すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

暑い夏のおいしい水を

2010年07月31日 | スポーツ

 今週はいやなニュースが日本中に放送されていました。まず、幼児2人を育児放棄の上、死なせた母親のニュース。そして、長男にライターの火で背中に大やけどをさせた父親。 2人とも逮捕されました。

 実の子供ですよ!このようなことが今の日本で起こっているのが現実です。なぜですかね!何が原因か、理解に苦しむ。虐待が多い日本の現実に目を背けることは出来ません。 哀しいことですね!

 毎週土曜日は「岩沼ジュニアランニングクラブ」の練習日。今日も練習がありました。参加人数は44人、登録している約6割の子供達が元気に練習に参加しました。暑い夏はまだまだ続いていますが、

 3人の子が熱中症気味でダウンしました。給水はこまめにあげていたのですが、残念ながら途中帰ってしまった子供もいました。幸い大事には至りませんでした。私達指導者は、子供達に向かって「暑い」とは言いません。

 本当は暑いのです。休憩中は水のがぶ飲み状態、決して余裕なんかありません。暑くないそぶりをしています。子供達はそれを見て「暑くないの」と聞いてきます。私は「気のせい」と言って暑さを否定しながら、沢山の汗と充実感を得て帰宅します。

 しかし、家に帰り次第大量の水分補給、昼食後シャワーを浴びて横になると睡魔に勝てず爆睡状態になるのです。そのため今日は地域で飲み会の会合がありましたが、少し遅れました。

 「おいしい水」は子供達に最も飲ませてあげたいものの一つです。日本中の子供達へ伝えたい一つです。岩沼の原っぱにはおいしい水があります。 ※陸上競技場のことを原っぱと呼ぶことにしています。

 父ちゃん、母ちゃん、子供と一緒に走ってみませんか!おいしい水があるよ~ (決して冷えたビールはありません。)

 ジュニアランニングクラブは、来週の土曜日も10時から練習です。 大きな声では言えませんが、私自身暑くない方が良いんだけどね!


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ごみに関すること06

2010年07月30日 | ごみ問題

 亘名で基本計画が作成されたのは平成19年です。この基本計画通り建設されれば、将来にわたり重い負担になると考えています。その後、平成20年にリーマンショックなど世界的な変動が起きています。

 基本計画通り建設しないと、環境省からの補助金がつかなくなりますから変更しなければなりません。一度決めた計画を変更することは大変なので、執行部としては想像以上に厳しいのです。

 環境省は補助金の内容を見直しています。スラグの生成に関し、基準の見直しをしましたのでスラグを生成しなくても補助対象として大丈夫です。しかし、管理者としても変更理由及びスタンスが問われますから、説明責任が生じてきます。 あまりやりたくはありません。

 4人の首長がお互いに遠慮してしまうことが広域行政の欠点なのです。

 他所の自治体は変更しません。一度決定したことを変更することなど無いのです。 他所にその事例は多いのです。

 なぜなら、お互いが干渉し合うことを差し控えてしまう。これが1自治体ならば議会が、住民が緊張感を持って議論するので変更する場合があります。広域に展開すること事態は良いことなのですから、

 首長さんにもっと将来的な議論をして欲しいのです。将来の2市2町のため是非検討の見直しをして欲しい。そのことを切にお願いしたい。(終わり)


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国会議員になる理由は

2010年07月29日 | 国際・政治

 河北新報の社説で「歳費日割り法案」と題した記事が掲載してありました。内容は国会議員の給与の話しです。当選した参議院の議員は勤務日数が6日間しかないのに、1ヶ月分129万7千円が支払われる。

 100万円の文書通信交通滞在費なるものも加わると、229万7千円になる。たった6日間でこの給与。一日あたり38万2千円にもなるのよ、これって国民をバカにしてませんか!

 あくせく働いて一ヶ月の給与より一日の給与が多いなんてシンジラレナーイ!この話は昨日今日始まった話しではなく、昨年の衆議院選挙でもありました。昨年の場合わずか2日間でした。

 政治家が信用されない理由わかります。

 岩沼市議会は日割りです。市議会議員となって初めての報酬は平成20年1月21日支給額229,814円は日割り計算です。また期末手当も月割りで満額支給はありませんでした。

 「倫理観の欠如」と社説の中にありましたが、倫理観どころか法律を盾に道徳観が壊れているのではありませんか。国会議員よ、「もっと国ために働け~、国民は苦しいぞ~」

 これだから有名人は国会議員になりたがる人が多いのかな。たまには地方議会経験して、それから国会に行ってみればと言いたくなる。もともと庶民の暮らしなんか、わからないのかも知れませんね。 じゃ~駄目だ!

 「先送りはもう許されない」と中の見出しにありましたが、いつやるか関心を持ちましょう。その前に国会議員の定数削減した方が良いか!

 河北新報、たまに良いこと書いている!でも何で社説が5面にあるの、誰か教えて下さ~い。

 明日からまた「ごみ」のこと書きます。

コメント (4)
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ごみに関すること05

2010年07月28日 | ごみ問題

 名取市が最終処分場を2市2町で担当することになっています。相互台団地の南側に建設を考えていましたが、その候補地が揺らいでいるのです。地元住民との協議に入れない状態です。

 処分場の規模は70,000?と決して大きいものではありません。なぜ、地元協議は行われないのですか。もしかしたら、地元から最終処分場に悪いイメージがあるのでは。

 最終処分場と言っても、昔の最終処分場を思い出す方がいるのかも知れません。昔とはそんな昔ではありません。約30年前迄は今のような処分場ではありませんでした。

 生ゴミや産業廃棄物をそのまま棄てたのです。岩沼の場合は六角沼、今の南小学校の場所です。昭和16年に起きた台風の影響で、阿武隈川の堤防が決壊し六角沼なる大きな水たまりが出来たのです。

 昔は各家庭で生ゴミなどを処理していた時代であり、現在のように家庭ごみが大量に収集されなかったため、大きな問題ではありませんでした。しかし、仙台市などの大都市では大きな問題です。

 森郷最終処分場が利府町にあるのをご存じですか。仙台市等が昔、生ゴミ等をそのまま廃棄していた施設です。その影響で埋め立てたものを掘り起こし処理などをし、今でも稼働しています。

 現在の最終処分場は焼却施設から搬入されるものが多く、焼却灰で廃棄するものと、スラグで廃棄するものなど安全な施設と言っても過言ではありません。なぜなら、

 環境省の法令により厳しい基準の下、現在(平成18年11月改定)ではあのダイオキシンでさえ分解して川などに放流することになっているのです。

 最終処分場は安心安全な施設です。

 最終処分場には管理(オープン)型と遮断(クローズ)型があります。どちらも地下に廃水が漏れない構造になっており、浸出液処理設備なる水処理をします。管理型は屋根のないもので遮断型は屋根付と考えて下さい。

 管理型は主に焼却灰をそのまま埋め立てる方式であり、広大な土地に露天掘りみたいなものです。焼却灰と覆土で何層にも埋め立てていくのです。

 遮断型は大きな体育館みたいなもので屋根がついた施設です。雨水が入らない構造にしてスラグなどをそのまま埋めていくのです。それでも水処理施設は必要で維持管理費は掛かります。

 従来型の管理型と比較し、遮断型は水処理が長く年月で稼働するみたいです。

 ごみ焼却場と最終処分場を費用面から比較した場合、ごみ焼却場はスラグを作る溶融施設を導入したら1年間で約2億円の差が生じます。対して最終処分場では管理型と遮断型があるものの、水処理施設的は1~2千万円の差額です。

 施設完成後、15~20年差額は負担になります。(続く)


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ごみに関すること04

2010年07月27日 | ごみ問題

 溶融炉の機種について私なりに説明します。大きく分けると3つのタイプになります。1つめはストーカ炉という日本で多く使用される機種があります。燃焼する所が階段式になっており安定した運転が見込めるとあります。

 ストーカ炉は一度燃焼(900~1100℃)した後に、焼却灰を再度溶融(1300~1400℃)する方式がストーカ式+灰溶融設備です。従来はストーカ炉で燃焼したものをそのまま廃棄していました。

 灰溶融設備はプラズマ式などが有り、電気や燃料で灰をガラス状に溶融します。仙台市や福島県田村広域で視察したのはこの方式でした。

 2つめは流動床(リュウドウショウ)炉です。この名前から想像すると床が動くと思われますが、中に入っている砂とごみが動きながら燃焼(900~1100℃)するのです。流動床式にはストーカ式と同じくそのまま灰にするものと、

 流動式ガス化溶融炉(1300~1400℃)は溶融スラグまで作る方式があります。同じ方式で目的が違えば燃焼温度が異なります。この場合はストーカ炉と違い一体でスラグを作るのです。

 最後はシャフト炉です。これは製鉄会社が考えて溶鉱炉のようにごみを溶かすのです。この方式は溶融炉(1700~1800℃)のみで、灰は出てきません。シャフト炉から生成されたスラグは高温なので最良ですが、

 維持費が大変なのです。何でも溶かすので便利ではありますが、コークスと一緒に焼却します。秋田市を視察した際はコークスの燃料高騰分だけで補正予算額が数億円でした。

 生成したスラグはアスファルトの骨材料として使用されています。2市2町だけでアスファルトに使用すると、2300ton/年のスラグは、5%含有のエコアスファルト材34000?になります。

 これを仮に6mの舗装道路整備(5cm厚)に使用すると、1年間で約49kmの工事をしなければなりません。なお、岩沼だけで約30%のごみを出しますから約14kmの工事を毎年発注することになるのです。

 東北6県の内、宮城と青森を除く4県はエコアスファルトの使用を承認していますから、県道や国道に使用できます。しかし、宮城県は承認していませんから、国道や県道に使用できないのです。

 2市2町だけで使い切れる量ではありません。さてどうしましょう、余れば廃棄するしかありません。そこで最終処分場の容量が大きければと思うのです。

 最終処分場の用地選定は名取市が混迷?(続く)


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