無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

庄内三十三観音霊場巡り

2010-05-31 16:26:14 | 社会
一昨年、四国を訪れた際、同じホテルにお遍路さんが泊まっていた。白い装束もなかなか決まっていて、よほど隠し撮りしようかと迷った。お金と時間と気持ちに余裕があれば、四国を廻ってみたいものだと思う。四国の霊場は八十八カ所もあり、かなりの山の中のお寺もあるのだそうだ。Tetsさんも全部を制覇しているが、私の一番身近なところでは、TVの「水曜どうでしょう」の番組の中で、時には過酷に、時には道草を喰いながらの霊場巡りは、観ていて面白かった。

酒田の台町の散歩の途中で、弁天さんから観音さんに抜ける道を歩いていると、観音さんに第二十番札所と書いてあるのが目に止まった。この辺にも札所があるのかと、その時はぼんやりと思っていた。

先日、ローカルニュースの中に、庄内三十三観音霊場が出て来た。シリーズで流しているだと思うのだが、丁度、第三番の三ケ沢の善光寺だった。善光寺は庄内藩酒井家の御守で、ご本尊が慈覚大師の御作で素晴らしく、ナントカと言う大きなお寺の何百年祭の時に、貸し出しした事もあると、総代の方が話しておられた。話の中身はすっかり忘れてしまったが、庄内にも霊場があるのだと言うこと、今年が開創三百年祭の特別な年で、これに併せて様々な催しがある事を知った。



こんな時には、すぐにググッてみよう。四国へ行かずとも、庄内に三十三カ所もあるんだと感心していたら、その他に首番と番外もあって、正確には三十五カ所らしい。庄内も広範囲に点在していて、車で廻っても何日もかかりそうだ。この札所巡りは、庄内の人間に限らず、関東からも大勢の客が来ているそうだ。観音さんのある場所には、朝早くから大型バスが横付けされ、お遍路さん達が降りてくる。各札所には、グッズもあり、関係者から話を聞くだけでも面白いそうだ。

庄内札所三十三霊場・開創三百年記念ご開帳
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今年の木の実

2010-05-31 14:18:45 | 動物・自然
寒い春を迎えて、稲の生育の遅れが心配だ。庄内平野においても、まだ田植えが終わっていない所もあったのだ。野菜は、収穫までに長い時間を要しないので、何とかビニールなどで保護すれば持ち直すのではと思う。果樹はどうなのだろう。



渋くて食用には向かない大島桜のさくらんぼは、順調に育っている。少しづつ太ってきたように見える。散歩道の土の上には、風や生育不良で振り落とされた、色づいた小粒のサクランボが沢山落ちていた。マッチ棒に見えるのもある。



山王森には、紅梅白梅の観賞用の梅の他、実用向けの梅の木もある。今年の生育はどうなのだろうと、梅林に行ってみた。どう見ても不作である。枯れ枝のように見えるのは、花芽が沢山付いていた枝だった。蕾がつき、花が咲いた時に、雪に見舞われたり寒波にさらされて、花が散らずに乾燥したまま枝に残っているのである。受粉したかなんて段階ではない。まったく実の付いていない木もあった。実が着いても1本に2個か3個。ここだけが特別なのか、庄内全体が悪いのか判らないが、今年の梅干しは高くつきそうである。
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ラジオ体操 第4

2010-05-30 15:00:04 | 社会
子供の頃、夏休みになると、毎朝持地院さんの境内に行って、ラジオ体操をした。小さな紙に日付けの欄があり、参加しただけ判子を押して貰う。いっぱい貯まった最後の日には、ノートや鉛筆を貰ったような記憶がある。ラジオから流れてくるラジオ体操の曲を聞くと、身体が覚えているのか、自然に動いてくれる。ラジオ体操第1なら、間違いなしに動けると思う。第2の方はちょっと不安だ。

そのラジオ体操だが、第3と言うのがあったのだそうだ。知らなかった。YouTubeで音源のレコードとちょっとした動きを見た。こつを掴むまでは難しい。

さらに、最近になって、第4があると聞いた。「冗談だろう、あんなのは出来ない。」と話題になっているので、これもニコニコ動画で見てみた。YouTubeでも見ることが出来る。わぁー、これは万人向きではない。新体操か。中国雑伎団並の演技だと思う。これはどうもNHKのラジオ体操ではなさそうだ。

ニコニコ動画  You Tube
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講習会

2010-05-28 15:56:21 | 建築・都市・港
5月28日、鶴岡市商工会議所のホールで、「建築確認手続き等の運用改善」の講習会が行われた。午前中には、小規模建築用(木造住宅など・4号確認)、午後からは一般建築物用の確認の手続きの簡素化を、マニュアルを元にしながら講習を受けた。これは、平成22年1月22日発表された物で、6月1日から施行が始まるものだ。姉歯事件依頼、建築基準法の改正が行われ、あまりに厳罰化した建築確認審査が行われたために、建築業界の動きがストップした事があった。建築確認の作業が数ヶ月もかかり、工事は着工できず、確認変更おろか受付さえもさせて貰えなかった。それが全国的な流れになったのだ。それを改善するために、いかに迅速化、簡素化することに今回は重点をおいている。また、既存不適格建築物に増築する為の緩和の説明も同時に行われた。

感想:
午前と午後両方に参加出来た人はラッキーだったと思う。午前中の4号確認では、設計事務所に限らず、工務店の人にも解るような事細かな資料も付いていた。既存不適格調書や現状の調査書の記入例もしかり、懇切丁寧な参考図面も添付されていた。
午後からの一般建築物になると、構造計算判定などに重点をおいたのか、解る人には解るだろうと、マニュアルの通しの説明を急いで済ませただけのような気がする。勿論参考資料も図面もない。この差は何だろう。気の毒だなと思った。

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次に、山形県住まい支援制度説明会のお知らせより

内容:住宅に対する支援制度について
   (山形の家づくり利子補給、山形県住宅リフォーム資金融資)
   住まいの地震対策について
   住宅金融支援機構のフラット35について

日程:平成22年5月31日 10:30-12:00 最上総合支庁講堂
   平成22年6月1日  10:30-12:00 置賜総合支庁講堂
   平成22年6月8日  10:30-12:00 庄内総合支庁講堂
   平成22年6月14日 10:30-12:00 村山総合支庁講堂

事前の申し込みの他に、当日誰でも参加が可能
問い合わせは山形県 県土整備部 建築住宅課 住宅宅地担当 高橋・外塚
TEL:023-630-2641 FAX:023-630-2639
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雀のお宿

2010-05-27 13:10:59 | 動物・自然
数年前から、雀の数の減少が問題視されていた。10年前の1/10だとする説もある。特に都会で顕著だとする理由の中に、住宅の屋根瓦の減少があり、営巣する所が少なくなったのと、自然環境の破壊(?)で、食料が獲れなくなった為ではと言われている。

昨年、それを聞いて独自に「雀の個体数増加作戦」なるものを立ち上げて、ホームセンターから多量の鳥の餌を買い込んで、餌付けを行った。しかし、山王森の芝生が餌の殻と鳥の糞で汚れただけで、格別に数が増えたようには見えなかった。秋になって雀が田圃に出稼ぎに行くようになると、見事に忘れられていった。



昨日、山形の帰りに、高速道路の寒河江サービスエリアで休憩を取った。施設の左右にある入り口には、バリアフりーの為の駐車場が屋根付きで設置されている。これは雪国ならではの物だと思う。その下を通りかかると、威勢のよい雀の声が、あちこちから聞こえた。見上げてみると、屋根の雨樋と梁の隙間付近で、屋内側から何羽も雀が出入りしている。出入りする度に聞こえてくるのは、ヒナの声だ。雨樋は屋根の両側にあって、直接に巣は見えないが、はみ出たワラくずから察するに、かなりの数の雀の団地になっているようだ。こんな場所があるのは、有り難いなと思う。サービスエリアの関係者も知っているのだろう。汚れるからとの理由で、排除して欲しくない。ツバメの営巣よりも、ずっと小綺麗に、雀達は住んでいるようだ。
頑張れ、雀達!
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色んな意味で寒い

2010-05-27 12:19:21 | 動物・自然
今日の最高気温は、平年よりも8度ほど低いのだそうだ。それに、これから1週間は低温が続くと言う予報だ。庄内平野での田植えはほぼ終わったが、内陸では苗の成長具合と低温の為に遅れて、もう待てないギリギリの線に来ていると言う。TVのローカルニュースで、冷たい雨の中で田植えをしていた農家の人が、このまま低温が続くようであれば、稲は壊滅かもと話していた。昨日はどうしても、某局のローカルニュースを見る必要があって、夕方TVに齧り付いていたのだ。



25日は、山形市で山形県建築士会の総会があって、酒田支部の面々と一緒に久しぶりにバスに揺られた。朝には小雨が降っていた。内陸では小雨ですまなかったのかも知れない。国道47号線沿いの最上川は、水かさがかなり増していた。午前中から役員会があり、午後に総会と懇親会が続き、家に帰ったのは夜の9時になっていた。



翌日の26日には、酒田港女みなと会議で、吉村県知事にご挨拶と酒田港の重要港湾の存続の要望をする為に、朝の7時半に出発する。この時には高速道路を走った。これは112号線に降りたあたりの月山道路の風景だ。雪が残り、ガスが掛かって寒かった。この日は一日中、しとしとと雨が降っていた。県庁での県知事との懇談の際には、各報道へ記者クラブを通じて流していたので、某TV局がカメラをスタンバイさせて待っていた。



国の重要港湾も仕分けの対象になったのか、現在103港ある重要港湾を40港に減らそうと言う動きがある。残念ながら昨今の経済の不況のせいで、酒田港の貨物の取り扱い量は60位まで落ち込んでいる。交通の不便さもあり、山形県内の貨物の25%しか酒田港で扱えていない。もし、仕分けの対象になり、重要港湾から外れると、国からの予算は何分の一かに減り、防波堤の拡張はおろか、港の浚渫の費用にも影響が出てくる。港湾の仕事を中心にしていた建設会社は倒産し、地域の経済にも大きく影響してくる。酒田港は、益々大型の船舶が入港出来なくなり、取り扱い貨物は秋田港や新潟港へ運ばねばならなくなる。国の出先機関の港湾事務所は廃止され、山形県にはきちんとした港が無くなり、山形県全体の経済も落ち込む悪循環にとなるのだ。

と、言うわけで、重要な要望を知事に行ってきた。ただし、知事も国に要望する立場に変わりはない。港の応援団として、地元の声を届け、共に戦おうとする話合いであったのだ。TVのニュースは、酒田港の映像も含めながら、重要港湾がどのように地方にあって重要な物なのかをうまく報道してくれたと思う。1人でも関心を持ってくれれば、1企業でも多く酒田港を使ってくれれば良いと望む。そして、私はそんな重要な事柄と共に、個人的に自分がどんな風にTVに写っているかが、ちょっぴり心配だったのだ。←こらこら


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吉村 昭

2010-05-25 06:43:25 | 音楽・芸術・文学
水戸部さんの偲ぶ会の準備中、思い出ノートの作成の為に、昔の写真をチェックした。水戸部さんの広い交友関係の中に、吉村さんがおられたので、お招きして講演会を行ったのは、2001年の事だった。私の元にデジタル画像はない。当日私の仕事は子供達の港の絵画展の係で、その他にも受付だったりと細かく動いていて、落ち着いて吉村さんのお話を伺った記憶もない。



吉村さんは、新刊を出されたばかりだったので、その本について述べられたのではと思う。



元々、山形県の議事堂だった文翔館は、音の響きもあり、講演会には聞きづらいと言った印象が強く、難しい話をされたのではとの記憶も残っている。大河内氏との対談の方が面白かった。



その時に受付で販売していた書籍の中で、講演のテーマになっていた「島抜け」を購入する。



内容は、島抜けの他に短編が2編あった。不勉強な為、吉村昭氏の最初の出会いがこの「島抜け」で、何だかとても重い題材だった。あがいてもあがいても人並みの生活に上がり切れない庶民の姿があり、他の文章もそれに引きずられたのか、読み終わった後にため息が出て、それで終わりになった。

文学者との付き合いの切っ掛けは大事なのだと思う。とは言うものの、私の遠藤周作との出会いが「私が棄てた女」なのだから、何をか言わんやではある。吉村作品も、もう一歩踏み込めば視点が変わっていただろうに。私は、遠藤周作から北杜夫、筒井康隆、小松左京、星新一と続く、ぐちゃぐちゃのSFワールドに嵌っていくのである。
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祈祷

2010-05-24 12:53:40 | 社会
天童の某現場で、竣工式と祈祷が行われた。神主さんはと言うと、羽黒山の山伏さんだった。羽黒山の山頂で家内安全の祈祷を受けたことはあったが、建築の為の祈祷は初めてだった。

暑い日だった。少し遅れて始まった祈祷は、地鎮祭兼上棟式兼竣工式を併せたもので、そのせいか、若しくは宮司さんが心を込めて祈ってくれたのか、ものすご~~く長かった。

羽黒山を含む出羽三山神社は、明治以前には神社と仏閣が混合されており、今でも建物のあちらこちらに、卍の文字が残っている。今回の祈祷も、普通の神社の祝詞とは違って、般若心経も混じっていたのに驚いた。山伏さんの声も素晴らしく通る。小柄な身体からは想像も出来ない太い声で、祝詞は続いたのだ。正面に小さな神棚を祀り、中に入っているのは伊勢神宮の御札だった。そのお伊勢さんを始めとし、出羽三山神社も含め、延々と神宮や神社の名前を読み上げながら祝詞を行った。どこまで同じ調子で読み上げるのか、日本国中の八百万(やおよろず)の神の神社を総ざらいするのかと思うほど、一時間は優に過ぎるほど続いたのだ。



最後に、出席者の家内安全も願って貰い、皆の頭の上からこんな可愛い紙吹雪(きっと名前は正式な物があるのだと思う)を撒いてくれた。あんまり可愛いので、椅子の上に落ちた物を少し頂いてくる。

お伊勢さんの札を眺めていたので、遷宮のことが思い出され、宮司さんに聞いてみた。「今年の五月に行われるよ。」との事だった。数年先かと思われたが、時間の経つのははやいものだと思った。

あらら、本格的な遷御は伊勢神宮・遷宮行事一覧 平成25年となっているんだけど。
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後の祭り

2010-05-24 11:00:49 | 建築・都市・港


3日間続く酒田祭りの最終日、朝早くから天童と山形市へ向かう。2時過ぎに向こうを発ち、寄り道をしないで真っ直ぐに帰る。それでも事務所に着いた時には4時を回っていた。今年の祭りは珍しく上の神宿と下の神宿が非常に近い。私はそれを見たいと思っていた。神宿も今日が最終日なので、カメラを持って5時前には飛び出し、走って上の神宿に向かった。



上神宿は、酒田市御成町にある浜畑会館で、本間美術館の近所にあり、以前に道歩きの時に見かけていた。



「こんにちは」と声を掛けると、「上がって、御神酒を飲んでいって下さい。」と呼ばれる。夕方にもなり、お祭りの反省会とご苦労様会を行っているのが見て取れたので、お礼だけを言って次に向かう。



下神宿の会場の祖父山会館は酒田市中央東町にあって、浜畑会館から妙法寺の墓地の脇を通ると2分ほどで着く。会館の真ん前は墓地だ。その墓地の廻りは、似つかわしくないほどの華やかなボンボリで飾られていて、さぞかし先祖達も楽しんでいることだろうと思った。



私は今まで、上と下の神宿を比べて見た事はなかった。もしかすると幼い頃に祖父に連れられて見て歩いた事はあっただろうが、子供の頃の祭りの記憶は神宿ではなく、何と言ってもサーカスや屋台、出店の賑わいに心が躍る。そんなものだろう。



上の日枝神社と、下の日枝神社では、実際に神社の大きさも氏子の数も違う。氏子の家から家宝を出して眺めて貰うことで、神宿は行われるのだ。上下で、展示されている物と数に差があるのは、仕方のない事だと思う。ここでは、奥に飾られている三種の甲冑に目が行った。



こんな面白い絵旗も飾られていた。



眞量院さんと学仙院さんの間をぬい、海晏寺さんの脇を通って中町の方へ向かう。酒田には寺町があり、沢山の寺が並んでいて風や砂の緩衝地になっている。この杜のお陰で火事の延焼も防げる町づくりになっているのだ。



緑のなかを抜け、桜の坂道を降りて賑やかな方へ向かう。



いつもの酒田祭りでは、植木市はたくみ通りに並んでいるのだが、今年は一番賑わう中町に並んでいた。出店は繋がっている方が賑やかだし、観客にも親切なのだと思う。



さくらさんに見せたいと思って撮した一枚。サクラソウは平均的に一鉢500円だった。奥に黄色のサクラソウがある。さくらさんなら、「これは外来種で、こんな物はサクラソウではない!」とこっぱみじんに叱られるだろうとの予測の元で撮ってきた。



昨年は柚子が欲しくて植木市で買い、重い鉢を妹と代わる代わる運んできたが、今年は取り立てて欲しいと思える植物はなかった。変わった物では、原種のチューリップと名札が着いていたので、隠し撮りをする。



初日の宵祭りと本祭りの午前中は雨に祟られ、人出の数の心配もしたが、最終日の夕方にあって、この人数は多いなと思った。特に高校生が多い。スポーツの県大会の予選や中間テストもこの時期ではなかったかと思う。最終日は金曜日、ほっと一息着いて祭りを見る余裕も出来たのだろう。



もっとも写真を撮りたいと願っていた山鉾は、市役所の駐車場で解体作業が行われていた。立山鉾の土台部分が、想像よりも大きな鉄骨で組み立てられていたのを見て、総重量を想像する。そんな所が祭りの裏を見るようで面白かったのだが、ああ、もう大山鉾も、可愛いと言われた3つの小山鉾も、バラバラになっていた。もっと早く撮せば良かった。これが本当の「後の祭り」なのだ。

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酒田祭り

2010-05-19 21:04:37 | 社会
今日から酒田山王祭が始まったのだった。いつもなら、この時間には町を闊歩して楽しんでいる筈なのに、連休後の様々な催しの為に時間が費やされ、仕事に支障をきたしてしまった。おかげで、他の人に迷惑を掛けている。せめてもの罪滅ぼしに、遠くから流れてくるお囃子を聴きながら、仕事をしている。



そのお囃子がどんどん近くなってきた。あれれ?と思う間に家の前の道路から聞こえる。窓を開けて覗いてみると、山王さん(日枝神社)の神事の行列が練り歩いている。急いでカメラを持って外へ出た。小雨の降る中、皆さんが傘を差しながら行列で歩いている。あまりの暗さにフラッシュを焚きながら、「お疲れ様!」と声を掛けると、宮司さんも会釈をされた。




何故、この道を巡行されているのだろうと、父に聞いたら、来年がこの町内の受け神宿に当たっているのだそうだ。わぁ、大変だ。我が家でも過去に神宿を行った事があるから、よく判る。最近の酒田の旧市内は、ドーナツ現象が進んで人がおらず、神宿を受ける町内が減って合同で行うようになり、回ってくる回数がどんどんと多くなった。稚児行列も子供がおらず、他の地区から借りてくるようになった。酒田祭りは、開催する方法を考えないといけないのに、神事だから氏子がするのだからと、なおざりになっている。



雨の為か暗い。お囃子を目がけてシャッターを切るも、提灯の灯りも写っていない。
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大島桜

2010-05-18 11:22:05 | 動物・自然
桜餅の塩漬けの葉が、大島桜だと教えて貰った。大島桜なら、山王森の並木道となっている。ソメイヨシノよりも若干遅く開花する。幾分白い花が葉と同時に咲き始めるのだ。



この桜は成長が速い。見る見る大きくなって、もうすっかり手の届かない大木になった。
何故、手が届かないかと言うのは、これに熟すと黒くなる小さめのサクランボがなるからだ。




今日の大島桜

食べて美味しいサクランボではない。色が濃いので、果実酒にしようと枝に手を伸ばしたのだ。色も香りも豊かな果実酒が出来た。それが木の背が高くなって、じきに届かなくなった。地面に落ちたサクランボは、殆どが虫食いで実用にはむかない。今は眺めるだけの大島桜なのである。



風邪のせいか、くしゃみが出る。もしかして、クロマツの花粉も影響しているのかも知れない。この時期になると、道路も水たまりも黄色になるほどの、花粉が飛ぶ。家の中もザラザラになる。
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春のなごり

2010-05-17 15:35:45 | 動物・自然
ようやく平年並みの気温に戻った。咲き始めていた黒いチューリップは、寒さと風に煽られ、軒並み倒れた。大元の茎が倒れたまま、蕾の部分は起き上がろうとして、見事に曲がった。花瓶に生けても、捻れて好き勝手な方角を向いている。



白鷹町に行った時に写したアブラナ。廻りの背も高くなり、花も終わりの季節になった。



白鷹のリンゴの花。蕾が少し赤みがかっている。これはどんな種類のリンゴなのだろう。
先週、鳥海山から平田へ抜けるとて、スーパー農道を走ったら、刈屋地区を通った。梨の花が満開だった。残念ながら、時間も押し迫っていたし、自分の運転だったので、カメラに撮ることが出来なかった。白い梨の花と、赤味を帯びた新葉が、不思議な模様を作っていた。



Kさんと一緒に、山桜の花と葉の塩漬けを作りたいものだと話をした。いつ頃、どれくらいの大きさになったら良いのかが、見当着かない。花の塩漬けも、八重桜が綺麗だと思う。花を見ても、食べることに夢中なのは、健康な証拠かも知れない。
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小太郎

2010-05-16 17:02:12 | 動物・自然
妹夫婦の家に飼われていた、ハーフ猫の小太郎が、交通事故で死んだとメールがあった。身体の大きさは違うけど、2匹のコリーのお兄ちゃんだった。朝夕の散歩にも、いつも一緒だったと言う。短い命だったけど、あの家に飼われて幸せだったと思う。飼い猫になった時にはすでに、耳の中に住み着いたダニの為に、両耳の鼓膜が破れていて、音が良く聞こえない筈だと獣医さんに言われていたのだそうだ。何だか、とっても気が重い。

真夜中の決闘
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かけもち

2010-05-16 13:09:27 | 社会
5月14日、酒田港女みなと会議の座長だった、水戸部浩子さんを偲ぶ会が催された。本来なら、水戸部さんから直接、そのいきさつを聞く会を催す筈だった。元会員からも集まって頂いて、初回からの画像をパワーポイントで流しながら、それぞれの関わりや思い出を語って頂いた。それが終わって総会を開く。右肩下がりの経済の中、港を取り巻く情勢は思わしくない。

同日、午後6時過ぎに、鶴岡へ行った。建築士会鶴岡田川支部の総会後の懇親会へ出席する為だ。支部長の娘さん夫婦の車で送って頂いた。鶴岡支部も支部長が交代する。鶴岡は酒田と違って建築の仕事も多いようで、皆さん元気なのが見て取れた。



5月15日、今度は建築士会酒田支部の総会だった。酒田支部では3年前から総会をホテルで行うのではなく、酒田湊で繁盛した料亭で、今でも頑張っている香梅咲(かめざき)で行っている。ここは、昔一斉を風靡した夜の繁華街の旧台町にあり、総会や懇親会後に2次会に流れる絶好の場所なのだ。2次会では、料亭とは格段の差(?)がある久村で行った。久村は酒屋なのだが、店の横で一杯引っかける場所が、どんどん広がって居酒屋になった店である。2次会は、まさかと思うほど人が集まった。
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寒い!

2010-05-13 16:16:32 | 動物・自然
最高気温が10℃だもの、ストーブを着けないといられない。
冬の間の10℃なら、寒いなんて気温ではないのに、桜の散った後では身体に凍みる。まぁ、今年が始めてではない。例年桜の後に、1度や2度、ストーブの世話になる事もあるのだが、今年の異常気象は、やっとの思いで芽吹いた米も山菜も果樹も縮み上がっているだろう。農家にとっては気の毒だと思う。
私の風邪も、なかなか治らない。アルコール消毒も効かない。困ったことだ。
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