すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

コロナで予算組み替え

2020年04月19日 | 日記
 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が、7都府県から17日に全国へ拡大しました。その際に現金給付が一人一律10万円に変更されることになった。当初一世帯30万円支給を議論されていたが、支給対象がわかりづらいことや曖昧などの点を考慮し予算を組み替えるようです。

 この点は評価できるが、当初野党から一人10万円を支給する案は『聞く耳を持たない』裸の王様的な安倍首相によって、余儀なくされ時間的ロスがあった感がある。政権を長く維持したことにより綻(ほころ)びが、国民生活に対する弊害として如実に表れ始めている。

 国民一人10万円の支給は、新型コロナウイルスによる生活不安を解消するものである。因みに家族の形態は様々であり、子供の多い世帯や単身者もあれば、諸事情を抱えている世帯もあることから一人10万円支給は妥当かとも考えます。

 生活の不安を感じている国民は大勢いるが、そうでない国民もいると私は思っている。私みたいな議員報酬に減額は無いし、公務員も減額は有りません。また、強いてあげるなら準公務員や生活保護者は、新型コロナウイルスで減額がなければ、生活不安にならないと思います。

 10万円支給は国会議員もしくは地方議員や、公務員及び生活保護者などは支給対象から外すべきと考える。

 ただ、その家族や子供は支給対象に含めるべきだし、国は閣議決定後に国会審議を早急に進めることが不可欠である。

 岩沼市はこのような有事の中、どのような予算の組み替えを行うのだろうか。市民夏まつりやアメリカ友好姉妹都市へ中学生派遣を実行するのだろうか、また、延期になったオリンピックのホストタウン事業予算を、予算組み替えでコロナ対策に実行して欲しい。

 最も懸念している千年希望の丘の草刈りは、今月中に契約の見通しだと言っていました。2,800万円もする草刈り事業は、元市長の会社へ随意契約のためネットで公表すらされません。100万円単位の工事や請負は、入札結果が公表されています。

 コロナで世界中が戦争状態の有事にと化した今、行政がやれることはたくさんある。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コロナ❝有事❞で対策を

2020年04月14日 | 日記
 岩沼市役所庁舎は、2日前の12日()夜10時頃まだ点灯していました。コロナ対策で不要不急の外出を控えるご時世に、日曜日の夜遅くまで仕事をしている市の職員には感謝でした。

 そんな中、本日午後2時~岩沼市議会『議員全員協議会』が開催されました。テーマは「新型コロナウィルス対策に関する現状と今後の対応について」でした。しかし、本日のテーマで示された内容はお粗末すぎたものと言わざるを得ませんでした。市のコロナ対策とは言えず、国の対策待ちを我々議員に伝えたにすぎません。

 国から緊急事態宣言が出された自治体は、コロナウィルス感染拡大の中、休業補償が深刻な問題としてとらえています。コロナウィルスの収束が見えない中、全国の飲食店事業者や中小企業は売り上げ減どころか、廃業せざるを得ない状況までに苦しんでいます。

 岩沼市内に213件の飲食業があります。国の方針が定まらない中、千葉県市川市は独自支援策として、中小企業に最大20万円を支援すると発表している。決定が不透明な国の方針を待っていると、納税していただいている事業者を見殺しにすることになるからだろう。

 私は質問の中で「新型コロナウィルスは全世界を巻き込んだ戦争状態になっている」とし、「今年度の予算を見直ししてはどうか」と質した。例えば今年は夏まつりを行うのだろうか、中学生がアメリカの姉妹都市へ海外派遣するのだろうか。又、オリンピックのホストタウンの関連業務は行う必要があるのだろうか。

 因みに今年度の予算は次のようになっている(夏まつり600万円)(青少年海外派遣460万円)(ホストタウン関連業務620万円)(千年希望の丘の草刈り2800万円)です。尚、市長の旅費は全国市長会などの開催が危ぶまれる中、300万円の計上です。

 尚、必ず発注すべきものではない業務委託の樹木剪定や草刈りなどの少額予算はたくさんあります。それなのに元市長の会社に2800万円もの草刈りを随意契約しようとしている。見直してはと質すが明確な答弁はなく、むしろ進めていくような答弁だった。そのことが残念でなりませんでした。

 岩沼市のコロナウィルス対策は❝有事❞だとして、予算を見直さなければ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする