デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

先ずは赤、青、黄、です  - 久しぶりの戸隠高原 -

2017年05月17日 08時48分46秒 | 野鳥撮影実習


2017/05/14(日曜日) 晴れ(現地の天気)


お代官を連れて、久しぶりに戸隠森林公園に行ってみた。
ここに来るのは何年ぶりだろうか?
行き方も忘れてしまったほどだ。
カーナビのセットの仕方も拙かったのだが現地直前で方向を間違えてウロウロと
走り回ってしまった。
駐車場に着いたときはもう車が一杯で駐車スペースがない。
幸い、一台が入れるスペースがあった。
しかしこれは崖際の道路の縦列駐車だ。 
オイらは縦列駐車は苦手だよ・・・そのスペースに収めるのに汗びっしょりかいてしまった。

何とか車が置けてよかった。 身支度をして公園内に向かった。

まだ早春の雰囲気の公園。 水芭蕉の花がきれいだった。 辺りの山肌には残雪があった。



公園内は大勢の観光客でにぎわっていた。 カメラマンも大勢いた。
最初の木道でカメラを構えているご夫婦に出会った。

「何が居るんですか?」

「ノジコが出てくるんですよ」

えーっ、ノジコだってぇ!
 
「そう、ここにはノジコがよく出るんですよ、ちょっと待ってれば飛んできますよ。」

オイら達もそこにしばらく待機してノジコのお出ましを待った。
しかしなかなか出てくれない。
このご夫婦は何日か前からここに来ていて園内の野鳥スポットをよくご存じだった。
せっかちのオイらは辛抱しきれなくなって、頂いた情報を基にして先へ進んだ。

オオアカゲラの営巣ポイントに着いた。
何人かのカメラマンが待機していた。
様子を聞いてみると、オス、メスが餌を咥えてかなり頻繁に戻ってくるとのこと。
三脚を立てさせてもらって撮影した。

木道からすぐの場所でデジスコでは大きく撮れ過ぎで高さが足りない。
樹木の写真を合成で貼り付けて体裁を整えた。

   (画像をクリックすると拡大されます。)






カメラマンは巣穴から飛び出して翼を広げたところを狙っていてその瞬間には
パシャパシャ・・・・という連写シャッター音が響く。
デジスコのオイらは巣穴に止まった写真しか撮れない。
同じような写真ばかりなので、次の場所に移動した。


コルリのポイントに着いた。
ここでは以前来た時もコルリを見たことがある。
大勢のカメラマンが待機していた。
コルリの鳴き声が聞こえる。
どこに居るんだろう? 耳の悪いオイらにはその方角はわからない。
オイらの耳代りのお代官に聞いてもわからないらしい。
そこでレンズを向けてる人の後ろに立ってその方角を「盗み見」して見当をつけた。

いた、居た、あんなところに止まって鳴いている。
ちょっと遠い。 そして暗い場所だ。









近くの水芭蕉の花が咲いている崖際に降り立った。
カメラマンは一斉にレンズを向ける。
だけどコルリの動きは素早くてデジスコのオイらには追いきれない。
ここもこれで退散した。

途中でお会いした若い女性が

「この先でキバシリが営巣してますよ、巣は白樺の木で、もう巣立ちが間近だそうです。
カメラマンが大勢いるからわかりますよ。」

と教えてくれた。

キバシリの営巣なんて凄いよ!
その場所に着いたがカメラマンは誰もいない。
白樺の木ってどれだろう? あれかな? これかな?
野鳥の巣らしいものは見つからない。

「もう、巣立ってしまってカメラマンは引き上げたのかな?」

なんて勝手に解釈して辺りを歩き回っているとき、キビタキが飛んできた。
すぐ近くにやってきた。

 




これで一応、「赤」、「青」、「黄」と3色が撮れたので嬉しかった。
今日は長野市内に一泊する。
まだ時間があったので、再度オオアカゲラの営巣ポイントに立ち寄ったり、ノジコのポイントで
待機したりして過ごした。
ノジコのポイントではノジコが現れてくれた。
今までの「ノジコ」はアオジと同じような野鳥だと思っていたがそれは間違っていた。
ノジコはとてもきれいな野鳥だった。
それに「キバシリの営巣」も場所がわかった。
ここは一人で来たら絶対にわからないだろう。
(キバシリは餌を運んで何度もやって来るからそれを見つければわかるかもしれない)
その写真は次にアップしますのでお楽しみに。

今日のお話はここまで。

  
  

     デジスコ:KOWA TSN-824M(32xアイピース)
          SONY DSC-W300

     レタッチソフトによる画像補正及びトリミング













コメント (6)
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