すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

社協がまた新聞に載る

2011年03月03日 | 社協

 リビアでは内戦が激しくなり、新聞の見出しには「血みどろの戦いに」となっていると。岩沼の市議会も激しくなりつつあります。私の一般質問が新聞の記事になった。

 岩沼市社会福祉協議会(社協)の募金着服で新たに使途不明金(市老連・ボランティア連絡会)が発覚したのです。市老人クラブ連合会の事務は社協に委任をしていました。

 噂があり、本当か聞いてみたく一般質問に記載したのです。質問前の今週月曜日に使途不明金があると社協の会長から沼田議長宛に文書で連絡がありました。

 中身は事件発覚とこれからの指摘を改善していきますと、記載してありましたが残念なことに金額は記述していませんでした。そこで、議場で市長に金額を聞いたのですが、市長は答弁で「聞いていない」と言うばかりで、誠実な答弁内容ではなかったことが今日の議場で新たな火種になった。

 補正予算を審議し全てが可決され、来年度の一般会計予算案についての総括質疑で発火しました。我が会派渡辺真多議員が使途不明金で市長の説明責任に納得がいかず、審議に入れないと審議拒否だと迫ったのです。

 しかし市長は対話どころか、使途不明金の公表を拒否し続けました。トリポリならぬ議場は戦闘態勢「動議」だ、「議事進行」だとのやりとりで休戦ならぬ昼食です。

 再開後、議長と渡辺議員の話し合いで部会審査に落ち着いたもののしっくりしません。なぜ、情報を公開しないのでしょう。内戦は明日からの部会審査に移動します。

 宮城県から二度目の特別監査が行われ、指導改善が通告されている社協は市に調査内容を報告しています。当然市長まで金額などは示しているはずです。

 私が心配しているのは新年度の募金です。このままでいくと市民が協力している社会福祉協議会費と赤い羽根共同募金は少なくなってしまいます。

 新たな使途不明金は一日も早い解決が、社協に対する信頼回復に繋がるのです。市長がやらなければ、議会が行動し社協の問題を解決するしかないでしょう。

 武器はありませんが、口撃で大佐に迫らなければ!

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募金委員会は杜撰だよ

2010年12月14日 | 社協

 今日も出ました河北新報。社協関連12回目の記事、しかも昨日の一般質問が主な内容です。市長答弁まで詳細に載せてあり、この記事読むと「河北、評判良いよ~」と思えてきます。(次はいつ?)

 一般質問で井口市長は「募金委員会の会長は私だが、他の役員名簿が無くしっかりした体制になっていなかった」との記事です。実態がない杜撰さは社協のみならず、井口市長の岩沼市共同募金委員会でした。

 こういうところから募金をお願いされていること自体、腹が立つ。まして、自己責任回避の答弁だから、今後の募金に対し余計不信感が募るのです。(信頼回復なんか遠い、遠い)

 一般質問2日目は、私の訂正から始まりました。開会前に昨日の質問で訂正を求められました。内容は井口氏の通帳名ではなく、事務局長名だったのです。

 昨日の時点で通帳名のことは、何ら問題なく進められていたのに、今日いきなりですよ。よっぽど悔しかったのか、今朝分かったと言ってました。会議録を掲載します。

 質問1「市民の善意で集めた募金を無断で引き出されたのは、最大の被害者井口経明氏だと思うのです。通帳の名義は井口経明氏なのに、何故、説明行動しないのか、市長に伺います」

 答弁1「共同募金の成り立ちを充分お考え頂いて社会福祉協議会に全面的に委任している形でありますので社会福祉協議会で説明して頂きたいと思います。この場で共同募金委員会会長として答えることはおかしいかというふうにと思いますが、事務を全面的に委託している中でありますのでこちらの方(社協)で十分説明して頂きたいということで社会福祉協議会にお願いしている

 煮え切らない答弁だと思いませんか?(募金委員会じゃないと言っているのです)

 質問2「通帳が無くなっている話しは聞いていますよねそれも井口経明と書いてある通帳なんですよね。共同募金委員会会長井口経明という通帳が無くなっている。ここに井口市長が居るのでお聞きします」

 答弁2「共同募金委員会の問題ということはイコール事務局を全て社会福祉協議会にお願いしておりますので、社会福祉協議会イコール共同募金委員会事務局としての行動をしている。社会福祉協議会が全般を受けているわけで、その場におきまして考えなければならないというふうに思っています。ただ、岩沼市共同募金委員会としては事務的にどうこうと進めることが出来ませんので、お願いしている社会福祉協議会で十分やって頂くお願いをして頂く以外手段はないと思っております」

 答弁は長いし、意味分からんし、質問に真摯に答えているとは到底思えませんよね。この答弁改めて書いてみると判明するのは、質問の趣旨が分からないのか、読解力が足りないのかと思えてならない。

 議会答弁で紛失している通帳名が誰かも分からず、質問に答弁していたのです。間違っていた私も悪いのですが、当日指摘することなく翌日訂正を求めてきた。呆れるというより、議会軽視も甚だしい。

 しかし、改めてこの文章を確認すると、市長答弁にも訂正がある。それは共同募金委員会が社協に全面的に事務の委託をしている形である、とありますよね。これは訂正でしょう。

 だって、県の共同募金会から事務委託がなされていないことを指摘され、事務委託の契約書を県に今年11月22日付で提出しているのです。当然岩沼社協とも契約書すらありませんでした。書類もないのに全面委託ですか?

 この杜撰な体質で募金を集めしているのが井口会長であり、よくも平然と全面的に委任しているなどと議会で答弁しています。何かあったら私じゃないという割には。

 役員名簿もない杜撰な募金委員会からの反撃だった

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雲をつかむ?一般質問

2010年12月13日 | 社協

 議会での一般質問は無事?何事もなく終了でした。「着服事件の影響は」と題した質問で、井口市長の言葉からは最後まで元職員を告訴するとは言いませんでした。

 多方面にわたり質問をしました。市長としての考え方や今後の対応についてですが、説明責任は市長(岩沼市共同募金委員会)にあらずという言葉だけでした。

 この言動に遺憾さを感じます。遺憾とは残念だとか思い通りにならないとあります。政治家が「極めて遺憾」などと口にしますが、これは直訳すると極めて思い通りにならず残念となるのです。

 しかし本当の意味は、政治家がよく使う似非(えせ)用語です。自分が起したことではないので法的に問題ないことから、相手に対し残念でした。と言う意味です。要するに自己責任回避の政治家の常套手段用語なのです。

 市長からすれば、「別な組織であり」とか「個々具体的に申し上げられない」と逃げられたようなものです。ついには「私がどうのこうのと言いませんが、、、」雲をつかむような一般質問だったと思いました。

 今回の一般質問で想定外は、沼田議長からの「通告外」発言がなかったことです。一般質問は事前に通告し、通告に沿って質問していきます。なのに募金委員会は、別組織だからと質問を切られるのが通常なのです。

 募金委員会や社協は市の外郭団体ですから、質問対象にならないのです。質問中に脱線し募金委員会などは質問外の対象です。これって分かりづらいですよね!

 募金委員会の質問は対象外でしたが、今日はどんどん質問させて頂きました。議長が私の見方を変えたのか(まさか!)たぶん、傍聴者が20人も居たからではないかと考えます。

 傍聴者は質問者の身方です。チカラになります感謝、感謝です。多くの傍聴者が居たことは市民にとっても関心が高いということです。議員になって多い傍聴者でした。

 募金委員会の会長である井口市長に、社協の会長と共に告訴しては、と質問しました。が、それは社協のやること、と常套手段で自己責任回避です。

 こんな対応じゃいつまで経っても信頼回復など無いでしょうね。社協一人が悪者で募金委員会の会長は知らぬ存ぜぬで貫き通しました。(ある意味ご立派ですけど)

 昼食時、社協会長の鎌田会長が食堂にいらっしゃいました。「打ち合わせで」と言ってましたが議会傍聴していたのでしょうね。もうすぐ告訴をすると、にこにこ顔でご自分の社協論を展開されておりました。

 笑顔の似合う社協会長は、これからも頑張るって。

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社協事件の前と後では

2010年12月10日 | 社協

 昨日のブログに掲載した11月26日、臨時議会に社協の募金着服について経過説明された続きです。社協会長からの説明を井口市長は議場にて報告しました。

 『8月10日に当該職員から事務局長に、平成21年度の募金¥2,922,655を翌11日正午まで県共同募金会に送金するよう催促されているが、通帳が見当たらない相談があり、それを受けて11日に銀行で確認した残高が233円であったこと。出金の際には筆跡が不明ながら、登録印鑑が使われていることなどが確認されました。・・・・ここからも長~いのでまた省略・・・・市民の皆様の信頼回復については社協だよりの掲載を通じて全容等をお知らせし、お詫びすると共に受託事業等の利用に真摯に説明し理解を得られるようにしていくこと。協議会の役職員が深く反省し一丸となって努力していくこととしております。』

 臨時の社協だよりは以前ブログで説明しましたが、12月1日付です。それなのに福祉員に届けられたのが12月7日です。その後15日に区長に届けるようにとのことだけです。区長には正式な依頼文が届いていませんでした。

Photo

 区長は市長からの要請がなければ、配布義務は生じません。定期の配布は毎月末日ですから募金が終わるころに各家庭に届くのです。もしくは無給の福祉員が届けることになるのです。

 受託事業等の・・・の文書は本当に反省しているように思えますか?利用者にお詫びしながら、、、市の受託事業は受注したいとも言っているようなもの。(謝るから仕事は下さい、みたいに思えてなりません)

 募金委員会の井口会長はどうして一番下に名前があるのですか。今年の赤い羽根共同募金では鎌田会長の上に名前が記載されています。しかも依頼文書を町内会長宛に出すことにしています。事件の前と後では大違いではないでしょうか。

Photo_2 

 最大の被害者井口会長は、何故告訴しないの!

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社協に向けて走行開始

2010年12月09日 | 社協

 来週月曜日は第1質問者ならぬ、第1走者を全力で走れるよう心がけていくつもりです。そこで一般質問の件で色々調べました。まずは県庁の社会福祉課そして、県共同募金会に行ってきました。(矛盾だらけなので、少し紹介します)

 11月26日に開催された臨時議会で、井口市長は社会福祉協議会の着服問題について説明をしました。録音されたテープを聴いて活字にしましたので記載します。

 『岩沼市社会福祉協議会職員による赤い羽根共同募金着服問題につきまして、市とは別法人ではあります、ご報告を申し上げます。始めに市民の皆様からの善意を踏みにじる今回の不祥事につきましては、市民の皆様や関係者の方々の信頼を裏切ることとなり、極めて遺憾なことと思っています。今回の問題に対し市といたしまして10月25日付で岩沼市社会福祉協議会会長宛に実態解明を早急に行うこと、原因を究明し再発防止策を講じること。そして、市民の信頼回復に努めるための方策をとることを求め、同会長から11月1日付で報告がありました。以下その内容を報告させていただきます。』(ここからは社協の報告が長~いので省略します)

 ここからは解説です。まず始めに市長は「市とは別法人であります」を決め込んでいます。勝手に別法人と決め込み、私は何も知らない、関係ないを強調しています。

 次に「市民の皆様からの善意を踏みにじる」そして「信頼を裏切ることとなり、極めて遺憾」と言っているのです。それなら何故、自ら陣頭指揮に立ち、告訴しないのよ。

 最後に「10月25日付で岩沼市社会福祉協議会会長宛に実態解明」をとあります。この日は新聞に記事が出た日です。以前から知っていたにもかかわらず、新聞に記事が出なければ隠そうとしたことを裏付けるようなものです。

 県庁や共同募金に行って、お聞きしたことは私達の知らないことでした。県などから指摘された対策は、遅々として進んでいません。駅伝の「ブレーキ」より遅いです。

 こんなこと書いてたら、私までブレーキしそうだ。

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