一般人を敵にまわすと、これだけ恐い見本のような毎日が続いている。
新聞やTVでしか、世の中の出来事を知らない人には、ネットのすさまじさは判らないだろうが、佐野デザイン・オリンピックエンブレムのパクリ証拠が、これでもかと見つかっている。サントリーのトートバッグでは、デザイン盗用が認められて、数点が廃止になった。あの時も、それを暴いたのがネット民だった。
エンブレムの審査員達は、なかなか白旗を揚げないどころか、あのデザインの前に別の原型があったなどと、やめれば良いのに発表した。それがまるっとパクリだった。
20世紀モダン・タイポグラフィの巨人ヤン・チヒョルトのヤン・チヒョルト展が 2013年11月01日 ~ 2013年11月26日、東京で開催された。
Jan Tschicholdのイニシャルだから 「J. T.」 デザイン監修は白井敬尚氏。作製は白井敬尚形成事務所。
白井氏のwiki引用→タイポグラフィを中心としたデザインに従事し、主に雑誌や書籍のブックデザインなどを手がけている。
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科教授。京都造形芸術大学、東洋美術学校非常勤講師。朗文堂新宿私塾講師。ミームデザイン学校講師。
しかも、このヤン・チヒョルト展には、佐野氏自らが出かけたと、ツイートしている。
詳しくはモナニュース
もう一つ。詳しくは保守速報では、新ネタが毎日UPされているが、プレゼンテーションで使われた画像が、ネット上の様々な所から持ってきた物だったことが、報告されている。例えばこれ
右下のコピーライト部分がブッチ切りされている。この場所は羽田国際ターミナルの搭乗カウンターである。搭乗口なのに、ウエルカムはないだろうと言う意見もある。この場所のプレゼンは他の垂れ幕があったが、それもまるっとコピーだった。
この左側のプレゼンでは、やっぱり個人のブログの写真が使われていた。
「バスが同じだ。」から、「雲の形が同じだよ。」が決定的な証拠になった。それに
この写真の下の部分を付け加えたものであるらしい。
もう細々とした物でも、あちこちで盗用されている。いったいこの佐野氏にはオリジナルはあるのだろうかと思える程である。デザイナーなら自分で絵を描くだろうし、写真だって撮ってくるだろう。それをネットで安直に見つけて、切り貼りしたようだ。
こんなに問題が広がって、ベルギーからの裁判では負けるだろうと言われているのに、まだJOCと審査員達は頑張っている。よほどまずいことがあるのか、もうバンザイできないほど多額の金が使われているのか。もうこんなオリンピックなんて、やらなくて良いと思う。日本の恥さらしも、ここまで来るのか。