無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

今日の現場

2017-06-28 10:36:45 | 建築・都市・港

外部の足場が取れて、屋根と外壁の菱葺きが姿を現した。

西側の面。2階の機械室への扉が開かれている。機械を搬入する為でもある。

避雷針は思ったよりも大きかった。

風除室からエントランスホールへ入ると、曲面の壁が出迎えてくれる。

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金山町へ行く

2017-06-26 13:14:19 | 建築・都市・港

金山町のこども園の見学に申し込んだが、どうやら酒田から向かうのは私一人らしい。GoogleMapで最短距離を探ると、八幡-真室川-金山が最も近いルートだと出た。10時過ぎに金山へ入る予定をAさんに連絡して車に乗り、ナビを操作する。金山に着くのは2時間強と出た。ガッデム

ともかく急ぐも、カーブは多いし、のんびりと走らす車は多いしで焦る。途中で11時過ぎになるかもと連絡しようも、携帯の充電は0%である。車のシガラーターに繋ぎ、Aさんに電話をする。何のことはない。いつも通りの1時間ちょっとで金山に着く。普段の感覚の方がナビよりも正確だった。早めに着いた私は、Aさんの指示通り、役場の駐車場に車を止めて、大堰に寄り道をした。

右が役場の駐車場。

大堰。数年毎に金山町に来ると、町がどんどん変わっているのが判る。

大堰には大きく育った鯉たちが泳いでいた。誰が餌のパンを持っているのが判る1枚。

待ち合わせのマルコ蔵まで、街中を歩く。絵になるような街並みだ。

 この景観は、最初は町役場を中心にした1角だけだったのが、もう郊外まで確実に広がっている。ちらっと見える荘内銀行の建物も、改装されたもの。混構造の既存建物に下屋を降ろすのが、滅法大変だった事を知る。

1つ残念なことがあった。マルコの蔵近くにあった筈の古い長屋門が見つからない。後でAさんに、朽ちて取り壊されてしまったことを聞いた。

これはまるこ蔵。左奥は資料館になっている。右奥は、以前改築前に見学させて頂いた。この広場も、以前には無かった。

広場には、回廊も設けられ、ベンチと水道設備があった。バーベキューでも出来るのかなと思ったが、かまどはない。

これが外観。

 

 

 

資料館の後ろは、以前訪れた郵便局があった。

 

銀行の隣のお店。金山の建物の特徴は、屋根から飛び出た棟飾り(カラス)だ。

見学の帰りにご馳走になった金山町の金多楼のスーラータンメン卵とじ。美味しいよ~、熱いよ~~!

次にマルコの蔵の2階で珈琲をこれまたご馳走になる。

古い家具が素敵。

帰りにもう一度大堰に寄り、この建物の屋根を葺き替えするのだと聞いた。杉皮葺きの石置だが、Aさんの一日で葺けるだろうかとの問に、私は無理では無いかと答える。見たとおり、2軒もある。

公園の中にある建物は、誰でも自由に使って良いのだそうだ。昼寝するのには絶好だそうだが、この床の間の窓からの風景が綺麗だそうだ。これは何としても杉皮葺きが完成されなければならない。

私と擦れ違いに、家族連れがやってきた。ここで休憩と食事をするようだ。もちろん、この建物にはキッチンもトイレも付いている。

女性の団体が見えた。役場の職員が案内をしている。

一人ぐらいは混じっても、違和感はないだろうと思ったが、通りすがりに説明を聞くだけにした。大通りに停めてあったバスには、西遊佐地区からの女性達のようだ。

Aさんと別れて、朝来た同じ道国道344号線を戻ることにした。この道は30年も前に、Mさんに連れられて山菜採りをした思い出の土地でもある。

今年は食べることが出来なかったアイダケが大きく茂っていた。

マタタビに着いていた実だろうか、蕾だろうか。

 

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金山町認定こども園めごたま

2017-06-26 10:04:03 | 建築・都市・港

金山町の認定こども園めごたまの見学会が行われた。頂いた案内状の住所をGoogleMapで辿っても、民家のある位置を示すだけで、どう見てもこども園の敷地には見えない。すると、金山町のAさんが助け船を出してくれた。金山街役場近くのまるこ蔵で待ち合わせをして、Aさんの車に乗せて貰った。やはりヒットした位置とは違っていた。

園舎が大きすぎて、遠くからでないと全景が撮れない。しかし電柱がそれを邪魔をする。金山杉をふんだんに使った園舎だった。景観条例のある金山町にあって、中央の特徴的な色は稲穂を表しているらしい。金山町役場もこの色である。

乳児棟

その前庭は、動物たちの遊び場でもあると言う。

乳児棟と幼児棟の間の中廊下。園庭へ通り抜けが出来る。

幼児棟。その前庭には、園の田んぼで田植えされた稲が揺れている。

園庭から見る。幼児棟の屋根は、屋上緑化がされている。土の厚さは10cm程度で種も蒔いたが、敷地の造成で出た綺麗な土を利用したので、在来の雑草たちが生えているとのこと。この柔らかな緑色は美しい。草刈りはヤギやヒツジが担当するらしい。

中央の築山は、草が生えている場所と、砂利や石が並べてある場所がある。この突き出た丸太は、将来父兄によりブランコや遊具に変わる予定だそうだ。

水も流れている。水遊びが出来て楽しいだろうなと思う。

玄関に入ると、大きな吹き抜けの空間があった。薪ストーブが設置してある。

2階は職員室である。玄関から土間が園舎内に続いており、これは羨ましい。

土間にかまどである。勿論使えるものだ。

 

2階の職員室と共に、ここは職員と父兄、子供達のたまり場になるのだろう。

その後ろには和室があった。茶室にも使えると思う。ここの建具が凄かった。

張ってあるのは、シナ織りの布である。ひぇえ~。

土間脇のホール。金山杉の使い方が豪快だ。

丸太の柱がふんだんに使われている。梁もでかい。

廊下とは呼べない広さで、遊び場になるのだろうなと思う。

廊下の外側には、土間が連なっている。子供達はここを通り、下駄箱に靴を入れ自分の保育室に入る。雪の多い金山では大切な空間である。

廊下に設置されたコート掛け。濡れた服が乾くように、暖房機も入っている。

5歳、4歳、3歳の保育室の前にはそれぞれ手洗い場がある。

保育室は2つに分かれており、建具やけんどんを取り除くと大きな空間になる。

ここは3歳児室と北側の土間。

園庭からも出入り出来る土間。足洗い場が外ではなく、内部に着いているのが良い。土足で入れるトイレもある。

保育室東側の濡れ縁。走って遊んだり、外に出られる。濡れ縁外側の格子は耐力壁で、頭上に室外機があるのは、子供達の動きに邪魔をしない工夫だ。

給食室と配膳台。どんな料理を作っているのか、子供達から見えるのが良い。

中廊下を挟んで、乳児棟に入る。

中央の小ホール。段差が着いており、階段で下りるのと滑り台がある。ここにも金山杉の丸太がある。

ピンクのインフォメーションのような場所は、調乳室。漆喰に彩色。巾木がモザイクタイル。0歳児室。

1歳児室。段を上っていくと・・。

トイレとなる。ここにも自然な風合いを活かした木材の段板があった。

これは2階の職員室脇のから屋上緑化を眺めた所。雪で土は流れない予定だそうだが、一冬を超すと結果が得られると思う。雑草に混じって花が咲くのは綺麗だと思う。ただ、鳥たちが樹木の種を運んで来るとやっかいになる。

園長さんが設計を担当された(株)象設計集団に惚れ込んで実現出来たこども園だけあって、素晴らしい内容だった。

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新潟港へ

2017-06-21 11:34:34 | 建築・都市・港

バスは南へと走る。

新潟市内に入り、混雑した道を抜け、朱鷺メッセに着いた。

エレベータで最上階へ目指したが、ここら辺りで今日の万歩計の歩数が1万近くになり、建物内を見て回るよりも、一杯の珈琲やソフトクリームを頬張りながら、椅子に腰掛けて休息をとるのに専念する。

酒田港のアリーナとは、ヨットの係留方法がまったく違う。アンカーだけで泊めてあるのか。

移動するよの一言で、市場へ向かう。朱鷺メッセから渡り廊下で迎える以前の市場は解体中だ。

新しい市場は、港を挟んだこちら側だ。

朱鷺メッセの全景が見える。

造船所があったとか。

多分、漁港として使用されているゾーンだと思う。

さて、市場の中である。

 

 

 

目玉商品以外は、酒田と比べて全般に高い。

 

 

 

この日は丁度山形県の鼠ヶ関で、イカ祭りが行われている。もし見学会がなければ、そちらへ行ってスルメの束を買ってこようと思っていた。

それが出来ないので、この市場で調達しようと思ったのだが、2枚で1800円では、手が出なかった。今年はそれほどイカが高いのか。

外に出た。市場の建物は一箇所ではなく、コンテナを利用した店や別棟の食堂棟もあり、賑やかである。魚焼きの隣には、牡蛎焼きがあった。ホタテは売り切れのようだ。鮎の塩焼きでビールが飲めたら、こんな暑い日にはピッタリじゃないか。

市場の中央にはテントで屋根がかけてあり、客達は椅子テーブルでくつろいでいた。

 

コンテナを利用した店

出発時間が来て、バスに乗った。

山形県に入り、国道を走ると、夕日が沈むのが見えた。ただ、雲が邪魔をしている。万歩計は1万を遙かに超え、階段の上り下りも10階を超えたと言う、それでも楽しい1日だった。

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豊栄図書館(内容を少し増やしました。)

2017-06-21 11:18:53 | 建築・都市・港

豊栄図書館に移動する。前回は勝手に見学したのだが、今回は設計者と館長さんの案内の元で、詳しい説明が聞けた。

こちら側は、図書館の建物の近くまで、盛り土の山を作って、芝生を植えた。

モニュメント。

元々の豊栄の図書館は、公民館の一部に間借りをしている形だった。独立した図書館が欲しいと、住民は念願していた。この敷地は、小学校の跡地で、植えられている大きな樹木は以前のままに残したのだそうだ。

外部の床は、建物のモジュールに合わせて仕上げを変えている。市の歩道も一部同じく仕上げて一体感を出している。コンクリートの椅子の下には、蛍光灯が埋め込んであり、夜には綺麗だろうと思う。

玄関。この建物は、保育園より中学校より、ずっと早く建設された。しかし何時までも綺麗なままである。

前回、気がつかなかった壁のスリット。残念ながら私が潜れる隙間ではなかった。当たり前だけど。この建物のコンクリートの打ち放し具合は、とても良い仕上がりだった。このスリットの向こう側は、図書館の読書室から眺められる庭が斜面になっている。その為、街中と言うか、外部の喧噪を感じさせない巧い作りになっている。

その庭の斜面の下が、自転車置き場なのだ。前回、この建物を見に来た時に、真っ先に目に付いた部分なのだが、これだけで惚れてしまった。

灯りはトップライトから取り入れる。本棚の高さも、色々と工夫をしたらしい。沢山の本を入れる為に、もっと高い方が良いのではとも考えたが、中央部分の本棚は人の気配が感じられるように、低めに設計されたそうだ。その為に、伸び伸びした空間が完成した。

読書室は逆に静かなプライベートな空間を造る為に、2段増やして本棚を設置した。外部に面して、読書室ブースが並んでいる。

中央には組み立てると円形になるテーブルがある。

このテーブルのデザインも安藤事務所のもの。安藤さんが木口の積層部分を見せるようにと言った。確かにアクセントになっている。

平山郁夫の壁画の本が見たかった。

階段を上ると、手摺りに群がるメンバー達。

なぜ、自立しているのか判らない手摺り。

9ミリほどの厚さの硝子に、丸手摺棒と組み合わせられているが、縦の部材もないのに、グラグラしない。

階段の手摺りには、点字が・・。何故何時までも綺麗なのか。

児童図書館。灯りは天井付近のサイドライトから。子供達の為の図書室なのだから、天井が低い方が良いのではの意見に、安藤さんが「イヤ、子供の為だから、高い方が良い。」の一言で決まったそうだ。普通の建物では、天井が高いと荘厳な難い感じがするのだが、ここの空間は逆にホッとする空間である。円形の平面が効いているのかと思う。

建築とは、空間を造ることである。

その周りの廊下。先が見えないドキドキ感が良い。

その外側に、読み聞かせの部屋があった。ここは集中する為に、低い天井である。

これは楽しいだろうと思う。子供達とお母さん達が、この段に座って熱心に耳を傾けているのが想像出来る。

あんな所に、はらぺこあおむしの人形がある!

今回は、自転車置き場の上の庭にも出ることが出来た。斜面から突きだしている四角いコンクリートは、実は照明器具が埋め込んであるのだそうだ。

 

 

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豊栄市葛塚中学校

2017-06-21 10:20:56 | 建築・都市・港

午後の部に入る。葛塚中学校。この円形の体育館は、鉄骨と木造の混構造。外壁は鉄板に溶融亜鉛メッキしたもの。これは時間が経っても劣化しない。

校舎はRC造だが、PCコンクリートの部材を繋いだもの。外観は緩い円弧でボリュームから空港のターミナルビルを連想させる。

ここで、酒田組と山形組が集合した。

 

見学者の数は、一気に倍に膨れあがる。安藤事務所では山形に大学の宿泊棟を建設予定とかで、その関係者が集まったようだ。

 

外観の色彩はグレー。内部は床が木製なので、ホットする。

廊下と階段は、どこにでも設置されている。生徒は移動が大変だと思う。

教室は、廊下と透明硝子の建具で仕切られてはいるが、雰囲気はオープン教室だ。外壁は斜めに上部に行くほど広がっている。窓際の家具は作り付けだが、図面を描くのは簡単でも、ジョイントがなく、取付がとても難しい。

これだけの角度を持つ。

その角度も利用した建具で、隣の教室に向かう。つまりは、教室通しが繋がっている。

RCの角は、基本はピン角だが、中学生が相手なので、身体が当たる部分は隅をえぐっている。

トイレの入り口に設けられたFixのアルミ建具。うまい光の取り入れ方をしている。

屋上に上がる。3階の教室は、トップライトで灯りを取り入れているが、透明の硝子の為、日光がそのまま射し込む。まぶしさを防ぐ為に、黒い寒冷紗で覆っている。

この中学校も、地域に開かれた建物で、地元の人達がコミュニティセンターとしても利用できる計画になっている。ただし、その後池田小学校の事件が起き、計画が難しくなったようだった。地元民を信用しての船出だった。

ここは音楽室。吹き抜けの上の部屋から教室内部が見渡せることで、コンサートも可能だそうだ。

体育館への渡り廊下。もう広さがホールである。

体育館の構造は面白い。

木造の柱と梁を、鉄骨で繋いでいる。外周周りはパイプで締めている。

階段などはRC造。生徒達が練習をしている。

ここは、柔道の畳が敷かれているが、一段床が高く、舞台としても使用するらしく、背後の天井にはカーテンレールが埋め込まれている。

柱下部を撮す。三角窓が綺麗だ。

斜めの柱は、前後に取り付けられている。ぶつからない為だ。

階段の床材の張り方がユニークだ。

 

 

左が教室棟。右が渡り廊下。奥が体育館になっている。

教室棟に戻る。

コミュセンにも使用される和室。

中央の吹き抜け

グランド側から見た校舎

奥に渡り廊下棟が見える。

全体を撮すには、かなり遠く離れないと撮れない。北側は田んぼだし、ロケーションは良い。

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お昼休みはウキウキ・・・。

2017-06-20 12:32:34 | 建築・都市・港

建物を見て歩くと、予定通りの時間では収まらない。そこで女性部長達が考えたのは、お弁当だった。美味しい釜飯屋さんがあり、それを頼もうとしたら、人数分の釜がなくて、普通のお弁当容器になった。五目釜飯と鮭釜飯の2種類から選び、バスの中で配られ、好きな所での昼食となった。バスの中で食べ始めた私は、「水の駅ビュー福島潟・青木淳設計)に着いても、美味しくて食べるのを止める事が出来ず、食べ終わってから建物に入ることになった。

学会賞を獲得した建物だそうだ。

螺旋外階段を下りる。

アヤメが2本。

何か、水生動物はいないのかと探すと、泥水がざわざわと動いた。花はコウホネと思われる。

お弁当部隊。

ここでの滞在時間は、たったの10分だった。

写真枚数が、制限の100枚を超えたので、明日に続く。

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つくし保育園

2017-06-20 12:18:00 | 建築・都市・港

安藤忠雄事務所の設計である。そもそも、何故に新潟の建物ツアーが行われたかと言うと、まちづくりデザインスタジオで、私が「新潟の豊栄図書館は、良い建物だよ。」と話したら、安藤事務所卒業のYさんが「私が担当しました。」と仰るではないか。そこで、女子部が中心になりYさんを巻き込んでの見学会が行われる事になった。H女性部長とSさんは、なんと酒田祭りの日に下見に行き、他の建物やルートを考えてくれ、このツアーになったのである。感謝!

豊栄図書館のすぐ近くに、この保育園は建っている。

長方形の形の園舎と、円形の遊戯室棟がある。ケージの中にいるのは、うさぎが4匹。

柱はラチスの梁のようだ。廊下に下駄箱がある。基本的に外靴は玄関で脱ぎ履きするが、この廊下の下駄箱は園庭用だそうだ。

金物で繋がっている。

天井が優しい。

足洗い場。ただ足を洗うだけでなく、シャワーも着いているところを見ると・・。しかし、プールはない。

廊下の外側には、ウッドデッキがあり、子供達の動きを広げている。

遊戯室。

ほふく室

円形の遊戯室の周りには、年少組の保育室が並んでいた。随分と大きな保育園のようだ。

ビックリグミが生けてあった。

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カトリック新発田教会

2017-06-20 11:40:00 | 建築・都市・港

市役所から歩いてカトリック新発田教会に向かう。

昭和41年11月に竣工した第2ヴァチカン公会議決定の対面ミサに対応した教会である。

設計はアントニン&ノエミ・レーモンド夫妻に依る。アントニン氏は建築を、ノエミ女史は家具を担当された。

平成16年に日本建築家大賞を受賞している。

構造はレンガ造(ただし、レンガをRC造でサンドイッチした)に、丸太造の混構造である。

レンガ(坂町)も丸太(村上市)も、現地調達されている。夫妻は地元の職人さんの腕の良さに驚いておられたそうだ。案内をしてくれた方が「建築の専門家さん達なら喜ぶと思って。」と青写真を見せてくれた。

建築後50年を経過しているが、美しさは変わらない。

窓に貼り付けた物は、デザインされた和紙だそうだ。

祭壇の側面に設置された窓。コンクリートパネルで躯体が接続されている。

ノミエ女史の椅子。教会内に配置されている椅子は、信者さん達が張り替え作業を行ったそうである。

床は左官仕上げであるが、左官屋さんは色の配合を教えてくれないのだと言う。

外に出て、裏側に回ってみた。教会らしいバットレス。地震力に対応する。ただ、建築に着手したのは、新潟地震後である。

面白い形をしている。

隣に建ててある祭司館は、純和風な佇まいだった。

 

オトギリソウ科オトギリソウ属ヒペリカム・カリシナム

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新発田市役所

2017-06-20 10:55:40 | 建築・都市・港

建築の雑誌で、新発田市役所が新築された事を知る。賑やかさを失ったアーケードのついた商店街に、活気を取り戻そうと、市民達が集まって活用できる空間を設けた。これは、駐車場から見た庁舎だが、この吹き抜けの空間は「札の辻広場」と名付けられ、軽自動車に積んだ野菜市場を開いたり、イベントを催したりと使われている。

この日は日曜日だったが、市職員の方の案内で庁舎を見学することが出来た。日曜日でも、市役所は機能している。

庁舎の説明を受ける。

免震は三部構成で出来ている。

 

日曜日も開放されている庁舎だが、入ってはならない所は、開放感のあるシャッターで仕切られている。

5階以上の窓面は、ペア硝子の外側の内面に白い帯が印刷されている。遠くからは雲になって見えるように、そしてブラインドと一緒に日光を遮る事も考慮されている。

小さなブラインドは、梁が邪魔をしていっぺんで大きなブラインドが使えなかったから。

色彩計画も巧い。モノトーンの中に、ポイントで赤を入れている。

床が掘り下げられた議事堂。椅子テーブルは固定式ではなく、市議会が開催されない時期を利用して、コンサートなどを開催できるようにしているそうだ。

議長席の後ろには、塗装の違った木材が・・・。

どうやら、なんちゃって木材のようだ。この細さでこの長さは、狂わずに使うのが実は難しい。格子の後ろは、吸音の為のクッションとメッシュ材が入っていた。音響設計が入っていたようだ。議事堂と廊下の壁は、可動式パーテーションで、取り払うと客席になる。

その廊下の外は、屋上デッキである。

開放的な庁舎だ。

3階から下は、RC造で、基本的には打ち放しだ。ここは杉板の型枠打ち放しに、黒の塗装を掛けている。

見おろすと、広場の半分が子供達の遊び場になっている。可動式のシートのシャッターで、外部と切り離す事が出来る。冬にも充分に使えるだろうと思う。

庁舎のコンセプトは、長岡市役所を研究した痕跡がある。ただ長岡市役所の土間は、外部とツーツーだが、ここは塞いだようだ。

日曜日だが、市民課は窓口を開けている。天井は、打ち放しのRC造に、吸音のクッション材をランダムに貼り付けている。

この市民課のホールもそうだが、十分な広さが確保できている。

玄関を挟んで市民課の向かいは、大画面のTVがあり、自由に市民が使用できるホールがある。その傍らに、「エフエムしばた」のサテライトスタジオがあった。

案内板

アーケード街を見る。庁舎の名前は「ヨリネスしばた」らしい。これも方言なのだろうが、「寄ったら良いでないの」の意味合いだろうと思う。

ここは、アーケードが途切れている。

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新潟へ行く。その前に

2017-06-20 10:43:26 | 建築・都市・港

朝の7時半に建設会館を出発する筈だったが、全員がその前に来たので、5分早くバスは出発する。こんな事もあるんだ。パイパスでIさんを乗せる予定も、まさかそんなに早く来るとは思わずにのんびりと国道を渡っていた。建築士会女性部主催で、新潟の建物見学ツアーの開始である。と、その前に、トイレ休憩第一号で温海のしゃりんに停まる。

朝から客が集まっていた。大きなホタテも焼いている。良い香りを嗅いだけで、バスに乗り込む。

しゃりんで休憩したので、朝日まほろばでは休憩を取らなかった。高速に載る前に、日沿道延長の測量が終わって、位置出しをしているのが判った。早く開通すれば、新潟も近くなるのになと思った。

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松山城址

2017-06-11 23:07:07 | 建築・都市・港

松山の薪能を観るとて、松山に向かう。ここは旧松山町で、酒井藩の出城があった所だ。大元の酒井藩の城は石垣と藩校しか残っていないが、この松山には大手門が残っている。最上からの戦を防ぐ為の山城だったらしい。

町民の造った町しか馴染みのない私は、こんな武士の匂いのする所は別の感覚に襲われる。

この町は、沢山の学校の先生を供出している。きちんと学問を学ぶ、そんな気質があるのだろう。

旧松山町は、蕎麦やラーメンを食べには勢いよく来るのだが、歴史や街並みを見にはなかなか遠い。←なんじゃらほい

今日は、ちょっとだけ探索しよう。

睡蓮が咲いていた。

こちらの数寄屋風の建物は、その名の通りお手洗いである。

通路を挟んで向かいには、茶室があった。内部は覗けないが、外回りは・・・。以下略。

大手門である。

その前に、睡蓮が綺麗。

こんな所が、旧酒田市にはないのだな。

この橋は、なかなかである。

大手門の軒先瓦の模様が、中央の1箇所だけ他のと違っている。最初は菊の紋かと思ったが、どうやら酒井家の紋のようだ。

 

堂々と、階段が付いている。本当に城の門なのか。

瓦は古い赤瓦である。途中で畳職人だった方に会い、詳細を聞いたのだが、この建設にも本間家が絡んでいると言う。時代的にどうなのか、ただ赤瓦はその時代の物であると思う。壊れずに残っているのは素晴らしい。

井戸もあった。水は汲めるはずだと言う。

同じ敷地内にある松山文化伝承館に向かう。

真下さんの奥さんから、アジアのくらしの技展を進められていた。そうか、明日が最終日なのか。織物だけなのかなと思いきや、祭事の物、生活で使う道具、小物、漆を使った物と幅は広い。日本は最果てと言うか極東に位置する。遠くはシルクロードから伝えられた物が、様々な国を通って日本に辿りつく。そして残る。人類の歩いてきたルーツが見えるようだった。

真下慶治さんの絵は、いつもながら素晴らしい。特にパンフレットになっている酒田の湊と言うか最上川の河口の絵は、色も何も本物とはまったく違うことに気がついた。最上川の絵も、季節によって陽光が明らかに違う。そんな所も楽しかった。

真下さんの道具箱には、絵の具と一緒に小さな釘が沢山入っていた。そうか、ご自分でキャンバスを作られていたのだな。

もっと時間があれば、あの本棚の中身も見れるのにと思う。

場所を変え、松山城址館で裏千家のお点前を頂く。

お花は生けた物が、暖かい室内の為に花が一度落ちてしまったらしい。この侘び助のような花は沙羅かなと思う。花器も素敵だけど、御茶の花の活け方は本当に素敵だと思う。

茶器の説明をしようかと言われたが、客人が多いので引き下がった。

ヤマボウシ

この芝生の上が、今回の会場である。

 

 

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建築士会総会へ行く

2017-06-10 09:25:36 | 建築・都市・港

8時に集合、バスで国道47号線を山形に向かった。途中の戸沢村で1回目の休憩。戸沢村といい、最上郡は、この時期の朝は霧に見舞われる。

村山の道の駅で2回目の休憩。村山市の東沢公園では、バラ祭りが始まった。

この日は、カメラを持たずに出かけた。携帯ではバラの赤い色がでない。本物はもう少し青みがかった赤だと思うのだが。残念。

総会前の理事会が済んで、昼食となる。こんな豪華で良いのかいレベル。ただし食材としては工夫された一般食。黄色の器は野菜餡かけの揚げ出し豆腐。左上が鶏肉の唐揚げ、右が筍の入った肉じゃが風。

ご飯は黒豆入り

茶碗蒸しも、いつものとは違う味。

デザートは杏仁豆腐。

総会が始まる。新たに就任した事務局長のもと、総会はスムーズに始まったかに見えたが、出席者数が委任数も含めて総会を開催するのには満たしていたが、定款改正に必要な2/3が無く、議題は来年に持ち越しになった。一般社団法人に移行して、総会も役員総会から会員総会になった為に、1000人を超える会員の2/3の数を確保するのが難しい。殆ど委任状頼みなのだが、来年はどうなることやら。

来賓からのご挨拶を頂く。3名が代表で述べられたが、どなたも代読にも関わらず、非常に上手だった。一度代読の方に聞いてみたことがあったが、原稿は渡されるのではなく、代読する本人が書くのだそうだ。佐藤ゆかり代議士とは大いに違う。彼女はどんな事にも一々チェックを入れる。下で動く者がやりやすいのか、やりにくいのかは判らない。

懇親会が始まる。酒田支部が滞在できるのは5時まで。お昼ご飯を食べ過ぎたせいで、料理が食べられなかった。ビール瓶を片手に、あちこちに移動する。

悲しいかな、撮した料理はこのフカヒレ入りの茶碗蒸しだけだった。肉類には手を着けず、デザートを2さじ、口に入れたら出発となった。酒田支部は2次会をバスの中で行う。

酒田に到着すると、北前横丁に突入し、3次会で盛り上がる。

明日の午前中は、告別式に出なくては行けないのにな、とは考えてもいない。

 

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酒田本港

2017-06-09 18:01:39 | 建築・都市・港

まちづくりデザインスタジオで、Iさんが飛鳥Ⅱの模型を造ってくれた。それを酒田本港に置いてみる。本港の方が賑わいがあるから、クルーズ船の停泊に使えないだろうかのもくろみは、見事に撃沈した。回転できないからは一目瞭然。背割り堤の一部をえぐって回転できるようにすればの話も無理。その上水深が浅いと来た。

飛鳥Ⅱの全長は241mだが、今度酒田北港に入港するコスタネオロマンチカは220m。来年入港予定のダイアモンドプリンセスの全長は290m。15階建てのビルが動くと言う実感だそうだ。

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烏賊釣り船団出航式

2017-06-05 11:05:59 | 建築・都市・港

山形に向かった金曜日から、気温は瞬く間に下がり、まるで冬のような寒さである。しかも強風は治まることもなく、3日の出航式はどうなのかしらと、酒田市のHPを覗くと、式自体は漁協ビルの3階の講堂で行い、埠頭でのテントの露店は中止となった。講堂まで写真を撮りに行くのはなんなのでと、ストーブを出したり着込んだりしていると、太鼓の音と汽笛が風に乗って流れてきた。まずい、船が出て行ってしまうと、カメラを掴んで車に乗った。

市街地の道路からは酒田本港は見えない。ぐるっと回って袖浦埠頭に向かうと、夥しい車が戻って来る。もう出航は終わったのかと心配する。

船団の出航式と言っても、連なって港から出航していく勇壮な式ではなく、1隻1隻が本港内でグルッと方向を変えて、単独で出て行くのだ。

ただ、時間なのに、出て行く様子も、船の前での宴会もない。

最近の烏賊釣り船には、日本人の若者の他、東南アジアの若者の手を借りる事が多い。彼らは研修を終えると自国に帰り、指導者となる。彼らは、記念写真を撮っていた。

空は重い。

ニュー飛島丸は軽い。

風は強い。

船団と言っても、庄内の船だろうと思っていたら、色んな場所から来ているようだ。これは小樽市。

酒田市は1隻だけ。

鶴岡市

北海道小樽市。

北海道函館市

石川県能登町

若潮丸 北海道根室市。

今年は、スルメイカの不漁が予測されているようだ。実際の出航は日曜日に予定されている。家族との別れも少し長引いた。酒田港からは、11隻が出港し、北朝鮮のミサイルがドコドコ落ちてくる辺りに向かうのだそうだ。何もなければ良いなと思う。

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