すとう功の周回遅れ

元駅伝選手の「いろんなことに走り続けます」

新斎場は来年5月末~

2017年11月24日 | 日記
 年4回開催される定例会(2月・6月・9月・12月)の前に、今年6回目となる『岩沼市議会議員全員協議会』が開催された。議題は新火葬場の名称、料金改正などについてです。市長から出された案であり、本日の決定事項ではありません。

 新たな名称は「岩沼市営火葬場」→「岩沼市斎場」になる予定です。岩沼市民のご遺体火葬料は無料ですが、市外の方の料金は従来の2倍になるとのことです。新斎場はペット火葬も出来る施設で、市民も有料で利用できる料金が提示されました。

 それによると重さは50㎏までで「収骨あり」と「収骨なし」が選択できるようになっている。なお、20㎏未満と20以上50㎏未満でも料金は違うが、市民が利用するときは最大で1万円になるようです。

 新斎場の説明には維持管理費の内訳がありました。6月議会を前に開催された旧公設跡地(箱もの事業)をする際に、維持費を聞いたら、答えなかった。(拙ブログ:5月22日参照) 答弁する部署が違うと、こんなに変わるものなのか。

 新斎場の管理は民間に業務委託するとのことですが、総額4,800万円になるとの報告がありました。ペットの火葬料は300万円を見込んでいるから、差引4500万円の収支になるようだ。

 維持管理費の内訳は1)業務委託 約2,400万円。 2)保守点検 約600万円。 3)光熱水費 約1,500万円。 4)燃料費 約300万円。となっていました。これ以外の項目はありません。

 現火葬場の維持管理費は震災前から600~900万円で推移しており、市役所からの常駐者もなく、経費は最小限だった。新斎場の規模は大きく新しい施設なので、電気代や大理石で覆われた清掃費などは高くなるし、最新設備の維持費は約3,500万円も多くなる予定だ。

 私は維持管理費に関する質疑で「新たに場長を選任するのか」と聞いた。答弁では「これから選定するが人事に関することなのでまだ決まっていない」とのことでした。市の退職者になる可能性もあるということです。

 50年ほど前に作られた古い火葬場の建て替えは、市民の大きな期待でもあります。周りが住宅街となってしまった施設の移転は、近隣者にとって熱い要望でした。市民の期待に応え多額の資金を投入し、税金で作られている施設である。

 新斎場は来年5月末に開所式、天下り先にならないことを期待したい。

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