すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

亀塚住宅跡地に何造る

2017年08月25日 | 日記
 腸管出血性大腸菌(O157)が埼玉や群馬県内で発生して約2週間が経つ、ポテトサラダから検出されたと言われるが、食中毒の感染経路は特定出来てないようです。また横浜の焼き肉店でも先月末にO157の食中毒が発生したと報道されている。

 スーパーで買い物した際、ポテトサラダなどが少ないのは、一連の報道が背景にあるのではないか。生鮮食品を扱うスーパーや飲食店は、安全管理に気を付けることが信頼につがってくるでしょう。そういった観点からも感染経路の解明は必要不可欠だと考える。

 今日の岩沼市議会は、10時~議員全員協議会がありました。市執行部からの説明によるもので、テーマは(1)亀塚住宅跡地活用の方針(案)について、(2)岩沼市民バス運行体系見直しについては説明に不満が残った。

 1件目の亀塚住宅跡地利用は、説明中に「重要な3つの区分」があると言われた。しかしその資料は不足していたので要求すると「後で議会事務局に提出します」でした。(我々議会を舐めていないか、すぐに取って来れるだろう)

 説明中の言葉に「生涯活躍できる場」「住みよいまちづくり」など玉虫色の言葉が多用された。何を造ろうとするのか全くわからないまま、抽象的な言葉ばかりがこれぞと並ぶ。説明者は前回の全員協議会で維持管理を求めたのに「ワカラナイから」と、回答しなかった総務部長です。

 岩沼駅徒歩5分圏内に立地する4,000㎥弱の跡地利用に、以前の説明では亀塚・相の原両保育所が老朽化したことによる代替えを考えていたはずでした。それが配布された資料には一言も出てこないで「重要な3つの区分」を文書があるにもかかわらず口頭で説明したのだ。

 老朽化した亀塚・相の原両保育所の定員は、60名ずつで120名の収容がありました。しかし代替えの跡地利用は90名になるとのことです。前段で説明のあった「生涯活躍できる場」「住みよいまちづくり」が保育所の定数減らすことなのか、と思えば片腹痛しです。

 市長に質疑したら、とりあえずこの施設を造って足りなかったら、旧保育所を再建するような回答でした。また新たに保育所造るなんて『勿体ない』と思いませんか。新たな構造物に無駄な税金投入して行くのかと思ったが、3回目の質疑だったため、その後の質疑が出来なくなった。

 民間はO157などの原因解明が困難でも、無期限な営業停止処分を下される。執行部と議会は言論によるやり取りしかないから「生涯活躍できる場」「住みよいまちづくり」といった抽象的な言葉ではなく、跡地に何を造るか、議会や市民から信頼してもらえる言葉が大切ではないか。

 11時半過ぎ会議終了、13時頃に資料は手元に届かず帰宅。後でって、いつまで!

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