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請願審査は委員会通過

2010年09月24日 | 市政・市制・市勢

 請願審査って、わかりますか。今議会で請願が1件あり建設産経常任委員会で審議されました。どうやら請願は受け入れられそうです。共産党の渡辺ふさ子議員から出されましたが、他に佐藤一郎、国井宗和、森繁男議員も連名で賛同者です。

 岩沼市に「住宅リフォーム助成制度」の創設を求める請願は、審議した建設産経常任委員会の6人全員が賛成しました。つまり、常任委員会の6人と請願者4人で10人ですから、他の議員が反対しても29日の請願は可決されます。

 建設産経常任委員会の審査に市民の方が傍聴できます。今日は請願を出した関係者でしょうか、8人の方が傍聴に来て頂きました。私と同じ会派の大友克寿議員も傍聴したので10人になりました。

 市議会で請願を可決したからといって、必ずしも行政側が実施するものではありません。議会が市長(行政側)に、この事業を行った方が良いと議決しただけですから拘束力はないのです。

 内容は市内で住宅リフォームする際、市内の施工業者に依頼すれば工事金額の10%(上限20万円)を助成するものです。この事業は全国的に実施している自治体が多く、活性化の効果があると言われています。

 県内では石巻市が実施していますが、効果は予想以上だ!新聞等で宣伝されています。厳しい経済状況下で各自治体は、地元企業育成と雇用の促進を目差しこのような事業に取り組んでいます。

 岩沼で助成制度を実施するとしたら、どの位掛かるかと言えば100件の申請があると2000万円です。石巻市では約5000万円程度掛かっているとのことです。そこで、コストカッター井口市長の動向に注目です。

 議会からの請願を受けて、市は住宅リフォーム事業を実施するかです。すぐに事業を実施しなくとも良いのですが、前向きに検討しやる気があるかです。 でも何で住宅関係ばかりなの???

 農業や商店街、そして建設業のみならず、多くの業種が苦しい状況にある中で、建設産経常任委員会はこの請願を可決しました。もし他からも同様の請願があった場合、委員会は可決するのでしょうか。 ○○に50万円の費用も捻出できないと言っている市長ですよ。

 あっ、まだ、請願は議会で議決していませんでした。


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