無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

金山町へ行く

2011-06-30 14:19:22 | 建築・都市・港
25日の土曜日、建築士会女性部のふるさと探検が、県北部の金山町で行われた。



「長靴と傘を準備してね」との事だったが、晴れ女がいたらしく、集合時間までの小雨も上がり、すっきり爽やかな天気になった。



道路が少し濡れている。



金山町役場に集まり、役場の観光課の方に、一日中案内をしていただいた。
金山町の景観は、点から線、面へと広がって、年々美しくなっていく。



金山住宅の特徴の屋根の棟飾りは、カラスと呼ばれているらしい。雪下ろしの時にも便利で、この棟飾りが鳥達の止まり木になるのも良しとされている。金山町は良質の杉の産地でも有名だが、その昔は羽州街道の宿場町として栄えた。左側の建物は、古くからの宿屋で、イザベラバードも泊まった所だとされている。残念ながら、現在は営業されていない。



古い建物も残っており、庭も美しい。



蔵も綺麗だ。



この店も大きかった。



旧郵便局の隣で見つけたミノムシ。あまりに綺麗な殻と、その大きさに驚いてカメラを向ける。



休憩で入った蔵史館の中。



お抹茶と味噌饅頭を頂く。お茶碗が金山の町の風景になっている。



お菓子の下に敷かれていた笹舟を、大堰に流す。



道路の斜めの隅切りを、うまく利用した外観をパシャ!



八幡神社の由来。



八幡公園の池



長屋門の由来



藁葺きの長屋門。



いちやま邸の蔵ギャラリー



金山杉の組み立て椅子。



大堰からいちやま邸に引き込まれた水の落とし口。



大きな緋鯉が泳いでいる大堰



この辺りは大堰公園。



イザベラバードの碑もすぐそばにある。
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谷口がっこそば

2011-06-30 13:43:00 | 食べ物
昼食は、ちょっと走って「谷口がっこそば」へ向かった。



この建物は小学校だった物を、そのままの形で近くの主婦達が作る蕎麦を提供する店にした。



金山町では当たり前に、チェンソーアートが飾られている。



講堂にはテーブルが並んで、食事が出来る。



私たちは廊下を通って教室に入った。



食事が並んでいた。壁面には緑色の黒板があり、谷口小学校の歴史や、これからの行事が書かれていた。



お蕎麦や山菜、野菜を中心にした、身体に優しい食事である。



ワラビの1本漬けも出た。



そばのかいもちが、納豆餅だったのには驚いた。これが美味しい。



通常のお蕎麦の他に、かいもちの揚げた物も付いてきた。
その他にも、蕎麦の餃子、蕎麦餅のお汁粉、蕎麦のアイスクリームもあり、その量の多さに、本当に身体に優しいのかと疑ってみる。これで1500円らしい。また来なくちゃと思わせる。



食事を中途半端に、外へ飛び出した子供達が行っていたことは・・・。



沢山の雨蛙を捕まえることだった。
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暮らし工房

2011-06-30 13:40:28 | 動物・自然
前を走る車から、置いて行かれないようにしていたら、どの辺りか検討が付かなくなった。携帯の電波も入らない。Googleの地図も使えない。



この暮らし工房では、草木染めを行う事が出来る。民宿にもなっているそうだ。オーナーは自らを百姓と呼び、冬期間は廻りの山を歩きイタヤカエデの木から、メープルサップを採っているそうだ。それを煮詰めてメープルシロップに加工している。

見上げた山の中腹に、ログを利用した小屋が見えた。ツリーハウスだそうだ。説明も聞かずに子供達は元気に山を登っていく。



私も負けずに登ってみた。いやはや山菜の宝庫である。(何を見ているんだか)



手摺もついていない。椅子もゴロゴロ動く。
高所恐怖症の人には気の毒だが、ちょっとした緊張感がたまらない。



イタヤカエデの木



エゾウコギ。米沢の生け垣に利用している姫ウコギとはまったく大きさも違う。
やたらとトゲが多い。漢方薬に多く用いられるそうだ。

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大美輪の大杉

2011-06-30 13:25:09 | 動物・自然
田圃の脇道を歩いていくと、湿地に大型の羽根の赤いトンボが飛んでいた。とても綺麗だったが、遠くにいるので撮せない。残念だわと思っていると、すぐそばの水路の草に止まった。



「僕が獲ってあげる!」と意気込んだ子もいたが、あっさりと逃げられてしまった。



その辺りから役場の方に杉の話を聞く。
若い杉は、天辺が鋭くなっているが、大木になるとまるくなるのだそうだ。
手前が若い杉。奥が大杉。



林の入り口の立て札。



よく手入れされた杉林。元々は植林されたものだが、樹齢が長く、天然杉と言ってもいいそうだ。



道には木材のチップが敷かれてあり、根を傷めないように工夫されている。



葉も大きなエンレイソウ。


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金山町の葬祭場

2011-06-30 13:00:16 | 建築・都市・港
この建物は、建築の雑誌に載ったほどの、優れた作品である。



ここが最終の見学場所になった。



人間の最後の舞台としてのコンセプトが素晴らしい。
長いエントランスも、その雰囲気を十二分に出している。送る人、送られる人、それぞれに心を揺さぶられる。



コンクリート打ち放しの壁に、Fixの窓があり、その窓辺に1つづつ違った小さなオブジェが並んでいる。



優しさと生を感じられる作品である。



新しい時も、年月を通した今も、内部は美しい。



この施設の良い所の1つは、貸し切りでの火葬が出来るのだそうだ。



駐車場の脇に咲いていた、沙羅の木。ナツツバキの花はこれからである。
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2011-06-30 12:51:44 | 動物・自然
先週、山形県内に洪水注意報と警報が出た。そのすぐ後に最上川へ見に行けばよかったのだが、土曜日に土手を走る折に、少し水量が減った最上川を撮してみた。



過去の洪水よりも、水の高さは低かった。



スワンパークも水浸しだ。大きなハクチョウの銅像はそのままだったが、小さな2羽のハクチョウのは、水に流されて行方不明なのだそうだ。



もう少し上流の市民菜園やゲートボール場辺りも、水面が広がっており、沢山のカモメや野鳥が、大喜びで逃げ場を失った魚を捕っていた。鷺も楽しそうだった。
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汚泥どころか

2011-06-27 13:02:02 | 東日本大震災
もう時間の問題かも知れない。
私が買ってきた腐葉土は、どうなんだろう。

市販の腐葉土から高い放射線

汚泥を心配しているどころの騒ぎじゃなかった。
先日トマトを植えようと買ってきた袋を見たら、赤玉土(鹿沼土・鹿沼市)も、バーク肥料(那須塩原市)も、多分アウトだろう。
何てこった!


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中日友好協会レセプション

2011-06-24 08:34:05 | 社会
6月23日、日本を訪れていた中日友好協会のメンバーが、酒田を訪れた。
吉村知事も参加して、レセプションが開かれた。
折しも、東北地方を襲った暴風雨の為に、東京からの飛行機は羽田にとって返し、山形から酒田に向かった知事も、通行止めの為に遠回りをしたと言う。内陸部での雨量も相当なもので、洪水警報も出ているようだ。



山形県では、高温での栽培にも強いと実証された「つや姫」など、農産物を輸出したいと願っている。自給率が高いのは、嬉しいものだ。世界的にも日照りや洪水で、飢饉が予想されていると聞く。自衛した上での輸出を心がけたい。
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フォトギャラリー

2011-06-19 17:14:16 | 東日本大震災
飯舘村のパンダPさん達が立ち上げた愛する飯舘村を還せプロジェクト・負けねど飯舘のフォトギャラりーが美しい。日本中どこにでもあるような、見慣れた農村風景が続く。どんなに愛おしく、誇りに思って住んでいただろう。もう、ここから退避する以外にはない。一番放射能が強かった時には放っておいて、やっと今になってと思う。

昨日、「やっぱりね!」と感じるニュースがあった。福島に住む人達の放射能調査が始まるのだそうだ。震災以後、何処に何時間いたか、屋内か屋外かなどを何百万人規模で調査する。広島長崎以来の放射能被害の確たる資料集めが始まるのだ。そんな事よりも、逃がす方が先だろう。強い憤りを感じる。100msvでも安全だと言い切って、逃げるのを阻止し、自分たちの研究の為の資料集めだとさ。住民も「健康状態を調べて貰えるのは有り難い。」なんて言ってないで、もっと怒ったらどうなんだ。

被災者が避難先で生活保護を申請し、やっとの生活をしていたら、義援金が入ると生活保護を切られたケースが何件もあったそうだ。義援金が無くなったら、また申請し直してと言われるらしい。どれだけ苦しめたら気が済むのか。まったく、この国はどうにかしている。


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農作物

2011-06-19 16:39:25 | 食べ物
去年は作物の苗を買う時期を誤った。いつでも変えるさと思っていたのが運の尽き、店に並んでいたのは、売れ残りのひん曲がった苗だった。

今年は冬が長く、本職の農家の方も田植えや作付けにも苦労されたと思う。それでも5月に入ると、元気の良い苗が見られるようになった。何を植えようかと迷った。あれもこれも欲しいが、日向の道路際にプランターを並べるにも限りがある。そこで、素人にも簡単に育てられるトマトを買った。苗が2本。どちらもミニトマトなのだが、片方は細長いオレンジだったか黄色だったかの種類で、片方は丸いトマトだ。支えを添えて育てると、ニョキニョキ伸び出した。そして青い実を着けた。



ああ、相変わらず、肝心な所にピントが合っていない。ボヤッと写っているのが細長いトマトだ。



これはイタリアンパセリの花。事務所の部屋の窓際から外へ出したら、いきなり背が伸び出した。部屋の窓を開けて育てたら、アブラムシが飛んできたので、外へと出したのだ。



去年、大きな鉢に植え替えしたら、気分が良くなったのか、沢山実を着けたブルーベリー。姪がこれを見て「果実酒にしたい。」と言った。それぐらいは採れると思う。

それから、写真には撮れなかったが、去年は音沙汰のなかった柚子が、今年初めて1個だけ花を咲かせた。1個だけだったから、実が着くかは判らない。それでも嬉しくて、うふふとほくそ笑んでいる。
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酒田港振興会議

2011-06-17 08:10:22 | 建築・都市・港
各団体の総会などが多く行われる時期である。今年は年度末や年度初めの会議が、震災のために延期になって、この時期になって数が増えてきた。その中の一つ、酒田港戦略会議と振興会議が先日行われた。

酒田港は昨年、国の重点港湾に選ばれて、様々な戦略で官民一体で進んで行こうとする時に震災にあった。太平洋側の港が使用不可能になり、救援物資や生活物資などの陸揚げにも、酒田港が使われるようになった。不足していたガソリンが酒田港に入ったと聞いた時には、小躍りして喜んだ。物資は酒田港から高速道路やウエストラインを通じて、太平洋側にも送ることが出来た。酒田港の3月以降の陸揚げ高は、同じ月の前年比で50%や倍近い数値を出した物もある。道路が充実していたら、もっと経済活動の地域が分散していたらと、様々な問題が浮き彫りになった。

中国向けの米の輸出で、港内に米の燻蒸倉庫の話が出たのは昨年の事である。美味しく安全な東北の米を中国の富裕層向けに輸出したいと願っていた。ところが、福島の原発事故で、農産物の輸出がストップした。山形県は積極的に放射能の検知をした。どうやら山形県が安全だと判って、中国は米の輸入を認め、燻蒸倉庫の件は従来通りに動き始めた。これはずっと気がかりだったので、とても有り難い事だと思った。

酒田港は重点港湾以外に、日本海拠点港の指定に応募する事になった。日本海周辺の対岸諸国との経済発展に、日本の成長取り込もうとする動きである。選定されるには、貿易高以外に、その港の特色を全面に出す必要があるのだが、中国向けの米の燻蒸倉庫の登録で、国内でも神奈川工場以外、選定されたのは酒田港だけと言うことは、大きな成果だったと思う。

これからの輸出は農産物水産物に限らず、放射能の検査が当たり前の時代になった。悲しい事なのだが、日本は輸入の段階でこれらを行ってきている。酒田港では、日本海事検定協会と、全日本検数協会が検査と証明書を有料で発行している。この他にも鶴岡の民間検査会社も測定を行っており、山形県では、工業技術センター庄内試験場が無料で行っている。さらに、山形県港湾協会では、自主検査用の放射能測定器の購入助成金を予算化している。利用できるものは積極的に利用するべきだと思う。
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タイトルも水

2011-06-09 15:11:54 | 
昨日の記事の「矛盾」の中で、元東電社員の告白を読んだ方はおられるだろうか。あの終わりの部分に「チェルノブイリの奇跡の泉」の話があり、それはオカルト?それとも宗教的なの?と興味が沸いた。泉だけに・・・コホン。

ちょっとググってみたら、その内容が書いてあるブログに行き着いた。Googleの検索画面でもトップの方にあるので、誰しもが興味を持ったのだろうと思う。チェルノブイリ奇跡の泉全文を載せずに結論を急ぐが、何の事はない。100年ほど前の水がコンコンと地下から湧いてくる泉で、飲み水にも生活用水にも、農業用にも村人達が使っているのだそうだ。私はホットスポットの逆のクールスポットでもあったのかな。本当に祈りが効いたのかと思ったら、そうでもなかった。それに、この話は映画にもなって、日本の各地で以前から上映されていたものらしい。

水がなければ人間も動物も植物も、生きてはいけない。そんな大事な水を放射能で汚して御免なさいと日本は謝り続けなければならない。その水が、今度は放射能から子供達を守ってくれるようだ。これは決してオカルトの類ではなく、化学の力によるようだ。学校でペットボトルを利用して、先生や保護者の皆さんが作って測定したらしい。これは使えると思った。そう言えば、これは以前から東海アマさんが言っていたような気がする。

水を使って放射能を50%減らす


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矛盾

2011-06-08 13:35:59 | 東日本大震災
「女性と子供達は、一刻も早く遠くへ逃げろ!」と言っている私だが、実際に逃げたら「何でだよ!」と思うのはどうかしている。この時期になって、あちらこちらから真実が語られるようになった。米軍が80km以上避難し、外国人が帰国するので空港がパニックになっていた時、国民には安全だとのデマを流しながら、政府は報告とSPEEDIによって事実を知っていた。閣僚達や国会議員も知っていた。その関係者達の子弟が通う東京の某小学校では、沢山の子供達が避難をしていた。官房長官の妻子も外国へ避難をしていた。何故、自分たちだけ助かれば良いのか。他の子供達、福島や東北の子供達は、見殺ししても良かったのか。それを思って「何でだよ!」と怒ってしまうのである。

子供達に年間20msvとしたのは、どうやらこの●が根源のようだとの噂が流れて来る。国が決める前にお願いされたのだという。福島県を安全だと言って人々の逃げるのを妨げている人。Mr.1000mSVの山下教授を連れてきた人。経済の事ばかり優先している人。福島市でのホットスポットのasahi.com「原発から約50キロ離れた福島市内の雑草から、1キログラム当たり100万ベクレルを超える高い放射能が検出されていたこと」の隠蔽といい、とんでもない人を福島県民は選んだものだと思う。

放射能は煮ても焼いても消えない。ひたすら半減期の半減期と、時間を待たねばならない。農産物や水産物の基準を緩くして日本国内で消費しても、放射能は消えない。生ゴミを燃やせば大気に、人間が食べれば下水道を通して汚泥に残る。こうして放射能は人間の手で、日本各地にばらまかれていく。瓦礫もそうだ。木材でも燃やしてはならない。拡散させるだけだ。福島第一原発の収束よりもさらにスピーディに、瓦礫や汚染水の撤去をしなければならないのに。もうじき3ヶ月が過ぎようとしているに、ちっとも進んでいない気がするのは何故なのか。

おまけ:フランスの原発が大変らしい。112年ぶりの干ばつに襲われて、冷却するための川の水が枯渇してきているらしい。58基の原発の内、現在22基が、最大44基が停止する危険性があり、大停電になる可能性も高いとか。原発に絶対ってないんだよね。

おまけ:元東電社員の告発文 水素爆発で、すぐに妻子と逃げたらしい。それでも被曝していると彼は告げている。
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NIFTY-Serve

2011-06-07 17:03:43 | 建築・都市・港
NIFTY-Serveでは、25周年を記念して、懐かしいパソコン通信を体験出来る企画を立ち上げた。

ニフティ25周年記念サイト

ああ、たまらなく懐かしい。この緩い速度は、1200bpsなのか、2400bpsになってからなのか。
まるで青春時代に戻ったみたいだ。電話料を気にしながらも、チャットしたり掲示板に書き込んだりした。
みんなは元気でいるだろうか。オフしたいな。
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平山郁夫・緑映

2011-06-05 11:36:19 | 音楽・芸術・文学
実は、5月13日のJIAフォーラムの時に、文翔館から懇親会の会場へ歩いていく途中に「平山郁夫の絵が観たい!」と私が言い出して、山形新聞のメディアタワーに寄ることになった。この建物の設計を担当した事務所の方と一緒にと言うか、影に隠れてロビーに潜り込んだのである。一々警備員のチェックを受ける放送局とは違い、割合ラフに入ることが出来た。

ロビーには、他の画家の大作も飾られ、ぐるりと一通り見回ったけど、どうも平山作品には当たらなかった。もしかして取り外したのかなと思って、受付の女性に問うてみた。すると「平山郁夫の緑映は、これです。」と彼女らの後ろを指さした。「え、えええっ!」

私の頭の中の「緑映」は、期待が凄まじく大きく膨れあがり、当然の大作だと思っていた。オアシスの中の水場に群がる人と動物たちを想像していた。まさか、彼女たちの姿に隠れてしまうほどの、小さな作品だとは知らなかったし、何を描いたのか判らない緑色の画面とも知らなかった。

「写真を撮っても良いですか」と聞いてみると、「良いですけど、画面が光って映らないと思いますよ。」とガラスをはめ込んだ作品を振り返って見た。その通りなのである。こうして緑映との出会いは、あっけなく終わってしまった。もう一度、ゆっくりと観たい気もする。

過去記事 平山郁夫さんの作品

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