8月15日 灼熱の徒歩キャンプ ほうべの森キャンプ場
お盆休みです。
しかも台風直撃。
バイクで帰省した息子ですが、台風なのでバイクを置いて、私が息子を滋賀県に車で送る予定でした。バイクは別の週に取りに来るとの事。
私はその足で琵琶湖北部か余呉湖で車中泊をする予定を組んでおりました。
が、台風はあっという間に行ってしまい、お盆後半はピーカンの晴れ。息子はバイクで滋賀県に戻り、私はやる事が無くなった。
まあ考えたら、息子もそこまで親に付きまとわれたくは無いわなあ。
お盆休み後半が暇になりました。
よおし、久しぶりに徒歩キャンプに行ってみるべえ。
2週間前に自転車で行った田原市にある「ほうべの森キャンプ場」ですが、今回は電車と徒歩で行ってみました。
今回の行程は、
自宅~名鉄上横須賀駅までの2.5キロを、重量18キロの荷物を背負って歩く。
名鉄西尾線・名鉄蒲郡線・JR東海道線・豊橋鉄道の四線を乗り継いで、三河田原駅まで行く。
三河田原駅から途中スーパーで買い出ししつつ、ほうべの森キャンプ場まで5.5キロを歩く。
なーんだ、ほとんど電車で、歩くのは8キロ2時間程度やんか。
と思ったらそれは私がアホなのです。食料を購入すると20キロ。それを背負って気温36度、炎天下では40度を超える中、2時間歩けるかどうか。
自宅から名鉄上横須賀駅まで30分少しなのですが、いきなり途中でバテてしまい、1時間かかった。駅で自販機のスポーツドリンク2本飲んでぶっ倒れる。
あかん、早いとこ電車の冷房で体を休めよう。
JR東海道線での一コマ。
「ああ、このままずっと電車に乗っていたい」
とはならず、豊橋駅で豊橋鉄道に乗り換え、終点の三河田原駅で下車。ここから丘陵地帯を徒歩です。
三河田原駅にて記念撮影。炎天下の気温は42度。顔が死んでおります(笑)。
今回は海上自衛隊使用の幅広帽子を被ってみました。3年前に蒲郡でイージス艦を見学した際に購入したマリーン明細のものです。100キロウォーク時の雨天用に買ったのですが、タープを持ってないのでその代わりです。タープの代用品が帽子(笑)。
写真に写ってる緑色に白い渦が付いてるのは、息子が小学生時代に作成した団扇です。昨今キャンプでは、バッテリーと扇風機を持って来られる方が多いのですが、貧乏キャンパーは団扇。重量58グラムの優れものです。
よっこらしょ!と荷物を背負って歩き始める。
36年前(1986年)に大阪駅前のIBS石井スポーツで買った、Mt,Daxの52リットルのザックは、今でも現役バリバリの使い心地です。
実はこの数年後(1993年)、積雪期縦走用にモンベル社の80リットルのザックを買ったのですが、7年もたたずに内側の防水コーティングが剥げてきまして・・・中にしまい込んだ衣服や食料に、粉末状に分離したコーティングがくっ付きまくるようになってしまい、泣く泣く廃棄しました。
背負い心地は最高だったんですが、まさかコーティングが剥げてくるとは・・・。
マウンテンダックス(Mountain Dax)は、1977年設立のダックス社が開始した登山アウトドア用品ブランド。バックパックやアイゼンなどのクライミングやアウトドア用品など、多くの商品を送り出してきました。私も過去にはいくつものギアを買い込んで使わせていただきました。アイゼンで滑落から逃れたこともあります。命の恩人のメーカーさん。
当時、登山用品やアウトドア用品は海外製の物ばかりで(これホント)、日本人に合うものが少ない中、マウンテンダックスは、日本人に合う日本人のための登山アウトドア用品を次々と世に出し、多くの登山愛好家から愛されてきたブランドだと思う。
私の印象は「シンプルで頑丈!」
このザックで北アルプスを縦走し、日本のあちこちをバイクで走り回りました。私の所持してる登山・アウトドアアイテムでは、一番長いおつきあいをしてる恋人です。
ダックス社は東日本大震災の影響で一度倒産しておりますが、現在は復活しております。
拍手!パチパチパチ!
話が脱線してしまった。
大学を卒業してから登山用品販売会社に勤めていたので、こういうブランドとかメーカーについては、否応なしに耳目が行ってしまいます。
引退したとはいえ、一種の職業病ですなあ。
さて2時間かけてキャンプ場に到着。もうよれよれです。
受付は4時半までなのですが、何とか4時10分に到着。間に合ったあ~。
荷物を背負ったままキャンプ場内を一周し、場所を決める。なんと一番人気の海の見える場所が空いてた!
そこで荷物を降ろそうとしたけど、地面にはアリが結構いた・・・という事は、アリの巣が近くにあるのか?
うーんどうしよう?
アリごときで人間は死なん! 注:アフリカ・アマゾンを除く
というアバウトな考えのもとテントを設営しました。案の定テントや寝袋にアリさんが侵入しました。
休憩取りまくりとはいえ、熱中症の初期症状だったので(頭痛がしてきた)、キャンプ場内の自販機で冷たい炭酸を買いまくり、それを焼酎で割って、パンを胃袋に流し込み晩飯が終了。
あっという間にご飯が終わってしまいました。
ウィンナーやパンを焼く気力もなく、夕方6時にテントに潜り込み轟沈です。
首筋にアリさんが這ってるのがわかるけど・・・払いのけるのもめんどくさい。
酔っ払いには関係ないわ。
次回に続く・・・。
お盆休みです。
しかも台風直撃。
バイクで帰省した息子ですが、台風なのでバイクを置いて、私が息子を滋賀県に車で送る予定でした。バイクは別の週に取りに来るとの事。
私はその足で琵琶湖北部か余呉湖で車中泊をする予定を組んでおりました。
が、台風はあっという間に行ってしまい、お盆後半はピーカンの晴れ。息子はバイクで滋賀県に戻り、私はやる事が無くなった。
まあ考えたら、息子もそこまで親に付きまとわれたくは無いわなあ。
お盆休み後半が暇になりました。
よおし、久しぶりに徒歩キャンプに行ってみるべえ。
2週間前に自転車で行った田原市にある「ほうべの森キャンプ場」ですが、今回は電車と徒歩で行ってみました。
今回の行程は、
自宅~名鉄上横須賀駅までの2.5キロを、重量18キロの荷物を背負って歩く。
名鉄西尾線・名鉄蒲郡線・JR東海道線・豊橋鉄道の四線を乗り継いで、三河田原駅まで行く。
三河田原駅から途中スーパーで買い出ししつつ、ほうべの森キャンプ場まで5.5キロを歩く。

と思ったらそれは私がアホなのです。食料を購入すると20キロ。それを背負って気温36度、炎天下では40度を超える中、2時間歩けるかどうか。
自宅から名鉄上横須賀駅まで30分少しなのですが、いきなり途中でバテてしまい、1時間かかった。駅で自販機のスポーツドリンク2本飲んでぶっ倒れる。
あかん、早いとこ電車の冷房で体を休めよう。

「ああ、このままずっと電車に乗っていたい」
とはならず、豊橋駅で豊橋鉄道に乗り換え、終点の三河田原駅で下車。ここから丘陵地帯を徒歩です。

今回は海上自衛隊使用の幅広帽子を被ってみました。3年前に蒲郡でイージス艦を見学した際に購入したマリーン明細のものです。100キロウォーク時の雨天用に買ったのですが、タープを持ってないのでその代わりです。タープの代用品が帽子(笑)。
写真に写ってる緑色に白い渦が付いてるのは、息子が小学生時代に作成した団扇です。昨今キャンプでは、バッテリーと扇風機を持って来られる方が多いのですが、貧乏キャンパーは団扇。重量58グラムの優れものです。
よっこらしょ!と荷物を背負って歩き始める。
36年前(1986年)に大阪駅前のIBS石井スポーツで買った、Mt,Daxの52リットルのザックは、今でも現役バリバリの使い心地です。
実はこの数年後(1993年)、積雪期縦走用にモンベル社の80リットルのザックを買ったのですが、7年もたたずに内側の防水コーティングが剥げてきまして・・・中にしまい込んだ衣服や食料に、粉末状に分離したコーティングがくっ付きまくるようになってしまい、泣く泣く廃棄しました。
背負い心地は最高だったんですが、まさかコーティングが剥げてくるとは・・・。
マウンテンダックス(Mountain Dax)は、1977年設立のダックス社が開始した登山アウトドア用品ブランド。バックパックやアイゼンなどのクライミングやアウトドア用品など、多くの商品を送り出してきました。私も過去にはいくつものギアを買い込んで使わせていただきました。アイゼンで滑落から逃れたこともあります。命の恩人のメーカーさん。
当時、登山用品やアウトドア用品は海外製の物ばかりで(これホント)、日本人に合うものが少ない中、マウンテンダックスは、日本人に合う日本人のための登山アウトドア用品を次々と世に出し、多くの登山愛好家から愛されてきたブランドだと思う。
私の印象は「シンプルで頑丈!」
このザックで北アルプスを縦走し、日本のあちこちをバイクで走り回りました。私の所持してる登山・アウトドアアイテムでは、一番長いおつきあいをしてる恋人です。
ダックス社は東日本大震災の影響で一度倒産しておりますが、現在は復活しております。
拍手!パチパチパチ!
話が脱線してしまった。
大学を卒業してから登山用品販売会社に勤めていたので、こういうブランドとかメーカーについては、否応なしに耳目が行ってしまいます。
引退したとはいえ、一種の職業病ですなあ。
さて2時間かけてキャンプ場に到着。もうよれよれです。
受付は4時半までなのですが、何とか4時10分に到着。間に合ったあ~。
荷物を背負ったままキャンプ場内を一周し、場所を決める。なんと一番人気の海の見える場所が空いてた!
そこで荷物を降ろそうとしたけど、地面にはアリが結構いた・・・という事は、アリの巣が近くにあるのか?
うーんどうしよう?
アリごときで人間は死なん! 注:アフリカ・アマゾンを除く
というアバウトな考えのもとテントを設営しました。案の定テントや寝袋にアリさんが侵入しました。
休憩取りまくりとはいえ、熱中症の初期症状だったので(頭痛がしてきた)、キャンプ場内の自販機で冷たい炭酸を買いまくり、それを焼酎で割って、パンを胃袋に流し込み晩飯が終了。
あっという間にご飯が終わってしまいました。
ウィンナーやパンを焼く気力もなく、夕方6時にテントに潜り込み轟沈です。

酔っ払いには関係ないわ。
次回に続く・・・。