無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

鳴門金時

2008-10-30 12:50:00 | 食べ物
約束通り、29日に宅配便で芋焼酎が届いた。早速お土産で配って、残りは私が頂くことにした。酒の肴はスギワケの煮付けで、近年毒茸に認定されたようだが、私は腎臓の薬は服用していないため、平気で食べている。今日のグラスは、薩摩の切り子にした。



これは清水屋デパートで、鹿児島展をやった時に買った物だと思う。切り子のグラスは幾つか持っているが、殆どが江戸切り子である。薩摩切り子でも、普通の切り子模様の物でなく、こんな絵柄の着いている物を選んでみた。



正面は南蛮人なのだろうか。



ちょっと回って、傘を掲げ持つ人。顔の色が黒い。



後ろには、遠めがねで覗いている人がいる。薄い紫がかったグラスだ。

追記:鳴門金時の焼酎でググッてHPを見てみたら、プレゼント応募と言うコーナーがあった。四国に行ったこと、呑んで美味しかったこと、宅配で送ったことなど書いて応募した。ところが・・・・。鳴門金時と言う焼酎は2種類あって、造り酒屋が違っていた。今更、「間違いました。」なんて言える訳ないし、そっとしておこう。
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3日目・鳴門から淡路島へ

2008-10-28 18:19:00 | 
2日目のホテルに帰る途中のコンビニで、買った芋焼酎が美味しかったので、まとめて買って送ることにした。包装紙と言うか、くるんだビニール袋がコンビニの名入りでは情けないが、必ずお土産屋にあるとも限らず、送り状に住所を書きとめる。昨日よりも幾分遅く、バスはホテルを出発して、大塚美術館へと向かった。



ここは大塚製薬が何十周年記念かの事業で建てたと言う美術館で、全て作品と同じ大きさにコピーした陶板で仕上げられている。実物大の美術全集のようなものだ。エントランスから長いエスカレーターを登る所などは、熱海のMOA美術館のようでドキドキしたが、本物は一つもないと聞いて大いに落胆した。



カッパドキアの修道院の壁画も、アヤソフィアの美しいモザイク画のイエスキリストも、まるでノッペラボーなのだ。現物と同じ色に仕上げた陶板を作る会社も、大塚製薬の系列の子会社らしい。1枚当たりの単価も非常に高いようだが、入場料大人3000円も払って、偽物のオンパレードを見るのには、正直言って腹が立った。広い館内も、建築的にもコレと言って得る物がなく、初日の大原美術館とは、コンセプトもまったく違うと、怒り狂う。



そんな中で、ようやく本物に出会えた。信じられない色の睡蓮が並んで咲いていた。



昼食を取ったお土産屋でままかりを撮す。買わないから、味見もせず、とにかく撮す。



ちょっと心残りなのは、カボスと金時芋である。この金時芋は美味しいのだそうだ。でも、重いから買わない。この金時芋で作った焼酎が宅急便で届く予定である。



「わんだーなると」に乗り込んで・・・。



渦潮に近づく。



海賊船に追い掛けられながら(嘘)陸から淡路島へ向かう。



北淡町の震災記念公園で、阪神淡路大震災の活断層の断面を見る。



係の人の説明によると、2000年に1度、この活断層は大きく動いていたのだそうだ。2000年前、4000年前の土壌が、その証明をしていた。殆ど同じ位置で大きくずれていた。丁度この活断層の真上に建っていた鉄筋コンクリート造りの住宅が、そのまま記念館として残されていた。ただ、ちょうどうまい具合に、建物を外れて断層が走っていた。塀は見事に破壊されていた。



鳴門大橋から神戸を抜けて西宮や宝塚を通り、伊丹空港に着いた。羽田にはジャンボで、庄内空港へはエラク滑走路で待たされたあげくに、大揺れのまま飛び上がった。四国では、温暖な気候の為、半袖で通せたが、庄内に着くとアラレ混じりの大雨に出迎えを受けた。こんなに気温に差があるなんて、風邪でも引かぬように注意せねばと思った。

本当に楽しい3日間だった。毎日、笑いに笑った。日常に戻るのに、リハビリが必要みたいだ。

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建築士全国大会・徳島大会

2008-10-28 16:37:07 | 
2日目は、本来の目的の徳島大会の会場へと向かった。会場はアスティ徳島で、なかなか素敵な大きな建物だった。写真を写さねばと心で思ってはいたのだが、約束の時間に到着せず、他の支部のメンバーは、踊りのリハーサルを始めているとの連絡に、慌てて楽屋入りをする。しかし、打ち合わせもすでに終わり、他の担当部署に散らばってしまっていた。そんな訳で建物の写真はない。



会場の前には、阿波踊りの衣装の綺麗なおネイさんが2人、記念撮影に応じていた。モデルだろうと思うほどの美人とスタイルだった。写真に写っていないもう一人の方は、身長が190cmもあろうかと見えた。写真の左からオレンジ色の袖が見えるが、これは山形県の花笠踊りに使った半被である。



外部には、受付のテントや売店の他に、舞台が設置され、歌や踊りが切れることなく続けられていた。



午前中に行われた建築士交流セッション「朝まで生テレビ」風の構成になっており、地域貢献活動から、住宅のバリアフりー改造の為の、地域と人の連携のセッションが行われていた。



こちらも、地域交流セッションで、耐震に向けた事例やらを、寸劇(多分プロか、劇団の人だと思う)に建築士も交えて、徳島ではどんな取り組みをしているのかが伝えられた。耐震診断は、全国でも行われている。その費用の補助もさることながら、後の耐震改修にも徳島県は多額の補助を出している。宮城県といい、中部地震を見越しての取り組みは偉いと思う。山形県は・・・以下自粛




女性部主催のワークショップ。LED(発光ダイオード)を使った工作のスペース。当日の予約でも小物の作成が出来る。胸にキラキラと輝くLEDの入ったコサージを付けた女性も多く見られた。女性委員会ではこのワークショップの他に、おもてなし連と題して、お茶のサービスコーナーも設けられていた。



徳島建築士会の半被の後ろを撮させていただいた。徳島建築士会の会員は、首に黄色のスカーフを巻いていた。これでスタッフだと言う事が分かる。黄色は大会のイメージカラーであり、うまい使い方だと思った。



昼食の弁当の左には茶飯、真ん中が寿司飯、右上がわかめ飯。中央上のちくわはまさしく竹に巻かれていた。独特の焼き竹輪だった。



本大会会場に入る。見たことのある方が頭を下げられて来賓席に座った。衆議院議員の後藤田さんだった。後藤田さんは徳島選出だったのか。舞台の上では、人形浄瑠璃が行われ、それが終わると本大会が始まった。山形県の席は、前方の来賓席や表彰受賞者のすぐ後ろだった。私たちは花笠踊りの衣装のまま席に着く。



懇親交流会では、会場を水際公園に移し、新町川を挟みながら水上の舞台で繰り広げられる催しを見た。ここでゆっくり「のんき連」の阿波踊りを見ることが出来た。出番の最後には、私達の花笠踊りをもう一度披露する。踊りの途中から飛び入り歓迎のアナウンスが流れ、舞台は人で溢れた。その後、2次会と称して、アーケードのある商店街で、のんき連が市民に阿波踊りを踊って見せた。



のんき連には、老若男女のメンバーがおり、小さな子供達も上手に舞った。薄いピンクの着物は大人の女性で、濃いピンクが少女達、一人男の子が混じっていた。子供達の出番では、リズムはそのままで、曲がとなりのトトロに変わった。とても可愛い舞手達だった。この後、のんき連も市民も建築士も、阿波踊りに参加し、その輪は大きく膨れあがった。残念ながらカメラマンも一緒に踊っている為、自らの花笠踊りも阿波踊りの時のも、写真は一枚もない。
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初日・登れ登れ!

2008-10-27 18:06:00 | 
慌ただしく栗林公園を後にして、宿泊先の琴平町へ向かう。ホテルは金刀比羅宮の参道の近くにあるのだと言う。秋の日は短い。暗くならないうちに、金比羅さんに登るのだ。ホテルの方の案内で、竹の杖を片手に登り始める。黄色の服でハンドマイクを持っているのが案内人で、今日は登るのが4回目だそうだ。



階段の段数は785段で、羽黒山からすれば大したものではない。しかし運動不足の面々と、このつるべ落としの秋の日に、急いで登れは正直辛かった。



立派な建物が見えてきたので一安心すると、これは本宮ではないと言う。まだまだ先があるのだそうだ。宮の両側に提灯が下げてある。ここに書かれた文字は遠くからだと「金」に見える。ところがそうではないらしい。



さらに登って、やっと本宮へ着く。お参りを終え、電話で連絡し開けていてくれたと言うお札売り場へと向かう。ここは見晴らしも良く、琴平町が一望できた。



下る頃になると、辺りはすっかり暗くなり、露で濡れた階段は滑るようで恐かった。こんな時、杖は伊達ではない。150段ほど下りたときに、すれ違う一団がいた。大丈夫だったろうかと他人を心配する。坂の両側の店は殆どが閉り、開けていてくれた店にも、汗だくの我々は早くホテルに着きたいと先を急ぐ。




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初日・四国へ

2008-10-27 17:34:05 | 


瀬戸大橋を渡り四国へ突入。瀬戸大橋はご存じの通り、2層構造になっていて、上部が自動車道、下部は電車が通るように出来ている。見ている目の前で電車が通り過ぎていった。ここは途中の与島パーキングエリアからの瀬戸大橋。フィッシャーマンズワーフも兼ねている。



次は香川県高松市にある栗林公園に向かう。くりばやしと書いてりつりんと読むそうだ。ところが栗は見あたらず、松ばかりが目に付く。ただ手入れが行き届いていて、見事な松が多かった。



池に寄ると鯉が我先にやってくる。池も広いが、庭も広い。全部は回りきれず半分ほどを急いで回ってみる。



小さな茶室もあったが、圧巻はこの掬月亭(きくげつてい)だ。



こんなロケーションで、お茶を飲むのも良いね。いいや日本酒の方が良いだろうと、下世話な話になる。



確かに名庭だった。背景の山にも恵まれている。庭は植木の職人さんが何人も手入れをしていた。ただ高速道路から眺める山の松は、かなりが枯れていて、一見紅葉かと見間違う程だった。松枯れやナラ枯れの被害は、全国的なものだと思う。心が痛む。
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初日・岡山から

2008-10-27 11:15:49 | 


雨の羽田空港から乗り継ぎで岡山空港へと向かう。飛行機はいずれも揺れたが、名古屋を過ぎる頃から、廻りは明るく、雲が切れるようになった。空港からバスで倉敷の美観地区へ急ぐ。岡山の町並みは、軒の出と共に、屋根瓦が美しい。すっきりとした切り妻屋根が多く、銀色の一文字瓦も、酒田で見ている色とは違って見えた。



倉敷を訪れるのは2度目だ。特に美観地区は、規模も充実しているように見える。現在工事中の建物も多く、さらに美しく整って行くのだろうと思う。美観地区の町並みは美しいが、写真に撮ると電柱と電線ばかりが目立って、せっかくの白壁の藏風の建物が隠れてしまう。人間の目は都合良く出来ていて、いらない物が見えないが、写真は正直だ。





昼食は美観地区の料理屋に入る。



最初に「ままかり」が登場する。



次に大原美術館に向かう。奥の建物が美術館で、展示されている絵画も焼き物も遺物も素晴らしい。時間の関係で慌ただしく見学したが、倍の時間が欲しかった。



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おはようさん

2008-10-26 07:46:53 | 建築・都市・港
今日は徳島のホテルのロビーからです。

メインの昨日の大会は無事に終わり、花笠踊りも会場と二次会の野外でも踊り、徳島の阿波踊りにも参加してきました。私たちのような素人と違い、のんき連と言うプロ集団(?)の大人から子供まで参加した阿波踊りは、本当に素晴らしいものでした。明らかに親子と思われる人たちもいたし、伝統が引き継がれていくというのは、羨ましい限りです。4-5歳に見える小さな子供たちの踊りも、何とも可愛いものでした。

羽田から岡山に飛び、倉敷から香川へ抜け、金毘羅さんの階段を上り、楽しい事が沢山ありました。会場の様子も含め、帰ってから写真も載せたいと思います。いつもと書き方の調子が違うのも、緊張が解けていない証拠、笑顔を絶やさずに行動した名残です。さて、そろそろ食事に行かなくては・・。
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これは何だ

2008-10-23 20:28:39 | 動物・自然
明日は6時で空港へ出発。起きれるんだろうか。仕事は終わるんだろうかと言いつつ、息抜きにカメラを持ってちょいと裏庭に出た。

さて、この赤い実は、なぁ~んだ!葉と茎の雰囲気ですぐに分かると思うが、春に可憐な花が咲く植物である。



次は、ああやっぱりピントがぶれてる。ともさんの所の茗荷は赤い実が付いた。我が家のは花が終わってだんだん枯れていく途中である。汚いから食用にしないと見捨てられた畑でもある。




今年もムラサキシキブは沢山花が咲き、実が付いた。



ムラサキシキブの下に、同じような葉っぱで、同じような色の花が咲いている。これはホトトギス、山野草でもある。花は比較的大きくても、何故か地味な雰囲気で、家の中に飾っても華がない。やはり、山道で出会うのが一番綺麗に見えるのだろうと思う。

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ヤーコン

2008-10-21 10:00:36 | 食べ物
尾花沢の道の駅で買った、もう一つの野菜はヤーコンだ。
これは安いと思った。スーパーでは、1本の価格だと思う。



サラダにキンピラが美味いとされている。私はサラダにするのが一番多い。千切りに切って大根などと一緒にする。他には漬け物の味噌漬けや粕漬けにする。サクサク感と甘みがあって、私には美味しいと感じる。



見た目は、殆どサツマイモに近い。今回はちょっと細めの長い芋を選んだ。新聞紙にくるんで保存しておくと、かなり長持ちはする。春先まで持つこともあったが、過信すると干涸らびてしまう。美味しい内に食べてしまうのが一番だ
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ノーザンルビー

2008-10-19 15:36:17 | 食べ物
10月の25日に、四国の徳島で建築士会の全国大会が行われる。来年は山形県の当番県の為、「山形にも来てね!」とPRを兼ねて110名を越す団体で出かけるのだ。その会場の舞台で「花笠踊り」を舞う事になり、練習を重ねてきたのだが、昨日はその本番同様の時間と振り付けを決めると、山形市に集まった。「さぁ、みんな、もう大丈夫だよね。完璧に踊れるよね。そうだよね!」と誰に言ってんだか、自ら心を奮い立たせて、自宅でも踊ってみる。花笠踊りは、花笠を手に持っていないと上手く踊れない。花笠をクルクル回す所や、ちょっとした向きの加減で、華やかにもロボット踊りにもなってしまうのだ。代わりに丸いお盆を振り回して踊っていたら、金魚達が怯えて水草へ隠れ、隙間から覗いている。なんて奴らだ!

と、まぁ、自分の踊りは脇に置いてといて、山形の帰りに尾花沢の道の駅でヤーコンとジャガイモを買った。ヤーコンは、もう珍しくもない。ジャガイモは去年も同じような紫色の皮のを買った。ただ、去年のは丸い形で、茹でたらせっかくの紫の皮の色も落ちて、普通のジャガイモになった。食べると、特別美味しいと言う訳でもなく、普通だった。今年見つけた物は、それとは違い、形がメークインのような細長い物だった。色は綺麗に紫で、一見サツマイモ?と思えるほどだった。



早速茹でてみる。洗って、皮付きのまま茹でると、幾分色あせはするものの、紫色のまま、綺麗に茹で上がった。箸で突き刺し、茹で具合を確かめてからザルにあけた。右の紙には、売られていた袋に着いていた物で、「赤い実のじゃがいも・ノーザンルビー」と書いてある。食べ方は、「ジャガイモバター、サイコロサラダ、ポテトチップス、千切りの酢の物」と書いてあり、一番下の酢の物以外は、特別驚くこともない。



どれ、どんな味か食べてみるかと、1本を折ると、これはビックリ!
中身まで紫色をしていたのだ。紫サツマイモはすでにお目に掛かっている。味も知っている。普通に茹でた以外に、紫のあんこになって、菓子にも使われている。しかし、紫のジャガイモにお目に掛かったのは初めてだった。



家族にも配ってみる。父も母も1本づつ取って食べていた。食べている途中で「それはジャガイモだよ」と告げると、「え?、あ、本当にジャガイモだ。」と言った。サツマイモを食べていると勘違いしていたらしい。

生で酢の物にしたら、きっと何の食材か、当てられる人は少ないと思う。また面白い物を見つけたなと思った。だから、道の駅の産直は面白い。
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自動車

2008-10-17 22:11:25 | 社会
ちょっと、そこのおニィさん、青信号で一時停止するのは止めて!
ほら黄色になっちゃった。で、自分だけ行くのか!お~~い。
と、こんな輩が多すぎる世の中だが、とうとう私の父も運転免許証を返上しようかと言い出した。最近は車にあまり乗らず、運転するのも、だんだん億劫になってきたのかなと思った。

ようやくガソリン値上げ狂想曲も終わり、少しづつ値下げもされてはきたが、「ガソリンは高い」と一度頭にインプットされると、世の中の不景気風も相まって、なかなか遠出をしようとする気にもならない。それでも、ジープの軽油が底をついたので、出かけたついでに入れて貰うことになった。すると、スタンドの人が「ジープは満タンだと90L近く入るから、最近は40L位で止める人が多いよ。軽油の重さで燃費も悪くなるだろ。」と言う話をしたそうだ。それは良いことを聞いたと、半分にして貰った。

ハイブリッド車も良いなぁ。電気自動車も水素自動車も良いな。そうは思っても先立つものがない。当分は、このボロジープとも付き合って行かなければならない。私が免許証を返上する頃には、世の中の燃料体系がガラッと変わっているのだろうか。イギリスの地球温暖化の為の二酸化炭素削減目標が、とてつもない数字になっているのに驚いた。ヨーロッパは、やっぱり凄いなと思った。
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秋真っ盛り

2008-10-15 10:57:35 | 映画・TV
今朝は冷えた。空の方から、白鳥の鳴き声が聞こえた。10月の始め、昨年より2日早く第一陣がやってきていた。今年から、最上川のスワンパークでは、白鳥の餌付けを止めるのだそうだ。鳥インフルエンザの話が出てから、危険を阻止しようとする酒田市と白鳥を愛する会とで、すったもんだがあった。今年は事前の話し合いにより、餌付けを止める事になった。「雪が多くて、餌が取れなくなったらどうしよう。」と、白鳥を愛する会の会長さんは、とても寂しそうに言った。これで白鳥の飛来日本一の酒田市は、その立場を失うだろう。



日も昇り、暖かくなった午前中に現場へ向かう。ふと目に止まった鮮やかなピンク色に思わずカメラを向けてみる。



映画「おくりびと」のロケ地になった「小幡」で、今までは小さなチラシがドアに張ってあっただけだったが、急に観光客が多くなり、大きな看板に変えたようだ。連日、観光客がこの建物の前で記念写真を撮っていると言う。


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眺海の森

2008-10-13 15:31:15 | 動物・自然
里仁館から山道を登ると、眺海の森にたどり着く。途中にはキャンプ場などもあり、綺麗に整備されていた。山頂には宿泊施設や天文台も着いている。北側の斜面には、スキー場も設けられていて、ここでは夏でも雪を使わないスキーが出来る。休日にはリフトも運行していて、子供から年配者まで、見事にシュプールを描いていた。中央から下の方では勾配が緩やかなのだろう。子供達はそちらで滑っていた。雪と違って、転んだら痛いだろうなとも思われた。



眺海の森から南側を見ると、山形県の母なる最上川が、庄内平野をゆっくりと蛇行して流れているのがよく見える。奥には日本海が見え、飛島もうっすらとその影を見せていた。ここはビューポイントで、最上川の写真には良く出てくる場所だ。



松山から平田方面に山を降りて、田んぼの中を走ると、刈り入れが終わった田に混じって、ひときわ色の違った稲が現れた。みると黒米だ。店で売られているのは見たことがあっても、実際に植えられているのは初めてだ。





実際は、写真よりもずっと黒い。注意してみると、1反歩2反歩どころではなく、かなり植えられているのが分かる。ともさんのブログでは、黒米入りのご飯の味がどんな味なのかが書かれていた。赤飯のようになり、もちもちして美味しいのだそうだ。
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庄内森とみどりウッドフェスティバル

2008-10-13 15:17:20 | 建築・都市・港
12日、松山の里仁館で、「庄内森とみどりのフェスティバル」が開催された。私も加入しているさかた木づかい夢ネットでも、会場にテントを張り参加していると言うので、妹と姪と3人で出かけた。何年か前に平田のタウンセンターで行った時にも行ったことがあるが、こちらでもお祭り騒ぎで人がごった返していた。天然水の試飲のコーナー、木工細工のコーナー、丸太切り、子供達が自作しているおもちゃ等も見て回った。
枝をボンドで貼り付けてトンボを作っている

藁を編んで作った鮭

可愛い木工製品の数々が並んでいた。











板を糸ノコを使って図形をくりぬくのは、ちょっと練習すれば誰にでも出来るのだそうだ。
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計画未定区間は39km

2008-10-10 21:26:02 | 建築・都市・港
酒田みちみらい女性の会では、9日に日沿道のトンネルの現場視察と、温海の道路に足湯を設けた街づくり視察、そして「繋げましょう日沿道」を目標に、新潟県村上市の「えちご北の道」の女性達との意見交換をしにバスで出かけた。荘内日報

日沿道の中での最長を誇る温海トンネルでは、昨年の視察時には手つかずだった北口の本抗が、1日4回のダイナマイトの発破で4mづつ、着実に進んでいた。このトンネルの工事も、南側と北側では請け負った業者も異なる。北側からはダイナマイトを使って、1日2交代で作業が進められている。南側からは先端にダイヤモンドを埋め込んだTBM掘削機を使って、「削る、掘る、土砂をベルトコンベアで運ぶ、地山にコンクリートを吹き付ける」の一連の作業を、まるで生き物のようにこなしていく。喩えは悪いが形が連続しているので、ちょうどミミズのように見える。海底トンネルを掘るときに見かける、あの掘削機だ。日沿道で使用しているこのTBMには、「えっぺホルベェ」と愛称が付けられていた。

えっぺホルベェ



温海トンネル北口

避難抗とベルコン

掘削した土砂や、切り土の排出材は、トンネルの避難抗を通して8kmものベルトコンベアで運ばれ、温海インターの造成に用いられていた。ともかく無駄は省く、出来る限り材料はリサイクルするのがモットーらしい。土砂をダンプで運ばないのも、余分な経費を使わないエコロジーなのだそうである。

8km続くベルトコンベア

造成中の温海IC

慌ただしく時間に追われながら、温海の町を見学し新潟へ向かう。「えちご北の道」の会長さんとは、東京での道路特定財源のデモの時にご一緒した仲だ。交流をしていかないと、県境は繋がらないねとの話で、念願の今日を迎えた訳である。お昼に合流し、1台のバスに乗り込んで新潟側の日沿道の進捗状況を視察した。



新潟の朝日インターまでの日沿道の工事は、来年の新潟国体に向けて急ピッチで進んでいる。現在の工事現場は、川には橋を先行して建設し、平野の中にプレロードを行い、インターに接続する県道や国道の取り付け道路をも含めて、目に見える速さで進められていた。このプレロードは、柔らかい地盤に土砂やその他の重しをかけて、ゆっくりと沈めながら地耐力を高めると言う方法である。私は長いことプレリュードと覚えていた。知ったかぶりをして説明すると「それはホンダの車の名だ」との答えが返ってきた。(ああ恥ずかしい。)



この方法は着実で安価でもあるけれど、土砂が沈むのに何年もの時間がかかるのが欠点だ。うず高く盛り、急激に重さを掛けると周りの地盤を巻き込んで、水路が陥没したりうねったりと被害を起こす。道路の建設工事が早く進まないのも、予算の面とこう言った要素も盛り込まれているのだ。また工事の作業前調査の時に、遺跡などが見つかると、その発掘にも費用と時間が発生する。この工事現場でも、縄文の遺跡や遺物が沢山出土し、8億円もの費用がかかっている最中なのだそうだ。

縄文の遺物

10日になって、「温海に出かけたんだって?}と声が掛かる。「えっ」と思ったら山形新聞に温海での記事が写真入りで載っていた。あー良かった。温海のダイゴでフランスパンを買ったのがばれたと、一瞬あせってしまった。
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