭が酒田祭に改名された。本来は日枝神社の氏子達が1件の家に神宿(じんしゅく)を決め、その町内で神宿(とや)を開く。この神宿に当番が当たった家は、なかなか大変なのだ。軽やかに手を挙げられる物ではない。費用も発生する。今年は南新町が当番のようだ。



神宿から神宿まではぼんぼりが並び、祭りを華やかに演出する。



神宿会場



神宿当番に当たった町では、家々の宝物を持ち寄って会場を飾り付ける。この町はまだ人が住んでいてお年寄りも多いので、これだけ物が集まるのだが、市内でもどんどんドーナツ現象が進んで、住んでいる人が少ないとこの神宿を行うのも大変になる。



「生きること」と書かれた書は、写真家土門拳の直筆だった。昔は神宿を見に行く事を「宝物を見に行く。」と言っていた。



奥の部屋では、今日のパレードの反省会をしていたようだ。もうすっかり上機嫌になったおじさま達がワイワイやっていた。中には倒れている人もいる。「おい、まだお客様がいっぱい見に来るんだぞ。」と起こされていた。見なかった事にしておこう。



左にはお酒を呑まずに、番人をしている方もいた。「お疲れさま。」と挨拶をしてきた。



さて、公園に戻ってきた。北前船などの西回り航路を開いた河村瑞賢の銅像と、酒田本港。



花見の時も大賑わいだった広場。千石船も見える。昔は酒田祭りの時は、この広場にサーカスなどがきたものだった。



これがピントのぶれていない木造六角灯台





公園から見える酒田本港



手前が本港で、奥が最上川



飛行場の管制塔のように見えるのが、酒田海洋センター。耐震診断でアウトになりこの展望台は撤去される事になった。奥に見える丸い屋根は、出羽大橋近くの酒田市営体育館

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酒田祭・前夜祭

2008-05-20 15:55:31 | 社会
酒田祭は、来年で400年を迎えるのだと言う。元々は山王さん(上下の日枝神社)のお祭りで、昔は大きな山鉾を造って練り歩いたそうだ。5月20日が本祭りで19日は宵祭り、21日まで3日間続く。昔から、なかなかお天気には恵まれない。今年も19日は何とかもったが、20日の一番の行列が行われる時には大雨だった。酒田を愛する市民の私は、雨を避けて前夜祭に繰り出した。



下の日枝神社、日和山公園と隣接している。
祭殿の中では祭り関係者が祈祷中である。



公園の方から中町方面を見る。



金魚すくいで、子供のペナペナになったモナカの皮を見て、店のおばちゃんが「こうやってすくうんだよ。」と見本を見せている所。
拍手が出るほど上手かった。





中町方面から日和山を見る。
頂上に行くほど急な坂になっている。通称「小幡の坂」



タコが丸々1匹入っているタコヤキ



清水屋デパート前の大通りは祭会場に早変わり。
酒田囃子の車が数台並んでた。
ドンドンチャチャチャ・ドンチャチャチャ・・♪が鳴り物で響く。
ウキウキしてくるリズムだ。



ゆっくり車が走れば良いのに、カメラで撮られないほどのスピードである。





北前太鼓の面々、ちょっとカメラ目線じゃないか。



飛龍が来るぞ!逃げろ逃げろ!!
撒いた飴を拾ってから逃げる子供達。



龍の上に白装束の女性が1人。彼女が飴を撒く。
龍は目が光り、口からは白い煙を吐く。



ガブ~~~ッ!



ドォ~~~!!





JCの面々。この船は造ったらしいが、本格的な造りである。







黒森歌舞伎の若衆、白波五人男なのだが、三人しか撮せなかった。
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休止と解散

2008-05-20 10:52:00 | 音楽・芸術・文学
サザンオールスターズが無期限休止を宣言した。CDの注文は跳ね上がり、所属事務所と会社の株は下落した。桑田氏は今まで放電ばかりしてきたから、ここらで充電したいと言ったそうだが、30年間ヒット曲を連発した業績は大きいと思う。私も彼の曲は好きだ。普通のグループなら、作詞作曲の印税やらCD売り上げコンサートの収入も、1人でせしめるものだが、桑田氏はサザンのメンバーにも充分面倒見ていたと、そんな話を耳にした事がある。そろそろメンバー達も個人的に音楽の方向性を見いだして欲しい。このままじゃ良くないと思ったのかも知れない。

桑田氏は彼自身の音楽活動を辞めると言う話ではないようだ。今までにも桑田バンドを結成したり、コンサートを行っている。どうしてあんなに素敵な曲が書けるのだろう。彼の音楽センスには驚くばかりだ。ゆっくり充電しながら、今後も活躍して欲しいと願っている。

さて、兄弟で活躍していた平川地1丁目の二人が解散する事になった。久しぶりに二人を見たのだが、あまりの変化に驚くばかりだった。特にあんなに小さかった弟が、高校三年生になり、身体もでっかくなってイケメンに変わっていた。いや元から可愛い男の子だったのだろうが、大学受験を目指して活動を止め、こちらは解散するのだそうだ。
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ジス・イズ・イージス鑑

2008-05-18 17:30:26 | 社会
酒田北港に自衛隊の船が入っていると言うニュースを、「イージス艦が来ているんだって!」と、早速妹と2人で見に出かけた。



海岸道路を走っていると、目の前を遮るどでかいグレーの建物のような物が見えた。左側にそびえる煙突は、酒田共同火力発電の煙突である。



岸壁は広い駐車場に姿を変え、車がくるくる。ナンバーを見ると山形や秋田の物まで見えた。私達は地元の人間なので、市内から抜ける海沿いの道路を走ったが、国道や高速から看板通りにやってきた人達の方は、長い渋滞が続いていた。



そこここに自衛隊の車が見える。



護衛鑑が正式名称らしい。鑑名は、みょうこう。



みょうこうの前に、黒い大きな煙突が見えたと思ったら、なんと潜水艦ではないか。
艦名は「なつしお」姿に似合わず、爽やかな名前である。



他にもう1隻普通の自衛鑑が見える。



後で調べたら、輸送船「のと」だそうだ。船の先がグワッと開いて、車などが収納出来るのだそうだ。みょうこうの大きさに驚いてしまって、この船の舳先には近づいていない。惜しい事をしたと思った。





船内は一般公開していて、大勢の市民達特に子供を連れた家族連れが乗っている。





ところが、アナウンスがあり、これから外洋に出るのだと言う。



タグボートが2隻やって来て、みょうこうを引っ張り始めた。
このタグボートには、実は私の妹の夫が乗っている。



みょうこうの船体には175の数字が書いてある。176の記号を持つイージス艦は、なんと「ちょうかい」と言う艦名らしい。8月にも海上自衛隊の船が酒田港へ来航する予定で今回と同じく乗船できるのだそうだ。鳥海山をバックに「ちょうかい」が来たら良いなと思う。



白い制服を着た自衛官が甲板に一列に並んでいるのが、遠くからでもよく判る。





タグボートから切り離されたみょうこうは、自力で運航を始めた。私も乗りたかった。

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祝☆出羽大橋

2008-05-18 16:41:29 | 建築・都市・港
11時半頃、花火の音がした。事務所のPCの前で聞いていた私は、午後になって出羽大橋の写真を撮りに出かけた。



出羽大橋は最上川の一番河口にあり、最上川と京田川にまたがる橋である。





およそ1kmの橋の為、全景を取る事は私のカメラでは難しい。



これが本日渡り納めの現出羽大橋である。舗装の劣化は仕方ないにしても、両側に歩道が着いている為に車道の幅は狭く感じる。実際狭いのかも知れない。



これが一般開通を待つ新しい出羽大橋。工事関係者と庄内総合支庁の道路管理課の方々が見える。透明の風防が切れた辺りには、同じく透明の強化プラスチックに文字が書かれていた。山形県民歌「最上川」だった。歩道は自転車が楽々すれ違い出来るゆとりのあるものだった。



高見台のト一屋で買い物をしながら時間を潰した後、新しい橋を渡る事にした。日曜日の3時だと言うのに、車が非常に混んでいて、信号待ちも長かった。
橋の中程には3箇所のバルコニーが設置してある。風防を一段低くして、最上川河口を眺められるようになっている。



広い車道と歩道の間には、以前の橋のような柵はなく、頑丈なブロックで隔てたられている。



渡り初めという事もあろう、車も人も多かった。



左に見える丸い屋根は、市営体育館。







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ここらでちょっと水中へ

2008-05-17 18:01:50 | 動物・自然
コピー機のリースが無事に5年の満期を迎え、新しくて性能の良い物に取り替える事にした。それでも確実に以前よりもリース料は安くなる。有り難い話だ。そのコピー機を何処に置くかで、もめた後、邪魔になった水槽を窓際へ移す事になった。柱を隔てて左に金魚の水槽、右に小さな水槽を2つ並べる事にした。ものはついでと言う諺もある通り、全部の水槽の掃除も行った。本当はこんな事をしている場合ではないのだが、私は大掃除をすると見つけたアルバムを見始める類の人間なのだ。


アカヒレの群れの中に、アルビノが1匹。これが本当のアカヒレ・・・なんちゃって

同じ大きさの水槽を並べると、ごちゃ混ぜにしていたメダカとアカヒレが気になり、この際1匹残らず寄り分けする事にした。メダカの水槽には、S氏が獲ってきた小さなヨシノボリが3匹入っている。小さい割にはどう猛な魚で、大きくなるとメダカなぞ一飲みにしてしまう。一緒に入っていた川エビが脱皮中動けなくなっていると、「今日は美味しい海老料理」とばかりに、突っついてやっつけてしまう。もう食べさせないからと、海老をアカヒレの方の水槽に避難させる事にした。


手前の魚がヨシノボリ。ハゼ科の魚らしい。
水槽の垂直の面でもペタッと貼り付いている。

メダカはAさんが沼からすくってくれたもので、20匹を超えている。「メダカの学校」と言う歌があるように、自然界では群れになって泳いでいたのだと思う。ところが2つの水槽を眺めると、メダカは点々バラバラ唯我独尊で、アカヒレの方は群れなきゃソンソンだったのだ。天敵がいないと言うのは、こういうことだったのだろう。接近している2つの水槽は、お互い向こうの姿が見えるようにした。すると、倍の容積の水槽にいるような錯覚になるのだろう。ちょっとノビノビ泳げると思う。さぁ、これでメダカとアカヒレのハーフ、メダカヒレの誕生は阻止出来るというものだ。



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信じられない

2008-05-17 15:31:41 | 食べ物
今朝、聞くともなしに聞こえてきたTVからの話。
古米の廃棄に3兆円を費やしただと!
何だそれは!!
詳しい話は判らない。
もっと先から見ておくんだった。


土曜日朝8時からの日本テレビ「ウェーク」辛坊治郎司会の番組の中での、元内閣安全室長佐々淳行氏のコメントだそうだ。
これが本当だとすれば、あんなに躍起になって「米を作るな!」と言った意味が判る。

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ビルマと中国

2008-05-17 15:24:16 | 社会
ビルマと書いて変換する度に、ミャンマーと訂正が出る。でも良いんだ、私の中ではビルマだから。ミャンマー軍事政府は、ビルマの国民がサイクロンで大変な被害が出ているのに、救済をせずに選挙を続行した。この選挙とは、何の為だろう。記憶に新しい所では、軍事政権はアウンサン・スーチー女史率いる党に、選挙で負けたのに交替もせず、無理矢理政権を続けている状況だったのだ。それでも選挙をして体裁を整えねばならない、何か弱点でもあったのだろうか。サイクロンに対する国際的な援助を受けようともせず、国内の放送では、いかにも軍事政権が被災者の為のテントなどを張った映像を流している。不思議な事に、その場面では被災者の姿が見えない。

被災者の元に何かを届けたいと願うなら、赤十字か国連を通しての援助だけなんだろうが、それとて軍に横流しされる割合が多い。不幸な国に生まれると、いつまでも不幸なのだろうか。何だか北朝鮮と同じ臭いがする。こんな政権がいつまでも持つはずもないと願うのだが。


中国雲南省の昆明は四川省に近い。昆明に留学している日本のばーむーさんはどうしているだろうかと心配していたが、どうやら彼女は元気のようで、地震も気が着かなかったらしい。地震の現地リポートはないが、現在の中国の様子を教えてくれている。地震の被害が大きいのに、何故聖火リレーが続けられるのかと言う非難もあるのだろうが、被害地はほんの一部で、中国の地はそれほど大きいと言う事なのだろう。

昆明ひとり学生

四川省の被害地では、地震の土砂崩れによって出来た人工池やダムの亀裂に、大雨でも降れば2次災害になるだろうとの予測も立てられている。またこの四川省では中国国内の1-2割にあたる農作物の供給地でもある為、被害によって中国の食料、世界の食糧にも影響が及ぶだろうと言われている。中国では手を上げるのに時間が掛かったが、被害者救助の人的援助も受け入れた。こちらでは被害者に物資は届くと思われる。これから夏に向かう。感染症なども多く発生するだろう。地震の被害は他人事ではない。何とか応援したいものだ。
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出羽大橋の開通式

2008-05-15 19:09:47 | 建築・都市・港
平成20年5月18日(日)午前11時15分より、開通式が行われる。臨時駐車場が市営体育館の脇の河川敷で、開通式が橋を渡った宮野浦側だと言うから、お年寄りには滅法健康になること受け合いの開通式と言える。(シャトルバスが出るらしいが)歩くとなれば、1km以上は確実にあると思うので、注意が必要である。

この開通式が終わると、すぐに4車線化になるのだとばかり思っていたら、18日の午後3時には現出羽大橋は通行止めになり、歩道を取り去り車道の拡幅工事と共に、永年耐えてきた様々な箇所のメンテナンスを行うようだ。完全な4車線化になるのは、2012年だと言うから、私は生きていないかも知れない。ごほごほ
ついでに、一般市民は午前11時半ではなく、午後3時から新しい橋を渡れるようだ。

と、言う訳で、不確かな情報の元、皆様にぬか喜びさせた私めをお許し下さい。

酒田市より開通式のお知らせ
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