すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

尖閣意見書僅差で可決

2010年09月29日 | 市政・市制・市勢

 最終日の主な仕事は、案件の議決です。平成21年度の決算審査(9件)、国に対する意見書(2件)、亘理名取の首長に対する決議文(1件)、市民からの請願(1件)、そして議員の行政調査した報告(4件)は、全て可決しました。

 昨日、ブログに掲載した意見書「尖閣諸島で生じた問題の早期解決を求める意見書」も可決されましたが、これまでの過程は茶番だった。 文面を掲載します。

 尖閣諸島は、日本固有の領土である。中国漁船の違法操業は領海侵犯であり、決して許されるものではない。中国の圧力と思われることで、船長を処分保留したことは大いに遺憾である。

 この問題が長期化することは地方経済が疲弊している中、日本経済のみならず国際社会の混乱を招くことになる。

 他国からの侵略を許すことは独立国家としての主権を失うことになり、他国からの領海侵犯を排除することが独立国家の主権を保つことになる。

 よって、国においては、尖閣諸島で生じた問題の早期解決を求める。

 岩沼市議会の意見書は壇上(議長の前面)で意見書の説明をします。この場を離れ自席に戻ったところで、質疑が始まります。質疑は飯塚悦男・高橋孝内・渡辺ふさ子議員がしました。

 飯塚議員は「早期に解決する」とある具体的にどうするのか。自衛隊の派遣は考えているのか。

 高橋議員と渡辺(ふ)議員もいろいろ質問されたが、、、覚えていません。ただ、答弁は「話し合いが大切だ」と申し上げ、武力を行使することは考えておりません。質疑が終わり、討論に入ります。

 初めに反対討論では布田一民議員が「文面の中に国家を守るとか、領民・漁民を守ると明記すべき」また、「排除は武力行使につながるのでこの文字を出してよいのか、アジア諸国で協議するものであり岩沼市議会が出すものではない。弾圧的な意見書は良くない」そして「日本で中国の子供たちがいじめにあっている、私は全ての子供たちを守りたい。各市町村が意見書を出せば中国の子供達はいじめられる」と、最後に反対する。と結びました。

 中国で日本の子供がいじめに会っているとは聞いたが、中国の子供が日本でいじめに会っているなんて聞こえてこない。そう思いませんか、そんなこと言ってられません。そしたら、

 賛成討論は渡辺真多議員です。「船長は圧力により日本の主権を侵された。中国は拡大政策をとっている。近隣のフィリピンやベトナムも日本を見ている。尖閣問題は日本の威厳も尊厳も失われる」と賛成しました。

 次の反対討論は高橋議員が「外国との交渉事であり、慎重にすべきだ」と反対しました。賛成討論は無く採決になりました。昨日まで賛成と言っていた方も反対しています。

 賛成者は大友、酒井、私、渡辺(ふ)、国井、長田(忠)、宍戸、加藤、渡辺(真)、梶谷議員の10人でした。反対は渡辺(邦)、布田、櫻井、佐藤、森、高橋、飯塚、長田(雅)議員の8人で、賛成多数で可決。

 この案件以外すべてが、全会一致で可決されました。私が提出した意見書のみ反対した方は、一党独裁ならぬ多数派工作メンバー(2会派)の面々だけでした。昨日の議運で賛成の意向を示した議員は数人居たのです。 採決の結果、議会では

 私のことを煙たがる議員が、多く居る証しです!


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尖閣意見書は議運通過

2010年09月28日 | 国際・政治

 今定例会は明日を残すのみとなりました。本日は決算審査特別委員会の全体会議です。これは各常任委員会に分かれて審査したものを議員全員で審議しましたが、午前中で終了しました。

 委員会終了後、議長と議会運営委員長にお願いし、尖閣諸島問題の早期解決を岩沼市から国に「意見書」として出して頂けないか聞きました。その結果、議会運営委員会が1時15分に始まるまでに書類を出すことで了承を得ました。

 昼食時間に文章を作成し、意見書提出には賛同者が1人以上必要なのです。賛同者を募り、同会派の渡辺真多議員になって頂きました。

 午後からの議会運営委員会に書類が間に合い、8人の委員に事情を説明し、明日の議会で特別に意見書を審議して頂けるかをお願いしました。 これは特例?

 9月3日に議会運営委員会が開催され、翌週の7日に尖閣諸島沖で漁船接触事故は発生しました。通常、意見書は議会開会前(9/3)の議会運営委員会で受理され、最終日に議場で審議されています。

 意見書を議会に提出しても、意見書は審議次第で否決される場合があります。文面や内容の不備などですが、提出者が質問者に対し、正確な答弁が出来ないときなども同様です。

 議運で審議された内容は、次の通りです。(文章は多少省略しています)

 渡辺邦信委員:もう少し文面の整備が必要ではないか。(具体的に指摘されました)

 布田一民委員:北方領土問題もあるし、今やらなくても良いのではないか。意見書を出すのは早いのではないか。

 梶谷洋夫委員:急に発生した問題だから、議会で審議してみてはどうか。

 森繁男委員:尖閣問題は時期相応、見守ってもからでも遅くはないのでは。

 4人の委員が意見を述べ、宍戸委員長は決を採りました。賛成は国井、大友、梶谷、渡辺(邦)、佐藤委員の5人で、反対は布田、森委員の2人でした。異例というか特例の意見書は明日議場で審議されることになりました。

 意見書を出すことは初めてなので緊張しておりますが、提出者(私)しか答弁できないので、意地悪な質問が無いように祈るばかりです。文面決まるまで大変だった、意見書の名前は次の通りです。

 尖閣諸島で生じた問題の早期解決を求める意見書


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浸水対策を一般質問で

2010年09月27日 | 市政・市制・市勢

 9月議会は大詰めで、今週の2日間を残すことになりました。一般質問を9月13日(月)にしましたが、2件の内もう1件の浸水対策をブログにします。

 岩沼市は昭和61年と平成6年に大水害で、床上・床下浸水など大規模な被害に遭っています。一日の降水量が400mmを超え、岩沼駅の西部及び市内中心部など広範囲で家屋などに被害がありました。

 岩沼に長く住んでいる方は、どこが低いとか概ねわかると思いますが、新しく越してきた方には見当がつかないことでしょう。まず、市内中心部は岩沼小学校の南側や市役所近辺の桜地区、桑原や吹上も道路冠水は解消しておりません。

 平成6年の水害では、国から激甚災害に指定されました。対策として全国で初めて五間堀川に排水機場を建設しました。今回の一般質問で、五間堀川の水位を下げることが浸水対策ではないか、と質問したのです。

 国が建設した排水機場の口径は、3000mmと巨大すぎる大きさなのです。しかも2台作られています。2台同時運転は大水害の雨量にならないと、運転できないほど大きいのです。

 一昨年の8月末に、時間雨量50mmを超える雨が降りました。駅西口付近では16mの市道が冠水し乗用車が水没しました。また、東北線の西部地区で多くの道路が冠水しました。

 市内中心部では市役所前の道路や桑原や吹上、そして岩沼小学校の南部の道路などで浸水したのです。平成6年の水害と比較し違うところは、排水機場が設置されているということです。

 排水ポンプは大きすぎて、五間堀川が満水にならないと運転ができません。五間堀川に市内中心部や西部地区の雨水が流れ込むので、五間堀川の水位が上昇してもポンプが稼働しない状況です。

 排水機場に口径の小さなポンプを増設すれば、低い水位でもポンプが運転し、上流の丸沼堀(栄町から消防署方向に流れる)や並柳堀(西小学校から駅西口付近)の水位が低く抑えられるメリットがあると思います。

 市内の排水は五間堀川が生命線ですから、この川に水が流れる工夫をしなければなりません。排水機場は国土交通省の管轄ですから、小口径のポンプをつけて貰えないか話し合いをして欲しいと依頼し承諾されました。必ずこの件は国にお願いして欲しいのです。

 水路は曲がっているところや段差があるところなどは、きれいなカーブを描いていればいいのですが、そうでないところは流速係数なるものが悪いのです。ちょっとしたことにお金を掛けたらと提案したのです。悪い箇所を指摘しましたが、「お金が掛かる」と消極的です。

 実際に指摘した箇所はありましたが、流速係数の悪いところは報告を受けていないと言うのです。悪いところはもっとあると思います。小さな所から直していこうとしなければ被害は少なくなりませんよ。

 丸沼堀や中心部を流れる水路は市の管理ですよ!


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竹駒行事は見捨てるの

2010年09月26日 | ブログ

 竹駒神社の秋祭りが行われた。神社御輿が市内を練り歩くものです。それと一緒に各町内会の子供会がそれぞれの御輿を担ぐ行事も開催します。また、保育所や幼稚園なども行事に参加しています。

 参加者は多いのですが、見物人は少なくなったと思われる。元来、岩沼は竹駒神社で市内が賑わった経緯があり、伝統行事は昔の名残になりつつある。

 岩沼市は1955年に旧岩沼・旧玉浦・旧千貫の3地域が合併し、岩沼町となり、1971年には市制施行により現在の岩沼市になりました。旧岩沼町だけの参加が許される神社の御輿担ぎは、合併前の名残が今でも残っています。

 市制施行された40年前の御輿担ぎと比較すると、神社の行事は雲泥の差の感があります。市内の活気は薄れつつ商店街の担ぎ手は不足しています。少子高齢化現象が見受けられると思います。

 同時進行の市長杯「2010陸上競技大会」が原っぱで開催されました。陸上競技場なるものは今年の4月で公認を取得せず、タダの原っぱのままになりましたが、市長杯なる競技大会は盛大?に行われました。

 参加資格は市内に居住する方、及び通学・通勤する本人を含む家族にあります。陸上競技なるものは見ていて面白いかと言われれば、野球やサッカーと比べ見劣りするところはあります。

 正式な競技場でないとは言えども、公認並みの写真判定器を導入し参加した方は真剣そのもの、自分の力を出し切っていました。お天気にも恵まれすがすがしい一日だった。

 見劣りしたことは、「市長杯」という名前がついていたが、来賓や市関係者は1人も来なかった。 ま~、あまり長々と措辞を述べられても迷惑ですけどね!

 参加人数は延べ251人と、竹駒神社の子供御輿に参加したこともあり少なかったと思います。市は陸上競技場なる原っぱにした所為で、競技への熱気も市役所内部に薄れてきたか、と思いたくなる。

 市の行事を同時に開催することはどちらかを見捨てることになるのでは無いか。私の観点は市長杯を見捨てられたと思っていたが、市内の観衆を見たら秋祭りではなかったかと感じずにはいられない。

 竹駒神社の行事を、もっと大切にしてはどうか。

 


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尖閣は戦後最悪の外交

2010年09月25日 | 国際・政治

 お天気はこの20日間で30°から15°くらいまで下がった。暑いと思っていたあの時期から考えられない程急降下した気温、それと反対に9月7日(火)に発生した尖閣諸島沖の漁船接触事故は高温熱風の暑さだ。

 船長の釈放となり一件落着の様相を呈したかに見えたが、手をつけられないと言うか「治療の施しようがない国」を、やりたい放題にさせていることに腹が立つ。

 「治療の施しようがない国」は、国際社会の矛先を日本に向け政府に「謝罪と賠償」を求めてきた。日本政府は何らかの対応をすべき事態なのに「地検の判断」だからと言っている始末。

 日本の首脳にもつける薬がないのかな? すぐに対応策を考えるとか、単独「治療の施しようがない国」に乗り込むとか、いくらでも考えがあって良いのだが、ニューヨークの記者会見を聞いて、、、何もしないようだ。

 第2の竹島問題では済まされないのです。尖閣諸島沖には大量の地下資源が存在していることは明白であり、事態は深刻です。掘削機を持ち込もうとしている状況で、「冷静に双方が努力していく」などと言っているようでは説得力がない。

 「腰抜け外交」どころか、戦後最悪の外交ではないか!「治療の施しようがない国」を第2のヒトラーにすることになるような外交では困る。日本には日米関係が存在していることに、安心感があるとすれば間違っている。

 石原都知事はクリントン米国務長官からの「圧力があったのではないか」と、怒りをあらわにしている。!「治療の施しようがない国」は理不尽なやくざと同じだと気勢を上げています。 ここに来て

 鳩ぽっぽは「私なら温家宝首相と腹を割って話し合えた」などと言う始末。外野はいいよね! そこまで言っていいの~、だったら何かしなさいと言いたくなる。

 小沢氏は国会議員143人を含む、600人近い民主党関係者を引き連れて、昨年「治療の施しようがない国」を訪問しています。閣僚級の訪問が駄目なら、個人のお金使って、また遊びにでも行ったらどうでしょうか。

 前回は公費を使ったなどと批判を浴びていましたから、今度は鳩ぽっぽと仲良く胡錦濤と温家宝の作った北京ダックなど食べてきたらどうだろう。しっかり完食しなきゃ骨の髄まで食われてしまうよ。 小沢さん、

 裁判でびくびくするより、一兵卒の出番じゃないの!


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