すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

おかしいぞ随意契約

2022年02月28日 | 日記・エッセイ・コラム
 地方自治体は税金を運用し市民の安全と財産を守る義務があるはずだ、と思っていました。地方自治法には『住民こそが自治の担い手』であると謳われています。憲法に基づいた議会があり、執行機関は議会などの意思決定に事業の執行を行います。

 執行機関は事業を執行する際に公平でなければならないし、規則に基づくことは当たり前で、倫理的や道徳性も鑑みなければならないと考えます。しかし、岩沼市は元市長の会社に対する草刈り費用約2,400万円を随意契約する姿勢を変えません。

 本日、建設常任委員会で新年度の予算審議をしました。千年希望の丘事業については、執行部の職員によると例年通り随意契約を変えようとはしなかった。職員がそこまで述べることは、上からの政治決断があると考え、副市長を呼ぶことにした。

 岩沼市のホームページには建設工事などの契約金額が掲載されています。どの企業がどのくらいで入札されたか、数年にさかのぼって掲載されています。入札は100万円でも公平性や競争性を保つことが、地方自治体行政の責務ではないだろうか。

 しかし、千年希望の丘の草刈り2,400万円は、随意契約であるためかどこにも掲載されていません。元市長が社長を務める会社だからか、隠ぺいしているのかと思いたくなる。副市長は入札執行に非は無く、詳細な内容は聞いていないと主張した。

 工事内容の写真撮影もしなければ、ピンハネ状態をここ数年続けているとを市役所職員は把握していません。元市長の会社が草刈りの現場に姿を現すことなどなく、地元の農業法人に丸投げしている実態を述べました。

 担当する職員らは現場に行ったというが、元請けの社員は居なかったと答弁しました。現場管理もしなければ丸投げを容認し、公平どころか忖度する市政をおかしいと思わないのか。以前に一般質問で指摘しても変えない図太さがある役所ではないか。

 議会最終日は3月9日まで、変えないなら住民監査請求でも願うばかりだ。

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岩沼市は忖度政治か

2022年02月24日 | 日記・エッセイ・コラム
 本日、一般質問が終了しました。
一般質問の内容は次の通りで『市長の政治姿勢』を質した。

主な内容(一部割愛)
1.2期8年を振り返って
  前市長は「震災復興道半ば」的な発言で、3月まではやる気満々だったが、急な引退となった。菊地市長の2期8年を振り返り、市長の政治姿勢を伺う。
2.大震災後に建設した施設の年間の維持管理費について
  千年希望の丘の維持費はいくらか。 
  震災前の予算は140億円程度だったが、本年度予算案は174億円となっている。どう思うか。
3.人口減少対策について
  子どもに対する予算を確保することが望ましいと考える。市独自の予算を確保すべきではないか。
4.これからのビジョンについて
  市長は、これからの岩沼をどう考えているのか。
  6月に市長選がある。3期目の立候補について伺う。


<議会は生中継されていますが、録画中継では一部がカットされることになります。>
 カットされるのは「井口元市長がセクハラで訴えられ市長選に出なくなった」という発言です。布田一民議員が一般質問終了後に取り消しを求めたものです。田村宏議員は裁判に詳しく、訴えられたことは事実だが裁判が始まる前に取り下げたので訴えは成立しない。そのことを受け発言のカットを了承した。
この発言をした際は議場からブーイングの嵐でした。昔私たちを懲罰にした古参議員の声が後方から聞こえました。

 主題の忖度政治と表現したことは、千年希望の丘事業です。元市長の会社へ2,400万円の草刈りを随意契約で発注しているからです。そのことを質したのに市長は「安いから」と答弁した。いくら安くても公平性や競争性が全くない随意契約に疑問を感じます。

 草刈りの内容は年4回程度千年希望の丘公園の草刈りで、5~6社の農業団体などへ丸投げで元市長自ら草刈りをするわけではありません。しかも、事務局は元建設部長で、市役所へ圧力があったのではないか。と質問しました。

 コロナで大変な時期なのに、元市長や一部の市役所OBへ優遇ともとれる行為はやめた方が良いです。私は『安いからいい』と言うのであれば、市長の報酬も下げたほうがいいのではないか、と迫ったがその後市長の答弁は無くなったように思います。

 この8年間に市の維持費は大幅に増えています。千年希望の丘や排水機場、そして市民交流プラザや子育て支援施設、また4月からオープンする西コミュニティー施設などで震災前と比較し1億4~5千万円の維持費が増えます。しかし、維持費などに充てる自主財源は震災前と比較するとほぼ同じ程度です。

 市役所職員はできた施設に天下りじゃないか。元市長には選挙でお世話になりましたと、草刈りに2,400万円もの随意契約をしていたら忖度政治と思いませんか。市長は今年6月の市長選挙は出馬に関し、時期相応で判断したいとのことでした。

 次の選挙も出馬するなら市民に目を向けて下さい、と言って質問を終えた。

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大丈夫かな?コロナ

2022年02月16日 | 日記・エッセイ・コラム
 予算を審議する大事な議会は昨日から始まっています。議会の開会は『市議会だより』に掲載されますが配布は今月末で、日程は2月15日開会~3月9日が閉会です。一般質問は21日が会派代表質問、22・24日が個人の質問です。

 今日は休会で10時までに一般質問の受付をすることになっています。昨日の深夜に質問内容をメールし、事務局が確認し議長の許可をもらうことになっている。メールを送っているだけでは許可は貰えないので、事務局に出向かなければならない。

 正副議長からの許可を得るため、議会事務局の部屋には職員・議員併せて15人ほど居て混雑していた。換気していたようには思えなかったので、私は事務局からの修正箇所を確認し、議員控室で連絡をもらうことにしました。

 新型コロナ感染症は岩沼市内でも増えており、議会事務局から連日のようにメールで感染状況の報告があります。オミクロン株の症状は風邪に近いとされるものの、無症状の事例もあるようです。しかし、全国的には死亡者も増加傾向です。

 10時過ぎても連絡が来ないので事務局に行ったら、議長の許可が下りていることを確認し帰宅することにしました。事務局には正副議長会派の議員6~7人が談笑していた。11時から始まる一般質問順を決める抽選に備えていたのでしょう。

 議場や委員会室などはコロナ拡散防止の観点から、扉を開けて換気をしていますから足元が冷えることもあります。だけど今日の談笑していた様子を見ていると、議員として会派室が在るのにコロナ対策に取り組んでいるとは到底思えませんでした。

 仮にコロナ陽性者がでたら、濃厚接触者も含め大変なこと。大丈夫かな。

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