無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

せつない

2008-08-29 11:03:35 | 社会
昨日の夜半から深夜にかけて、集中豪雨の速報が続々とTVで流れた。こちらでも雷がなったり雨が降ってはいたのだが、まさか日本各地でこれほどの被害が出るとは思わなかった。東北の太平洋側、関東地方、愛知周辺、そして鳥取島根も、驚くほどの雨が降った。特に愛知では1時間に140㎜を超えると言うのは、一体どんなものが想像も付かない。50㎜を超えるとバケツで水を撒けたようになるのは体験したが、それの3倍だもの、どんなに恐かったかと思う。最近の地球は変だ。確かにおかしくなってきている。

新聞のサイトで豪雨のニュースを眺めていたら、こんなせつない記事が目に付いた。夕張の石炭の歴史村の「ロボット大科学館」の解体の記事だ。夕張の救世ロボ、ユ-バロットがスクラップになって行く様が時間毎に写されている。なんだか、とても切なくなった。


朝日新聞の記事より
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日沿道

2008-08-28 09:32:18 | 建築・都市・港
26日に東京へ日帰りで行ってきた。何しに行ったかと言うと日本海沿岸自動車道路の建設促進大会の意見発表の為だ。道路の中期計画が10年から5年に変わった。これに乗らなければ、日沿道はズタズタのまま、私が生きている間に完成を見ないかも知れない。どうしても地方は等閑(なおざり)にされる為、関係者は焦っている。今回は原稿がうまく纏まらず、睡眠不足で右目がピクピク痙攣した。無事に終わってホッとしているけど、また別の団体からは悪者にされるんだろうなと思う。

本名がバレバレの荘内日報の記事より

帰りの少しの空き時間に、東京駅近くの新丸ビルと、駅と隣接している大丸の中を歩いた。新丸ビルはヨーロッパ調の豪華な造りになっていた。東京はこれでも採算が取れるんだろうな。大丸は新しくなって、今までの下町風大衆向けから、ちょっとだけお洒落になっていた。東京はどんどん変わっていく。
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クパのラフィア布

2008-08-28 03:38:46 | 音楽・芸術・文学
土手のスカンポ、ジャワ更紗~♪
この歌を聴いただけで、懐かしい気持ちになれる。世界各地で織られる布には、様々な特徴がある。ジャワ更紗なんて良いなぁ~と、ちょっと頭の隅にあったのだろう。事務所の玄関とトイレを隔てる所に、暖簾を掛けた。この暖簾は市内の家具屋さんで買い求めたインド製のものだ。色も柄もちょいと複雑で、白に近いベージュの布と2枚で一組の物だ。窓に掛けるカーテンが、厚手の布とレースの組み合わせになっているような物だ。インドには行ったことはないが、茶色の大地とカレーの香りが漂ってくるようだ。

さて、インドの布も良いが、それよりずっと素敵なアフリカのコンゴのクパ王国のラフィア布を取り上げてみたいと思う。8月8日から18日まで、横浜で「アフリカのリズムと布展」が行われた。残念ながら、私はこれには行っていない。終わってから知ったと言うか、忙しない日常と風邪の為に、知っていても行けなかったと言うのが正しいだろう。ただし、行けなかった事を非常に残念に思う。とても素晴らしい布が展示されていたようだ。

美しい世界の手仕事プロジェクトに詳しく載っている。5月にも行われたようだが、そちらは部族の絨毯と布に載っている。

このラフィア布は、単なる服地ではない。非常に作るのが面倒で、一人の人間が人生の中で5-6枚しか作れないと言う話もあるようだ。「生を彩る布・死を包む布」として作られていて、そのデザインは「本当に普通の人が作ったの?」と驚く程である。この柄はクレーやマチスにも影響を与えたと言われているようだが、きっと実物は、写真とは比べものにならないほど強烈だろうと思われる。機会があれば、今度は実際に見てみたいと願っている。
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帯のバック

2008-08-25 20:51:09 | 音楽・芸術・文学
「ぶんずのぼんこ」のかっちゃんが、帯で出来たデザインバックの写真を挙げてくれました。「腰の方へ回すと、帯のように見えるよ。」と言う話も、よく分かります。それにしても、一反木綿のTシャツが良い!!欲しい!

是非ご覧下さい。  ぶんずのぼんこ
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国内自給率

2008-08-25 13:12:02 | 食べ物
野草を食べようというキーワードからググると、以前の読売新聞の記事が目に留まった。もし食料の輸入がストップしたら、日本の食卓はこう変わると言うものだった。主食も米と芋が中心になり、2日に1度は麺が食べられるが、何と味噌汁も2日に1度、納豆は3日で2パックになると言う。魚は1日1切れが確保出来そうだが、卵は7日に1度、肉となると9日に1度だそうだ。戦後に戻ったような献立になった。農林水産省のHPより

ただ、これも1日2020kcal摂取できるとしての計算だが、実際にはそれだけ摂れる事は難しいだろうと見られている。読売新聞の記者が、「完全自給給食」4日間体験に参加した。その記事の一部が読売新聞の記事である。1日目から順を追って読むと面白い。ただし、実際に輸入がストップした時には、こんなに軽い事にはならないと思う。牛乳や卵、食肉の飼料は、輸入に頼っているのが現実だし、日本では生産できない香辛料なども、手に入らなくなるのは想像に難くない。恐い事に、醤油さえ、100%と言って良いくらいに大豆を輸入に頼っている。醤油のない和食なんて、想像できるだろうか。

金持ちは尚も贅沢に、貧乏人は食料を買えないで餓死する事が現実に起こると思われる。自らもプランターに野菜を植えるとか、山菜や野草を食べるとかしなければならない。そんな時代は、意外に早くやってくるかも知れない。ならば、美味しい物は今の内に、うんと食べておこう、そんなさもしい考えが頭を持ち上げる。
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一本でもにんじん♪

2008-08-23 18:06:46 | 音楽・芸術・文学
「笑っていいとも」の来週のゲストはなぎらけんいち氏のようだ。いつものようにタモリ氏が「お友達を紹介して・・。」と言うと、観客達が名残惜しくて「ええーーっ」と言う決まりになっているのに、タイミングがずれて「なぎらけんいちさんです。」「ええーーっ」になったのだそうだ。

なぎらけんいち氏と言うと、最近はタレントとしての姿しか見ていないが、彼を初めて知ったのは、あの有名な「泳げたいやき君」のB面の「いっぽんでもにんじん」の歌だろう。たいやき君の歌と共に、随分と歌ったものだった。「いちご、にんじん、さんだる、よっと、ごましお・・・6は何だっけ?」あんなに歌ったのに、やっぱり忘れている。

外で妹が手招きした。草を見て欲しいのだそうだ。見てみるとスベリヒユだった。これもTVの県民ショーで、山形県の人間は草を食べると放映されていた物だ。草の名前を「ひょう」と呼んでいたが、正式にはスベリヒユと言う。畑を作ると、これが雑草として蔓延る事は知っていた。昔、母がこれを採って食べさせてくれた。ちょっと酸っぱい味がして、子供の口には美味しくないと言う記憶が残った。

ちょっと酸っぱい味の記憶に、スカンポがある。「土手のスカンポ、ジャワ更紗♪」の歌のあのスカンポである。これは早春の手始めの赤い芽も、少し伸びた茎も塩漬けにして山菜として食べる。漬けなかった時には、冬になって買って来ても食べている。こちらではメジャーな山菜なのに、他ではあまり食べないと聞く。それはちょっと勿体ないと思う。おっと本題から外れた。土手のスカンポは、どうしてジャワ更紗なのだろう。更紗って、スカンポの何処に似ているのだろう。
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ティッシュの箱

2008-08-22 17:20:18 | 音楽・芸術・文学


昨年の11月に買ってきた古い帯を利用して、ティッシュの箱カバーを作った。車の中で使用する物だ。以前作った車用の箱カバーは、和風の花柄模様の縮緬の布を買ってきて作ってみた。端布の寸法を測ったら、ちょっと面積が足りない。そこで黒の縮緬も接ぎ合わせてみた。縮緬は引っ張ると伸びる。裏地をつけなかった為、カバーの中で箱が遊んでいる代物だった。しかも丁度その頃、何故かティッシュBOXの大きさが、急に小さくなった。同じ200pなのに、箱がコンパクトになって、尚更遊ぶようになった。箱は後ろの座席で、あっちへ行ったりこっちへ来たりしていた。その内、誰かがその上に腰を掛けた。箱は潰れ元に戻らなくなった。



半幅の帯を切り刻んで、手縫いの返し縫いで作ってみた。ミシンがあればすぐに出来るのだろうが、私のミシンは随分昔にご臨終になっている。母の足踏みミシンを広げるも面倒なので手縫いで始めたのだが、簡単に考えたのが甘かった。いやはや帯の布は非常に固い。なるべく縫わないで済む方法と思い、布と柄を有効利用した。出来るとすぐにアイロンも掛けずに箱を入れてみた。従ってブヨブヨである。



箱の入り口も、マジックテープとか、ボタンを着けると、縫う回数が増えるので、一番楽な収納方法を試みた。それがこの紐で結ぶやり方だ。
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寒い!

2008-08-22 11:43:05 | 動物・自然
昨日の最高気温が23℃だったそうで、実際は雨が降っていた為、体感温度はさらに低く、濡れている身体を乾かすエアコンも「痛い!」と感じる天候だった。雷はドンカンボッカン鳴り続け、TVには洪水警報が出たり消えたりした。8月なのに、吹く風は秋のようだ。寒さの夏はおろおろ歩き・・・宮沢賢治の声が聞こえてきそうだ。異常気象だと一言で片付けてしまうのは簡単だが、地球規模でも日本列島の中でさえも、地域差が生まれている。

今日の予想気温も低かったが、太陽が昇るにつれて蝉の音が聞こえてきた。今年は例年のような騒がしくて眠れない程の蝉時雨は聞けなかった。まだ8月だと言うのに、このまま秋に突入してしまうのだろうか。

2-3日前に、市場に行ったら何と山葡萄が並べられていた。あまりにも気が早くないだろうか。自生の物なら幾ら早くても9月にならねば色づきはしないはずなのだが、ハウス栽培だろうが、もうこんな季節になったのかと思うと、時間の流れの速さにただ驚いている。と言うか、去年の山葡萄のジュースがまだ何処かに残っている筈だ。腐ってしまったかも知れない、どうしよう。そんな事が頭の中にあったのか、買い物カゴに何故かワインが1本入っていた。人間不思議なものだ。

人間へのエネルギー注入とは別に、久しぶりにガソリンスタンドへ走った。毎月ガソリン類が値上げしているが、同じ月に入った時には、月初めより後半の方が安くなるようだとの話を受けて、セルフのスタンドで機械に1万円を入れた。軽油満タンとパネルをタッチして給油を始めたが、満タンにならなかった。ええーっ!1万円ならお釣りが来ると思ったのに、私のボケ頭の中では軽油が110円の時代で止まっていたようだ。

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残念!

2008-08-20 09:05:50 | 社会
北京オリンピックに出場していた陸上走り幅跳びの池田久美子選手が、残念ながら予選敗退になった。本人の持つ日本記録が6m86、オリンピックの決勝進出の記録が6m75だもの、飛ぶ毎に記録を塗り替えていく上り坂ならまだしも、実際は難しかったと言うことなのだろう。最後のファイルも惜しかった。残念だったね。でもよく頑張ったね。

もう一つ残念な事は、この池田選手の応援に酒田市長以下4名が公費で応援に行った事だ。その費用が216万円。友好都市の唐山市のへの訪問もかねての事だというのだが、相変わらず一人頭の経費の高いこと。応援するなとは言わない。応援するのは結構で、どんどんやって欲しい。ただ、自費で行ったらどうだい。それとも応援団を組んで市民に補助を出して一緒にいったらどうだい。酒田市は財政難で、学校の耐震診断も出来ないくらいなんだろう。子供の安全よりも外遊を優先したって事なんだな。
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私は馬鹿ね♪

2008-08-17 11:09:08 | 自己紹介
ただいま夏風邪の真っ最中!風邪なんて、冬に罹るものだと思っていたから、さー大変。クシャミ、鼻水、咳が止まらず、ティッシュの山が見る間に出来ていく。何処にも行かず、引きこもりの夏休みだったような気がする。暑いからと油断したのがいけなかった。皆様も気をつけて!

ブファ~クション!!ゲホンゲホン!!CRTに飛沫がかかって、水玉がキラキラしてます。綺麗だわ!←汚いに決まってるだろ。
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携帯でぱちり

2008-08-14 16:44:41 | 音楽・芸術・文学
市内でちょっとした会議があって、港南学区のコミュニティセンターに行った。集合時間を間違えた私には、会議が始まるまで若干の時間があったので、ホールのガラスケースに並んでいた、手作りの小物を写してみた。学区内の様々なグループが、ここのコミセンを利用していて、体育館では踊りの練習の真っ最中だったり、何処かの部屋からはハモニカの音も聞こえてきた。このショーケースに並んでいる小物も、そんなグループの一つが集まって作った物だろう。



上の方の縄や棒が着いている物は、木綿の布で作った干し柿と、カレイの干物のようだ。布の模様をどのように使うかで、雰囲気は違ってくる。こまめにヒレもちゃんと作ってあった。籠の中には、縮緬を使った花が入っていた。同じ花でなく、1個1個違う物のようだ。中には和菓子と見間違うほど、美味しそうな作品もあった。



こちらの皿に載っているのは、鮎のようだ。こんなに沢山鮎をどうするのだろう。立体的な物を使ったタペストリーも面白そうだ。
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携帯でぱちり

2008-08-12 17:34:32 | 動物・自然
国道13号線を走り、陸橋を下ると、前方に村山の道の駅が見えた。建物の後ろの畑の一角には、遠くからでもはっきりと見えるオレンジ色の花畑が出来ていた。思わず車を駐車場に入れて、花畑の所まで走って見に行った。オレンジ色と黄色のコスモスのような花が見事に咲き乱れていた。遠くにはヒマワリも並んでいる。ヒマワリは残念ながら、全部向こう側を向いていた。それなら、思い切って向こう側へ行けばいいのに、そこまでする根気もなかった。

あまりに綺麗なので、写真を写すことにした。カメラがないので、携帯で3枚ほど写してみた。自慢ではないが、携帯で写すのは慣れていない。出来上がった物は、1枚は自分の指が、1枚は地平線が斜めに写っていた。一番難の少なかった物を載せてみようと思う。これは構図が横の方が良かったのかな。それにしても綺麗な花だ。



携帯って、馬鹿に出来ないほど解像度が高いんだね。
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お盆の用意

2008-08-10 21:55:32 | 社会
市場に行ったら、丁度お盆の飾りが沢山売られていた。八百屋さんに御願いして写真を撮らせていただいた。「値段も写って良いのか。」と聞かれてので、そのままで良いと、ブログに載せるのだと言ってシャッターを押した。



2段目左から、白いナス、トマト風パプリカ?、小さな青りんご、カボチャ、飾り、ホオズキ、ハマナス。上の段には同じく飾り物で素麺があった。この他にも山梨があったが、売り切れたのだそうだ。これらを糸に吊したりして飾るのを見たことがある。お盆の飾りは宗派と地域によって物が違うと思う。我が家では浄土真宗の為にこのような飾り物はしない。飾り物には関係ないが、右下のオクラの390円は、箱毎の値段になっている。その他にも夕顔のでかいのが一本100円だった。季節柄ナスなどは、これでもか!と言う程多量に安く買えるのが市場なのだ。



ほおずきやハマナスも飾りに用いる。ほおずきは、子供の頃に、中身の種を取って、口に入れてグチュグチュ音を鳴らして遊んだものだ。この店で売られているほおづきは、大きくて立派だった。それでも1個80円は高いなと思う。最近は食べられる甘いほおづきもあると聞いた。甘いトマトのような味だとも聞いた。ちょっと食べてみたい。
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寄付

2008-08-10 10:18:47 | 社会
日本の景気が下降を始めたなんて、政府が発表する前に、とっくに実体験している。原油高の狂想曲が流れた頃に、何とか手立てを考えなければならない筈なのに、自分たちの政局ばかりが頭にあるのだもの、何ともならない。庶民が出来る防衛策は、無駄なことは省く事につきるのだろう。それが消費の低迷を招き、因って不景気はスパイラルする。

先行きの不透明な中、来年の10月に建築士会の全国大会が山形で開催される。沢山の人を集まる事を、一時期でも良いから地方の活性に結びつけたいと思う。それにしても先立つのが開催の為の資金である。過去の全国大会には億の費用がかかったと聞く。建設業界の不振と共に、連合会でも全国大会の規模を縮小し、5000万円程で行うようにと計画を練っている。出来るだけ自分たちで運営できればと思っていたが、やはり大手の旅行イベント屋にはかなわない。ホテルやチケットの手配など、地元の観光会社では太刀打ちできないのが現実なのだ。

大会の運営費は、連合会からの補助金の他、東北ブロックや協賛会社の協力金や広告料、大会への参加費などで賄われるのだが、不景気の最中地元企業からの広告料を集めるのは大変だろうとの意見が出た。そのため建築士会の役員会では、理事は2万円、常務理事は5万円、副会長は10万、会長は未定の寄付金徴収が可決された。わぉ、副会長を固辞していたAさんにはボランティアの役割が天こ盛りの上、10万円の出費は気の毒だ。私だって笑って見ている場合ではないのだが、生きる金の使い方をして行かなければならない。身内でこんな事を言ってはいけないのだけど、全国大会って、本当に必要な物だろうかと考えさせられずにはいられない。

私がいつもお邪魔しているブログで、面白い記事が載った。いつも世の中を様々な方向から切ってくれて、非常に参考になる物が多い。今回も「あっ」と思わせる内容だった。ぜろだまBlog
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ワラビ

2008-08-06 13:59:31 | 動物・自然
山小屋を建てた林へは、ある村を通って林道に入る。この林道は終点があり、他の地域への抜け道はない。つまり、この林道は村の山持ちの人の為だけにある林道になる。林の中で一番多いのは杉林である。道路からだけしか眺めてはいないが、下刈りも間伐も枝打ちも綺麗にされている。土が肥えているのか、山菜も大きいようだ。ウドもかなり背が高くなり花を咲かせている。道路の路肩も草が刈られ、道幅は広くなっている。草が刈られたお陰で、8月のワラビがヒョコヒョコ顔を出している。

作業を3時に終わらせ、現地で解散すると、一人は帰宅し、一人は小林温泉に、私は残って道ばたのワラビ採りをした。作業で疲れていたのと、先日某現場で床をぶち抜いて怪我した脚に、さらに桁材を落として追い打ちをかけた。それがズキズキと痛む。腰をかがめると汗ばんだシーパンが、脚を締め付ける。ウッとかアッと言いながら、一握りの収穫を得た。

昨年建物の引き渡しをした、飛鳥のSさんの所で、美味しい料理をご馳走になった。それはワラビと烏賊で、ご主人得意の簡単料理なのだそうだ。「酒の肴にいいだろ、何バイでもお代わりできるだろ!」と仰る通り、口当たりの良い、とても美味しい料理だった。是非作らねばと思った。

数日前、NHKの「試してガッテン!」で、烏賊を柔らかく美味しく食べる術をやっていた。烏賊の天ぷらは揚げ時間が7秒で充分。烏賊の中の温度が60度になると丁度良い固さになるのだそうだ。それ以上温度が上がると、どんどん固くなるだけだと言う。烏賊を茹でるときは、切らないで丸のまま、水から茹でて膨らんだらOKと言う物だった。ええ~、そんな短い時間で良いの?生臭くなるんじゃないのと思ったが、刺身用の烏賊を使えば良いし、長い時間茹でると固くなるのは誰でもが知っている。今回はその方法を試そうとした。

ワラビは灰汁抜きをし、柔らかめに茹でて冷蔵庫で冷やしておく。
烏賊も茹でて輪切りにし、冷蔵庫で冷やしておく。
濃いめの蕎麦つゆも冷やしておく。
ショウガを摺りおろし、蕎麦つゆに材料を入れて混ぜる。

教えて頂いたSさんは、特別の蕎麦つゆを使うようだが、私は毎日昼に食べる我が家の蕎麦つゆを利用した。暑い夏場には、冷たいワラビは美味しい。ショウガも入っているので爽やかだ。これに七味を加えると、さらに味が変わる。多分、味は想像できると思うのだが、食べると実に美味しい。食卓に上げるとあっという間に食べてしまった。ワラビも烏賊も柔らかく仕上げるのがミソのようだ。
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