車から眺める鳥海山に初雪が載っていた。9月の末に寒波がやってきて、気温が11月の末並に下がった。前日まで半袖だったのが、長袖になってもまだ寒い。こんな天気は見たことがない。その日に月山に初冠雪が見られ、蔵王には霧氷が出来た。当然それよりも標高が高い鳥海山には雪は降っていたのだろうが、麓から確認出来ないと初冠雪とは呼べないのだそうだ。昨年よりも11日早く、例年よりも15日ほど早い冬(?)の訪れである。
そんなに急に冬が来られても、せっかくの楽しい秋が台無しになる。とばかりに、今日は市場へ行ってきた。山葡萄もハツタケもサルナシも並んでいた。先日「マタタビ」と名付けて売られていた「サルナシ」に、私はイチャモンをつけて「これはマタタビじゃない!」と抗議をしたが、店の人は聞き入れなかった。それなのに、今日はちゃんと「ナルナシ」の表示がしてあった。一盛り180円だったので、買ってきた。山に行けばタダなのだが、なにせガソリンが高い昨今だからだ。
割と粒が揃っていた。サルナシはマタタビと同じ種類である。ツル性の雌の木に実が沢山なる。ツルは他の木に巻き付き、垂れ下がる。サルナシを知る人はそのツルを引っ張ってこの実を採る。林道で傷んだサルナシのツルを見つけたら、それは実のなる雌の木と言う訳だ。サルナシはコクワとも言い、昔から食料や果実酒にされてきた。
味は甘酸っぱい。キウイフルーツと同じだ。マタタビの断面も似ているのだが、ナルナシの断面も、キウイフルーツとそっくりだ。違うところは、皮に毛が生えていないことと、小粒だと言うことだろう。秋が深まってきたのだと、感じる果物である。
そんなに急に冬が来られても、せっかくの楽しい秋が台無しになる。とばかりに、今日は市場へ行ってきた。山葡萄もハツタケもサルナシも並んでいた。先日「マタタビ」と名付けて売られていた「サルナシ」に、私はイチャモンをつけて「これはマタタビじゃない!」と抗議をしたが、店の人は聞き入れなかった。それなのに、今日はちゃんと「ナルナシ」の表示がしてあった。一盛り180円だったので、買ってきた。山に行けばタダなのだが、なにせガソリンが高い昨今だからだ。
割と粒が揃っていた。サルナシはマタタビと同じ種類である。ツル性の雌の木に実が沢山なる。ツルは他の木に巻き付き、垂れ下がる。サルナシを知る人はそのツルを引っ張ってこの実を採る。林道で傷んだサルナシのツルを見つけたら、それは実のなる雌の木と言う訳だ。サルナシはコクワとも言い、昔から食料や果実酒にされてきた。
味は甘酸っぱい。キウイフルーツと同じだ。マタタビの断面も似ているのだが、ナルナシの断面も、キウイフルーツとそっくりだ。違うところは、皮に毛が生えていないことと、小粒だと言うことだろう。秋が深まってきたのだと、感じる果物である。