すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

熱かった、駅伝競走!

2010年09月02日 | スポーツ

 市中学校駅伝競走大会が陸上競技場(原っぱ)で開催された。結果は男女ともに岩沼中学校(岩中)が優勝し、県大会の切符を手にした。女子は圧倒的に強かったが、男子は最後にドラマが待っていた。

 我が母校の岩中は、私達が中学生の頃から駅伝は強かった。私も中学時代は駅伝選手として、3年生の時初めて出場し優勝した。当時県大会は亘理町で開催され目立たない私ではあったが、県大会に出場したことは大きな自信となり伝統となっていったと思う。

 当時のコースは岩沼青果市場を発着点とし、車の往来が少ない玉浦地区を一周するものでした。応援は全校生徒が自転車で各ポイント地点を同級生や後輩が応援してくれたことは昨日のようである。

 応援組は学校から遠い所に自転車で来たものでした。応援する側もされる側もアッという間で何かつまらないような気がしたが、今は全校生徒の前を走る。

 全校生徒の前で力走することは昔から見れば、走りがいがあるというものです。周回コースなので1人の選手は2~3度応援される。選手はプレッシャーを感じながらもうれしい限りです。

 岩沼西中学校(西中)に生活圏があり、西中には子供達がお世話になった。また4年間PTA会長を務めたこともあるので、応援は西中です。第2の母校のために大きな声で応援しました。

 西中陸上部は2年前に中長距離の3人を4ヶ月だけ指導しました。この子供達が3年生になったときは、県大会に行くだろうなと感じたものです。それが今日の大会でした。

 強い1年生も現れ西中の先生も県大会出場は当然、と考えているので私だけではありません。男子は6人のたすきリレーです。西中にはエース格の3年生と新星の1年生が重なり期待は予想以上に大きかった。

 1区から先頭を走り、一時は2位の岩中に45秒もの差をつけ、一度も先頭の座を譲らずの力走でアンカーにたすきリレーです。ここまで大方が西中の優勝を意識していました。

 熱い死闘は伝統校の実力なのか、伝統校からのプレッシャーなのかじわじわと迫られ残り1週での逆転です。勝負は時の運とも言います。しかし、実力がなければ勝てません。

 アンカーは準エース的存在であったが、後半は金縛りにあったような走りで何とも言えないプレッシャーを感じたのでしょう。しかしこれは勝負、仕方のないことです。

 中学校の2~3年生は持久力が養われると聞きます。今の時期に練習をし経験することが大切です。高校に進学しても陸上競技を続けてほしいものです。記録競技のみならず、スポーツ全般は練習しなければ勝てません。

 岩中は県大会があるので、頑張って欲しい。夏休みも終わり、今年は観測史上最も暑い夏でしたがこれからが県大会への勝負です。勉強にスポーツに秋はもうすぐですね! あっ!

 私には9月定例会の「自由研究」がまだ残っていた。


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