9月27日 柔道の練習日
お尻(肉離れ)も徐々に良くなって来てるので、まあ無理しない範囲でがんばるべえ。
仕事先から自宅に寄って子供を拾って稽古に行くと、体育館前は自転車の山山山。中学生達は試験が終わって、各種スポーツクラブに出稽古に来ております。
柔道の他、卓球・バスケットボールも同じ体育館で同じ時間に一般の方々の練習があります。種類が違うとはいえ、中高年は頑張っております。
最初は寝技乱取りで始まりましたが、中学生O君とやっていた所、I瀬先生より中学生にアドバイスが、
「君は引っくり返してから、その後どう攻めるかを考えてないだろう」
「はい」
先生、それは私もです(笑)。とりあえず返してみてから、「さてどうしよう?」と、そこから考えてます。
でI瀬先生は、亀になった私を相手に、腕を取りながら引っくり返してそのままするりと決めた。おお、これは先々週教えていただいた返し方ではないですか。
自分が引っくり返されているので、どうなっているのかは見えない(笑)。が返されながら頭の中でシュミレーション。いかん、忘れてるよ。家で子供相手におさらいが必要だ。
「T岡さんも上になって首を取りに行く時は、腕から首に回して固定してしまってください」
と言ってお手本を見せて下さった。
「おお、そういうふうになるのかー。なるほどすごいなあー」、
と、中学生O君と感心していたら、
「僕なんて寝技下手くそなんで、これくらいしか教えれません」
うーむ何とも謙虚な姿勢である。うちの先生方は真面目な人が多いのだ。
格闘技をやってますと、「俺は強いんだー!」とアピールする人はわんさかいます。ホント掃いて捨てるほどいますね。特に空手(笑)。
逆にI瀬先生を始め柔道会の先生のように、「いえいえ、私大した事ないです」と謙遜する人は少ないですなあ。
えっ?私ですか?
西尾柔道会では一番弱い会員です(当たり前だ)。何を習うにしても、たった2~3年で強くなれるはずがない。中学生高校生に抜かれっ放し。
空手にしても、所属する日新会の黒帯4名では一番弱く(これホント事実です)、色帯の経験者の方にも負けてます(例:K藤さん)。一生懸命やってる事は自慢しますが(えへんえへん)、強いなんて口が裂けても言えない。言ってしまった時点で、私は終りだと思ってます。
話が脱線してしまった。
さて乱取りではあるが、肉離れもかなり治って来た事でもあるし、今日から本格的に参入するつもりで、1本目をI瀬先生にお願いする。
「T岡さん、肉離れ大丈夫ですか?」
まだ治ってないのですが、そろそろ練習を再開せんと弱くなるばっかりで。
とは言いつつも、やはり組んで腰を回そうとすると違和感が・・・でも動ける、動ける。
動きつつも崩すことが出来ず・・・つまりは何も出来ん。相変わらずである。
2本目は休憩しようと思ったが(笑)、中学生が前に立つ。しかも体重90kg君であった(多分もっとあるとおもう)。
やだよー、潰されるよー。
組んですぐに押してきたので、腰入れて回転して投げようとしたが、潰されてぺしゃんこになった(笑)。ダメだあー。
そうだった円運動だ、思い出した。
立ち上がって再開、組み合った状態で同じように投げようとしてから、反対側に足払い。こかしたー!でも重くてしんどいぞ。投げた俺が息切れしてるぞ。
大外を掛けようとして潰され(笑)、そのまま時間切れになってしまった。一気にチアノーゼ。
3本目は休憩しようと思っていたが、またもや中学生が前に立つ。
「お願いします!」
いや君たち元気だね。オジサンはヘロヘロだよ。でも相手はガキじゃねえかー!と言い聞かせて空元気で闘う。
組んだ瞬間ガンガンくる。押しつぶして時間稼ぎをするが、それでもすぐ立ち上がってくるゾンビ。
こちらも大外を掛けようとしたら、スカされて返し技を掛けてきた。
「うわっ!アブねえー!」
オジサンはタジタジである。
4本目小柄な中学1年生相手で体力を回復し(笑)、5本目T下君であった。
何と最後の30秒ぐらいの時であった。
組もうとしたら釣り手の袖近くを掴んできた。引手も袖口近くを掴まれて、一瞬のうちに入られた。
わあっー、いかんいかんー!
T下君は膝をついてお尻を上げてきた。潰せん。踏ん張りがきかん、我慢できん!
で1回転で天井を見た。
完璧な1本負け。
言っちゃなんだが、中学生相手に完璧に投げられたのは今回が初めてである。月次で中学生に負けたのは1回だけ、有効を取られた事がある。乱取りでも2~3回は足払いでこかされたりした事はあるし、練習の時はわざと投げられる事もおおい。が手加減無しで1回転して天井を見たは初めてだ。
練習が終わってから彼に、
「さっきのは袖釣り?いやー凄いなあ。オジサン完璧にやられたよ」と褒めたら、
「はい、そうです」
と恥ずかしかったのだろうか、下向いて答えてくれた(笑)。
着替えてたら、I瀬先生・D口先生に、うちの子供が盛んに褒められておった。
何でや?と聞いていたら、乱取りの最中はほとんど休ますにガンガン攻め続けていたという。
「負けてもいいからガンガンに攻める。それが強くなる唯一の方法である」
まさしくその通り、と思いながらも自分はセーブしてるなあ、と反省してます。
お二人の先生にありがたい話を子供はいただいておったのだが、ホント自分が子供の教えたい事をズバリ言って下さった。
「何事にも強くなるには、自分の意志で自分を鍛えるしかないのだ」
子供共々、安易な流れに身を任せている自分に反省します。ホント俺も子供も意志が弱いもんなあ。頑張らんとなあ。
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お尻(肉離れ)も徐々に良くなって来てるので、まあ無理しない範囲でがんばるべえ。
仕事先から自宅に寄って子供を拾って稽古に行くと、体育館前は自転車の山山山。中学生達は試験が終わって、各種スポーツクラブに出稽古に来ております。
柔道の他、卓球・バスケットボールも同じ体育館で同じ時間に一般の方々の練習があります。種類が違うとはいえ、中高年は頑張っております。
最初は寝技乱取りで始まりましたが、中学生O君とやっていた所、I瀬先生より中学生にアドバイスが、
「君は引っくり返してから、その後どう攻めるかを考えてないだろう」
「はい」
先生、それは私もです(笑)。とりあえず返してみてから、「さてどうしよう?」と、そこから考えてます。
でI瀬先生は、亀になった私を相手に、腕を取りながら引っくり返してそのままするりと決めた。おお、これは先々週教えていただいた返し方ではないですか。
自分が引っくり返されているので、どうなっているのかは見えない(笑)。が返されながら頭の中でシュミレーション。いかん、忘れてるよ。家で子供相手におさらいが必要だ。
「T岡さんも上になって首を取りに行く時は、腕から首に回して固定してしまってください」
と言ってお手本を見せて下さった。
「おお、そういうふうになるのかー。なるほどすごいなあー」、
と、中学生O君と感心していたら、
「僕なんて寝技下手くそなんで、これくらいしか教えれません」
うーむ何とも謙虚な姿勢である。うちの先生方は真面目な人が多いのだ。
格闘技をやってますと、「俺は強いんだー!」とアピールする人はわんさかいます。ホント掃いて捨てるほどいますね。特に空手(笑)。
逆にI瀬先生を始め柔道会の先生のように、「いえいえ、私大した事ないです」と謙遜する人は少ないですなあ。
えっ?私ですか?
西尾柔道会では一番弱い会員です(当たり前だ)。何を習うにしても、たった2~3年で強くなれるはずがない。中学生高校生に抜かれっ放し。
空手にしても、所属する日新会の黒帯4名では一番弱く(これホント事実です)、色帯の経験者の方にも負けてます(例:K藤さん)。一生懸命やってる事は自慢しますが(えへんえへん)、強いなんて口が裂けても言えない。言ってしまった時点で、私は終りだと思ってます。
話が脱線してしまった。
さて乱取りではあるが、肉離れもかなり治って来た事でもあるし、今日から本格的に参入するつもりで、1本目をI瀬先生にお願いする。
「T岡さん、肉離れ大丈夫ですか?」
まだ治ってないのですが、そろそろ練習を再開せんと弱くなるばっかりで。
とは言いつつも、やはり組んで腰を回そうとすると違和感が・・・でも動ける、動ける。
動きつつも崩すことが出来ず・・・つまりは何も出来ん。相変わらずである。
2本目は休憩しようと思ったが(笑)、中学生が前に立つ。しかも体重90kg君であった(多分もっとあるとおもう)。
やだよー、潰されるよー。
組んですぐに押してきたので、腰入れて回転して投げようとしたが、潰されてぺしゃんこになった(笑)。ダメだあー。
そうだった円運動だ、思い出した。
立ち上がって再開、組み合った状態で同じように投げようとしてから、反対側に足払い。こかしたー!でも重くてしんどいぞ。投げた俺が息切れしてるぞ。
大外を掛けようとして潰され(笑)、そのまま時間切れになってしまった。一気にチアノーゼ。
3本目は休憩しようと思っていたが、またもや中学生が前に立つ。
「お願いします!」
いや君たち元気だね。オジサンはヘロヘロだよ。でも相手はガキじゃねえかー!と言い聞かせて空元気で闘う。
組んだ瞬間ガンガンくる。押しつぶして時間稼ぎをするが、それでもすぐ立ち上がってくるゾンビ。
こちらも大外を掛けようとしたら、スカされて返し技を掛けてきた。
「うわっ!アブねえー!」
オジサンはタジタジである。
4本目小柄な中学1年生相手で体力を回復し(笑)、5本目T下君であった。
何と最後の30秒ぐらいの時であった。
組もうとしたら釣り手の袖近くを掴んできた。引手も袖口近くを掴まれて、一瞬のうちに入られた。
わあっー、いかんいかんー!
T下君は膝をついてお尻を上げてきた。潰せん。踏ん張りがきかん、我慢できん!
で1回転で天井を見た。
完璧な1本負け。
言っちゃなんだが、中学生相手に完璧に投げられたのは今回が初めてである。月次で中学生に負けたのは1回だけ、有効を取られた事がある。乱取りでも2~3回は足払いでこかされたりした事はあるし、練習の時はわざと投げられる事もおおい。が手加減無しで1回転して天井を見たは初めてだ。
練習が終わってから彼に、
「さっきのは袖釣り?いやー凄いなあ。オジサン完璧にやられたよ」と褒めたら、
「はい、そうです」
と恥ずかしかったのだろうか、下向いて答えてくれた(笑)。
着替えてたら、I瀬先生・D口先生に、うちの子供が盛んに褒められておった。
何でや?と聞いていたら、乱取りの最中はほとんど休ますにガンガン攻め続けていたという。
「負けてもいいからガンガンに攻める。それが強くなる唯一の方法である」
まさしくその通り、と思いながらも自分はセーブしてるなあ、と反省してます。
お二人の先生にありがたい話を子供はいただいておったのだが、ホント自分が子供の教えたい事をズバリ言って下さった。
「何事にも強くなるには、自分の意志で自分を鍛えるしかないのだ」
子供共々、安易な流れに身を任せている自分に反省します。ホント俺も子供も意志が弱いもんなあ。頑張らんとなあ。
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