竹駒神社の秋祭りが行われた。神社御輿が市内を練り歩くものです。それと一緒に各町内会の子供会がそれぞれの御輿を担ぐ行事も開催します。また、保育所や幼稚園なども行事に参加しています。
参加者は多いのですが、見物人は少なくなったと思われる。元来、岩沼は竹駒神社で市内が賑わった経緯があり、伝統行事は昔の名残になりつつある。
岩沼市は1955年に旧岩沼・旧玉浦・旧千貫の3地域が合併し、岩沼町となり、1971年には市制施行により現在の岩沼市になりました。旧岩沼町だけの参加が許される神社の御輿担ぎは、合併前の名残が今でも残っています。
市制施行された40年前の御輿担ぎと比較すると、神社の行事は雲泥の差の感があります。市内の活気は薄れつつ商店街の担ぎ手は不足しています。少子高齢化現象が見受けられると思います。
同時進行の市長杯「2010陸上競技大会」が原っぱで開催されました。陸上競技場なるものは今年の4月で公認を取得せず、タダの原っぱのままになりましたが、市長杯なる競技大会は盛大?に行われました。
参加資格は市内に居住する方、及び通学・通勤する本人を含む家族にあります。陸上競技なるものは見ていて面白いかと言われれば、野球やサッカーと比べ見劣りするところはあります。
正式な競技場でないとは言えども、公認並みの写真判定器を導入し参加した方は真剣そのもの、自分の力を出し切っていました。お天気にも恵まれすがすがしい一日だった。
見劣りしたことは、「市長杯」という名前がついていたが、来賓や市関係者は1人も来なかった。 ま~、あまり長々と措辞を述べられても迷惑ですけどね!
参加人数は延べ251人と、竹駒神社の子供御輿に参加したこともあり少なかったと思います。市は陸上競技場なる原っぱにした所為で、競技への熱気も市役所内部に薄れてきたか、と思いたくなる。
市の行事を同時に開催することはどちらかを見捨てることになるのでは無いか。私の観点は市長杯を見捨てられたと思っていたが、市内の観衆を見たら秋祭りではなかったかと感じずにはいられない。
竹駒神社の行事を、もっと大切にしてはどうか。