すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

最終処分場は懇談会で

2012年04月27日 | ごみ問題

 今週25日の水曜日は市議会で震災復興特別委員会があり、委員会の具体的な内容(骨格)が決まった。それにしても震災から一年以上が経ち、いまさら震災復興特別委員会とは片腹痛し(笑止)と思いませんか。やっと決まった3部会における案件は①集団移転②放射能対策③排水対策です。(私は排水対策が担当です)

 本日の金曜日は亘理名取共立衛生処理組合(亘名)の現地視察です。組合議員は16人中10人が入れ替わったことにより、既存設備の概要を把握するためです。

 午前9時からハナトピアに集合し、説明を1時間受けてから名取、岩沼、白石、亘理、山元の順に施設を見てきました。白石は仙南地域広域行政事務組合が廃棄を予定していた施設を借り受け、津波で被災した浄化センターが復旧するまでの一年間運転する所です。

 日程的には夕方5時近くまでかかりましたが、現地を見て問題は『最終処分場の建設場所が決まらないこと』です。以前に岩沼の全員協議会で亘名の状況を説明をしたところ、最終処分場について懸念はありました。

 今日の視察を前に大友克寿議員が音頭を取り、岩沼の議員だけで打ち合わせをしました。亘名の議員による「全員協議会」の開催を提案したのです。

 我々の提案は齋藤議長(山元選出)によってすんなり纏まり、全員で最終処分場建設に向けての会議を開催することになりました。岩沼市議会であれば一年かけた震災復興特別委員会みたいなものが、亘名では『すぐにやりましょう!』となったのです。

 当初は議運も通さない議題は他の市町議員から反対されると心配していました。しかし、議長たるトップから意見を受け入れて頂いたことにより、早急な対策が議論できることになりました。

 最終処分場はごみ焼却施設と違い「待った」が出来ません。津波で全壊した処理施設は一年かければ復旧しますが、処分場は満杯状態であれば寿命なのです。しかも、よその市町に依頼すると莫大な費用が発生しることも予想されるのです。これがすべて税金から支払われるとしたら大変ですよね。

 詳細を書くとしたらブログでは難しいですね。明日は「いわぬまアシスト」の『なんでも懇談会』が午後一時から館下の天理教岩沼分教会で、午後四時から土ケ崎の集会所で行います。

 明日からG・W、その前に『なんでも懇談会』へ。


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被災者の雇用の確保は

2012年04月22日 | 日記・エッセイ・コラム

 予想外と言っては失礼だが、頂いてきた賞状を見ておもわずビックリ。ジュニアランニングの子供たちが肌寒い日ではあったが頑張った一日でした。

 町内会の総会が午前中で午後からは市議会会派「いわぬまアシスト」主催のなんでも懇談会があり、仙台市陸上競技場に同行できませんでした。

 「春季陸上」という大会に宮城県のアスリートが揃い、小学生の4×100mリレーに出場しました。予想外?男子が3位に入り、女子もまずまずの成績でしたが他チームのレベルが高かったとのことです。

 4月からの新6年生による急造チームは、バトンパスを覚えたばかり。4月なので記録を期待はしていませんでしたが、頑張ればできるものですね。(教え方がよかったのかな!)

 今朝の河北新報総合(県内)版の記事に、3月末卒業予定の高校生は「就職内定率が97%を超えていた」と記事にあります。雇用の確保は被災地のみならず全国的な喫緊の課題です。

 県教育委員会の調査で判明したとあるが、97%の数値は20年ぶりであったとのことです。今から20年前と言うとバブル崩壊後の時代で、現況とは大きく乖離していますね。

 日本産業の空洞化と言われるほど工場が海外移転している状況下では、就職することが今の学生にとって、一番の難題であることは衆知のとおりです。

 国からの多額の交付金や民間投資が震災復興のために、震災地域にお金が駆け回る。新規の事業やエネルギー関連で雇用を生むことも好ましいことです。

 交付金による建設業を取り巻く産業にも、雇用が雇用を生む要因があります。行政が掲げる震災復興は被災者のために、雇用を確保することが大事ですね。

 その新聞を6枚めくると、がれきの岩沼処理区で災害廃棄物処理が始まっていると広告がある。そこに井口市長の身内も雇用されていました。(新聞見てビックリ)

 岩沼も雇用確保のため、もっと頑張って下さいね!

コメント (1)
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懇談会のお知らせです

2012年04月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、仙台管区気象台が桜の開花宣言をしました。つい先日までは「まだ肌寒い」とか「冷たい風だね」と言う言葉があいさつの中で交わされていました。

 4月半ばにして「暖かい一日」と言うより、Yシャツ一枚で過ごせた日中ではなかったでしょうか。自宅前にある公園の桜も急速に咲き出したようです。

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 仙台は平年より7日遅く開花し、平成では最も遅い開花のようですが今年の冬は寒かった証ですね。毎年咲く桜の花を見ていると「花の命は短くて」を思い出しますが、散り際が潔(イサギヨ)いので桜は日本人に好まれているのかもしれません。

 先ほどの「花の命は短くて」は続きがあり「苦しきことのみ多かれど、風も吹くなり、雲も光るなり」と続く。作家の林芙美子さんが書いていますが、いつの世も「苦しきことのみ」は共通するものがあります。お花見はそのことを忘れさせる魅力があると思いませんか。

 会派「いわぬまアシスト」は、3月から行っている『なんでも懇談会』の開催をします。市議会のことだけでなく悩み事相談所みたいな、車座で行う相談会にしたいと考えています。詳細な日時は次の通りです。

 4月22日()13時、仮設住宅西集会所

 4月28日()13時、天理教岩沼分教会

 4月28日()16時、土ケ崎集会所

 4月22日頃は桜が5分咲きで、28日は満開か散り際を迎えていると思います。懇談会で苦しきことは解消できないと思いますが、懇談会を通し少しでも前へ進むことが出来ればと考えます。

 お花見ならぬ、なんでも懇談会へお越しください。


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ねじれ国会と問責決議

2012年04月18日 | 国際・政治

 広辞苑で「ねじれ」を調べると「衆参のねじれ現象」というたとえが出てきます。我が家の広辞苑(岩波書店発行)は1991年改訂版です。いつ頃から国会がねじれだしたのか調べてみました。

 国会は衆議院で過半数を占めれば内閣総理大臣を任命することが出来ます。しかし、衆議院が過半数を占める与党が参院で過半数に満たなかった1989年にねじれ現象が始まりました。

 当初は「逆転国会」とも呼ばれていました。(懐かしいですね!) 1998年と2007年にも自民(および自公)政権下でのねじれ現象がありました。

 今は2010年に民主党が惨敗し、民主党政権下でのねじれた国会運営になっています。(国民はねじれのために投票したわけではないと思うのですが、、)

 野党である自公、それにみんなの党は2閣僚(前田武志国土交通相と田中直紀防衛相)に対し、大臣の辞任を求める問責決議案を提出したと報道された。

 報道によると自民は問責に応じない場合、審議拒否をする構えです。公明は世論に配慮し拒否に応じない方向で、自公に溝があると指摘されている。

 問責決議に法的拘束力はありませんが、問責された両氏が出席する審議において、野党は審議拒否する大義名分が与えられるとのことです。

 以前野党であった民主が用いた手法であり、国会審議が混乱する要因なのでした。4年前に自民の国会議員は、民主が審議に応じてくれないと嘆いていた。

 民主政権はこの2年間に問責で4人(2010年仙谷由人・馬淵澄夫、2011年一川保夫・山岡賢次)も閣僚が代わり、その都度内閣改造を行ってきました。

 参院の定数は242議席で、採決権のない議長を除く241票。民主・国民新などで109票を確保しているが、問責を提出した自公・みんなでも115と過半数に及ばない。

 あとは共産や社民などの18議席がカギを握り明後日の議決を迎えます。問責決議が可決されても自民は審議拒否すべきではないと思います。

 民主のモノマネで、ねじれ政権に対抗すべきでない


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議会報告→会派報告に

2012年04月15日 | 市政・市制・市勢

 高校野球の練習試合があり観戦してきたが、応援しているチームは打てない、走れない、守れないの三拍子で1点差で負けた。楽天と変わりないかも。

 楽天の対日ハム三連戦は初戦こそ田中マー君の好投があり1点差で勝ちましたが、今日は2日続けての1点差で連敗です。野球の1点差は拮抗した接戦を感じますが、2連敗となると実力差を感ずにはいられない。

 接戦をものにしていくことが実力の着いた証でもあると思います。他チームからも粘り強いとか、諦めないとか、またモチベーションが高いと評される。

 勝負事に運・不運はありますが「絶対あきらめない」という強い気持ちが、結果につながるのだと思います。オリンピック代表選手がいないベガルタは引き分けをはさみ5連勝で首位、この差は何かな???

 今日の新聞折り込みに「岩沼政策フォーラム」と「市民ネットワーク」が共同で『議会報告』を出しました。2月議会(2/21~3/13)を市民にお知らせしています。

 内容は岩沼市市税条例のことを取り上げ、条例改正により「被災地が一日も早い震災からの復興を遂げるため」住民税の値上げに賛成したとあります。

 賛成したことについては良かったのですが、その後に「反対する議員(私達のことです)もおりましたが(~中略~)法律で定められた税によらない場合は、財政余裕団体とみなされ、国からの支出金などが減額されます。」と注釈している。

 賛成討論の中に、このような件(くだり)はありませんでした。また「軽々しく「増税反対」などと言う議員(私達のこと)の真意がわかりません」と太文字で感想を述べています。増税に安易に賛成する議員の真意もわからないと思いませんか

 驚くべきことは「東保育所の早期再開と新規整備を求める要望書」と「乳幼児医療の拡大及び国民健康保険税率の据え置きの要望書」は2会派が1月26日と30日に市当局へ提出されたとなっている。

 その後に開催された2月議会で2件の要望書のことは、議論されたことはありません。市民に議会のことをお知らせする気持ちは理解できるが、議会で議論したことを書かないと、『議会報告』とは言わないのでは?

 『議会報告』ならぬ『会派報告』にしてはどうか!


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