無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

あまちゃん番外編

2013-12-31 23:59:32 | 映画・TV

30日にあまちゃん総集編を録画した。TVの前を通る度に、チラッとは観たものの、未だ制覇はしていない。観られる時が来たら、じっくりと観ることにしよう。

大晦日の紅白歌合戦でも、あまちゃんのコーナーがあった。前半にもあったのだそうだが、紅白をやっているんだと私が気がついたのは夜の9時を回ってからだった。その間何をしていたのかと言うと、恥ずかしながら、またしても年賀状と格闘をしていた。

見逃した前半部分は、youtubeで観ることが出来た。後半の15分間はダイレクトに観ることが出来た。「あまちゃん」を観たことのない方々には不評だっただろうが、これが本当の最終回のように思えて、ちょっとウルッと来てしまった。どうしても東京へ出る時になると邪魔が入って来れなかったユイちゃんが、北鉄(鉄拳のパラパラ漫画)とあまちゃんのお父さんのタクシーでNHKホールに来れたこと、震災で中止になったあまちゃんのコンサートが出来たこと、鈴鹿ひろ美の影武者だった春子が紅白の舞台に立てたこと、鈴鹿ひろ美が自分の声で歌えたこと。架空のドラマなのに、会いたかった脇役達が元気でいて嬉しかった。これも録画しておくべきだったとちょっと後悔。

有り難い演出だったと、NHKに感謝したい気持ちになった。

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あまちゃん総集編

2013-12-27 14:51:04 | 映画・TV

NHKの朝ドラ「あまちゃん」が終わって、続く「ごちそうさん」も順調に視聴率を伸ばしていると言うが、私にとっては何度か見逃してもストーリーが切れなければ済むドラマでもある。「あまちゃん」の時みたいに、脇役の台詞の一言も漏らさずに聞かねばと身構えるのとは違う。

総集編も数々流されてきたが、残念ながら時間を短縮した物は、面白さも大幅に減することが判った。あらすじが知りたいのではなく、細かなギャグや仕草の面白さを求めていた事に気がつく。脚本のクドカンの手中にまんまと嵌った訳だが、このドラマほど脇役達が、それぞれに自由に動き回っていた物はないと感じる。

そんな訳で、待望の10時間に渡る総集編が12月30日、NHK総合朝8時から夕方の6時まで一挙放送される。(待てよ、計算が合わないぞ、半年間に週6日×15分だと、38.5時間になる。タイトルが流れた分を1割除いても、34時間もあるぞ。なんで10時間なんだ?)うむむむ、でも1日で34時間はきついかも。←おいおい

                               

「あまちゃん」関連で、12月30日の前0:05~1:45(日曜深夜)には、「あまちゃんライブ完全版!大友良英と仲間達大音楽会」が、大晦日の紅白では、「あまちゃん」の特別編が生放送されるそうだ。4時間の内のどの位置で流されるのかは判らない。録画して観たい所だけ観る方法が良いのかも知れない。

 詳しくは こちら NHKのHPから

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詐欺メール

2013-12-24 13:27:59 | 社会

最近、本来の必要なメールよりも、迷惑メールや詐欺メールが多くなってきた。返信も解約もしないで、迷惑メールフォルダに入れては消している。相手はそれに負けじとメルアドを始終変えて、パチンコの必勝法やら株の儲け方法を送ってくる。そんなに儲けるなら自分ですればいい。最近は三菱東京UFJ銀行なるものもやってきた。

---------------これが本文である。---------------------

こんにちは!

 
これは三菱東京UFJ銀行によって行っているユーザ番号の調査です。
あなたのユーザ番号は使用停止になっているかどうかをチェックしています。
あなたのユーザ番号は合法的であることが保障できるために、下記のリンクをクリックしてください。

https://entry11.bk.mufg.jp/ibg/dfw/APLIN/loginib/login?_TRANID=AA000_001

あなたのユーザ番号の承認が完成された後、三菱東京UFJ銀行よりあなたのユーザ番号をチェックしていただきます。
------------------------------------------- 

ちなみに宛先は dmjnb058@ybb.ne.jp; で、送り主は jojo8653@yahoo.com.tw である。

天下の銀行がこんなメルアドで、こんな文章を送付するとは考えられない。それに、私はこの銀行とは取引はない。

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冬至と柚子

2013-12-23 11:51:02 | 食べ物

ついに冬至が過ぎた。これからは日増しに昼の時間が長くなる。それはそれで嬉しいが、寒さが強まるのはこれからだ。四季のある日本、豪雪地や晴天の続く地域と格差はあるもの、自然の中で生かされている有り難さを噛みしめてみる。

冬至のゆず湯用にと、柚子を頂いた。勿体ないので柚胡椒を作ることにした。しかし、本来の柚胡椒は青い柚子と青唐辛子を使用する。今年は我が家の柚子は1個も実らなかったので、柚胡椒を作ることはさっさと諦め、買ってきた赤と黄色の唐辛子はコーレーグス(沖縄名物の調味料)に、残った赤と青唐辛子は、乾燥させて保存しておいた。

この時期になって柚子が手にはいるとは想像していなかったので、乾した青唐辛子を水に戻してふやかしてみた。全然うまく戻らない。赤や黄色の唐辛子は、完熟度が高いためあまり状態は変わらずに乾燥するが、青唐辛子は未熟な為、半端ないほど実がペラペラに乾燥する。水分が多い為だろう。色も青いままではなく茶色にも変色し、見た目はごっつい悪い。青いまま使おうとするなら、冷凍するか、始めからペースト状にして保存しておけば良いのかなと思う。

最初は柚子の皮をおろし器で摺ってみたが、なにぶんこの時期の柚子はへなへなしていて、時間が掛かる。それならと皮を剥いて唐辛子と一緒にフードプロセッサで細切れにしてみた。

緑色の柚胡椒が当たり前の世の中にあって、以前作った黄色(黄色の柚子と黄色の唐辛子)は異様だったが、味はそれなりに美味しかった。絶対に市販の物よりは美味しく出来ると思う。今年の作品は、乾燥させてしまった唐辛子は細かくならず、ちと大きめの粒々になり、黄色をベースに華やかな物(?)になった。味は信じられないほど辛かった。おかげで指先がいつまで経ってもヒリヒリしている。

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寒河江産直情報

2013-12-20 12:36:01 | 建築・都市・港

19日、午前中の会議の為に高速道路で山形へ向かった。酒田ICからではなく、庄内空港ICから乗ると停滞にも遭わないし、料金も安いとSさんから教えられてから、行きはなるべく庄内空港から乗るようにしている。国道112号線の浜街道を走り、浜中から空港への十字路で曲がると、滑走路と平行に道路は進む。最近どうもパトカーと出会うことが多いので、スピードは出さずに走ったら、脇から凄い勢いで抜いていった物があった。

飛行機だった。これが助手席に座っていたら、離陸する飛行機を捉えられる絶好の機会なのに、残念ながらまごまごしていたら、遙か遠くに行ってしまった。やっぱり飛行機は速いよね。

(この写真は、秋田で撮した物)

さて、寒河江のSAから産直への話に移る。いつもは寒河江のSAに車を止めるのだが、産直近くに止めるスペースがあるのに、先日気がついていた。そこへ車を置いたまでは良かったのだが、雪が行く手を拒んだのだ。歩行者用の道路も、除雪はしておらず、雪の山を短靴でラッセルしなければならなかった。ここで戻ってなるものかと、根性で往復し、リンゴをゲットする。今回は朝日町産に加えて、大江町産も買うことにした。レジに、おばちゃん達に人気の若いイケメンがいた。私が会話していたと妬まれたよ。今度行ったら、顔をよく見てこよう。でも、雪があると行けないね。長靴か、カンジキが必要かも。ETC専用の出口があるけど、途中で降りたら損だもの。

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怪獣

2013-12-20 12:27:18 | 動物・自然

高速道路を走ると、こんな看板が見える。

山形県では、カモシカやタヌキの標識があり、宮城県ではサル、福島だったかはイノシシもあった。

秋田ではクマがいた。しかも親子連れだった。これは注意せねば。

前方の雲がゴジラに見えたとはしゃいだのだが。よく見ると、帽子を被ったモグラに見える。

この雲の中から頭を出した3頭は、右側がもっともゴジラに見える。

なぜゴジラにこだわるかと言うと、米国で制作されたゴジラが、いよいよお披露目されるようだ。渡辺謙も出ているらしい。

霧は遠目には綺麗だ。

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んまい物とそうでもない物

2013-12-18 14:41:30 | 食べ物

某月某日、北へ向かう。午後一でアポイントを取ってあるので、その前に道の駅に入った。

風除室に、リンゴやラ・フランスと並んで、ザボンかと見間違うほどの、でっかい梨が売られていた。

値段を見て、たまげてはいけないよ。大きさによって、750円から1100円の値が付いていた。誰が買うんじゃい!

店内にもあったが、同じような値段だった。結局は、「物は試し。」と、この900円のを掴んでレジへ行く。店の女性と話したら「もう絶対に美味しい。香りも味も抜群で、この(私が買った900円の)梨は、表面にちょっと茶色の変色があるから900円で、普通なら1300円だよ。」と教えられた。一番安い750円でも結構な大きさだったが、せっかくの話の種に買うのだからとこれにした。思い切って1100円のを買えない貧乏人なのである。

かほりは笠原果樹園も有名らしいが、この新潟の果樹園の方が詳しかった。2個で4000円→3000円だって!ひょえ~

で、味はと言うと、瑞々しくて、ちょぃとマスカットにも似た香りが良くて、甘くて、シャキシャキと固くなく、口が驕ってしまうような味だった。これは記憶に残る美味さである。(酒田の刈屋でも栽培しているらしい。)

土付葱が一袋180円だった。買って帰れずに断念。だって、車の中が葱の香りだらけになるもの。

さて、残念だったのは、昼に食べた蕎麦。食券を買っての、呼ばれて~の、運んで~の、セルフサービス。出汁がめんつゆの味で蕎麦がニチョニチョした。歯ごたえなっし~。

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ケルンに行く

2013-12-15 17:00:27 | 酒田

某会合の後、女子2名で「雪国」を飲みにケルンへ行った。

冬の西風を防ぐための風除室を開けると、ドア越しにカウンターの中のマスターが見えた。ラッキーと思い、まっすぐカウンター席に陣取った。初めて雪国を飲むと言う彼女と会話をしながら、マスターの優雅な手際を見ていると、グラスの縁にレモンの切り口をなぞり、その水分に砂糖をまぶしていく。シェーカーは、これで足りるのかと思うほど数回振るだけである。グリーンチェリーを沈ませたグラスに注ぎ入れて、目の前に並べられた。

「優しい味だね、美味しいね。」と言いながら平らげると、次のオリジナルカクテルを注文した。

私の頼んだ「ルビーの誕生」は柑橘系の味がした。でも本当はライチの味が強いのだそうだ。

 

甘いのではなく、ちょっとすっきりした物をと、彼女が頼んだのは「プチシャトー」

マスターを一緒に画面に入れたかったのに、顔が映っていない。

「これはアルコールがきついよ。」と言われて、味見をさせて貰ったら、確かにきつかった。

グラスの中の濃度の濃さにより、飲み物の層が上下に分かれる。普通にシェイカーからカクテルを注ぐとこの層が混じってしまう。それを防ぐのに、氷の固まりを先に入れ、その氷の上に静かに注ぎ、後で氷を抜き取ると言う繊細な作業を見ることが出来た。こんなカクテルの本式の飲み方は、下の層を残すのだそうだ。「雪国」のグリーンチェリーまで食べた私はどうなるのよ。

そんな事を教わりながら、「雪国」や「プチシャトー」のグランプリの話を伺ったのだが、驚いた事に、マスターの井山さんはアルコールを飲まないのだそうだ。

「そうなの、マスターはお酒は飲まないの。」と笑いながら話しかけてくれた女性は・・・。

酒田生まれで、京都で舞妓をしていた冨久君さんだった。カウンターの中にいて、仕事を手伝っている。

近々、ケルンには多分「雪国」の取材だろう、NHKがやってくるそうだ。酒田は名物がないと良く言われるが、こんな文化的な大人の名物があったのだと誇れる気分になった。

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サンシュユ

2013-12-14 10:13:03 | 動物・自然

遠出をする度に、その土地の産直に寄る。もっとも出張が多いのは山形市だが、山形市内での産直は何処にあるのか判らない。47号線と13号線を走る時には、尾花沢の道の駅に寄る。113号線だったら櫛引に寄る。高速を使った時は、特別の手がある。それは寒河江のSAに車を止めて、ちょいと外に出るのだ。

寒河江のSAから見える産直はJA西村山アグリランドと呼ぶ。SAを抜け出て、右手の黒い焼き瓦の白い壁の大きな建物がそうである。中はちょっと広い産直で、時々珍しい物に出会う。買ったことはないがこんにゃく芋なども置いてあり、見ているだけで面白い。言っちゃなんだが、SAの売り場にならんである果物や野菜は特別高級なお客様向けの値段が付いてあり、アグリランドでは半分だった事もある。こちらに寄るようになってから、SAで買うことはなくなった。あれ、これって商売の邪魔をしてるかな。いやいや私のブログなぞ読む人はいるまいて。

前回、ここで買った朝日町のりんごが飛び抜けて美味しかったので、また寄ることにした。寒河江市で朝日のりんごを買うなんて、また商売妨害のようだが、売っているので仕方がない。りんご2袋とラ・フランスをカゴに入れて草花の方へ向かった。花に混じって、赤い実が付いている枝があった。グミのような実だった。

タグにはサンシュユと書いてある。サンシュユの花は見たことがあったが、実を見るのは初めてだった。しかもどっさりと枝についている。グミの実のようだと書いたが、秋グミよりも大きく、ビックリグミよりも小さい。長さが12-13ミリと言った所だ。この枝が3本入っていた。

実が付くほど育てて、枝を卸して数百円では、買う方は有り難いが売る方は大変だろうなと思う。私が育てたら、可哀相で切れない。サンシュユをググると実を乾して漢方薬にするとある。その方が長いこと収穫できるのではないかと、いらぬ心配をする。

実が萎んだら、ぽいと捨てるのは勿体ない。山王森のあちこちに埋めてみようかとも考える。水がはいっていない花瓶に挿してあるが、これがなかなか萎まない。

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鰰(ハタハタ)

2013-12-11 12:29:35 | 食べ物

12月9日は、大黒様のお歳夜だった。例年通りの豆づくしの料理に、ハタハタの田楽、納豆汁が供えられた。

大黒様を祝うのは庄内特有かも知れない。この日はブリコ入りハタハタ(雌)がどんと高くなる。以前、ハタハタの漁場が荒れ、ハタハタが獲れない時期が続いた。この時は韓国産まで飛び出した。保護もあり、豊漁とは言えないが、ようやく普段並みに獲れるになった。日本海が荒れる時期に、ハタハタの群れは産卵の為に秋田や庄内浜にやってくる。酒田北港の離岸堤では、太公望達がそれを待ちかまえている。せっかく増やしたのにと隣県からも非難の声を受け、網ですくったり多数獲りは禁止になり、普通の釣りだけで獲るようにと言われている。

お昼休みに家に行ったら、お裾分けのハタハタがバケツに入っていた。船で獲れたもので、雌は高値で売れるが、雄はガクンと落ちるので貰えたらしい。湯揚げにすると幾らでも食べられる。昔はブリコ(ハタハタの卵)が嬉しかったが、最近は雄の白子入りの方が嬉しい。

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きーぷらんin九兵衛

2013-12-08 15:33:55 | 音楽・芸術・文学

7日、庄内地区の女性建築士達の団体である「きーぷらん」の望年会(忘年会)が、湯田川温泉の九兵衛で行われた。

いつも忘年会の宴会に入る前に、勉強会をしたり創作活動をするので、今回は3時に集合だった。酒田から大山を抜けて湯田川に入ると、温泉街のメインストリートが道路工事の真っ最中で、迂回を余儀なくされた。大きく迂回すると、温泉街を逆の方向から入る羽目になったのだが、見事に迷い、何度か方向の切り替えをした後に、九兵衛の傍を通って裏の駐車場に着いた。しかしこの道筋も駐車場も異様に狭い。これは後で問題になるだろうと一度旅館に入り、ロビーでメインの駐車場の場所を聞き移動した。

駐車場に車を止めて旅館に移動中に、Mさんの後ろ姿を発見する。今日の創作活動の教師で忘年会の幹事でもあるMさんだが、見事に旅館とはどんどん離れた方向へ歩いている。「おお~い、こっちこっち!」と呼び戻す。

集合時間を過ぎて、どうやら人数が集まり、今年は正月用のリースが始まった。

これは完成した作品を撮した物だが、フラッシュを焚いたり焚かなかったりで、色味がまるで違う。

結果的にはフラッシュが必要だったのだと気がついたのは、家に帰ってからだった。

いつものように、一人一人個性があり、先生の作品と同じに作る人はいなかった。

同じ材料を使いながらも、大きさもバラバラである。

もっとも遅く着いたのに、最も早く完成させた人もいる。

真ん中からぶら下がっているのは、藤の実である。しめ縄と水引を使用すると、立派な注連飾り風リースになった。

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宴会in九兵衛

2013-12-08 15:10:58 | 食べ物

湯田川温泉の旅館九兵衛は、女性に人気の旅館である。藤沢周平の定宿でもあったようで、彼に関する資料が沢山並んでいた。

この季節の土曜日ともなると、客の数が多いのだろう。宴会の開始時刻をあ~だこうだと取り決めする。他の団体と同時に開始すると、動きが取れないらしい。

この日のご馳走のお品書きは上の通りである。見た目だけでは判らない。食べても「どうやって作るのだろう。」と首をひねる創作料理だった。仲居さんに探りを入れるが、勿論判らない。女性達は自分達で造ったつもりで、あーだこーだとレシピを想像する。

前菜。奥がブロッコリー寄せで、ムースのように見えるのは、確かにブロッコリーは入っているのだろうけど、食感と味はチーズのようだった。

胡麻豆腐、軟らかいけど箸でつまみ上げられる微妙な硬さと、餡かけの塩加減が良かった。

庄内魚のお造り。かなり厚めの刺身がワッシワッシと載っている。

山形牛のしゃぶしゃぶ。この肉の量でギブアップする。

ズワイガニの身の下には、アボガドのカルフォルニアロールが2個沈んでいる。

見た目通りの天ぷら。実は撮す前に1個つまんでしまったのだが、それは左前の梅干しとヤリイカを海苔で巻いてあげた物である。右のやや大きいのは舞茸だった。どちらもパット見、牡蛎の天ぷらのようだ。土台になっているのはかぼちゃ。天つゆで食べるのではなく、庄内浜で採れた荒塩が用意されていた。

蓮根蒸し。一見そばがきに見えるのが蓮根で、粗めにおろしてある。百合根、銀杏、椎茸、鶏肉、白身魚と一緒に蒸した物を、ワサビで頂く。これもお腹がいっぱいになった。

麦トロロの麦飯はパスした。とろろ芋を細かく絹のように摺り下ろし、出汁であえて葱とアオサをかけたもの。麦飯は新米に押し麦を入れて炊いた物だったが、撮さず。プリプリの海老新丈の吸い物も、全部は食べられなかった。

別腹のデザート。それでも、ちょっと肩で息をしながら頂く。庄内麩のフィユタージュは、かりんとう味にした板麩をオーブンで焼いた物。牛乳のジェラートにシナモンと蜂蜜がかかったもの。奥は胡麻とココナツミルクのプリンで、これも濃厚だった。

この日はアルコール抜きで参加し、泊まらずに帰ったが、自分の年齢を考えて食べればいいのに、朝まで胃が痛いとゴロゴロ寝返りを打つほどの食べ過ぎだった。食べ慣れない山形牛が効いたものと思われた。

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んまい物

2013-12-06 09:32:40 | 食べ物

久しぶりに食べた酒田市高砂の三日月軒。ここはラーメンとチャーシュー麺しかない。これは普通盛。

山形市七日町御殿堰の庄司屋の蕎麦。

山形市七日町の御殿堰の井戸、もちろん飲めないのだが。きっと美味かろうと想像する。

美味いのか!? 買って試そうとは・・・手が出ない。買うなら左下かな。

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道路工事の現場へ

2013-12-03 17:46:38 | 建築・都市・港

酒田みちみらい女性の会で、国交省酒田河川道路工事事務所にお願いして、道路の現場視察を行った。

まずは、日沿道の酒田-遊佐間の進捗状況である。

地面に水抜きの為のプラスチックの板を突き挿す。この板の表面は長手に筋状の模様があり、それに伝ってと言うか毛管現象のように地下水を吸い上げるのだそうだ。

その上にネットをかぶせる。これによって吸い上げられた地下水は横へと移動する。移動した地下水は両側の排水溝で処理される。

敷かれたネットの上に砕石が盛られ、均される。高速道路を造る為に、土を盛り上げプレロード(沈み込ませるだけ沈み込んだら、削り取って道路にする)をしたものは見たことがあったが、その地下がこの様になっているのは初めてだった。

次に高規格道路、新庄酒田線の中の酒田余目間の現場へ移動する。

道路の部分は、土を盛って造られるが、その下をくぐる鉄筋コンクリートのトンネルのような物(函渠・かんきょ)を造る時には、沈まぬように杭打ちをする。その杭の鉄筋を型枠の中に入れていく。杭の長さは63mだそうだ。ひょえ~、随分と深い。庄内平野は地盤が悪く、これほどの杭の長さになった。

終盤に差し掛かった杭の鉄筋は、かなり太くなった。最初の方は建築の方から見ても、細いなと感じたのだが。

この管はコンクリートを打設する為の輸送管である。コンクリートが入る前には、型枠の中に水が入っており、その水圧で地盤からの変形を防ぐのだそうだ。コンクリート打設の時には、上から水を抜きつつコンクリートを入れる。

こちらはインターチェンジの為の道路である。土を盛り沈みこませるプレロードは、廻りの地盤に影響を与えないように、1日10cmづつ盛っていくと言う。これも随分と時間の掛かる作業である。

一般的な道路と違い、高速道路は計画から調査そして作業と、完成まで長い年月を必要とするのが少しだけ判った。これから寒い時期に入るが、本格的なコンクリート工事は始まったばかりだった。

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江戸闊歩

2013-12-03 11:21:48 | 

東京は恐い所だぞ。田舎もんは足の裏に水泡が出来るほど、歩かねばなんねぇ所だぞ。羽黒山の階段を登るよりも辛いぞ。

地図は、よっく見ねば迷うぞ。

江戸は、ハイカラな物がたんとあるぞ。

時間が余ったので、綺麗なおねいさんを撮しに、某イベントに潜り込む。

まさかのオーナー待遇で、フォルクスワーゲンのお菓子を頂く。

もうこの時間だと、立ち上がるのも億劫になった。疲れは3日を過ぎても抜けなかった。若くない事に気づかされた。

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