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懲罰は前科じゃないよ

2014年09月12日 | 健康・病気
 花粉症の時期です。春の花粉症は主に杉やヒノキを挙げられるが、秋の花粉は意外と知られていないと思っています。私のアレルギー反応は血液検査の結果、卵などの食物アレルギー及びダニやガなどの昆虫アレルギーではなく、純然たる花粉です。

 そもそも花粉症とは元来無害な物質などの刺激に対し、免疫システムが過剰に反応するからだ、と言われています。秋の花粉症にはイネ科の花粉でカモガヤ、キク科の花粉でブタクサ、ヨモギなどがあるそうです。

 私は高校3年生(今から約38年前)から花粉症と付き合っています。当時、日本に花粉症は症例として存在せず、風邪に似たものと考えられていました。激しい運動をしているときは何も症状がなく、運動から落ち着くとくしゃみや咳、そして鼻水がだらだらと流れ出てくる。

 あまりに激しいくしゃみや咳なので、体がぼーっと熱くなり『本当に風邪を引いたか』と思うほどでした。それが収まると普通の状態になるから不思議だ。その後花粉症が発表され病院で治療を受けられることになったが、自身病気だと思っていません。

 本日他市の市議と偶然お会いし、挨拶の中で『出席停止』で懲罰の話をしたら、引かれてしまった。懲罰で出席停止だと言われたら、誰でも引くよね。他市の場合は議会外で暴行したことで警察沙汰になり、議会へは単なる『陳謝』だけで済ませた。

 それが会話の中でいきなり懲罰の出席停止と告げられれば、議員なら『何やったの?』と疑われること間違いなしです。でもよく考えてみると議会で懲罰を受けたものは決して『前科者』ではありません。警察や裁判所などの機関から刑罰にされていないのだ。

 前科とは先の警察沙汰になるような、法を犯して刑罰を受けていることを差します。元来、懲罰は官公吏(かんこうり)の不当な行為に用いられるものです。懲罰の言葉イメージが、刑罰と同様に感じられるから『何か悪いことをした』のと疑いがもたれる。

 公務員に限らず誰でも嘘を言ったりすれば処罰されますが、ことのほか官公吏なる公務員には厳しく、民間人には無い『懲罰』が適用されると思います。先程の市議に『言葉尻を捉えた幼稚な懲罰』と、経過を説明しようとしたら、邪魔が入り説明できなく別れてしまった。

 ある会議で飯塚悦男議員から『須藤と大友健議員は懲罰だから駄目だ』と、まるで前科者のような言いぐさを聞いた。私たちはあなた方に不当な懲罰を掛けられただけで、裁判所において検察などが事実を解明することなく、数で決められた懲罰です。

 ある意味では沼田健一議員が、数年前の議長選立候補で『2年で辞める』を発言し、2年後に『規定が無い』と約束を反故にした嘘。議員全員の前でついた嘘でしたが、さりとて当時の議長への不信任決議が、数で否決されているから仕方がないのです。

 花粉症は病気でないと思っているし、懲罰は前科じゃないよ。

コメント (1)
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