無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

山形の道

2016-12-06 13:57:06 | 建築・都市・港

午後から、山形県のみちづくり評議会に出席する為に、国道を走る。行きは寄り道が多かったので、酒田の街を斜めに横切って松山経由で国道47号線を目指す。この日も遠くがガスで霞んでいた。

昼食を店で取る時間はないだろうと、コンビニに入りサンドイッチと牛乳を買った。長目のストローを貰い、開いた口に突き刺して、止せば良いのに助手席のイスの上に置いた。手探りでサンドイッチを取ろうとして、冷たい物が手にかかる。案の定牛乳パックがひっくり返っていた。慌てて拭いて、ウエットティッシュで二度拭きした。イスの裏側にも被害は広がり、どんなに綺麗に拭いても、きっと明日は馨しく発酵したチーズの香りがするのではと嘆く。

会議は、時間を超過して終了した。急いで県庁の近くの山形蔵王から高速道路に乗る。寒河江のPAで、またしても調理パンを買い込み、飲むヨーグルトを一緒に食す。今日の私は、日本人ではなく、アルプスの少女ハイジの食生活である。

寒河江を過ぎた辺りから雨が降り出し、西川から朝日までヘッドライトの明かりが道路に吸い込まれる暗い中を走り、酒田へ戻った。雨の夜は運転するのがつらい。

夜は、まちづくりデザインスタジオに参加する。2週間前は女みなと会議のイベントで、すっかり忘れて欠席したからだ。今回こそは遅れずにと、勢い込めて会場のドアを開けようとしたら、鍵がかかっていた。えっ? 開催の時間は50分も後だった。

仕方がないので、町中で時間つぶしを行う。閉店間際の清水屋で買い物をした後に、横のキラキラ光るイルミネーションを観に行った。

光に惑わされて、現地では気がつかなかったが、この青いシートは何なんだ!!もちっと綺麗に見せる方法があるだろうに。

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照明器具の研修会

2016-12-01 10:57:15 | 建築・都市・港

11月27日(日)、かんぽの宿酒田で、建築士会女性部の酒田支部と鶴岡支部共同で、照明器具の研修会が行われた。講師は山形県の東根市に工場を持つオーデリックの3名である。

最近のLEDの開発のお復習いと、これからの傾向を聴講する。LEDの開発は、ひところのパソコンの進化のように目まぐるしい。3ヶ月過ぎると安くて性能も良くての製品が発表される。パソコンでは何度煮え湯を飲まされたか。(遠い目)

LEDの光は青くてね、なんて言葉は近頃では聞かれない。その場所に適した光の色を設定することが出来る。

また当初は光度が足りないと、小さなLED電球を集めて一個の照明器具にしたものが、今度は単体でも明るくする事が出来る。外部に設置しなければならなかった変圧器もコンパクトに内蔵され、棚板の内部に納まる照明器具も開発されたのは知っての通りである。

現代的な室内に関わらず、レトロな雰囲気が必要なら、エジソン型の電球はどうだろう。これはフィラメント内蔵のエジソン型。

こちらはLEDの電球である。熱が出ないので、触っても熱くない。

また、オーデリックでは発売されていないが、リボン式のLEDもある。これは大抵の曲面でも取付がOKである。LEDの開発が進み、有機ELとも繋がれば、どんな曲面でも光らせることが出来る。照明器具の前途は、照明だけに明るい。

珈琲タイム後、ドイツで開発されたソフトプログラム(無料でダウンロード出来る)を使っての、照度計算に取り組んだ。これは簡単だ。

ちなみに、そのソフトはドイツ、ダイアル社のDIALuxである。ダウンロードした後、照明器具各社のカタログから配光データ「IES」の数値を入力する。室内の高さ幅奥行(面積や形は自由に変えられる)を入力した後、指定の照明器具を使って必要照度Ix(ルクス)を得るには、どう配列するか。その照度もグラフとして使用できる。また、壁が白いのか黒いのか、ガラスのように透明なのか、材質はどうなのかの設定もあり、現実的に使えるものとなる。

1㎡の面積に、光束100lm(ルーメン)があたった場合に、照度は100lx(ルクス)になる。これが基準である。また室内の照度(明るさ)は、作業形態によっておおよその数値が決められている。細かい作業をする場合は、高くなるのが一般的だ。ただ、残念な事に、現在各照明器具メーカーのカタログでも、直管型やダウンライトなどの全体を照らす器具のみの「IES」数値しか発表出されていない。ペンダントや壁掛けの器具では、数値を知る事が出来ない。まぁ、全部が発表されるのは、時間の問題だろうとも思う。

 

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高さ制限違反 確認

2016-12-01 10:32:52 | 建築・都市・港

題名の「高さ制限違反 確認」でググると、11月29日付けのニュースの一覧が出てくる。NHKを始め、各社のニュースも通り一遍で、映像や画像は裁判所の建物以外にない。その文面はこうだ。

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来年3月に横浜市に完成する予定のマンションをめぐって周辺の住民が起こした裁判で、東京地方裁判所は「最上階の部分が建築基準法の高さ制限に違反する」として、検査機関が行った建築確認を取り消す判決を言い渡しました。

横浜市金沢区に建設されているマンションの周辺の住民は、「高さが建築基準法に違反している」などとして、建築確認を行った民間の検査機関に対して取り消しを求める訴えを起こしました。周辺の建物は地面からの高さが10メートル以下に制限されていて、裁判では、会社側が敷地内に設けた高さ3メートルの柱のような構造物を「地面」と考えるかどうかが争われました。

29日の判決で、東京地方裁判所の谷口豊裁判長は、「構造物は周囲の地面とは連続性、一体性を欠き、『地面』とみるにはいささか無理がある」と指摘し、2棟のうち1棟は最上階の部分が制限を超えているとして、建築確認を取り消しました。

マンションは来年3月に完成予定で、判決が確定した場合は、制限を超える部分を撤去するなどの対応を迫られることになります。原告の弁護士は、「建設中に建築確認が取り消されるのは異例で、脱法的な建築に警鐘を鳴らす判決だ」と話しています。

一方、検査機関は、「判決内容を確認していないのでコメントできない」としています。また、マンションの建築主の会社は、「判決文を読んで対応を検討したい」としています。

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来年の3月に完成とするなら、もう躯体はすっかり出来上がっていて、内装の仕上げや設備機器の取付が行われているだろう工事に、建築確認が取り消される事態が起きた。29日の東京地方裁判所の判決と言うのなら、提訴はもっと早くに行われていたに違いない。この時期になって確認申請が取り消しなら、まったく無法の建物になってしまう。ここに引っ越しを考えていた人達の迷惑も甚だしい。

そもそも、この文面では、建物の何がどう違反なのかもまったく分からない。そんな時、インターネットは便利に使え、「ねたAtoz」(両側の広告は無視してね。)で、会社の名前も工事現場の位置、どのような内容なのかも分かった。

高さ制限10mは、第一種低層住居専用地域なのだろう。そこに5階建てと言うのだから、計画はそうとうきつい。GoogleEarthで見ると、小さな山の麓と言うか、傾斜地が敷地のようである。もっとも現段階のGoogleEarthでは、敷地の造成工事が写っているだけではあるが。隈研吾のパイナップルケーキの店のように、強引に敷地面の高さを設定したのだろうなと思う。

どうするんだろうね、最上階を削って確認申請を取り直すのか、はたまた上訴して裁判を長引かせて判決を覆すのか、確認申請料も構造の判定料も高いのに、気の毒な事だと思う。確認を受け持った民間審査機関にも影響が出るのだろうな。

 

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雪の秋田

2016-11-30 20:17:19 | 建築・都市・港

 

秋田へ向かう日は、雪だった。

 

どんどん雪が深くなっていく。

今回も、何故か気ぜわしく増田町を歩く。雪囲いが終わった3階建ての旧石田里吉家に入る。

表玄関からではなく、裏の方へ誘導される。

その途中に詳細な看板があった。入場料を支払い屋内に入る。受付にて撮影の許可を取ると、撮しても良いがブログに載せるのは駄目と念を押された。

載せた方が観光客が増えると思うのだが、どうやらそうではないらしい。

 

小さくて字が読みづらかったので、大きくしてみる。

 

ならばと、パンフレットを載せてみた。表の3階建て部分と、蔵座敷内部も見ることが出来た。

材料は吟味してある。縁側の床板しかり、木製の建具にはケヤキの一枚物や、黒柿が使用してあるなど、贅沢な造りだった。蔵も柱が尺ピッチで2階の小屋梁の大きさと二重のしつらえは見事だったが、造作そのものは先日拝見した山吉肥料店の蔵には到底叶わなかった。もうこのような蔵を建てることの出来る棟梁がいないのだろう、山吉さんの蔵も棟梁の最後の作品だと聞いた。

 

 

 

濡れ雪の中を、傘を差して先日見落とした建物群を見て歩く。手が悴んで赤くなった。

こちらはその先の手直ししていない建物群である。少々の化粧をし直して、「くらしっくロード」に編入するのかは定かではない。

表通りに限らず、内蔵の内覧会の看板も出ていたので、見学するつもりなら、面白い物は沢山ありそうだ。

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建築甲子園

2016-11-29 11:44:29 | 建築・都市・港

建築士会では、高校生を中心に毎年「建築甲子園」を行っている。課題に従い、地域性のある作品を提出して貰う。

県別に審査して、2作品を連合会に送り、全国甲子園大会で競う。その山形県での審査を行った。

 

 

 

 

 

年々、応募される作品数が少なくなって、今年は5作品だった。個人での応募でも、グループでの作品でも構わない。他人の作品に甲乙を付けるのは気が引けるが、なかなか面白い発想をしたものもあった。

帰りにラーメンを食べる。東根の龍上海に寄ったら休みだったので、新庄まで走る。岩のりをたらふく掛けたラーメンも美味しい。

 

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新庄に酒田港がやってくる!

2016-11-21 19:19:12 | 建築・都市・港

新庄駅に隣接する「ゆめりあ」で、11月21日、山形女みなとフォーラム「新庄に酒田みなとがやってくる!」が開催された。

受付準備

クルーズのパネル

酒田の傘福。抽選会の賞品でもある。

資料を袋詰めしたり、パンフレットを並べたり。

そろそろフォーラムが開催される。

主催者として、理事長挨拶

副知事のご挨拶

新庄市長。新庄市はこの度「新庄祭り」が世界文化遺産に認定された。これを機会に大勢の人達に楽しまれれば良いなと思う。

ゆめりあは新庄駅に隣接している。オープンな施設で、フォーラムが始まってからも、通行人が客に変身し、徐々に後ろの席が塞がっていくのが見えた。仕舞いには椅子が足りなくなり、パイプ椅子を補充する。

黒土交通省酒田港湾事務所所長によるクルーズの講演。ゆめりあの会場は明るくて、暗幕がない為に画像を撮すことが出来ずに、資料を捲りながらの講演となった。

次に今回のメインである郵船トラベル株式会社のクルーズ部副部長の中川氏の講演。若くて活動的な女性だった。メモに目を通すことなく、クルーズの面白さを語る。クルーズでの船旅は、お金持ちで時間にゆとりがないと出来ないと一般の方は思っているが、移動するホテルで、運賃とホテル代とイベントやディナーコースを含んだ料金となると、随分とお得なのだと言う。また船の旅と言うことで、一般の肩書きや親戚友人の煩わしさから離れた人付き合いが出来るメリットもある。最近は特に若い女性達にも人気で、お洒落な船旅が広がっている。

私のTwitter仲間の女性も、首都圏在住であることのメリットか、よくクルーズでの船旅をしている。生のコンサートを聴きながらのディナーも楽しんでいるようだ。夜の船出は実に情緒があるらしい。

次に会場からのトークセッションが行われ。

さかたのマスコット「あののん」も登場する。壇上に上るには階段とスロープが着いてはいたが、どちらも狭い。あののんは、至る所に引っかかりながらも無事に登頂に成功する。

抽選会が始まった。今年はみんなに当たりますように。

傘福も、賞品の1つである。当選した人から、好きな物を選んで貰った。

残り物には福がある。メインのミニ傘福が当たった方には、顧問からの手渡しで会場が盛り上がる。

「あののん」には、もう一人の仲間、青い「もしぇのん」が居るんだが、今日はピンでの出演のようだ。

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無料の楽園!都内の個性派図書館

2016-11-19 08:55:23 | 建築・都市・港

 無料の楽園!都内の「個性派図書館」で有意義な休日を過ごそうと題する記事を見つけた。

公共の図書館なら無料で入れるのだろうが、都内での図書館の記憶は、「会員でなければ入場禁止」と言われた霞が関ビルの中の、建築学会の図書館の残念感が堪らない。普段は時間ぎりぎりで移動して歩くので、本を読むゆとりはないのだが、たまたま会議まで間があったので寄って断られた。それなら、学会に入ればいいのだろうが、妙な反骨精神が効いて、現在まで距離を置いている。

もう引っ越しの最中だろうと思う酒田の光丘文庫も、頼めばどんな重要な書籍も見せてくれる所とは、根本の考え方が違うのだろう。

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聖籠町図書館

2016-11-18 11:36:06 | 建築・都市・港

最後に訪れたのは、聖籠町図書館である。設計は佐藤総合計画だが、平屋建てで美しいフォルムを持つ。高い方の片流れの屋根は、桁行き方向に緩やかに勾配がついていた。その曲線も見事である。

雨の日の夕方近くになったため、内部から洩れた灯りが綺麗に見えた。

外壁にシングル葺が使われていた。

その色も綺麗だった。

本体の建物と離れて、見つけにくいが左に、緑色のシングル葺きで囲まれた機械棟があった。図書館の床暖冷房の為の機械棟である。

鉄骨の梁や柱は表しで、軒裏も同じだが、天井材が木毛版だった。その取付方が独特だ。

梁の釣り付け位置が、斜めにカットされた木毛板でわかるかと思うが、芯から斜めにずれている。とてもスッキリとして、面白い。

メインの図書室の周りに、研修室やこどものへや、自販機の入った食事が出来る部屋もあった。これがそれである。

身長や年齢に応じて、使用できる家具が揃っている。

今回、見学した図書館は、そのどれもが面白い。さて、酒田市の図書館はどうなるのかな。他に誇れる施設になり得るのか、ちょっと心配でもある。

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新潟市豊栄図書館

2016-11-18 11:22:04 | 建築・都市・港

北区の文化会館の近所にある新潟市豊栄図書館は、安藤忠雄の作品である。

平面は正方形と円を融合した物だった。

中央の円形の壁は、全て本棚で覆われている。

 

円の形の2階は、回遊式になっている。

その中心の1階は吹き抜けになっており、独自に採光を取っている。ここは子供向けの図書室である。

正方形の図書室にある階段。

正方形の平面の中心は、吹き抜けの空間の図書室である。

奥に外部に面した図書室が見える。

その外部は、斜面になった芝生があり、外部と内部の視線を遮った落ち着きのある庭になっている。

その斜面の庭の下が、駐輪場になっていた。巧い造りだと思う。

駐車場から見た図書館。

この石の塀も、石屋さん泣かせだったろうと思う。無駄も多く出ただろうな。うまく切り回し出来ただろうか。

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新潟市北区文化会館

2016-11-18 11:06:10 | 建築・都市・港

新潟市北区文化会館の設計は松田平田設計である。

新居氏の建物に慣れた目からは、この施設は非常にスッキリとした建物に写る。

ベンチ。歩道も歩きやすい。

これもベンチの1つだろう。

玄関アプローチを進む。

飾り気のない梁と柱。

目を引くのが階段。

ロビーの広さは、今日見た建物の中で最大だった。

合板の集成材を用いたベンチ。好きなデザインで作れる。ただし、サイズは大きい。集成材を作る方が大変である。

ホールを中心に、練習室や研修室が廊下を挟んで囲んである。市民は使い易いだろうと思う。

研修室の並びに凹んだ空間が、うまく外部との調和を取っている。芝生に伸びたベンチとの取り合わせも巧いと思う。

 

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新潟市江南区文化会館

2016-11-18 10:33:29 | 建築・都市・港

秋葉区文化会館と同じく、新居千秋氏の作品である。

コンクリートの地肌と、ガルバリウム鋼板の赤茶色がポイントだった。

板金屋泣かせの外壁。

向こうに見えるのは、亀田総合体育館。亀田には、あの亀田製菓の本社や工場が、至る所に散らばっている地域である。

 

音楽演劇のホールと、図書館が併設されている。

目を引いたのは、コンクリートの壁の型枠と照明だった。

照明器具と型枠のセパレータが特徴的だ。

それも、同じ側面ではない。

梁も一方向ではなく、開口部も長方形ではない。

空間に飛び出た塊の、屋根の部分も同じ型枠である。それに、この照明は、勿論コンクリートの躯体の中で配管配線しているのだが、配線図はどう書いたのだろう。

図書館。ここも色彩が統一されていた。

中央のトップライト

廊下の天井はパンチメタルだった。

ベンチと照明

エアコンの吹き出しも、壁の中からである。

自由な梁と柱。

型枠の出目地。パネルに彫り込んで作成した物である。やはり、新居氏の作品は、奇々怪々と言った所だろう。

 

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新潟市秋葉区文化会館

2016-11-18 09:57:59 | 建築・都市・港

急に新潟へ行くことにした。天気予報は曇りか雨のようだが、曇りとあらば、建物の外観写真は撮りやすい。

新潟市秋葉区文化会館 設計は新居千秋氏。秋田県本荘での彼の作品から、目眩が起きるような建物を想像していたのだが。

きちんと垂直の面で構成されている。

しかし・・。この柱はどうだ。

構造計算や、現場での施工図作成に同情する。

ただ、本庄市の建物とは違い、色彩が単純統一されているため、五月蠅さは感じなかった。

残念ながら、ホールに入ることが出来なかった。

 

天井材の仕上げも、高さが統一されてはない。照明との取り合わせは綺麗だと思った。

外部に回る。

螺旋階段で、屋根に上ることが出来る。

屋上緑化と併せて、歩いて一周できる。

途中で道が分かれていたり。

行き止まりがあったり。なかなか楽しい建物である。

水盤の水は抜かれていたが、雨の為にその雰囲気は楽しめた。

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雪だった。

2016-11-10 09:41:57 | 建築・都市・港

山形市のビッグウィングで、管理建築士の研修会が行われた。

朝の8時半から受付が始まる。雪の予報で、ノーマルタイヤで国道を走ると時間が掛かるだろうと、朝の5時半に出発する。驚くことに、新庄市まで殆ど赤信号に遭わず走った。あんなに速いのは初めてだ。13号線に出ると、いつもの混み具合だったが、おかげで1時間前に会場前に着いた。この無駄な時間どうしよう。まぁ、遅れるよりか良いか。

この研修会は、建築士事務所を登録してから、3-5年に一度必ず受けてきた。義務だと思っていた。それが先日「任意」だったのを教えられた。受講申し込みに書いてある文章が「建築士法第27条の2の7の規定に基づく」とあり、「山形県の要綱第3条1項」とあれば、誰だって義務だと思い込む。そんな人達が沢山会場に集まった。裏事情で言えば、これが事務所協会の収益になる。3年に一度の設計事務所で仕事をする建築士の定期講習会以外は、まぁ、建築士会で開催する講習会も同じようなものである。

研修は朝から夕方まで、びっしりだった。他の県では、考査もあると言うが、山形県では行わない。

昼食は、1時間の昼休みの中で、各自摂るようにと書いてあった。そさくさと階段を降り、ビッグウィングの前の美味しいと評判のラーメン店に走った。 ・・・定休日だった。仕方なしに近くの大将のドアを開ける。 ・・・押しても引いても開かない。お店は営業中のようだし、嫌われたかなと思ったが、戸はドアではなく横にスライドする奴だった。じたばたドアと格闘する私の姿は、店内から丸見えだったろう。

醤油ラーメンを食券を買って注文する。醤油ラーメンに見えないのが運ばれてきた。味は悪くないのだが・・・。

研修が終わり、受講証明書を受け取ると、産直をハシゴして帰る。

降っている雨が次第に雪交じりになった。尾花沢では完璧に道路が白く変わり、外気温は0度である。朝とは違い、ノロノロの運転の車が連なって、まるでムカデのように見える。立冬も過ぎ、本格的な冬の到来である。ニュースで月山道路は警察が検問をして、ノーマルタイヤの車は戻されたそうだ。これはラッキーだったと思う。

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斎場かわら版

2016-11-08 10:12:34 | 建築・都市・港

ちょっと画面が大きかったかなと思ったが、酒田斎場改築工事の建築JVで、工事の進捗状況が市民に判るようにと、かわら版を発行した。工事の要所要所で続編が出る予定だ。

私の「今日の現場」写真よりは、全体が判るかな。

 

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女性部秋期研修会in米沢

2016-11-07 08:45:22 | 建築・都市・港

米沢市立図書館は、8月にフライングし一人で見に行った建物だ。

今回は設計された山下設計の安田俊也氏の講演会も企画されている。講演内容は世界の図書館全般に渡って面白かった。

内容は、時間が出来たら詳しく書こうと思う。

講演に先立ち、時間まで施設内を見学する。これは外部のアプローチの床。

1階の講演会場は、この先になる。この光っている床が気になった。

まるで光る泥玉のように、モルタルが光っている。漆喰でも石で磨くと、このように光る。モルタルだろうと思っていたが、正式名称はシールハードの磨き仕上げだそうだ。女性部の面々は講演の質問時間に、この床では冬分の雪や水で滑るのではないか、子供が転んで大丈夫かなどのきつい質問が飛んだ。

「2階から上は、撮影禁止だそうです。」の連絡が入る。えっ、何故?私はこの前撮させて貰ったのにと、交渉を開始する。我々は建築士の仲間で、建物に興味があったので集まった。何としても撮させて欲しい。すると展示物や人間を撮さないようにしてと、OKを貰い、10名分の腕章(報道と書かれた)を預かる。

改めて見ると、梁が平行ではない。この建物は敷地に目一杯建ててあって、この平行ではない梁が、実は道路と平行なのだそうだ。実に気持ちの良い空間である。こんなに薄くてこんなに柱が少なくて、設計されているのに感心する。光の入れ方もうまい。薄い壁柱も、同じ方向を向いていない。

前回見られなかった部分を見学する。

 

講習会後、転がるようにして車に乗り、またしても山形市に寄る。ストーブ屋さんで、バイオエタノールのストーブを見る為だ。これは移動できるタイプ。下の部分はそんなに熱くはならない。ガラスの部分は熱くなる。

このストーブは、灯油よりも揮発性の高いバイオ・エタノールを使用する。バイオ・エタノールは、サトウキビの絞りかすやトウモロコシの茎、それに山から伐採された木の建築に向かない端材などで造られる。まぁ、性能の良い灯油のストーブのようだが、煙突は必要としない。明るい部屋では見えにくいが、夜になるとその炎の揺らぐ様子が心地よい。結構熱量はある。ただし、バイオ・エタノールがまだまだ高い。タンクからストーブに燃料を注ぐ行為も実は面倒である。揮発性が高い為に、長い棒で着火するのだが、ぼぉっん!と結構大きな音がしてびびった。ガラスのガードがあるのは、熱いのでやけどの防止である。特に子供達には注意が必要らしい。洗濯物は、上部には干せない。簡単に燃え移るからだ。

化石燃料からの脱却は、なかなか難しい。このバイオエタノールやバイオマスと言われるエネルギーも、本気で向かうと山は植林が追いつかなくなる。バイオ先進国の動向を見定めての開発が必要だと思う。例え山形県のように山林面積が多い県であってもである。本来なら薪、せめてペレットに留めるなら、CO2の排出ゼロになるのだが。

着火の時に、少しアルコール臭い匂いがした。「呑めるんじゃないの?」と呑兵衛は思った。元々は植物だし。

  

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