無題・休題-ハバネロ風味-

私の視線で捉えた世の中の出来事を、無駄口、辛口、様々な切り口から書いてみました。

山菜採り2日目

2007-04-30 20:16:32 | 動物・自然
こんなに収穫して、山ごと持ってきてどうするのと思いきや、山菜の苦い味は嫌いだけど、ミズやフキは好きだと言う家族の要望と、東京へもう少し送りたいと希望から、次の日もちょっとだけ山へ行ってみる。昨日とは違う場所なのだが、どうせミズとフキだものと高をくくって出かけた。

だから、今年の山菜は遅いって言ったでしょと自問自答するがごとく、ミズはあまりに小さく日向を歩いても思う様に採れない。川辺の藪を漕いで、ひたすら数を消化する。目に付くのはタラノメだけだ。

フキはと言うと、フキには赤フキと青フキがあり、赤フキは煮ても柔らかくクチャクチャして喜ばれない。道路脇から斜面までかけずり回ってみたが、どうやらこの山は全てが赤フキのようだ。たまらなくなって車で場所を移動する。民家近くなら、食用の青フキの種でも飛んできて生えているのではないかと思ったが、なかなかうまくは行かなかった。

通常、山菜採りに行く人間は、他人の収穫が気になる。斜面で何を採っているのか、何が生えているのか、車のスピードを落としては覗き込むのだ。道ばたでフキを採っていると、同じく一度はスピードを緩めものの「あ、フキね!」とちょっと小馬鹿にしたような安心したように声を掛けて通り過ぎていく。今日はそう言われても、やっと見つけた青フキが採れたのが嬉しかった。

写真はクレソンの花。外来植物なのだが、あっと言う間に日本中へ蔓延ってしまった。サラダで食べても、カリカリベーコンと炒めても美味しい。

その他の収穫、指に刺さったタラの木のトゲを、今やっと抜いた。それから1日目のお昼から急に風邪の症状が出た。汗をかいて冷えたらしい。筋肉痛なんだか、熱で節々が痛いのか区別がつかない。もう一つ、顔面をブヨに刺されて目のあたりが変形中。それでも、山へ行くのは楽しい!!
コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年初めての山菜採り

2007-04-30 19:54:35 | 動物・自然
女性4名と、助っ人のAさんと一緒に山菜採りに行った。お嬢様達の山菜採りなので、「険しい、汚い、きつい」は御法度になる筈だった。去年、Aさんに連れられて行った場所へ、直行しようと車を走らせたが、その場所へ入る道が判らない。申し訳ないと思ったが、すぐに助っ人を仰ぐ。山の道は毎年来ていても、林道の拡幅工事などで、すぐに面影を無くす。お陰で、去年よりもちょっとハードな山行きになった。

今年の春は、暖冬の後に雪が降り、その影響で山菜の生育にバラツキが出た。遅いのか、早いのか、良く判らないのである。コシアブラは全く芽が出ていなかった。笹竹は去年の物よりもずっと大きい。タラの芽は絶好調だが、ウドは小さい。目に付く物を採って進むとすぐに手籠(テゴ)が一杯になる。残り3名のお嬢様達は、去年の山菜採りの終わりに、平田のめんたま畑(道の駅&産直)で、大きめの綺麗な手籠を揃って買い求めた。今回がそれのお披露目の会だったのだが、思ったほど中身が入っていない。殆どが家族数が少ない為に、沢山採る必要はないのだそうだ。

さて、写真は私の収穫の一部である。家の中でフラッシュを焚いたのに、あまり良く映っていないが、左上からフキノトウ(伸びた物を皮を剥いで食べると、フキよりも優しい味になる)ウド、シドケ(モミジガサ)、アイダケ(ミヤマイラクサ)中段に寝そべっているのが、トリアシショウマ、下の左からゼンマイ、コゴミ、タラノメ、ミズ、笹竹、一番下にチョロとあるのが、コシアブラである。
ちょっと、タラノメ、採リ過ぎじゃないの!このタラノメの一部は、妹の家と、クール宅急便で東京の姪の所へ配送中なのだ。
コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高校野球

2007-04-28 18:08:30 | 社会
西部のドラフト裏金発覚が発端で、高校野球の特待生制度まで問題になっている。甲子園に出場する強豪高校の内、特待生制度を取っていない所なんてあるのだろうか。酒田南でも、関西弁を喋る野球部員がいるし(学園祭でプロマイドを売っているのには驚いた)東海大山形も出場辞退したようだ。何故、他のスポーツは良くて、野球だけ特待生が認められないのだろう。

選手にしても、強豪校の多い地区だと、野球部員の層も厚く、補欠にさえ入る事が出来ない人も多いと聞く。越境入学すれば、甲子園に出られる確率は高くなる。そのお陰もあって、東北や北海道からも、甲子園で上位で活躍する高校が増えてきた。甲子園で名を挙げる事は、選手にとっても学校にとっても益となる筈だ。解体しなければならないのは、特待制度ではなくて、高野連の方ではないのだろうか、と吠えてみる。

何故、野球だけが特別なのだろう。そんな思いは随分と前から思っていた。高校の時だって、他のスポーツには応援に行かないのに、野球だけは学校をあげて応援に行くのも変だった。ドラフト制度があり、選手は好きなチームに入る事さえ出来ない。TVだって、野球中継の為に好きな番組が見られない。ついでにタイマー予約は、試合延長があると肝心な物が映っていない事さえあった。まぁ、チャンネル争いをしないだけマシなのだが。
コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

メダカ

2007-04-28 15:21:52 | 動物・自然
卵から孵化して、1匹2匹と増えていく頃は楽しくて、小さな水槽をあらゆる角度から眺めて数を数えたものだが、20匹を超えた頃から正確な数も判らなくなった。骨が丈夫になる様にと、事務所の中で一番陽のあたる窓辺に置いたので、水の色もどんどん緑になり、尚更数えられない。恐らく、40匹は超えているだろう。

メダカの産卵は、他の魚と違い毎日ではないにしても、5-6粒づつ産み分ける。その為、孵化するのも時間差があり、数日の違いが個体の大きさに影響してくる。目玉と背骨が黒くて他は透明な身体から、数日経つと親と同じ色に変わってくる。そんな稚魚がうじゃうじゃいるのだ。これがメダカでなければ、ちょっと気持ち悪い。

メダカと言ったら、メダカの学校のイメージで、小川で群れで泳いでいる印象がある。確かに親になると時々群れにはなるが、稚魚の場合はバラバラで、しかもよく喧嘩をしている。身体の大きさには関係なく、水面でぷちゅんぷちゅんと突き合いながら回っている。

数日前から、メダカの餌をさらに細かくして与えているのだが、水苔とは違い動物性の餌なので、沢山食べる奴ほど大きくなるのが早い。沢山生まれても、成魚になるのは親と同じくらいの数にしかならないと聞くから、自然とは隔離されているとはいえ厳しいのだろう。ちょっと水をかき混ぜたぐらいで、死んでしまうのだ。現在、成魚の数は3匹だから、どう考えてもこの稚魚達は全部兄弟なのだ。ぷちゅんぷちゅんの兄弟喧嘩も、生き残る為の闘争なのだろうか。
コメント (3)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Vector Works 12.5

2007-04-27 13:22:16 | 建築・都市・港
Vector Works 12.5のセミナー&デモに行ってきた。
新機能として、「グレー表示+スナップ」が追加された。これは使える。
配列複製コマンドに、X,Yの他、Zが追加、3Dで強化された。
円弧コマンドでは、始点-終点-円弧の高さの順に作図できるコマンドが追加。
3つの線から作図出来る円コマンドなどが追加。
連続寸法線が、バラバラにならずに一気に移動出来るなどが、version12.5で使える様になった。

その他に、Vector Works DXの説明があったが、これは3Dを使用する人には使えるかも知れない。シンボルやオブジェが数多く追加されたようだ。

セミナーでは、実践の立場からの話であった。入門からファイル管理迄、実例が挙げられていたが、使用方法には絶対と言う言葉はなく、ユーザーが使いやすい様に管理すれば良いと思う。ただ、設備や構造などの図面のやり取りや、ネットワークでの使用で、問題が発生してくるのだろう。

version upも細かくしないで、ユーザーの声を聞いて、がっちり変えてくれると嬉しいのだが・・。それに、もっと欲しい機能があるんだが。あぁ、「だが」ばっかり言ってる。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青い花

2007-04-25 19:34:49 | 動物・自然
同じくエフェスで見た青い花。
葉が枯れているのか良く判らないが、もしかするとトルコの子育て日記のmikiさんの所で話題になったチコリではないだろうか。日本では見た事のない花であったし、名前を調べようともしなかった。今日、写真を探していたら、目に止まったのだ。

私達が知っているチコリは、小さな白菜の芯のような野菜で、白い葉を剥がして食べたと言う記憶しかない。青い花が咲くとは、考えても見なかった。トルコの方々のブログにお邪魔して様々な事を教えて頂いた。まさか、山菜の話題も出来るとは思っていなかったのだ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本のトイレ・番外編

2007-04-25 19:30:22 | 建築・都市・港
2年ほど前になるのだろうか、建築士会の東北女性ブロックの見学会で、宮城県登米市に行った事がある。
登米地区
は、明治の廃藩置県が行われるまで、岩手県の一関や平泉市などと一緒の「水沢県」だったそうだ。ここには県庁舎や、学校、警察署が現在も残っており、「みやぎの明治村」として、多くの観光客を呼んでいる。

その中の警察署だが、さすがに明治の建物で趣があり、木造ながら重厚な感じがした。奥にはいると、様々な事務室の他に、取り調べをした部屋や留置所が残っていた。留置所なる物は、私も入った事がない。頑丈な格子と、格子扉を潜り抜けて入る部屋は、現在のTVドラマに出てくる留置所と違い、江戸時代の牢屋と言った雰囲気がある。6畳から9畳ほどの広さの男女別2つの部屋が、対称的に並んでいた。しかし、臭い。その部屋には見晴らしの良い片隅にポットン便所がある。用を足す行為は、同居人及び看守に丸見えである。さすがに男女の部屋の堺は壁になってはいるが、その臭気が未だに消えないのはどうした事なのだろう。留置所の飯は臭い飯と言うけれど、米が古かったり悪くて臭いのではなく、部屋自体が糞尿で匂うのである。夏場はたまらないだろうと思った。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本のトイレ

2007-04-25 19:22:19 | 建築・都市・港
実は展示のPRに、水戸黄門が使用していた物のレプリカが飾られていると言う話だった。展示品の中に、白の地に藍色の模様(有田焼)の陶器の和便器が並んでいたが、説明を見てみると、当初は木製で作られていたらしい。展示品には明治の初期と書いてあった。

木で出来たキンカクシは、どこかで見た覚えがある。これがお殿様の便器ともなると、漆塗りのような豪華な物だったに違いない。写真は高貴な方々の為の、持ち運びの出来る便器、通称オマルである。特にお姫様は、お風呂も自分の部屋へ盥とお湯を運ばせていたと、何処かで見た記憶がある。最近では白鳥の形の、子供用の物の方が、お馴染みかも知れない。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ローマ時代のトイレ

2007-04-25 19:07:01 | 建築・都市・港
東ローマ帝国の都で、現在トルコのエフェスに残っているトイレ。
穴の開いた石版が広い部屋の廻りを、ぐるっと囲んで並んでいて、一部崩れた部分を見て貰うと判るが、この便器の下には水が流れており、用を足した物は自動で流れる仕組みになっている。現在の日本の便器では、電力を使って自動でフタが開いたり、水が流れたりもするけれど、ローマ時代のトイレはエコの面でも、その先端を行っていた。

こんなに隠れる所もない広い場所で、どうやって用を足すのかと問われる向きもあるだろう。当時の男性の服はスカートのような物で、ちょうど良い目隠しになったようだ。しかもトイレと言えども、社交の場として用を足しながら、話を交わしていたようだ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トイレの歴史

2007-04-25 18:59:47 | 建築・都市・港
紀元前の世界のトイレ(便器)の模型である。
遺跡で残っているもので、左からメソポタミアの便器、続いてローマ時代のの便器になる。こんなに光沢のある陶器で作られると、実際の雰囲気はつかめない。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トイレの話1

2007-04-25 18:56:12 | 建築・都市・港
そろそろTOTOのトイレ展のほとぼりも過ぎてきた所なので、映像を載せてみようと思う。

日本では、トイレを厠(かわや)と呼ぶ。小川に杭を立てて横木で桟橋のように突き出し、その上で用を足した。歴史が下ると、下肥として農業用資源の価値があり、江戸の町では汲み取りも良い商売になったと言う。

この写真は模型なので、あまり状態がわからないが、桟橋と屋根が着いていると考えて欲しい。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もの言えば、唇寒し・・・

2007-04-25 15:00:30 | 社会
長崎市長銃撃事件の余波は、選挙が終わった後でもまだ続いている。単に個人的な恨みが要因で済ませようとする世論の他に、当日の政府関係者の言動が腑に落ちないとする見方もあるようで、ネットの中の論議は止みそうにない。

また、マスコミの中でも長周新聞のように、今回の事件で誰が一番得をしたか、の面から取り上げている。焦臭い様な、すっきりしない疑問が立ち上がる中で、こんな見方もあると載せているのだが、国民投票や教育改革のような世の動きと併せて、日本の言論はどんどん自由が失われていくようだ。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山野草・エンレイソウその2

2007-04-24 20:13:16 | 動物・自然
このエンレイソウは、葉の色も薄いが、花も緑がかった白い色をしている。普段はあまりお目にはかかれないが、場所によっては群生に出会える。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山野草・エンレイソウ

2007-04-24 20:08:01 | 動物・自然
エンレイソウは、早春に開く山野草で、三枚の葉の中央から、三角形のまるでトンボの頭のような小豆色の花を付ける。見た目は柔らかくて美味しそうだが、毒があるとも言われていて、食用にはしない。花の咲き終わった後も、秋になると紫色の実を付ける。

この写真は一般的なエンレイソウである。エンレイソウにも種類が沢山あって、花が白い物、大きな花の咲く物と様々である。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山野草・ヒトリシズカ

2007-04-24 19:57:02 | 動物・自然
ヒトリシズカ、こんな素敵な名前の山野草があったのだ。昔、吉野山で静御前が舞を舞った様子に準えて、吉野静とも言うらしい。ちなみに、川内康範氏から歌のレッスンで駄目出しを受けている人は、亀井静香氏である。4枚の葉の中央に、花のように見える白い茎が立っている。ヒトリシズカと言うから、1本で寂しく生えているのかと思いきや、植えるとすぐに株が増え、山で見るのも集団で賑やかに生えている。

似ている物の中に、フタリシズカと呼ばれる植物もある。ヒトリシズカより、もっと可憐なのかなと思って実物をみたら、その大きさといい艶の無い葉や花茎の形といい、拍子抜けがした。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする