すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

有り難い?議決の遵守

2011年09月29日 | ブログ

 昨日のブログで通達文書と記載しましたが、議長名による有り難い?書類を頂きました。正式には「議決の遵守について」でした。

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 通常は表記の下欄に「地方自治法第○○条○○項の規定により」と記載されるべきですが、これがありません。代わりに「本議会において可決された」とあります。これは議会改革の一環なのですかね。

 私のブログに対し議長は議場で「須藤議員のブログはウソを書いている」と言われました。どこにウソを書いているか聴きたかったけど、「間違いなので訂正した、ウソと間違いは違います」と言ったのだけど、、、

 議員になって初めての議会で議長選挙があり、議長立候補者2人が2人とも「2年で辞める」と言っていた。沼田議長が今でも議長をやっていることがウソではありませんか。と言いたかった。

 しかし議場でこんなやりとりすること自体がナンセンスで言えなかった。ちなみに議長は議長不信任案を2回も出され、いずれも否決されている。

 議決の遵守とは民主主義の象徴、数の論理ですか。


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激論ならぬ劇場論では

2011年09月28日 | ブログ

 半年ぶりの議会らしい議会だった9月定例会は終了しました。今議会の特徴は「激論と劇場論」ではなかったかと思います。ちなみに激論も劇論も同じ意味ですが、ここでは劇場論という造語で表現したい。

 事の発端は私の拙(つたない)ブログの件で9月12日に開催された一般質問を前に、髙橋孝内議員が「議事進行」を申し出ました。ここから今議会は私に対することで紛糾し通しだったと思います。

 ブログには、「岩沼の6月議会は開催されなかった」と、思われると指摘がありコメント欄で訂正しましたが、これでは済まないとのこと。

 一般質問を棚上げにし議会運営委員会(以下、議運)を急遽開催し、私の意見も聞かず一方的に決議されたことに違和感を感じ、議運での決議を拒否しました。

 その日の午後再び議運が開催され、翌日は佐藤一郎議員による議場内での「動議」提出です。動議中は退席を言い渡されましたので、ここでも欠席裁判です。(ちなみに髙橋・佐藤両議員は議長の会派所属議員です)

 動議は賛成多数で可決され、再度議長より謝罪を求められましたが、拒否したのです。議運は再々度開催されました。そして翌々日もこの件について、、、色々ありました。(詳細を書いていると長くなるの省略します)

 動議の中身は私のブログに対する訂正と謝罪でした。しかし、懲罰的なことではありません。ただ単なる一般的な動議であり何ら拘束力のないものです。ですから拒否したのです。

 それに懲りず何度もブログの件で激論です。議場内と議運での激論は数時間も要しています。またご丁寧に通達文書も作成したり様々な圧力です。

 決算審査をする特別委員会はいつもなら午前中を要するのに、今議会は開催から30分足らずで終了です。議場内での本来の激論はいつもより少なかったように思えます。

 単なるブログのことで謝罪することに全勢力を使い果たしたのでしょうか。劇論ならぬ造られた「劇場論議会」ではなかったかと感じます。最後は根負けしやむなく謝罪しましたが、、、何でこんなことにと思うのです。(疲れた!)

 ブログに対する謝罪をさせるため劇場型議会でした

コメント (6)
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水害計画は置き去りか

2011年09月25日 | 市政・市制・市勢

 今議会も今週水曜日で終了です。書類を整理していたら岩沼市新総合計画に基ずく『実施計画(平成20~22年度』なる冊子が出てきた。厚みは1cm足らずで137ページの内容は3ヶ年の予算などが記載されている。

 平成20~22年度の予算額は各事業ごとに記載してあります。各事業における期間・予算・総事業費が記入してあります。また、事業目的も記載してあります。

 大きくは5項目からなる施策に対し、①ふれあいのある「しくみ」づくり いたわりのある「生活」づくり ③心豊かな「人」づくり ④快適な「環境」づくり ⑤活気のある「産業」づくり とある。どれも魅力あるような施策に思える。

 そのなかの一例を紹介しましょう。④の快適な「環境」づくりの中に「安心して暮らせる環境づくり」と謳い、「防災対策の充実」として20項目ほどあります。

 その中の一事業名に「公共下水道(雨水)建設事業」があり、目的は「良好な雨水排水環境の整備を行い、家屋浸水被害の軽減を図る」とある。総事業費は19億9千万円で平成16~25年度が事業期間です。

 ちなみに平成21年度の計画では2億円に対し、3930万円の発注にとどまる。22年度は2億5千万円の計画に対し、1250万円の発注だった。快適な「環境」づくりの目的とは、どのようなことをするのでしょうか。

 また別の例を紹介すると①のふれあいのある「しくみ」づくり「政策研究に要する経費」があります。事業目的は「望ましい政策、施策の課題処理方針並びに施策の推進を行う」と理解しづらい訳の分からぬ事業目的です。

 事業目的がはっきりしていないからなのか、総事業費は平成16~25年度の10年間で約1千万円、22年度の計画規模は123万円と少ない。

 しかし、22年度の決算審査では「政策研究に要する経費」は400万円の支出があります。具体的には夕暮れコンサート、夢あこがれ、星空観察会etc。実施計画予算の3倍以上が費やされていました。

 このような計画や決算を見る限り、市長の好きなコンサートなどには金をかけ、多額の費用を要するライフラインは置き去りではなかったか。毎年のように発生する水害に、規定値以上の雨が降ったからが理由にならないと思います。

 水害が実施計画の上では、人災だと考えたくなる。

コメント (1)
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水害から脱却できるか

2011年09月24日 | 市政・市制・市勢

 台風15号が過ぎても台風一過らしからぬ天気が続き、昨日も晴れたがそれにも増して晴れた実感の今日一日です。(晴れると気分もスッキリ、楽天は連敗脱出!)

 昨日(9/23)は亘理名取共立衛生処理組合の議会が開催されました。2市2町の首長4人が一堂に会することは難しいし、各議会から選出された議員も議会開会中で時間の都合が合わないため休日の議会でした。

 議案の中身は津波で被災した山元町にある焼却施設の復旧契約に同意することです。当初は18億円程度かかるようでしたが、うち焼却炉本体は14億円で来年8月末まで復旧する見通しです。

 「津波の水害」と「台風の水害」では多少違うと思うが、毎年のように襲ってくる台風の水害から岩沼は脱却できるだろうか。結論を言いますと今のままでは毎年のように被害があり震災でさらに被害は拡大している。

 水害に対し抜本的な対策を実施しなければなりません。私の考える抜本的な対策は、昔宮城県が考えた赤井江から直接海に排水しようとした、新設の排水機場を建設することです。

 しかし、県がその案を行うとしても期間は10年余り要すると考えます。その間、どうすればよいかです。その期間は阿武隈川に直接排水する押分排水機場の利活用してはどうだろうか。

 既存の設備を活用することで費用も安く早く対応が出来、今後10年余りの被害を最小限に食止めることが出来ると考えます。これで万全とは言えないが焼却施設のような多額にはなりません。

 押分排水機場はポンプの口径が3mと巨大なため、五間堀川の水位がある程度高くならないと運転できないのはポンプが大きすぎるためです。それを解消するには小さなポンプを設置することが対策の一つです。

 五間堀川の水位を下げることは街中を走る支流(丸沼堀、内矢来堀、外矢来堀)の水位も下げることが出来る。小さなポンプでは約2mも運転水位が下がり、早期に運転でき排水作業が出来るのです。他にもありますが

 何もしないでまた水害があればそれは天災、人災?

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新図書館も浸水したよ

2011年09月22日 | 市政・市制・市勢

 平成6年(17年前)の大水害9.22は記憶に新しいでしょうか。熱帯低気圧が岩沼市など海岸沿いの市や町に多大な被害を与えました。岩沼は1日の総雨量が400ミリを超え街中洪水状態となりました。当時は押分排水機機場がまだありませんでした。

 会社の同僚と夜遅く車で帰宅途中に、岩沼駅構内の線路が水を被って見えなかったことを思い出す。駅のホームが川に浮かんでいるかのような不思議な光景は、今でも鮮明で水はしばらく引かなかった。

 昨日は台風15号の影響で夜8時頃から猛烈に降りだし、西部地区において道路冠水や床下浸水などが多く発生しました。また駅西側の市道(片側1車線、16m道路)で車が2台被害に遭っています。

 「国土交通省の五間堀川浸水情報システム」によると昨日の累計総雨量は329ミリとあります。そんなに多いかと気象庁の雨量を確認すると214.5ミリと違う。

 まるで放射能の測定値が測定箇所で違うようにかなり違うものですね。しかし、9~10時頃の時間最大(57ミリ)は一致しています。そのとき外にいたが小降りになる前に水がどんどん引いていくのを実感した。

 昨日の中央部では新しい図書館が浸水し一日使えなくなったと聴きます。東部地区でも広範囲にわたり洪水の影響があり通行止めや床下浸水があった。

 市民が望んでいることは震災被害が最小で安心して暮らせること。不安に思っていることは住宅が地震や津波、そして浸水などの天災被害に遭うことではないか。

 話しは17年前に戻るが、当時の前市長は浸水翌日、東京に向い激甚災害の指定をお願いしたと聴いています。その甲斐もあり岩沼市には押分排水機場が造られました。水が早く引くのはその影響ですかね!

 また、北中学校前の道路には2メートルくらいの排水管が埋設され雨水が直接五間堀に放流されています。9.22の水害以降、相の原地区や中央4丁目付近では、この地区が浸水しなくなりました。

 今の市長は13年間、排水対策をしたのだろうか。

コメント (4)
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