すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

真夜中飛行機飛ばして

2019年09月24日 | 日記
 あまり良くない言葉ですが『タカリ』という言葉がある。「集(あつ)まり」ではなく「集(たか)り」である。辞書には「①集まり・群れ ②人を脅して、金品を巻き上げ、または食事をおごらせたりする人」とある。

 仙台空港の時間延長に関し、本日議会がありました。昨年夏ころに起こった問題で、宮城県知事が仙台空港の24時間運航可能な空港にしようと提起した。あれから1年余りで岩沼市議会は菊地市長にやっと質問することができた。

 これまで森議長は特別委員会を楯に、一般質問を受け付けなかった。それに加え桜井副議長が特別委員会の委員長になって、委員会でも市長へ空港に関する質問を抑えてきた経緯がある。私たちは散々質問を行うべきと訴えてきた。

 そこでやっと重い腰を上げた議会だが、質問時間は一人3分、こんなバカな話ってありますか。幼稚園の自己紹介じゃあるまいし、小学校低学年の作文じゃないんだから。岩沼政策フォーラム(代表:沼田健一議員)会派が提案したのです。

 岩沼市議会18人のうち11人が占める最大会派、何を言ってもその会派通りになる市議会が岩沼市議会なのです。私たちいわぬまアシスト会派(3人)の他に一人会派が4人。この状況で11人の議長を除く10人分の30分が割り振られた。

 私たちが9分でいったい何を語ればいいのか。理解に苦しむ中、大勢の傍聴者が市議会へお越しいただいた。新聞社や放送局も取材に来て頂いて質問が始まりました。まずは冒頭政策フォーラム沼田代表の質問でした。

 空港の24時間化には反対ではありませんでした。何処からで何を貰うのかわかりませんが「貰うものは貰う」と明言し24時間化に向かっているように聞こえました。

 市長は空港とともに発展してきた経緯があると言い、まずは騒音調査から行い、飛行機に騒音の少ないものがあればいいのだがとも言い、24時間化を否定しなかった。そんな飛行機あるなら問題視されません。

 真夜中に飛行機が岩沼市の空を飛ぶ、今でも昼間の時間帯に人口が集中している街中を左旋回しています。そんな街をだれが安心して暮らせるまちに保障してくれると思いますか。それが市長の仕事なんですけど、、、

 もらったお金は誰のために使うのでしょうか。今まで一部の空港周辺地区だけに使われてきた経緯があります。そのようなことでであれば本末転倒。空港は民営化、県はお金がない上で、沼田委員はお金をどこからもらおうとしているのか謎です。

 真夜中飛行機飛ばして、集(たか)られるのは多くの市民かも

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