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仙台空港24時間化目前

2021年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム
 岩沼市議会は本日10時~、宮城県土木課職員を招き仙台空港の24時間化について、議員全員協議会がありました。平成30年8月から協議されていた空港の24時間運用は、議会の大多数が賛成しているようなので大きく動き出そうとしています。

 この図面は仙台空港を24時間化にした場合、岩沼市の要望をくみ取り県が作成した『基本的な考え方』として提示されました。主な内容は[⑨南長谷排水機場の新設](図面左下)がある。仙台空港アクセス鉄道の延伸[⑦新駅]もあります。

 空港24時間化には反対の立場であったが、この図面を見て「ずるいな~」と言った。排水機場とセットだと心が揺らぐ条件を提示されたからです。『水害の町いわぬま』は空港の騒音問題より水害被害からの脱却を目指したほうが賢明だと思います。

 南長谷排水機場の新設とあるが、昭和61(1986)年8月と平成6(1994)9月は、岩沼市にとって忘れられない大水害がありました。そのため国は1994年に激甚災害指定で、全国で初めて『押分排水機場』を計画し建設しました。

 その計画の中に『南長谷排水機場』の計画はあるものの、着工に至っていないのが現状です。市内中心部を流れる『五間堀川』の上流で『南長谷排水機場』から、阿武隈川へ排水を早めることは市内への流入が少なく大きなメリットになります。


 尚、目玉政策として鉄軌道の延伸上に、新駅を岩沼市内に設ける案が示された。これは玉虫色の絵に描いた餅に見えた。実現しそうもない計画を市民に知らせるより、提示している案件を精査し目標とする年月を示したほうが良いと質した。

 なぜなら、国は鉄軌道計画の延伸を認めず新規となるからです。人口の少ない地域に多額の費用を掛けて、乗降客数が少なければ数億円規模の赤字が毎年予想され、将来にデメリットしか残しません。


 排水機場は水路拡幅に歳月はかかるが、私の生存中には作って下さい。

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