すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

議会は唯我独尊状態に

2010年11月29日 | 市政・市制・市勢

 人と人がコミュニケーションを取ろうとすれば、皆さんはどんな方法があると思いますか?「言葉」や「仕草」そして「表情」だったりします。でもそれだけでは無いと思いませんか。

 それ以外で「気配」があると言われる、気配とは人間のエネルギーであり力であります。例えば、怒っているとき、殺気じみているときなど様々な気配があります。

 私達議員は市民からどう見られているのだろう。気配を感じられる出来事がありましたよね。先週金曜日(11/28:議長は期末手当下げず)のブログで、岩沼市議会は市長と職員の給与を人事院勧告通り下げることにした。

 しかし、新聞にも記事になったが、議員の期末手当を下げることなく現状維持とした。市民からの反応・反響は大きく、知り合いの某県会議員からも心配の電話を頂いた。(県も反応してたのですか?)

 新聞記事が信じられないとの事でした。事の顛末を話して、私達は議案に賛成したことに理解はして貰った。まさか、沼田議長が9対9の同数で最終的に採決し、期末手当削減を否決は考えられないとのこと。(まさにシンジラレナ~イ状態)

 同じ日に川崎町議会の場合も、議会が人事院勧告に反対しました。でも職員の給与も人事院勧告に反対しています。つまり、職員と議員は一緒に下げない事で議決しました。

 岩沼市の場合は、職員と市長などの特別職給与を下げておきながら、議員だけが現状維持にしたのです。県内では岩沼だけの、いわゆる唯我独尊、独りよがり(自分たちだけが正しい)議会となりました。

 これで、市民から議会全体が悪い印象に見られないか。これからの議会は市民目線で行けるのか、疑問視されないかなど、心配と苦言をいただきました。

 賛成・反対者のみならず議会全体の問題です。私達は市民からどのように見られるか、気配を感じ取らなければなりません。言葉や仕草で市民に理解されるものでなく、すぐにでも行動を起さなければと思います。

 怒られている内は良いが、見放される気配を感じる。

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募金は誰に預けるの?

2010年11月27日 | 市政・市制・市勢

 もうすぐ師走の季節がやってくる。早いもので時が経つのは、あっという間ですね。今年はどんな年ですかと聞かれる重大ニュースはいくつかありました。

 猛暑の夏でエアコンが壊れたことぐらいと言いたかったが、暖房機まで壊れてしまった。エアコンはエコポイント対象商品ですが、残念ながら暖房機はポイントが付きません。

 購入しなければ越冬できなくなる。我が家の必需品は多いなと感じる。13年間使用したので元は取ったと思うが、価格は昔の約半値。製品価値が下がるデフレ状態で、お金の価値が高くなったのでしょう。

 岩沼での重大ニュースは、社協が市民の高い関心事になりました。広報いわぬま12月号と共に議会だより、県政だよりの他に歳末たすけあい運動をお願いするチラシも入っています。

 Photo

 12月は歳末たすけあい運動が始まります。ピンク色の用紙にショッキングピンクの文字が、市民へ募金のお願いとお詫びが掲載されています。しかし、

 “変”だと思いませんか?これまでは「岩沼市共同募金委員会、会長井口経明」「岩沼市社会福祉協議会、会長鎌田健一」両氏の連名だったはずです。

 名前がありません。募金を集める方は誰ですか?募金着服事件後の責任者は募金を集めた会長ではありませんか?今年は誰に募金を預けるのですか。

 井口経明氏名義の通帳から募金が引き出されました。市民から預かった大切な募金です。なぜ、警察に被害届けを出さないのでしょうか?無責任の極みです。

 十分な説明は4行で、名前も出さず責任の所在すらありません。本気で募金をよろしくと考えているのでしょうか。これで説明は終わりですか?市民は納得しませんよ。

 お金の価値が高くなって苦しい生活が続くこの時代に、なけなし小銭ではあるが昨年と同額の募金を出そうとする行為をあまりにも軽視しすぎる行為ではないのか。

 昨日、臨時議会で同姓同名の井口経明市長は議会で、社協事件について説明を議長に申し出、議長が認めました。説明後、私と渡辺真多議員が挙手し、発言を求めました。私は大きな声で「議長、議長、議長」と連呼しました。

 議長が執った措置は無視です。議事を進め我々の意見は無視しました。「議会は言論の府」と言っているわりには、自由な発言を制限する沼田議長は問題です。いずれにしても市長や職員の給与は下げても

 自分の給与を下げない事に、違和感の無い議長です。

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議長は期末手当下げず

2010年11月26日 | 市政・市制・市勢

 人事院勧告ってご存じですか。公務員の給与などが適正であるか国会及び内閣に対し、勧告するものです。勤務時間などの条件や退職金など公務員の身分に強い権限を持っています。

 今年の8月10日に公務員の給与を「月給0.19%」「期末手当0.2ヶ月分」を削減し、55歳を超える公務員は賃金の抑制を図る答申を出しました。骨子の内容は以下の通りです。

 「本年も厳しい民間の情勢を反映し公務と民間の給与比較の結果、月例給、特別給のいずれについても公務員が民間を上回ったため、それらを引き下げることとしました」(人事院総裁談話は長いので一部です)

 結びに、「国民各位におかれては、基本労働権制約の代償措置である人事院勧告の意義と、行政各部においてそれぞれの職務を通じ国民生活を支えている多くの公務員が在ることについて、深いご理解を賜りたいと存じます」

 これを受けて各自治体は、職員の給与引き下げを議会で議決することになりました。岩沼市は当初から人事院勧告を受け入れてきましたから当然引き下げです。

 今日の臨時議会は職員の給与に関する条例の一部改正と、特別職(市長や副市長など)の給与など条例改正する議会です。つまり、市長と職員などは勧告に基づき値下げでしたが、この議案に反対した議員が4人いました。

 渡辺ふさ子(共産党)、布田一民(社民党)、櫻井隆、森繁男議員です。反対理由は地域経済に影響するとか、働きがいが無くなるとか訳の分からない理由でした。

 岩沼市役所職員の年間給与(ボーナスは別?)で、約100万円程度下がるのが地域経済に影響するのでしょうか。民間企業はボーナスさえ出ないところもあるのに、ボーナス無いから会社を辞めますか?無意味な反対意見です。

 常識ある市議会はこれを可決し、市長と職員の給与を下げることに決したこと迄は常識が保たれておりました。しかし、事件は起き、とても非常識の議会となった。

 議会終了間際に渡辺真多議員が、動議を出して「我々市議会議員の期末手当も下げましょう」と提案したのです。(関連で私のブログ:11月22日を参照願います)

 職員や市長だけの給与値下げに議会が賛成し、市民の理解を得られないというのが渡辺真多議員の主張でした。私達は賛成ですがこれが否決(ボーナスの現状維持)されました。

 賛成者(値下げ派)は渡辺真多・梶谷洋夫・加藤政勝・宍戸幸次・長田忠広・国井宗和・酒井信幸・大友克寿議員、そして私の9人です。対して

 反対者(現状維持派)は長田雅裕副議長・髙橋孝内・飯塚悦男・森繁男・佐藤一郎・櫻井隆・布田一民・渡辺ふさ子・渡辺邦信議員の9人です。これで同数最後に

 沼田議長が反対を表明し、議案は否決

 がっかりです。今回の人事院勧告は名取市、亘理町、山元町が議員も賛成し値下げをしているようです。今朝の報道でも県議会も値下げになっています。

 河北の記者がこの様子を取材していましたから、たぶん明日の朝刊に掲載されると思います。社協だけではない、市議会も県内で有名になりそうです。値下げに反対した議員の顔ぶれは、

 12月7日から議会が始まるので傍聴に来て下さい。

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避難訓練で見たものは

2010年11月25日 | 市政・市制・市勢

 申し訳ありません。社協の告訴は来月になりそうです。準備が大変で今月は無理だそうです。ブログを見ていただいている皆様にお詫びを申し上げます。

 社協の職員は一生懸命に仕事をしていますが、手続きが面倒でみたいで遅れています。見守っていきたいと考えます。間違った情報を出すつもりはなかったのですが、私も焦っておりました。

 来月から始まる「歳末たすけあい募金」活動で募金が集まらないと、困窮者に配分されなくなります。聞こえてくることは募金を控えることばかり、早く打開策がほしかったのです。間違えた情報を出したことに「ごめんなさい」

 さて、今日は岩沼市役所で避難訓練がありました。午後、渡辺真多議員と打ち合わせをするため議会事務局へ行った際、避難訓練に遭遇です。

 午後一時半に訓練用の警報が鳴り、外に出てみると皆さんぞろぞろと出てきました。長田忠広議員も訓練してました。この訓練は長田議員が昔、一般質問で提案し実施に至ったと聞きました。(さすがです)

 約100人くらいの市民や職員が市役所北側の広場(芝生の処)に集合し、消防車による放水訓練、消火器訓練、そして庁舎6階から1階まで降りる避難訓練がありました。

 昨年から工事をしていた庁舎の耐震工事が終了し、その際に取り付けた避難用具で降りてくるのです。私達は地上から見ていましたが、とても危険な避難器具だと感じました。説明は難しいのでこちらを参考にして下さい

 避難器具にケチをつける気はありません。器具を使って降りたのは市役所職員ですが、元はばりばりの消防職員でした。(写真撮っていないのが、周回遅れです)

 この避難器具(緩降機:カンコウキ)はテレビアナウンサーの菊間千乃(キクマユキノ)さんが、生中継で落下事故を起した際に使用した器具です。以来あまり使われていないとのことです。これは映像がありますので参考にして下さい

 菊間アナウンサーの場合はマンション5階からでしたが、下にマットが敷いてありました。それでも全治3ヶ月の重傷で、後遺症はとても重大でした。(個人的なことで詳細をブログに書けません)

 市役所は6階と高く、マットなどはありませんでした。それでも慣れている元消防職員だからこそ無事降りてこられたと思います。一般市民が降りてこれるものではありません。

 年配者やご婦人の使用は無理でしょう。避難者が100人も居たら、避難させることは出来ず大変だと思います。最近は緩降機を使用する所が珍しいとのことです。(友人の現職消防員でも降りたくないそうです)

 避難訓練を隣で見ていた市長も、「私はこわくて駄目だ」なんて言ってましたから、特に高所恐怖症の方は危険な器具だと思います。私の場合、体重の関係から菊間アナと同じになるのではと心配しました。

 最近の避難器具は消防署が指導している「屋外階段」が主流だそうです。安心安全の街づくりを目差している市役所には不釣り合いな設備ではないかと思う。皮肉を込めて、

 大事故が発生しなかったから、良い避難訓練でした。

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社協は明日告訴だって

2010年11月24日 | 市政・市制・市勢

 岩沼市社会福祉協議会のホームページを見たことがありますか?内容は立派です。私のブログよりは数段格上といった感じだが、着服については何も無い!

 社協内で着服が発覚してから3ヶ月半が経とうとしている。また新聞記事で市民が分かり1ヶ月過ぎても、お詫びどころか発覚したことすら掲載されておりません。

 「平成22年度社協会員加入のお願い」の欄を開くと、「会費が貴重な財源」とか「市民総参加」の文字が躍る。昨年は500万円も集まったから今年もよろしくね!みたいな感じに見受けられました。

 しかも、10月25日に更新している。これを見て唖然としか言いようがありません。こんなにも騒ぎを大きくしたのは、発覚から速やかや行動を取らなかった社協や募金委員会長ではないのか。

 お金を貰うことには大きな文字でお願いするが、募金着服の対応どころか告訴もしていない現状です。社協のホームページ一上に「申し訳ない」の文字すらないのです。情けない限りではありませんか。

 ホームページに「社協問答集」なるものがあります。平成19年4月に作られた問答集を読んでみると、議会答弁で出てくるような語り口で、英語まで飛び出す始末。もしやと思い、作ったのは誰かと聞いてみたら、、、そのようです。

 短い問に対し、答弁がやたら長すぎて読んでて何が何だか意味不明。一応理解できますが、挿し絵や表など使えば分かりやすいのに。お年寄りは読むかな?

 その中で8ページの問29を紹介します。「問29.会費や募金などが割り当てられたり、半強制的に集められてはいませんか」答弁は長いので小文字で小さく書きます。詳しくご覧いただくにはホームページをお勧めします

 本来、自由意思での募金であり、社協への入金(会費納入)である筈が、半強制と見られる点があるとすれば、遺憾なことです。例えば、共同募金では、県の募金会から、市の配分を受ける事業の計画などが勘案され、市として目標額がいくらと示されます。この県から示された目標額から、おおよそ一世帯平均何円位と目安がはじき出されます。この目安が、場合によってはじかに提示され、結果的に割り当てのようになってしまうのかもしれません。言うまでもなく、全く任意のものでありますが、社協活動や募金の目的を十分理解のうえ、ご協力いただければ幸いです。なお、18年度赤い羽根共同募金では、個別募金や街頭募金など合わせて5,047,948円のご協力をいただき、各種福祉活動やNPO団体、ボランティアグループ、町内会への配分などに充てられています。特に平成6年の9・22豪雨災害では、被災世帯(床上浸水世帯)に対し、総額5,890,000円の見舞金が贈られました。この金額は本市の募金活動で寄せられる金額を超えるものとなり、県民互助の助け合いがここにも生かされました。詳しいことは岩沼市共同募金委員会(事務局は社会福祉協議会内)へお問い合わせ下さい。

 長いね~、関係ないことまで問答集に入っているから訳が分からなくなる。次の「問31.もう一度、社協活動と行政とのかかわりについて伺います」も面白い答弁です。

 これも長いので全文書きません。要約すると、社協は行政の補助機関ではない。困っている人は行政が法令に従って、快適な暮らしが出来る。社協の存在意義は人々の連携による助け合いなのだと。結びに民間福祉高揚のために参加してみて下さい、とあります。(良いこと書いてます)

 本日、午後、議会事務局で沼田議長が言ってました。明日、社協は告訴をするそうです。驚きませんでした。なにせ形作りの告訴です。なぜなら明後日は臨時議会ですから、タイミングを考えたのでしょう。

 やるなら早くやれば新聞沙汰にならないのに、まして、議会で説明しかやらず、質問は受け付けないとのこと。まさに茶番の議会説明だと思いませんか。

 あっ、そうそう。沼田議長は私のブログを見ているそうです。知人が印刷し、持ってくるそうです。見たくもないが、と苦言を言いつつ私に「昨日チラシを入れたから募金が集まらなくなるんだ」と言ってました。

 募金集めをしないようにしているのは、誰ですか?

コメント (7)
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