今年も残すところあと1日、プラスもう少しとなりました。年末の慌ただしい中、毎年買い物に行っているという親戚と、初めて塩竃市の仲卸市場に行ってきた。
車の渋滞は塩竃市内で激しく、普段の2倍、時間が掛かったと思います。駐車場に車を止めてからも、年を越すためのごちそうを買い求め、大勢の買い物客がおりました。
人・人の混雑は、店内が足の踏み場もない状態でした。不況だと言われても高級な本マグロやナメタガレイは所狭しと並び、飛ぶように売れていく有様は暮れをより一層感じさせてくれました。
今年は猛暑の関係でカキの入荷が少なく、殻付のカキしかありませんでした。(殻付のカキは高いです)聞いたところ袋入りは今朝7時に完売で、明日の入荷も分からないと言ってました。
地球環境がこういったところにも影響があるんだと感じた次第です。お目当てはマグロの刺身でしたが、親戚が言うには通常の3倍くらいになっている。
買い手は安く買いたいが、売り手は高く売りたいのが人情。年の瀬を控え需要と供給のバランスで商品の値段が左右します。高いとは思いながら、
嘆くことなく年に1度と本マグロならぬカジキマグロを購入しました。また、酢ダコのお店があり、綺麗に色づけされたタコに食欲をそそられ購入することになりました。
この店の販売方法は量り売りで、切り落とした足の部分を秤に掛けて値段を付けていく。大量の酢ダコの中からこれぞと思うものを選んで、世間話をしながら値段を交渉していく。
うかうかしていると、お客が次々と購入していく。もう無くなるのか?と思っていたら、台車に載せて大量の酢ダコを運んできます。恐るべしタコ専門店でした。
我が市議会は、議員の期末手当削減は現状維持にする議決となった。仲卸市場の繁栄を見ていると世の中不況が嘘みたい。議員の期末手当も削減しなくて、良かったのかと思いたくなる。
太く大きなタコを仕入れてから、酢に漬けていたのでしょう。今日明日で売り切らなくてはと、威勢の良い声でおばちゃん張り切っていました。その声に「もう少し!」と値切ってみたが、次の一言で値切らず買うことにした。
厳しいな~、毎日こんだけ売れれば良いんだけど!