すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

会派代表質問の答弁は

2011年02月28日 | 市政・市制・市勢

 今日から2月定例会の実質的な議会が始まり会派代表質問がありました。先週火曜日に招集された議会は市長が施政方針を読み上げるだけでした。(約45分)

 その後休会となりますが、翌日の水曜日に会派代表質問と一般質問の事前通告書を提出することになっているのです。私は①社協 ②道路冠水 ③庁舎避難器具についての3件を一般質問します。(3/2の朝一番)

 会派代表質問は今議会から始めて導入されることになります。最初の質問者である森繁男議員は「過去に先輩議員が導入していたが?」と説明後に始まりました。

 ルールは持ち時間30分で最初の質問は演壇(議長のすぐ下)に登壇の上、事前通告した内容を全て質問します。そこから質問席に戻り答弁を聞いた後、再質問に入りますが再質問は2回までの制約です。

 今日は会派代表の5人が質問者になりました。森氏を皮切りに髙橋孝内氏、宍戸幸次氏、梶谷洋夫氏、そして我が会派国井宗和会長です。質問した時間です。↓

代表質問者

最初の質問

再質問1

再質問2

森 繁男

8分

5分

3分

髙橋孝内

8分

15分

3分

宍戸幸次

6分

15分

6分

梶谷洋夫

6分

11分

11分

国井宗和

13分

8分

3分

 慣れない初めての代表質問であったことは仕方がないとしても、質問者も最初の質問時間より、再質問が長い方がいました。これは改めなければならないと思います。事前に通告していた方が良いと思うのです。

 これに対し井口市長の答弁は最初の質問については、事前通告されていますからそれなりの答弁です。しかし、再質問には明快な答弁になっていませんでした。

 ある議員は再質問で数値を出しての質問が数問したにもかかわらず、大雑把でひとくくりにしての答弁です。市長の後方には職員が控え、熱心にメモをとっています。本来であれば、詳細を職員から説明させるのですが、市長だけの答弁に終始し、質問者に対する誠意は感じられませんでした。(説明が不十分で残念でした。まるで、)

 将軍様から“大佐”に変身したような答弁でした。

コメント (3)
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東京マラソンの不思議

2011年02月26日 | 社会・経済

 昨日はとても暖かで14℃まで気温が上昇し、春というより4月の気温だとニュースがありました。それが2週間前は最高気温が1℃台としびれるような寒さでした。

 静岡県の伊豆地方にある河津町では桜が開花し、沢山の観光客が来ているとのニュースがありましたが、一転して今日は寒い1日でした。そのような寒い日ですが、岩沼ジュニアランニングクラブの子供達は元気に陸上競技場なる「原っぱ」を走り回っておりました。

 原っぱには岩沼市内の中学生と仙台からの高校生が少々練習していました。先週までは多くの高校生が練習していましたが、今は期末試験中のため練習する高校は少ないのです。来週になると大勢で原っぱを訪れるでしょう。

 Jリーグは来週から開幕するし、プロ野球は一ヶ月もするとペナント開幕です。そして明日は東京が一つになる日と銘打った「東京マラソン2011」があります。

 定員に対し過去最高の参加申込が33万人でした。参加種目はフルマラソンと10kmの2種類ですが、フルマラソンに約3万人10kmは3千人程度です。

 不思議でならないのは何故こんなにもマラソンブームになったのか理解できません。10km走るのは理解できますが、フルマラソンは普段から相当な練習をしなければ完走することは出来ません。

 まして、現役の学生や社会人だけが参加するのではありません。着ぐるみを纏ったパフォーマンス的な方や芸能人までも参加するというではありませんか。

 私達が現役の時は考えられないのです。学生の頃は記録を狙って大会に照準を合わせ、最高の走りをと考えていたのです。しかし、3万人もの参加者がいるということは、最後尾に並んだとすればスタート地点を通過するのに何分かかると思います。

 その後も、周りに人が多くて本来のスピードで走ることなど出来ないと思います。そのような条件下で多くの参加者がいる現実を認めなければなりません。本物のマラソンブームにのった宣伝効果が、このような大会になったのでしょうか?この大会で経済効果は計り知れません。岩沼の原っぱでも経済効果を期待しているのですが、

 お寒い将軍様じゃ期待するのは無理なようですね!


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対岸の地震ではないよ

2011年02月25日 | 市政・市制・市勢

 「災害は忘れたときにやってくる!」2月22日(火)にニュージーランドのクライストチャーチで大規模な地震が発生し、多数の日本人も巻き込まれました。

 映像から伝わる被害状況は、建物が一瞬にして倒壊するようなまさに地獄絵図の様相です。時が経つにつれて被害の状況は鮮明になり重大さが増してきました。

 昔ながらの街の様相は面影がなく、廃墟の残骸を表わしています。必死の人命救助活動は行われていますが、生存可能性が低下するという72時間が過ぎました。

 マグニチュード6.3の直下型地震は今日現在で死者は114人、行方不明は200人くらいと混乱が続いています。日本人の犠牲者はまだ判明していません。

 宮城県沖の地震は過去数回発生し、前回はマグニチュード7.4でした。私が経験した1978年6月12日の地震から33年目を迎えます。

 前回の地震は前々回から41年目に発生しています。平均で37年おきに発生している宮城県沖地震は、いつ発生してもおかしくない状況です。

 クライストチャーチで崩れた残骸の鉄筋をみると細く、少ないと感じました。岩沼では来年度から新設される「住宅リフォーム助成制度」が始まります。市が住宅補修に補助を出すのです。

 元来、住宅リフォーム助成制度は地域振興の意味合いが強く、地元企業が請け負った場合にのみ支出されるものです。詳細な内容は今議会で詰めていくものと思います。

 災害に備え助成制度を有効に活用するなどし、有効な対策をしなければなりません。また、行政に様々な提案をしていくことは、災害を最小限に押さえることが出来ると思います。(たぶん?)

 クライストチャーチで起きたことは、我々にとって忘れそうだった地震災害の記憶を取り戻してくれた気がします。一刻も早いライフラインの復旧や被災前の生活を取り戻すことを願うばかりです。

 大地震は宮城県民にとって、対岸の火事ではない。


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ごみ有料化が近隣で!

2011年02月24日 | 市政・市制・市勢

 日本各地でごみの有料化が実施されています。身近なところでは仙台市と登米市だけですが、全国的には多くの自治体が有料化になっています。

 自治体別にみると、平成20年度は全国60%の自治体が有料化を導入しています。20%未満の自治体は宮城を含む岩手埼玉神奈川の4県だけなのです。

 お隣、柴田町を含む仙南地域の「仙南地域広域行政事務組合」は、ごみ有料化を決定しました。今年10月から4人家族で年間6000円程度の負担だそうです。

 仙南広域も亘理名取と同じように、ごみ焼却施設を建設することにしています。しかし、建設工事の日程は亘理名取よりも遅い予定です。今の時期に何故値上げなのでしょう?

 亘理名取の場合は機種選定委員会が、将来に負担の掛からない「ストーカ炉単独」(案)を第1候補に選定しました。この案は素晴らしいものですが、実現に向けて4首長は大きな決断をしなければなりません。

 今週月曜日(2/21)に4首長による「管理者会」の会議がありました。その中で機種選定委員会の第1案を尊重しようと合意はしているようです。(少し前進かな)

 政府は国会で予算を成立できるか躍起?となっていますが、過去最大の予算を組み、大盤振る舞いしても与党民主党の支持率はなぜか上がりません。

 政策の実行力が疑われ、問われているからだ、と思います。借金を増やしてまで国民に信を得ようとしても無理がある。(民主党はごたごた続きだし、まとまらない)

 4首長による協調と政策実行は、安価なごみ処理に向けた行動が重要です。しかし、1反歩800万円の土地は、他の市町に対し信を問えるのだろうか。

 広域化した事務組合でごみの有料化になるようなことは避けていただきたい。知恵を出し4市町がより良い選択をしていくことが大切です。(時間はありませんよっ!)大きな決断とは、

 仲良し4人組になって!一年間だけで良いから。

コメント (2)
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デモは新たな世界大戦

2011年02月21日 | 市政・市制・市勢

 メディアを通し世界各地で起こっている大規模なデモを見ています。自由を求め若者が独裁者と戦う姿は、戦争を経験した日本の昔に通ずると思えてなりません。

 江戸末期の無血開城は、歴史で分かる革命の美談として小説やドラマで紹介されています。勝海舟や西郷隆盛は、約300年続いた徳川幕府から自由に向けて政権を交代していったのです。

 1868年に起きた江戸城は無血で開城しましたが、多数の犠牲者を出しながら改革は断行されました。開城後も戊辰戦争や新撰組の討伐などで、改革の厳しさを物語っています。(戦争は悲惨です!)

 チュニジアで起こったデモは独裁政治のイスラム圏で革命となりました。デモは各地に飛び移り、アフリカを初めとする諸国から中東そして中国にも迫ろうとしている。

 報道から悪い情報が伝わってくるのはアフリカのリビアだと思います。リビア政府はデモ隊の市民に向けて発砲しているとのことです。リビアのカダフィ大佐は1969年にクーデターを起し、無血革命に成功しているのです。

 それが40年という長期の独裁政治で、無血革命のことは忘れてしまったのでしょう。人間が変わってしまったのですね!エジプトで起こったデモによる革命は、軍隊が国民に銃を向けませんでした。

 リビア政府がとった行動は独裁そのものであり、とても残念であり理解しがたい(とても悲しいことです)。しかし、インターネットで言論の自由を求めるデモは武器を使わない、新たな世界大戦ではないかと思えてきます。

 明日から、岩沼市議会は来年度予算に向けての議会が始まります。予算編成で思うことは、将来経費の掛かる火葬場建設、今よりも利便性の悪い駅前整備、他に疑問はもっとあるのです。

 そんな中、一般会計総予算は前年度比10%減の15億7千万円減でしたが、グリーンピアだけは22%増の3千百万円が、前年度予算を上回っています。(なんで?)

 われわれは言論の自由で、長期政権の独裁を打破。

コメント (3)
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