寒河江に用事があり、3人でS氏の車で出発する。天気は雪が降ったりやんだりとあまり良くない。これでは、月山自動車道路は通れないだろうと、国道47号線から13号線回りで向かう。
到着は少し遅れたが、午前中に用事は終わり、時計を見ると丁度正午を過ぎた頃だった。どこで昼食を摂るかで目星を付けていた西川町の美どり亭に直行する。西川町では人気の店で、古くの知り合いからも、「美どり亭の納豆味噌ラーメンは美味いぞ!」と薦められていた。お昼には混むかもとも聞かされていたが、めげないようにと心構えをした。酒田人は行列が嫌いなのである。
国道112号線を西に向かい、役場を過ぎた次の信号を左折する。地図には交差点の角に図書館があると書かれていたのだが、何とかセンターとあり、図書館かは判らなかった。最近は知らない土地でもGoogleのマップとストリートビューがあると、間違いなく目的地に着ける。駐車場には車が並んでいたが、それほどの混み具合とも言えなかった。やれ、有り難い。
私はお薦めの納豆味噌ラーメンを注文した。チャーシューはなく、信じられないほどの挽き割り納豆が載っていた。いつものレンゲの他にステンレスの穴あきスプーンが着いてきた。これは何だと思いきや、汁に散らばった納豆をすくい上げる物と判明する。後でこれが役に立った。
最初に納豆には触れずに、ラーメンとスープを頂く。それでも充分に美味しい。納豆を少しだけ溶かす。おおっと、これが美味しかった。ラーメンに納豆はアリだと思う。載せられた納豆の量にも納得する。納豆好きには堪らないラーメンである。ただし、かなり納豆臭くなるので、好きな方だけにお薦めしたい。
暑さ寒さも彼岸までと言うとおり、めっきり春らしくなった。山王森の梅も咲いているだろう(まだ、私は見に行っていない)梅見方々散歩する人が増えた。春が待ちどおしいのは、雪国に住む人の特権のような気がする。
植物の植え替えも、彼岸の頃が最適と言われる。それで、冬ごもりしていた鉢植えを、ついに外に並べることにした。ブルーベリーなど、鉢を大きくすると幹も大きくなり、運ぶのが大変で、なかなか腰を上げることが出来なかったが、彼岸だものと思い切ることにした。この冬で、薔薇は2鉢枯れていた。アマリリスは球根が4つ増え、鉢を壊す勢いである。ハーブなど増えすぎた物は刈り込み玄関先に並べた。後片付けをして水も撒いた。やれやれだ。
夜中に雷が鳴り、雹が降った。「今日は外に出たくなかった。」と叫ぶ植物達の声が聞こえるようである。
吹雪だし・・。
午前中に墓参りを済ませ、午後からさんゆうに水を汲みに行った。前回とは比べものにならない位に雪解けが進んでいる。先客と混じって水を汲ませて貰い、車に積み込んだ後でお店に入る。看板猫に会う為だ。
階段を上ろうとしたら、みゃーと声がした。階段の日の当たる所で、日向ぼっこをしていた猫は、「どうしたの!」と声が出る位に、負傷していた。こめかみの辺りに穴が開いている。喧嘩でもしたのだろうか。まばらに血の付いた顔で、ズボンにすり寄ってくるのは可愛いのが半分だ。自分ちの猫なら抱きしめもしただろうに。喧嘩の相手は猫ではなく、タヌキか何かだろうとの店の人の話だった。確かに、我が家の近所でも顔が変形するほど、タヌキに噛まれた猫がおった。
その店で気になったトマトサイダー。リンゴサイダーも並んでいたが、そちらは何となく味が想像出来た。これはどうだろう。もしかしてタバスコが入っていたら面白いだろうな。おやおや、原材料にトマトは使用しておりませんだって!何が入っているのやら。
2月28日、山形市のメトロポリタン山形で開催された「みやぎ・やまがた 地域を越えてチャレンジする女性の交流会」のTV放映が3月14日の朝に行われた。女性が集まるだけでニュースになるのかと思っていたのだが、TV局の切り口はそうではなかった。大会そのものの様子も映像で流れたが、メインはお昼に行われたランチ交流会の方だった。どうりで、カメラクルーの数も多かったし、リポーターも女性達からのコメントを貰うのに駆け回っていた。
メインの大会でなく、何故に吉村知事がこの場で挨拶をしたのかも納得する。今回は山形の美味しい食材にスポットを当てて、事前に最上町の女性達による農産物加工の取り組みを流していた。この場で、山形の食材を売りだそう。女性の横のネットワークと口コミの力を借りようとの試みのようだった。
吉村知事は、いつでも美味しい山形のCMガールに変身する。今回も、塩蔵した山菜から、自分にご褒美出来る高価な果物入りチョコレートなど、具体的に会社と商品名を出して応援してくれていた。会場にはそれらの賞品が綺麗に飾られていたが、まだ新聞などに発表されていない物があった。それがこれだ。
左は、昔から食べられていたでん六豆である。右が今回新発売になった「さくらんぼのでん六豆」である。山形限定であり、同じ価格だが、明らかに内容量が違う。味はまだ食べていない。
さて、会場に並べられた賞品を見てみよう。
このエビは、先日の米沢での「やまがた女みなとフォーラム」でも試食として出された物だ。
中にサクランボが入っているチョコレート
チョコとヨーグルト
午後の分科会でご一緒したシベールの方に、ラスクの誕生秘話を教えて貰った。
「美味しいやまがた」もそうだが、山形県は物作りに特化しようとしている。その姿勢は有りだと思う。
テレビ放映を見ていたら、自分は写らないようにとカメラを避けていたのに、無残な自分が何度も出てきて、がっかりする。食べてる映像はやめろ~~、デブを撮すのはやめろ~~。←痩せれば良いのさ!
平成26年度、最後の建築士定期講習会に参加した。朝の9時から夕方の5時まで、講習と考査を受ける。
建築設計事務所に勤務する建築士だけに課せられた講習会であり、これを受けないと業務が出来ない。建築業者や学校の先生、行政の中にも建築士はいるが、この定期講習会は設計事務所だけと厳しい。これも姉歯事件の余波である。この法的義務の講習会が出来て、丁度今年度が3年毎の書き換えの時期となる。その為、聴講者が異常に多く、年に4回開かれた講習会の3回目に私ははじかれた。最後の4回目も人が一杯だった。
講習内容は、2冊のテキストを、どんどん端折って進んで行く。主に改正法規と、建築士の社会的立場と業務、最近の建築の動向だが、特別に新しい話はなかった。ただ、業務の内容で罰則とか処分だとか、脅される内容が多かった。確かに処分を受けた建築士は多い。それが公表される仕組みになっている。
最近の話題で、東洋ゴムの偽装問題が上がった。建物の揺れを止めるには、免震構造と制震構造がある。それを下部で行うのが免震で、壁で行うのが制震である。偽装はこの免震の積層ゴムで行われた。このゴムが弱いと、建物は揺れて地下の横壁にぶつかり、建物の破壊が起こる。
東洋ゴムの偽装は、実はこれが初めてではない。一個人の思いつきで偽装が行われたのか、会社ぐるみなのかは定かではない。どちらにしても、すでに沢山の建物に使用されており、特に公共建築物や共同住宅に多い。これは非常に大きな社会問題になるであろう。ちょっと見当がつかない。
以下、国交省が発表した事柄。
東洋ゴム工業(株)が製造した免震材料の大臣認定不適合等について
東洋ゴム工業(株)が製造した免震材料の大臣認定不適合 に係る建築物(庁舎、病院、複合施設)について
まだ共同住宅の分は発表されていない。
お昼にビッグウィングの向かいの肉そば大将で食べた醤油ラーメン。同じ醤油ラーメンでも、酒田のラーメンとは随分と違う。
米沢でのシンポジウムを終え、帰途につく。途中赤湯を通り抜けた時に、龍上海の看板が見えた。時間が夕食にはほど遠かったから、華麗にスルーする。赤湯の龍上海は、私が始めて見た行列の出来るラーメン屋さんだった。味も美味しかったし、何度か通ったことがあった。最後に食べたのが福島からの帰りだった。日も暮れて閉店間際で飛び込んだら、麺を茹でるお湯がどろどろになっていたのだろう。何とも言えないラーメンになっていた。それ以来本店には行っていない。人間なんて我が儘なもので、たった1度の味の違いで足は止まる。
龍上海の辛味噌ラーメンは、山形県内では有名である。県内のあちらこちらに支店があり、支店によって味が違う。好みもあるのだろうが、これは龍上海じゃないと感じる店もある。
東根市の市民体育館の前に、新しい店が出来、それが龍上海だった。安達農園でリンゴや果物を買う度に見かけていたのだが、昨夜はここに入る事にした。麺は少し柔らかめだったが、スープも辛味噌も抜群だった。駐車場も広いので、ここなら楽に寄れると思った。
3月13日、米沢市の伝国の杜で酒田港女みなと会議の主催によるシンポジウム「米沢に酒田みなとがやって来る」が開催された。
海に縁が無い米沢での開催だったので、果たして観客は来てくれるのだろうかと心配した。テレビクルーも入っている。男性達の発表では動かなかったカメラマン達が、Sさんの番になると、一斉に移動してきて面白かった。やはり美しい対象を撮りたいと思うのだろう。
ステージには酒田の孫獅子と傘福を飾り、2階のホールには子獅子を飾った。子獅子は大層重く、大きくてエレベータに入らず、男性達の手で持ち上げ、階段を登った。会場には大漁旗やパネルなどを飾り華やかに飾った。準備でバタバタしていたので、その辺りの写真がない。
代議士や議員の方々から送られた電報と、最大のイベントの抽選会で特賞となる傘福の内裏びな。実は顧問のTさんから贈られた物だが、数万円だそうだ。おおっ!
米沢で会場の準備を引き受けて下さったFさんから差し入れで、商品開発に携わった賞品でまだ試作段階の為発売はされていないアイス最中。幾つか種類があって、ウコギ、米、桃だったかながあった。甘さは控えめで、塩味が感じられる物があり、美味しかった。
お昼は、来賓やパネラーと共に、伝国の杜近くの吉亭に入る。
米沢の今年の積雪は、例年になく多かったそうだ。
この建物は明治の頃の物で、もともと米織りの建物と住宅を料亭に変えたそうだ。米沢牛を頂く。
色弱者の色認識を手助けするサングラスが開発されたそうだ。
光の中の特定の波長を遮ることによって、赤、青、緑の三原色が鮮やかに見える。何故今まで気がつかなかったんだろうと思うほど、偶然に見つかったそうだ。
詳しくは 色弱者の色認識を助けるサングラス EnChroma Cx。特定波長をカットして3原色強調
あの日も雪だった。津波で流された大地にも、雪が舞っていた。死者行方不明の数とその数倍の悲しむ人達がいて、また4年目の3.11が巡ってきた。被災者の皆様には、よくぞ頑張って生き残ってくれたと、お礼を申し述べたい。まだまだ復興の途中だ。力を緩めないで進んで行かなければならない。
さて、yahooが粋な応援を試みている。今日3月11日のみだが、yahooで「3.11」と検索すると、1人10円が義援金になる。
早速やってみた。詳しくはyahooで
仙台空港の国際線ターミナル到着ロビーに、AKIRAでお馴染みの漫画家大友克洋氏の「金華童子」を元にした陶板壁画が展示される。
何故、大友氏の作品なのだろうと思っていたら、大友氏は宮城県の登米市の出身だったのだ。わぁ~、登米市と言うと、あの石ノ森章太郎も登米市出身だから、偶然なのか必然なのか、凄いなと感じている。
大友克洋氏の作品では、日本のSF大賞を始めて漫画で受賞した「童夢」が印象に残っている。とんでもない才能の持ち主が出てきたものだと感心したが、なにせあまりに精密に書くので作品が出来上がるのが遅い。AKIRAなんて、完成までに何年待ったか知れやしない。それなのに、すぐにアニメ化したりして。。。ぶつぶつ
と、言うことで、仙台空港の3月12日の催しはこちら
なんで、除幕式に隈研吾がいるんだ?